「はぁ……」
「旦那、どうした?」
「いや、その、ゆうべ……リナに押し倒されてな……」
「!?」
「いつかオレが押し倒すつもりだったんだが……」
「……そうか」
「情けないよなぁ、オレ……」
「…………いや、実は俺もだな、この間アメリアに押し倒された」
「え、マジで?」
「ああ」
「「……はあぁぁ……情けないよなぁ……」」
「あれ?なんだか朝からご機嫌ですね〜リナさん」
「わかる?アメリア。実は昨日…ついに痺れを切らして実行に移しちゃったのよね〜」
「えっそれってこないだ話してたヤツですか?」
「もっちろん。」
「おめでとうございます〜☆実は私もあの話のあとスグ実行に移してみたんですよ♪ちょうどリナさんが出掛けちゃった夜に」
「ええっ!?アンタって意外と手が早…その…積極的、ねぇ…」
「正義と真実の愛の前に躊躇は必要ありませんから!」
「(アメリアの場合正義の前にはちょっと躊躇して欲しいんだけど…)」
「それで?どうでした?ガウリイさんは」
「えへへー?いや、それがさぁ………」
「えー!すごぉい、あ、でもゼルガディスさんも………」
「うっわー、やるわねアンタ達も!じゃあさぁ、次はもっと………」