奥まで挿し込んで華奢な体を抱え込むと、ちょうどとりわけ感じるところに当たるようで、  
びくびくと体を震わせながら縋り付いてきた。  
「ぁぁぁぁっ……!」  
「ん……リナ、気持ちいいのか……?」  
「っぁ、ぁん!ふぁぁっ……」  
半開きになった唇からは、喘ぎが漏れるだけだ。  
代わりにただでさえ狭いナカが、一層オレのに絡み付いて吸い付いてきた。  
「リナっ……中に、出すからな」  
「ぅんっ、ぁ、っぁ、がぅ、りぃっ……!!」  
そうして容赦なく締め付け続けるリナに、とうとうオレも理性が飛ぶ。  
初めてのリナに手加減できずに打ち付けて……久しぶりに感じる解放感と、  
今まで感じたことの無い充足感に浸りながら、射精した。  
 
相性はいいほうだとは思っていた。  
こんなに長く一緒にいたのはたぶんリナだけだし、戦闘時に離れていても動きや考えが分かる  
相手なんてそういるもんじゃない。  
けれどまさか、こんなところまで相性抜群だとは思わなかった。  
「まぁ、これで分かったよな?」  
 
『あんたのこと、何て紹介したらいいの?』  
オレ達の関係を動かした、リナの問い。  
結局答えを聞かないまま気を失ってしまったその耳に、オレなりの答えを囁いた。  
「―――ってのはどうだ?」  
 
 
 
 
(終)  
 

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