スレイヤーズ  
 

「み…ミリーナ‥ほ、本当にいいのか?」  
俺の問い掛けに彼女は小さく頷いた。  
ふくうぅぅ!!生きてて良かったぁぁぁ!  
俺は大きくガッツポーズを…  
「やらないなら…寝るわ」  
さっさと戸口に向かって歩き出すミリーナを俺は必死に抱き止めた。  
「よ、夜はまだまだ長いんだからそんなに焦るなよ」  

そう囁いたミリーナの耳が心なしか赤くなっている。  
「可愛いな…」  
そう言って振り向かせると、強い瞳で睨まれた。  
ごめんなさい、言ってみたかっただけです。  
「…バカ…」  
小さく呟いたミリーナ、みるみる赤くなっていく。  
っ…くうぅぅぅ!!  
もう耐えられない!今日のミリーナはマジで可愛すぎる!!  
お互い酒の勢いでのポーカー。  
負けたら何でも言うことを聞く…とはいえ、まさかミリーナがOKするとは思わなかった。  

ちゅvV  

ちゅく…にゅち…  
軽いキス…もっと深く…深くまで…。  
「ん…はぁ…」  
息を継ぐ間に漏れるミリーナの吐息。夢にまで見たミリーナの顔がこんなに近くに…  
ッキンっと股間が疼く。  
まだだ…頑張れ、俺。そっとボタンを外して行き、全てを見る為に体から顔を離す。  
「…恥ずかしいわ…」  
「あ、ごめん!!」   
透き通るような肌に思わず見惚れていた…。もう一度強く抱き締めると、指をすべらせ胸の膨らみへと持っていく。  
そっと触れるように、円を描くように突起の周りを撫で、摘み取るように摘んでみたり…。  

「…っ〜〜」  
ミリーナはきつく瞳を閉じたまま。  
…感じてないのか?  
一抹の不安が俺をよぎる。それをかき消すように、俺は胸の突起を口に含み転がすようにしながら、右手をミリーナの茂みへと挿し入れた。  
「…っ…んんっ」  
微かに漏れた声。  
声を出さないように必死だったのか?  
「我慢しないで、もっと声聞かせろよ♪」  
意地悪くそう言った瞬間、ミリーナの手が俺の息子に触れた。  
「ぅ…あぁ…は…」  
やばい!気持ちいい!  
ミリーナの手に握られて、思わず声が漏れた。  
うあぁ、恥ずかしい!!  
ぷちゅ…ちゅ…ジュルクチュ…  
「ど…うしたの?ルーク、こ…え出していいのよ?」  
お互いの敏感な部分をお互いに刺激しながら声を出せと挑発する。ここで負けるか!!っと思ってはいるのだが…うわ〜ん!ミリーナ、上手すぎ!?どこで覚えた〜!?  
「うっ‥く‥イクッ」  
ビュ!ビュル!!ビュルル!!!  
ビクビクと脈打つ息子。  
ビクビクと怯える俺。  
うあぁ!?先にイったばかりか思いっきり顔に掛かってるうぅ!  
「み、ミリーナ!ごめっ…」  
咄嗟に謝る俺にミリーナは冷たい瞳を向け…ニヤリ…っと笑った。  

「早いわね…でも早いことが、必ずしも悪いこととは限らないわ…」  
自分の顔に着いている精液を手の甲で拭いながら、それを舐めるミリーナ。  
ちっとも慰めになってないって…。  
へこんだ俺の上にミリーナがのし掛かる。  
「またすぐ元気になるわ」  
怪訝な顔をしている俺に、ミリーナは小さく呟いた。  
「お…おぅ!当然だろう!!」  
実際、先程の精液を舐める仕草を見て、息子は既に半立ち状態。  
上に乗っかっているミリーナの腰を捕えると、半立ち状態のそれをあてがう。  

にゅ…にゅこ…にる…にゅる…。  
「んっ…ぅ…は…ぁ」  
腰を突き上げる度に硬度を増していく。  
ミリーナの中で大きく反り立つソレが熱い。  
「あぅ…は…んっ…あぁぅ…」  
腰の動きに合わせるようにミリーナの嬌声が漏れる。  
いつもならこの辺でイっちまうんだが…。  
態勢を変え、ミリーナの片足が肩に乗るようにする。  
「ひゃっ…あぁ!!だっめ!!そ…んな…突かないっ…でぇぇ!!ぁう!やぁぁん」  
ぐちゅぐちゅと腰を付け入れる度に激しく息子が締め付けられる。  
一際大きく締め付けられた瞬間、ミリーナの中に白濁の液を吐き出した。  

「すっごく良かった〜vVミリーナぁ」  
抱きつこうとした俺はあっさりと払い除けられた。  
「気持ち悪いこと言って無いで早く寝て」  
背中を向けて寝る体勢に入るミリーナの背筋にホクロを見付けた。  
…知らなかったな…。  
何だか嬉しくて、愛しくて…。  
俺は無言で、ミリーナをそっと抱き締めた。  
それに答えるように、腕に添えられた手が暖かい…。  

不器用なミリーナの精一杯の愛情表現か…。  
━終━  

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