「とゆーわけで、よろしくねゼル」
「ばっ、バカ言うな! そういうことはガウリイの旦那とでもしてろ!」
「ううん、あなたじゃなくちゃ……駄目なの」
「リ、リナ?」
「まずはあたしがファイヤーボールでゼルをしっかり温めるでしょ。
そしてそのゼルから出る熱で、あたしはヌクヌクあったまりつつモチを焼く。
あ、ミカン焼いても美味しいのよ?」
「俺をダルマストーブの代わりにするな!」