「あっ。だめ・・・、ガウリイ・・・」
人っ子一人いないスレの片隅で二人は忍び会っていた。
「なんでだよ、誰もいないし、いいだろ、リナ?」
優しい癖に無遠慮な手が、リナの上着の中に忍び込む。
「駄目だってば、だ、だって、こんな所じゃあ」
誰か来るかも・・・、言い掛けたリナの言葉は首筋への口づけで、吐息となって溶けていった。
「あ・・・・・」
背中から回された手で乳房をやんわりとこねられ、息が上がり始める。
腿を探っていた手が、足の間の密かな部分を目指し、内股をゆっくり滑って来る。
ガウリイの上着の上腕を握り締め、リナはぶるりと震えた。
それは期待と快感、そして・・・。
「オレが欲しい?」
ガウリイの欲望に掠れた低い声に、リナは小さな声で頷いた。
「ほし…」
そんなわけで、ほしゅ。