スレイヤーズ  

ガウリイは最近不機嫌だった。  
この街の魔導師協会に知り合いがいるとかで、特別に閲覧禁止室に入れてもらえるのだといって毎日協会に行っては夕方まで帰ってこないリナのせいだ。。  
それだけでなく、夜の恋人同士の時間までリナは借りてきた本を読んでいるので随分ご無沙汰だ。(泣)  
今夜もガウリイはディグボルトをくらいリナの部屋から追い出されてしまった。  
「りなぁ」  
なんとも情けない声が響く。  

朝のお食事バトルが終わるとリナはさっそく席を立った。  
「リナ、今日も行くのか?」  
「うん。じゃね、行ってきます」  
「リナ」  
ガウリイはあっさりと自分を置いて出かけようとするリナの腕を掴んだ。  
「なあによ。」  
リナが少し不機嫌そうな声を出す。  
「なあ、リナ。俺も行っちゃだめか?」  
少し上目ずかいにリナを見て懇願する。  

なんとも情けない構図だが、この男がやるとしっくりきてしまう。  
「っ、だってあんた寝ちゃうじゃない。だめよ。」  
捨て犬のような目で見つめられリナは少したじろぐがはっきりと断る。  
「だってリナ最近俺のこと全然構ってくれてないぞ。」  
拗ねたようにいってからガウリイはリナの顔をじっと見つめる。  
リナのかおがほんのりと赤くなっていく。  
(かわいいなぁ、これぐらいで赤くなっちゃって)  
ともすればにやけてしまいそうな顔を必死に止めてガウリイはリナの返答を待つ。  
「しょ、しょーがないでしょ。子供みたいなこと言わないの!」  
(ちくしょう、やっぱりだめか!)  
「じゃ、あたし行くからね」  
「あ、リナ!」  
リナは逃げるように行ってしまった。  
あとには情けない顔をしたガウリイが残された。  

 

(ああ、もう今日で5日もリナの肌に触れていない。  
 押し倒した時のあのリナの恥ずかしそうな顔も、俺の腕の中で喘ぐ声も、白くて柔らかな肌の感触も、イクときの表情も、俺の腕枕で寝る安らかな吐息も、・・・・・)  
ガウリイは街の中を足早に歩いていく。  
(もうだめだ)  
目指すは魔導師協会。  

とりあえず侵入を果たし、リナの気配を探る。  
(いた!  
 こっちだ。  
 待ってろよリナ!!)  
妖しげな光りを瞳にたたえてガウリイは協会職員の目を掻い潜ってその部屋に滑り込んだ。  
本のかび臭い匂いの充満するその部屋に、リナはいた。どうやら他に人はいないようである。  
真剣な顔でページをめくっている。  
しばし、ガウリイはそのリナの横顔に見惚れていた。  
(・・・・・しかし、リナのやつ。俺以外の奴(本)をあんなにみつめるなんてええぇぇぇ!  
 くうう、くやしいいぞ!!)  
心の中で的外れな嫉妬に燃えるガウリイには気付かずにリナは本を読み進める。  
リナが本を数冊抱えて本棚へと近づく。  
ガウリイはその後姿を気配を殺して追う。  
リナは本を棚に戻していくところだった。  
と、高いところに本を戻そうとしていたリナがよろけた。  

「ひゃああっ――ガウリイ!?」  
後ろから抱きとめたガウリイにそのまま抱きしめられてリナは顔を真っ赤にさせた。  
「リナ」  
耳元で息を吹きかけるように囁くとピクンと身体を震わせる。  
それを隠すように顔を背けながらリナは疑問を口にする。  
「な、なんで?」  
「ん、リナが最近あんまり俺のことをほっておくから。」  
ガウリイはにっこりと笑顔を浮かべる。  
「リナを襲いに来た。」  
「・・・・・・・は?」  
ガウリイはリナの首筋に顔を埋めた。  
リナの甘い匂いを吸い込むと首筋を舌でたどる。  
「ええ?ガウリイ!?」  
リナは慌てて胸元をはだけていくガウリイの手を止めようと暴れ出す。  
「や、やめ、・・・あん」  
リナが胸元と首筋に気をとられている間にガウリイの右手が素早くリナのズボンの下に潜り込む。  
「あ、だめぇ」  
敏感な場所を撫でられてリナのからだから力が抜けていく。  
リナの体のことなら、リナ本人よりもよく知っているガウリイには容易いこと。  
「あ、ガウリイっ!」  
ズボンにシミが広がっていく。  

「ガウリイ!こんなとこで」  
「だってリナが我慢させるから。」  
小さい肉芽を擦りつける様に愛撫すると、リナの体がピクンと震えた。  
「っ、」  
「リナ、声出さないのか?」  
「っは、んなとこで、出せるわけないでしょお」  
リナは目を潤ませながらも必死にこらえている。  
「は、なしなさいよお」  
「やだ。」  
構わずガウリイはリナを愛撫した。  
「っはあ、・・・っ」  
「リナ、いつもよりも感じてる?すごい濡れてるぞ?」  
リナは答えずに顔を背けた。  
ガウリイは後ろから左手でリナの胸を揉みながら、リナの膣に入れた指を増やしていった。  
リナは体を時折震わすが、声を漏らさなかった。  
恥ずかしがり屋なリナだ。人に聞かれるかもしれないこんな所ではそうだろう。  
(でも、鳴かないとなると――鳴かせたくなるよな)  
ガウリイはリナの肉芽を摘み引っ張った。  
「きゃあっ、」  
リナはたまらず悲鳴を上げる。  
「ふああ、はあん」  
一度声を上げると後はもうこらえることはできない。  
すると、リナは今度は自分のマントの裾を噛んだ。  
「――――」  
どうあっても声を出したくないらしい。  
ガウリイはリナの声が聞きたかったが、そのままリナの中をかき回した。  
ぐちゅぐちゅといやらしい音が静かな室内に響く。  
リナの体がビクンと大きく震えると、そのまま崩れ落ちそうになった。  
軽く達したらしかった。  

ガウリイはぐったりとしたリナの体を抱えると、先ほどリナが本を読んでいた机にうつぶせに寝かせた。  
机から落ちている脚の膝のあたりまでズボンと下着を下ろすと太ももに舌を這わせて垂れてくる愛液を舐めとる。  
滴る愛液をたどって、花唇を弄る。  
ガウリイはリナの敏感な所を執拗なまでに責める。  
すると手で撫で上げていたリナの白い足ががくがくと震え、マントを咥えたままのリナの口からくぐもった声が聞こえる。  
リナがイキそうになっているのを感じ、少し責める手を休める。  
ガウリイは感度の薄い部分を手で撫でながら、リナを巧みに焦らす。  
どれくらい続けただろうか?  
いつもよりもリナは我慢した。  
でも、ついに快楽に流されガウリイに屈服した。  
「がうり、おねがい・・・あたし、もう」  
咥えていたマントを外し、リナが首をひねって哀願する。  
その瞳は熱に浮かされて潤んでいる。  
そんなリナに翻弄していたはずのガウリイは我慢ができなくなる。  
リナの白い首筋に唇を落としてガウリイはリナに痛いほどに反り返ったそれを挿入する。  
「あ、ああっ・・・」  
リナは体を反らせて歓喜の声を上げる。  
ガウリイはぎりぎりまで引き抜くと挿入を繰り返す。  
打ち付けるたびに肌のぶつかる音と水音がする。  

リナは必死に机に縋って悶えている。  
リナと机の間に手を差し込んで、その小ぶりな胸を味わう。  
「ああん、がうりっ、っはあん  
 あ、ああああぁ」  
と、突然リナの中が収縮した。いつもよりも早いがいってしまったらしい。  
「まだだ、リナ。」  
ガウリイは構わずリナを突き続けた。  
「は、ああ、や、まだ」  
リナはガウリイを振り返り訴えるがガウリイはより激しく貫く。  
「そんな色っぽい瞳で見られると逆効果だぞ」  
「ぅあ、あぁっん」  
再び押し上げられ、リナがイキそうになった所でガウリイの動きが止まった。  
不満そうに見つめてくるリナにガウリイは小声で呟く。  
「誰かくる」  
「えっ!?」  
その言葉にここがどこなのか思い出し、リナは赤らむと同時に青くなる。  
「ちょ、ちょっと、こんなとこ見られたらっ」  
「しっ!」  
焦るリナの中からいったん引き抜き、ガウリイはリナを抱えて本棚の裏に隠れる。  
確かにリナにも気配と足音が感じられる。  
「っ、何して!?」  
ガウリイに再び押し入られて、リナは小声で叫びをあげる。  
本棚に押し付けられるようにして背中を預けたまま、リナは声を押し殺す。  
そこに、扉が開く音がし人が入ってくる。  

近づく足音にリナは気が気でない。  
ガウリイはそんなリナの中をぐりぐりとかき回す。  
「っ、――」  
必死に声を喉の奥でかみ殺すリナ。  
コツコツと足音はこちらの本棚に近づいてくる。  
ガウリイはリナを抱えたまま、更に奥の本棚に隠れる。  
その際に中が擦れてリナは眉をしかめて涙を浮かべる。  
足音はある棚の前で止まる。  
するとガウリイも止まり、様子を窺う。  
リナは耳をすませてこちらへこないようにと念じる。  
「っ!!」  
突然にガウリイに繋ぎ目を弄られてリナは声を漏らしそうになる。  
指先で押しつぶすように敏感な豆を愛撫される。  
涙を流しながら、リナはガウリイの顔を見て首を振る。  
ガウリイは薄く笑うとゆっくりと挿入を繰り返す。  
狂いそうな快感に流されそうになったリナの耳に足音が響く。  
出口へと遠ざかっていく。  
(早く出て行って!)  
心の中に懇願を繰り返す。  
「―――っ、あ、ああああっ」  
足音が出て行き、遠ざかるとリナは声を上げてもどかしく自ら腰を振る。  
「っは、リナっ」  
「あっ、がうりぃっ!あんっああっ」  
滴る愛液が足元に水溜りを作る。  
「はぁん、あ、ガウリイ、イかせてぇっ」  
「っく、あ、リナ、リナ」  
「ひぁああああっ!!」  
身体を大きく仰け反らせて、リナは意識を白く灼かれた。  

「あ、がうり?」  
リナがぼんやりと目を開いて身を起こした。  
部屋の中をきょろきょろと見回す。  
「大丈夫か?」  
「ここ、宿?  
 あたし・・・」  
「リナが気失っちまったから俺が運んできたんだよ。」  
思い出したのかリナの顔がみるみるうちに真っ赤に染まっていく。  
耳まで赤く染まって、ガウリイを睨みつけてくる。  
「ガウリイ、あ、あんなとこで!!」  
「でも、リナが強請っただろ?  
 あんなに乱れといて。いつもよりも締め付けよかったし、すっげー濡れてたし」  
「―――!!」  
意地悪くそう言ってやるとリナは更に赤くなる。  
「リナがいけないんだろ?  
 俺、寂しかったんだぞ。」  
するとリナは少しは悪いと思っていたのか、視線をそらしてうつむくと布団を握り締めた。  
「・・・・・・だからって、」  
小さな声でなおも文句を言おうとする唇をガウリイは強引に塞ぐ。  
「ん、・・・んふ・・」  
「・・・まあいいさ。これからその分付き合ってもらうから。」  
「え?ちょ、ちょっと!!  
 あ、あん、や」  

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