「がーうーりー」
「うぉっ!
何だリナ!?酒臭いぞ!!」
突然部屋にやってきてしがみついてきたリナにガウリイは眉をしかめた。
それとは対照的に、リナはガウリイの胸元に顔をうめて機嫌良さそうに笑っている。
「ね、がうりい」
「なんだ?」
「しよ」
その一言にガウリイは固まった。
あの恥ずかしがり屋のリナがこんな大胆に誘ってくるなんて、ガウリイには妄想はできても想像できないことだった。
「ね?だめ?」
かわいらしく聞いてくるリナにガウリイはごくりと喉を鳴らす。
「ち、ちなみに何をだ?」
今すぐリナをすぐ傍のベッドに押し倒したい気持ちを押さえて、ガウリイは確認する。これまでリナに散々期待を裏切られ生殺しを味わってきたガウリイは慎重になっていた。
「何って、・・・
えっちなこと」
少し恥らうように赤くなって上目遣いに見つめてくるリナ。
「ガウリイ?だめ?
何でもしてあげるよ?ほら、ガウリイ口でして欲しいって言ってたじゃん」
固まってしまったガウリイにリナは更に続ける。
「ね。だめ?」
ガウリイは思わずリナの口元に視線が口付けになる。赤い唇が妙に色気を持ってガウリイを誘っているように見える。
「・・・だ、だめなわけないだろ」
ようやく搾り出した声はかすれていた。
ガウリイの足元に蹲ったリナがそっと手を伸ばす。
ちゅ ぴちゃ
「ん、ふ・・んぅ、・」
リナの舌がいやらしい音を立ててガウリイのそれを嘗め回す。
ガウリイはリナが自分の物をしゃぶっているという事実だけでいってしまいそうだった。
「・・っは」
思わず漏れた吐息に、リナはガウリイのものを咥えたまま上目遣いにガウリイを見る。
「ガウリイ、かわいい」
快感に眉をしかめたガウリイにリナは妖艶な笑みを浮かべてより大胆にガウリイを責める。
リナはいつからか、もじもじと自分の太ももを擦り合わせだしていた。
ガウリイのものを放すと、リナは上半身を起こしてガウリイをねだるように見つめる。
「ね、ガウリイ、あたし我慢できない」
「ああ、」
ガウリイはリナを押し倒すとその脚に手を滑らせる。するとリナは自分から開いてガウリイを誘う。
「リナ、すごいことになってる。
まだ触ってないのにな」
「やだ・・・」
「これならもう大丈夫そうだな」
ガウリイが確かめるように溢れる蜜を指ですくうと、リナがびくりと身体を震わせる。
「あっ、ガウリイ、はやくぅ」
もどかしげに身を捩るリナにガウリイは一気に奥まで突きたてる。
「ああっ」
リナが背を反らせて、ガウリイのものを離すまいとするように締め付ける。
「ガウリイッ」
「リナ、中もすごいな。
ぐちゃぐちゃだ」
ずっ、ぬぶ
卑猥な音を響かせて、ガウリイはぎりぎりまで抜くとまた突き立てる。
「ああ、いいっ・・・ガウリイ、ガウリイ」
自らも腰を振りながら、リナはガウリイの首筋にしがみつき、貪るように唇を重ねる。
激しく舌を絡ませながらガウリイの手がリナのつんと尖った乳首を弄ると、リナは喉の奥でくぐもった声を上げる。
「っは、あ、ふああ」
「リナ」
中をかき回すように動かすと、リナは爪を立てる。ガウリイにはその痛みすらも快感に変わる。
「リナ、いつもより・・っく、すごいぞ」
「はあ、ガウリイも、・・あんっ・・・激しいよっ」
「そりゃ、リナが・・こんなに、積極的だからなっ」
ガウリイはつなぎ目に手を伸ばし、ぷっくりと膨らんだ豆を転がす。悲鳴のような声を上げるリナに笑みを深くすると、さらにぐりぐりと押しつぶすように刺激する。
「あ、あ、ガウリイ、いっちゃう」
より一層締め付けて、リナが切ない声で訴える。
ガウリイはリナの脚を片方持ち上げると捻るようにしてリナの奥までを激しく貪る。それにあわせてリナの声は高くなっていく。
「ひ、あ、あ、がうっ、がうりいっ」
「リナっ、っく」
「ああっ、いっちゃうぅっ」
脚を引きつらせて身体を跳ねさせたリナは喰いちぎるようにガウリイを締め付けて痙攣する。
「うっ」
「は、あ、あ」
中で脈打つガウリイのものに微かに反応しながら、リナは全てを飲み込んでいった。
「っリナ!?」
「もう一回、ダメ?」
ガウリイの下半身に手を伸ばしリナが甘えるように聞く。そうしてガウリイの胸に唇を落とし、汗の浮かぶ肌を愛撫する。
「いいよ、おいで」
リナを自分の上に誘うと、嬉しそうにガウリイをまたぐ。そしてゆっくりと腰を下ろしてガウリイをのみこんでいく。
「あ、ああん」
ゆっくりと動き出したリナを下からガウリイが突き上げる。
「きゃうっ、ひあ、・・あ、ふあぁ」
やがて、果てたリナはぐったりとガウリイの胸の上に倒れると、荒い息を整える。
そんなリナの頭を撫でながら、ガウリイはこれから毎晩リナにお酒を飲ませようと考えながら、再び動き出す。
いったばかりのリナはすぐさま快感の波に飲まれていった。