嫌よ嫌よも好きのうち  
 
「うっ、ふあっ!!」  
 
 体をくねらせ、股間を抑えてるリナの口から、甘い声が漏れる。  
 ガクガクと震える体は羞恥で真っ赤に染まり、薄っすらと涙のたまった目を、オレの方に向けた。  
 
「もう、やだぁ・・・あん!」  
 
 一際大きな声を上げて、リナの体が強張る。  
 オレは手の中のスイッチの強度を、リナに見せつけるようにしてゆっくりと上げていく。  
 
「やっ!あっ! あぁん!!」  
 
 何度も言っているのに、なんて強情なんだろう。  
 ギュッと閉じられたリナの右足を掴んで持ち上げると、呆気なく股が開いた。  
 ぐちょぐちょの汁まみれになったリナのあそこが、ランプの光の下、浮かび上がる。  
 
「見ちゃ、いやぁ」  
 
 涙目になりながら、リナは子供みたいに首を振った。  
 
「だから、違うだろ」  
 
 言い聞かせながら、オレはリナのあそこに手を伸ばす。  
 そこには、休むことなく振動しながらリナの中を攻め続ける、所謂「大人のおもちゃ」がはまっていた。  
 機械的な動きをするそれを指で摘んで、オレはぐるりとリナの中で回転させる。  
 
「あぁぁぁ!!!!」  
 
 背中を弓なりに逸らし、強い快感にリナは達した。  
 ぐったりするリナの耳元で、オレは囁く。  
 
「いや、じゃないだろ。ちゃんと、本当のこと言わないと」  
 
 微かに、リナは首を横に振る。  
 しょうがないなぁ。  
 オレはローターの動きを最大にした。  
 いったばかりの癖に、リナはもうたまらなくなって、物欲しそうな顔で腰を振りだす。  
 
「ちゃんと『気持ちいい』って言うまで、止めないから」  
 
 宿の一室には当分の間、リナの喘ぎ声が響き渡った。  
 
 
おわる。  
 

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