スレイヤーズ  

リナは混沌とする意識の中で記憶の断片をたどっていた。  
・・・なんであたし こんな所にいるんだっけ・・・  
そこは普通の宿屋の一室  
今日はいつもの通り盗賊イジメをして金品を強奪した後  
あきれるガウリィ・ゼル・アメリアと共に近くの町で  
夕食をとっていたらゼロスが来て、進められる酒を皆でのんで・・・?  
その後の記憶がまったく無い。  
「やっと起きましたかリナさん」  
「!!」  
とっさに飛び起きようとしたが手足が動かない事に気づく。  
薄暗い室内。声の主が一歩一歩近づいてきた。  
「!っゼロス!!なんなの!? あんたがヤッたの!?  
解きなさいよ!!」  
リナはかろうじて動く首を持ち上げてゼロスに怒鳴りつけた。  
「怒らないでくださいよ〜リナさん。」  
リナが怒るのは無理も無い。  
リナは鉄製のパイプベットの四方の脚にロープで両手足をキッチリつながれている。  
体は大の字に大きく広げられ装備していたマントや服・剣などは脱がされ  
がろうじて秘部を隠している下着姿にされているのだ  

「ですから怒らないでくださいよ。」  
ゼロスは細い目を開けて薄ら笑いを浮かべてる。  
瞳に不気味な光を称えながら胸元にしまってあった小さなビンを取り出すと  
リナの目の前にかかげた。  
「リナさん、これ何だかわかります?」  
中には白く濁りドロドロした液体が入っていた。  
「何だか解るわけないでしょ!こんなことして絶対ただじゃすまさないから!  
早く解きなさいよ!」  
リナは今にも噛み付かんばかりの勢いでまくし立てた。  
「そうやって暴れられるのが嫌だから縛ったんですよリナさん」  
そう言うとゼロスは小ビンの蓋を開けた。  
「最近世の中が平和になりまして僕たち魔族はお腹をすかせてるんですよ」  
憤慨しているリナを横目で見ながらゼロスは淡々と語りだした。  
「魔族の糧は欲望、つまり不の感情です。色欲もその一つなんですよリナさん  
リナの色欲はとても美味そうですしね。この中身は秘薬、つまりは淫乱剤ですね」  
そう言うと小ビンの中身を口に含みリナににじりよってくる  
「や・・やめて!近寄らないで!・・・ふうぅぅぅ!!」  
ゼロスはリナにキスをし、口移しで薬を流しこもうとする。  
口を硬く閉ざし流入を防ごうとリナは奮闘するが容赦なくゼロスの舌が  
口を割って入ってくる、それと同時に薬もリナの口の中に流れこんでくる。  

執拗に口の中を犯され、ついにリナは耐え切れなくなり  
薬のを飲み込んでしまう。ゼロスは舌で薬が残ってないのを確認し  
ゆっくり口を離した  
「いい子ですね、リナさん。すぐに気持ちよくなりますよ。」  
たしかに飲み込んで間もないというのに体が熱く火照り  
乳首が立ち始め、股間はまるで自分の物ではないように熱く熱を帯び始めている。  
「お手伝いしてくださる方がお待ち兼ねですよ。」  
ゼロスはドアを開けた。  
「ガ・・ガウリィ!ゼルまで!・・・なんで?助けてよ・・」  
弱々しいリナの声は二人に届いていないようだ。  
眼にはゼロスと同様あやしい光をたたえ、静かに室内に入ってきた。  
「僕は傍観してますので、三人で楽しんでください。僕のお腹を満たしてくださいね。  
そうそう、お二人はリナさんに飲ませた薬と同様の物を飲んでもらってますので  
理性なんて残ってないですよ。」  
冷たく言い放ちながらゼロスはリナを拘束していたロープを解いていく。  
しかしリナは薬のせいで抵抗する余力も余裕もなくなっていた。  

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