リナと賭けをした  
 
盗賊いぢめを阻止出来たらオレの勝ち。出し抜けたらリナの勝ち  
負けた方は一日相手の言うなりになること  
 
そして勝負はオレの勝ち  
というわけでオレは企みを実行すべく、リナの眠る部屋のドアを開けた  
 
「リナ」  
「……ん〜?」  
まだ半分夢の中らしいリナの身体を抱き起こすと後ろ抱きにしてベッドに座る  
「おはようリナ」  
「ん〜〜。まだねむいー」  
「眠いなら寝てていいぞー」  
「うにゅー」  
まだ寝惚け中のリナは暖かさを求めてか、オレの胸にすり寄ってくる。猫みたいだなー  
横抱きになったリナの腰を浮かせてパジャマの下を下着ごと脱がせる  
まだ起きる気配はない。  
露になった秘所へと手を滑らせて準備を開始する  
「ん……ん、は…ぁ」  
いつものようにまさぐっていると、リナが小さく啼き始める  
「ん……な、に?ちょっとガウリイ何やってんのよ朝っぱらから!やっ、あぁんや、ぁ」  
やっと目を覚ましたリナが暴れ出すが、力の差もありたいした抵抗にはならない  
細い腰を捕まえてくちゅくちゅといいだした所を攻める  
「今日一日はオレの言う事何でも聞くんだろ?」  
「うっ…そういえば。ちっ、くらげの癖に覚えているとわっ」  
「聞こえてるぞ〜。お前さては踏み倒す気だったな?」  
「ぐっ、そ、そんなことないわよっ!」  
否定しても目を合わせない時点でバレバレなのになー  
リナって意外とわかりやすいんだよなー。そこがかわいくて更にいじめたくなるんだが  
 
そろそろ用意も整ったようなので傍らに置いていた袋からオレはある物を取り出すと、リナの目の前に翳してみせた  
「リナ、これ何だかわかるか?」  
リナはキョトンとした表情でそれをマジマジと見つめるが、わからないらしい  
「じゃあ実践な」  
大きさはオレの指より二回り程太く、長さはやや長いくらいの棒状のそれをリナの濡れた所に射し込んだ  
「ひゃあっ!やぁっ、何なのよそれっ!やだっ、取ってってばっ!ガウリイ!」  
「大丈夫だって。害はないから」  
涙目で暴れるリナを宥めて言ってやると潤んだ目が見上げてくる  
「植物の一種らしいけどな。わりと昔からその手の店で売られてるもんだぞ」  
「ふーーん。その手の店ねえ……」  
「オ。オレは今まで使った事なんてないぞ!リナに使ったらどーなるかなー?と思っただけで」  
ジト目で睨まれてしまい、思わずいらぬ弁解をしてしまう  
まあ、かつて本格的な物はは拷問や調教にも使われたらしいが、そこは伏せておく  
「えーと、ここをこうしてだな」  
説明書の通りに棒から伸びる根のようなものを割れ目に沿わせて剥いた肉芽に這わせると吸い付くように絡み付いた。瞬間リナの身体がビクンと震え、オレの胸元をぎゅっと掴んだ  
 
「オレがいいっていうまでこれ着けたままな」  
「ええっ!?嫌よこんなのっ!」  
「大丈夫だって。服着れば外からはわからないし」  
そう言って下着を履かせてやると不服そうながら『約束』の手前、強気には出られないようだ  
涙目で睨んでは来るが迫力はない。むしろそそる  
「じゃあ飯食いに行こうぜ。腹減ったろ?」  
「……うー。わかったわよ」  
しぶしぶといった感じでいつもの服に着替えるリナを見ながら、これからどういぢめてやろうかとオレは考えを巡らせていた  
 
 
今日の朝食はオレ逹にしてはかなりおとなしいものだった  
オレが何度もリナの皿から掠め取っても、気付いてない様子だった  
さっき着けてやったアレが気になるのだろう  
うーん。ちょっとつまらん。朝メシの後にするべきだったか  
「なあ、リナ」  
「……なによ?」  
あー、かなり怒ってるな。  
恐ろしいので明日の自分の身はあえて今は考えない事にして、この後街を見て回ろうと持ちかけた  
リナは一瞬嫌そうな顔をしてから、悔しそうに唇を噛んで俯き、少し考えてからきっ!と顔を上げてこう言った  
「いいわよ。行ってやろうじゃないの!」  
負けず嫌いなリナらしく、口調は強気なのに、こっちをまっすぐ見つめる瞳は悔しそうに潤んでるのがかなりかわいい  
これ本人は気付いてないんだろーなー  
まあ、そこは気付かないフリをしてリナを促し、オレ逹は街へと繰り出した  
 
朝の忙しない表通りを離れ、人気のない裏通りへとリナを誘い、ポケットに入れていた物を操作する  
「あっ!?や、あ、んっ……」  
リナの身体がビクンと震えた  
思わず漏れ出た声を抑え込んで近くの壁に背をもたれて目を瞑り何かを堪えている  
「な、何なの?こ、れ」  
息を乱しながら聞いてくるリナにポケットの中の物を見せて答えてやる  
「さっき挿れたやつな、これで操作出来るんだ  
細かく振動したり、くねくね動いたり」  
「なっ…何よそれええ!」  
「何って大人のオモチャ?」  
「そうじゃなくてっ!やっ、ぁ、早く止めてよ、んぁ、なんか、ヘン……は、ぁ」  
リナの息が上がり、またきゅっと目を瞑ると、オレの服にしがみついてきた  
「これな、最初振動させる時に媚薬効果のある樹液を放出するんだ」  
「なによそれええええ!?」  
「だから大人のオモ」  
「だーーかーーらーー!」  
「あんまり騒ぐと誰か来ちまうぞ?」  
「うっ……」  
「こんなカオのリナ誰かに見せたくないもんなー」  
紅潮した頬に手をやり言うと  
「だったらこんなトコでこんな事しないでよっ!やっ!ああっ!」  
「これが『くねくねモード』な。どんな感じだ?リナ」  
「や、あ、こんな、ん、う……」  
もう自分では立っていられないらしいリナの腰を引き寄せるとオレの胸に額を押し付けてくる  
必死に刺激に耐えている様子のリナを仰向かせ、唇を塞いだ  
 
「んっ、ふ、ぅ、んぅん」  
深く重なった唇からくぐもった喘ぎが漏れる  
リナの舌が何かを求めるようにオレの舌にすがってくる  
それに応えてお互いを絡ませ合い、口内を犯していき、リナが達しそうな様子を見てポケットの中のスイッチを切った  
「はぁ、はぁ、な、んで?」  
泣きそうな顔で訴えてくるリナ  
「ん?どうした?」  
とぼけてやると、悔しそうに唇を噛んで目を逸らしてしまった  
「……なんでもないわよ」  
素直じゃないなあ。まあそこがいいんだが。いぢめ甲斐もあるしな  
 
裏通りを抜け、今度は市の賑わう通りへ  
リナはオレに半ば支えられながら俯きがちに歩いていた  
オレの背中に回された手は服をぎゅっと掴んでいる  
「リナ、大丈夫か?」  
「大丈夫かじゃないわよ、誰のせいよ誰の!ひゃうっ!」  
まだ大丈夫そうなので再びスイッチを入れてやる  
一応雑踏の中なので微弱で  
必死に声を堪えて睨みつつ、しがみついてくる姿がかなりヤバい  
オレが先に白旗上げちまいそうだ  
 
一人ではマトモに歩けそうもないリナを片手で抱き上げると、雑踏を離れて街外れの森へと向かった  
 
木々に囲まれ、少し開けた草地の上にリナを降ろしてやろうとすると、より一層しがみついてくる  
「リナ?」  
「や、ぁ…」  
市場からここへ来るまでの間、媚薬と弱い振動に悩まされたせいか、かなり限界のようだ。そろそろか?  
「どうして欲しいんだ?リナ」  
「っは…ぁ」  
耳元で囁いてやると小さく身体を震わせて吐息を漏らす  
「どうして欲しい?」  
もう一度問うと今度は答えが返ってきた  
「おねがい……」  
「ん?」  
「お願い、足りないの」  
「何が足りないんだ?」  
「欲しい、の」  
「何が欲しいんだ?」  
もう泣きそうになっているリナがちょっと可哀想になるが、ぐっと堪えて問い返すと、リナは片手をそろそろとオレの股間へと滑らせた  
「……ガウリイのこれが欲しいの、お願い」  
リナの大きな瞳から涙が一筋零れた  
ちょっといじめ過ぎたかな  
涙を唇で拭ってやり、草の上へ押し倒した  
 
下半身だけ一気に脱がし、挿れていた物を引き抜く  
肉芽に絡んだ部分はそのままで微弱な振動を送り込んでいる  
「あああああっ!」  
どろどろに蕩けている中にオレを突き挿れると、それだけで達したらしく、リナは大きく仰け反りがくがくと身を震わせた  
 
キツい締め付けの後、くたりと草の上に沈んだリナを休ませる間もなく、オレは激しく動き始めた  
「あっ!ダ、メ、あた、しあぁっ!やっ、またイッちゃ……」  
リナの細い腰を掴むオレの手を握りしめ、リナが喘ぐ  
「リナ、腰の動き、すげーやらしいぞ」  
「やぁ、言わない、で。んっ、勝手に、動いちゃう、のっ、ダ、メ、あ、ん、気持ち、良過ぎ、て」  
「そんなに、いいのか?」  
「んっ、んっ、いい、の。がうり、いい、あっ、がうり、また、きちゃ、う、がうりぃ、っ!!!」  
 
今度は声も無く背を反らしリナは達した  
 
何度も締め付けてねだるソコにオレは腰を押し付け、その奥に全てぶちまけた  
 
おわり  
 

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