「・・・んっ…ぁ・・・っ・・・はぁ・・・っ」
秘めやかな艶声が絶え間なく響くそこは、『数学準備室』の札が付けられた小部屋だった。
壁には棚が並び、授業で使われる小物や道具がぎっしり置かれている
窓際には机と黒いソファーが置かれ、この高校の数学教師ゼロスの居城として心地いいように改造されていた
そのソファーで、一組の男女が絡み合っていた
男に後ろから抱え込まれるように抱かれた少女は、与えられる刺激に必死に耐えるように身じろいでいた
男の手は制服の中へと忍び込み、やわやわと胸を揉む
「・・・ぁっ…んっ」
指で飾りを弄び、きゅっと摘まんで指の腹で擦る
「ぁあっっ…は…っ・・・」
「気持ち良いですか?リナさん」
少女の耳を舐め上げながらねっとりと囁いた
「ん・・・あっ・…いやっ・・・」
「いや?こんなに固くなってるのに?」
そうして胸の飾りを口に含んで舌でころころ転がせば、一際高い声が上がる
「ああっ・・・・」
右手をスカートの中に入れて、太ももを撫でる
「・・・っ・・・ん」
すべすべとした肌の感触をひとしきり楽しんだあと、ショーツの上から秘所を何度もなぞる
「・・・あ・・・んんっ・・・あ」
「こんなに濡らして・・・いやらしいですねリナさんは」
「そ・・・れは、せん…せっ…が・・・っ」
邪魔なショーツをずらして脚から抜き取ると、蜜があふれる泉に指を沈めた
くちゅくちゅと音を立てて抜き差しすれば、恥ずかしさからか、少女の頬が一層赤くなる
「あ…っ・・・んっ…ああ・・・っぁ・・・」
溢れた蜜で滑りがよくなったのを確認して、沈める指を2本に増やす
入り口に近い壁を何度も擦り、奥まで抜き差しすれば、内壁が誘うように蠢く
蜜を絡ませた親指で熟れた真珠をなで上げると、少女の身体が震えた
「…あ・・・そこはだめっ・・・ああ・・・っっ」
声に応えて何度も強く擦って刺激を与えると、
「あっ…ああああああああ・・・っっ!」
一際高い声を上げて、少女が達した
「・・・はぁ…はぁ・・・」
たっぷりと泉から溢れた蜜を指ですくい、
荒い息を繰り返す少女の口に含ませる
「・・・ん・・・っ」
「おいしいですか?リナさんの味ですよ」
ぴちゃぴちゃと音をたてて舐める少女を満足そうな顔で眺めると、口から指を抜き取り、
少女の身体を持ち上げて反転させ、自分と向かい合わせに座らせる
はちきれんばかりに膨れた猛りを取り出し、少女の秘所にあてがった
そのまま挿れると思いきや、焦らすように秘唇をなぞる
「・・・ん・・・あっ・・・・・・」
「欲しいですか?」
少女をなぶるように耳元で囁きながら、熟れた真珠に猛りを擦り付ける
「ああ・・・っ!・・っ…ん・・・」
達したばかりの敏感な身体はビクビクと震え、何かをこらえるように男の身体にしがみつく
「・・・ぁ…せん、せいっ・・・いじわるしな…いで・・・っ」
少女の懇願にくすりと笑うと、猛りを一気に泉へと沈めた
「ああっ!」
そのまま少女の腰をつかみ、揺さぶって、かき回す
「・・・ああ・・っ…んっ…はぁ・・・っ!」
少女は待ちに待ったモノの侵入に、高い声で喘ぐ
自重で奥まで当る猛りが、なんともいえない刺激を生み出し
内壁がしぼりとるように蠢いた
「・・・っ・・今日もまたいい締め付けですね」
「あっ…んっ・・・」
男はすぐにも出したくなるのを堪え、繋がったまま少女の身体をソファーへと押し倒して、
再び強く貫いた
「・・・ああっ」
少女の左脚を持ち上げて自分の肩へ乗せ、奥の奥まで差し込む
「・・・んんっ…あっ」
そのまま激しく腰を打ち付けると、淫らな水音と肉と肉が当る音が部屋に響く
「・・・ぁあっ・・・あ、んっ…はぁん…っ」
両手で少女の胸をもみしだき、腰のスピードを上げていく
「…ぁ…あっ…もう…っ・・・だめっ!」
少女の身体がぶるりと震えたのを見て、
猛りを一番奥まで挿し込み、大量の熱いモノを吐き出した
「・・・はぁ・・・はぁ」
お互い荒い息を繰り返し、しばし余韻を楽しんだあと
ずるりと猛りを引き抜く
「気持ちよかったですか?リナさん」
少女の身体を起こして、笑顔で問う男に
少女は顔を真っ赤にしてうつむくと、小さく頷いた
「また明日の放課後も来て下さいね。次はもっと強い快感を教えてあげますよ」
男はまるで勉強を教えるかのような口調で囁いた
少女はその囁きになにか危険なモノを感じつつも、男によって開かれたこの身体が強く疼くのを止められるわけもなく
また明日もここへ来てしまう自分を予感するのだった――
<了>