「あっ! んっやぁ はあぁぁん!」  
 暗い部屋の中、リナの声が響き渡る。  
「やっ! やぁぁ も、やめてぇぇ! あぁっん」  
 大きな赤い瞳に涙を浮かべて懇願するが、その願いが受け入れられることはない。  
「リナ、まだ、これからだぞ」  
 ガウリイはリナの体に愛撫を続けながら意地悪そうに言う。  
「!!や、だめぇ!」  
 リナの白い足が広げられ、その間にガウリイが唇を寄せる。  
 
ちゅううぅぅ、じゅる、ぺちゃぺちゃ、  
 
「あぁぁ ひゃうう!」  
 わざと音を立ててガウリイがそこを貪る。  
「はぁぁん うあぁ あっ あっ ん!」  
 リナは体をのけぞらせガウリイの舌の動きに合わせて声をあげる。  
 そんなリナを満足そうに見上げたガウリイはリナの肉芽に歯を立てた。  
「!! いたぁぁい や、 やめてぇえ!」  
 リナは目を見開き、悲鳴をあげる。ガウリイから逃れようと身をよじるが、力で叶うはずもなく掴ま 
れた足が離されることはない。  
「リナ、悪い子にはお仕置きだって言っただろ。」  
 ガウリイはさらにリナの秘唇にも歯を立てる。  
「いやぁ、いたぁあっぁい やだぁ! ゆるしてぇ!」  
「だめだ、お前が悪いんだぞ。」  
 ガウリイの低い声にリナは震え上がる。  
 ガウリイの手が、リナの小ぶりな胸に伸び、その頂きを摘み引っ張る。  
「―――!やぁぁ! んっ!」  
 
 リナの悲鳴をガウリイは唇で塞ぐと、その口内を味わう。その間にもガウリイの手はリナの体を這い 
まわり、快楽と苦痛を与え続ける。  
「んんっ っはぁ ん 」  
 酸素を求めてあえぐリナの唇をガウリイは執拗に塞ぐ。  
「―――っはあ はあ あぁん っつ 」  
「りな。」  
「ああぁぁぁ」  
 
 ずぶずぶ  
 
 リナの中にガウリイが入ってくる。奥まで入ると出口まで引き抜かれ、再び突き立てられる。  
 
ず、ずっ、ずぶ、ずずっ、ずぶぶ、  
 
「あ、 あ、 ああん っはあん」  
ガウリイの動きに合わせてリナがのどをそらせて嬌声を上げる。汗ばんだ肌はピンク色に染まっている。  
「あぁ、 あん あん あっがうりいぃ」  
 リナの声が一際大きくなる。  
「ああん、 はん、 あっ あっ」  
 リナは与えられる快楽に酔い、上り詰めていく。  
 しかし、ガウリイの動きがぴたりと止まる。  
「が、がうり?」  
 イキそうだったところを急にやめられ、リナは戸惑い自分に覆い被さっている男を見上げる。  
 しかし、ガウリイは意地悪な顔でリナを見つめ返し、リナの中から自身を引き抜いた。  
「っあ!  がうりい」  
「どうした? 止めて欲しかったんだろ?」  
「そ、な」  
 火照った体を持て余し、リナはガウリイを見つめる。  
「が、がうりい。 お願い、して。」  
「そーか? なら。」  
 恥ずかしそうにおねだりをするリナにガウリイは人の悪い笑みを浮かべ、  
「遠慮なく。」  
 リナの足を精一杯に広げ、持ち上げる。そして、腰を沈めていく。  
 
「ひあああぁぁ!!!やっ ちがっ!」  
 ガウリイはリナのアナルに挿入していく。  
「やだぁっ!ぬいてぇ! 」  
「してって言ったじゃないか。」  
「やっ ちが、うぅ」  
 ガウリイは構わず腰を進めていく。  
「っく、少しきついな。」  
 そう言うとガウリイは腰をゆすりだす。  
「ひあぁ! やぁっ 」  
 ガウリイが打ち付けるたびにリナののどから悲鳴が上がり、涙が零れ落ちる。  
「やだぁぁ がう、 やめてえ」  
「やめてやんない。」  
 ガウリイはリナの哀願をあっさりきっぱり切って捨てるとさらに激しくうちつける。  
「ひっ あああ! あ あんっ」  
 
「くうっ」  
 ガウリイの低いうめきと共にリナの中に熱いものが吐き出されていく。  
「あっ、ああ、う」  
 リナはその感覚にがくがくと身体を震わせながらそれを吸収していく。  
 ガウリイが解放した後も、ベッドに崩れ落ちて余韻に打ち震える。  
「さて、と。どうしてもらおうか・・・」  
「も、ゆるしてぇ」  
 まだお仕置きをするつもりのガウリイの呟きに、リナはか細い声で懇願する。  
 そんなリナの涙をそっと優しくぬぐってやりながらも、ガウリイは残酷に言い放つ。  
「ダメだ。  
 リナは何度言ってもいう事を聞かないからな」  
「ふっ、うぅ」  
 直も許しを請おうとするリナの口にガウリイの指が差し込まれる。自分の涙のために塩辛いそれをリ 
ナは求められるままにしゃぶる。  
「盗賊いぢめに一人で行くなって何度も言っただろ?  
 それなのに聞かずに、しかも盗賊に捕まっちまうなんて。」  
 
「ふぐぅ」  
 口の中を好きにかき回す指にリナのうめき声が漏れる。それと同時に口の端からよだれが流れ落ち、 
シーツにつたう。  
「他の男にあんな風に触らせるなんてな」  
「うう、ぐ・・はあはぁ」  
 ガウリイは、リナの唾液にまみれた指を引き抜くと口元に運び舌でゆっくりと舐めとる。  
「とりあえず、今夜はマダマダ付き合ってもらうからな」  
 そう言い放つと、ガウリイはリナをうつ伏せにして腰を持ち上げ、乱暴に突き立てる。  
「あっ、い、うああぁっ」  
 
 
 翌朝、食堂に下りてきたリナはいつもの魔道士ルックではなく、黄色いワンピースを着ていた。  
 その足取りはややぎこちない。  
「ほら、早く降りろよ」  
 後ろからリナをニヤニヤと追い立ててガウリイも降りてくる。  
 リナは真っ赤になりながら、食堂の椅子につきその向かいでなく隣にガウリイが座る。  
「リナ、そんな歩き方してるとばれちまうぜ。  
 お前さんがここにこんなもの入れてるって」  
 ガウリイはリナの耳元に楽しげに囁くと、リナの太股を撫でる。  
 その手はスカートの裾をもぐって、内股をゆっくりとたどる。  
「やめてよっ・・・見られちゃうよ」  
 反応するまいと必死に堪えながらリナは小さな声で言うが、ガウリイの手は止まろうとしない。  
 テーブルクロスで隠れているとはいえ、リナにはまわりにこんなに人のいる状況で気が気でない。  
「何を恥ずかしがってるんだ?  
 こんなはしたないかっこうしているくせに」  
「っ・・・」  
 ガウリイの指が、そっとリナの花弁を撫でる。  
 そこには太い男根を模したものが咥えられており、それがリナを苛んでいた。  
「――っぁ」  
 グイ、とガウリイの指がそれを中により押し込むように押すと、リナはビクンっと身体をすくませて 
小さく声を漏らす。  
 そこにウェイトレスが食事を運んできて、真っ赤になっている少女に訝しげな視線を向けたが、モー 
ニングタイムの忙しさにすぐに厨房に戻っていく。  
 
 次々と運ばれてきた食事に手をつけた二人だが、リナの動きは鈍くいつものような争奪戦にはならな 
い。  
 時折、トイレを我慢しているかのようにリナが太股をこすり合わせて身を固くする。  
「ガウリイ・・・もういいでしょ?」  
「何が?」  
 食事を終えてお茶を飲みながらガウリイはまたリナの太股に手を滑らせる。  
「っ、もう外していいでしょ?」  
 見上げてくる瞳には涙が浮かんでいる。それでもそんな表情がガウリイの嗜虐心を刺激していること 
には気付いていないようだ。  
「だ〜め。今日は一日これを付けておくんだ」  
「そんな・・・」  
 
 リナはぎこちなく街を歩く。  
 隣を歩くガウリイは時折手に持つ小さな宝珠をいじり、その度にリナは立ち止まり身をすくませる。  
 リナの中の物は宝珠に連動して動き、リナを刺激する。  
「っっ!」  
「どうした?リナ?」  
 足をぎゅっと閉じて歩みの止まるリナに白々しく聞きながら、ガウリイは更にリナの中のものの動き 
を激しくする。  
「ぁっ」  
 堪えきれずに小さく声を漏らして、リナは隣に立つガウリイに縋る。  
 足はがくがくと震えだし、一人で立っていられない。  
 行き交う人が、様子のおかしい少女に視線を送る。  
 リナはそんな視線を避けるように俯いて唇を噛み締めて中を暴れる快感に耐えている。  
(ああ、もうだめ)  
「大丈夫か?」  
 優しく声をかけながらガウリイは更に宝珠をいじる。  
(――っ!!)  
 
「お姉ちゃん具合が悪いの?」  
 少し舌足らずな子供の声。  
 リナは突然下からかけられたその声にビクッと震えた。  
「大丈夫?お顔が赤いよ?」  
 心配そうに見上げている5歳くらいの少年。  
「だ、大丈夫よっ」  
 純粋に心配してくれている少年。リナは今の自分の状態にとてつもなく罪の意識を感じた。  
「そう?」  
「そうよ、心配してくれてありがと」  
 リナは精一杯の気力を振り絞り、なんでもない風を装ってそう言うと、ガウリイの腕を引き急いで少 
年から歩き去った。  
「まさか、言えないよな。  
 こんないやらしいことして感じてるだなんて」  
 ガウリイの笑を含んだ声にリナはますます頭に血が上る。  
 きっと、ガウリイを見上げるとリナの中を暴れまわっていたものの動きが止まった。  
 リナは内心ほっとして少し力を抜くが、ガウリイを睨むことはやめない。  
 そんなリナの視線をなんとも感じないのか、ガウリイはニッコリと笑うと一軒の店を指差した。  
「リナ、あれが食べたい」  
 その店では芋を揚げたものが歩きながら食べられるようにして売られていた。  
「・・・買ってくる」  
 朝食をまともに食べられなかったリナはそう言うと、店に向かった。  
 ただし、歩くのはゆっくりと。出なければクチャクチャといやらしい音が足の間からしてしまいそう 
だから。  
「これ、ちょうだい」  
「はいよ」  
 品を受け取り、料金を払うため手を伸ばしたリナはそこでビクッと身を引きつらせた。  
「どうかしたかい?」  
「な、なんでも・・・」  
 リナはいぶかしむ店の親父に押し付けるように銅貨を渡す。  
「・・・あんた」  
 顔を真っ赤にして身をこわばらせたリナに親父は驚きに目を丸くして、次いで好色そうな表情を浮か 
べた。  
 リナに欲情の色を見つけた親父が更に何かいう前に、リナは慌ててそこを逃げ出した。  
 
「お帰りリナ」  
 必死に戻ってきたリナの手から早速芋を受け取るとガウリイは一口摘む。  
「ガウリイ、お願いもう止めて」  
 スカートの裾をぎゅっと握り、身を強張らせて哀願してくるリナにガウリイは答えない。  
 そして更にリナの中のものの動きを強める。  
「あっ」  
(やだっ)  
 倒れこみそうになるリナをそっと支えると、ガウリイは更に動きを強める。  
「――っ!」  
(うそ、うそうそ――あたし、こんなとこでっ・・・  
 だめっ、いっちゃう・・・)  
 リナが羞恥と快楽のせめぎあいに翻弄され、絶頂を迎えようとした時押し寄せていた快感がぴたりと 
止まった。  
 しかし、リナは安堵するのでなく、ねだるような視線をガウリイに向けた。  
 朝からずっと刺激されてきた体はもう、どうしようもなく求めていた。  
 ここが街の中で、周りに人がたくさんいるのに、それでもリナはもどかしさに気が狂いそうになって 
きていた。  
 
「ガウリイ・・・」  
 甘い声で名前を呼んでくるリナに、ガウリイは笑うと、リナを路地裏に引き連れていった。  
「いきたいんなら、自分でいくんだな」  
 路地裏といっても、通りから少し入っただけで誰かがもし覗き込めばあっさりと見える場所だ。  
 リナは戸惑いを含んだ瞳をガウリイに向けた。  
「ほら、早くしろよ」  
 ガウリイが宝珠をいじると、リナはビクッと身体を振るわせる。  
 それでも足りない快感にリナはただ焦らされるだけ。  
 ガウリイはそんなリナのスカートをめくると、リナの右手を取り蜜を溢れさせるリナの秘所にあてが 
わせた。  
「あっ」  
 中を微かに動くその物のもどかしさに、リナは手を動かしだす。  
「はっ、あっ」  
 リナの手が滑るたびにグチュグチュと蜜が新たにあふれて太股を伝う。  
「リナ、あんまり大きい声を出すと人が来ちまうぞ」  
「ぁく」  
 声をかみ殺しながらも、リナは自分を弄る事を止めない。  
 それどころか手の動きは激しくなり、終には中に埋め込まれたそれを出し入れしだす。  
 ぐちゅ、ずちゅ、ずっずっ  
「―――ぁっ!!!!」  
 やがてリナは身をそらせて硬直し、絶頂を迎えた。  
 ずるずるとその場に座り込み、荒い息を整える。  
 
「ほら、リナ。いつまで呆けてる気だ?」  
 ガウリイに声をかけられてリナは我に返って、羞恥に硬直する。  
 座り込んだままのリナの前に、ガウリイは自身を取り出して突きつけた。  
「リナ」  
「ふぐ・・・」  
 頭を押さえつけて無理やり口に咥えさせられたリナは苦しそうなうめきを上げる。  
「ほら、リナ!」  
 リナの栗色の髪を掴んで、ガウリイはもっと奥まで咥えさせる。  
 苦しさに、目に涙を浮かべながらリナが舌を絡ませると、それは固く大きさを増す。  
「んぐ、・・・ぅ・・ふ」  
「早くしないと、誰かに見られるかもしれないぞ」  
 ガウリイの言葉に、リナは懸命に舌を動かす。以前ガウリイに教え込まれた通りに。  
 
「もういい」  
 しばらくリナに奉仕させた後、ガウリイはリナを突き放すとリナを立たせて壁に手をつかせる。  
スカートをめくり、つきだされたお尻をやわやわと撫でる。  
「ここにはもう入ってるから、またこっちに入れるか?」  
 リナの中に相変わらず咥えられている物を見て、ガウリイはリナのアナルに指を入れる。  
「ひぐっ、・・・や、いや、お尻はいやっ」  
 リナは腰を振って逃れようとする。その様はひどく扇情的だ。  
 リナから溢れた蜜が、新たに太股を伝い落ちていく。  
「なら、どこに入れて欲しい?言ってごらん」  
 リナの背中に覆い被さるようにして、ガウリイが耳元で優しく囁く。  
 その吐息にビクッと震えながら、リナは目をぎゅっと閉じる。  
 ガウリイの優しい口調とは裏腹に、追い詰められていく。  
「ま、前に・・入れて」  
「前って?どこだ?」  
「・・・・・・お、おま○こ」  
 恥ずかしそうに呟かれた言葉はか細い。  
「聞こえない、もっとはっきり」  
 楽しげなガウリイの声。  
「おま○こ、おま○こにいれてっ」  
 
「なら、望みどおり」  
 ずちゅっ、と音を立ててリナの中に入れられていたものが抜き取られる。それと同時に蜜が更に流れ 
る。  
「あ・・・・ああっ」  
 変わりに、押し入ってきたものに、リナは声を上げる。  
「ほら、そんなに声出したら誰かが見にくるぞ」  
「ふぅ、は・・・・・っ」  
 腰をしっかりと掴み、ガウリイが激しくリナを突きだす。  
 ガウリイが出入りするたびに、いやらしい音が路地裏に響く。  
 リナもガウリイに合わせて腰を振り、快楽を貪る。  
「ぁ、・・・ぁは・・・ひっ!」  
 短く悲鳴をあげて、リナが身体を硬直させる。それと同時に、中のガウリイを締め付けてくる。  
「あ、や、・・・」  
 リナのアナルに、男根を模したものがぐいぐいと押し入れられる。  
 既にそれはリナの蜜で濡れそぼっているため、案外すんなりと飲み込まれていく。  
「いや、いや」  
「そうか?でも、お前さんのここはひくひくして喜んでるぞ」  
 ガウリイは更に押し込む。そうしてリナのアナルに、それをはめ込むとまたリナを突き上げていく。  
「ふあ、あ、いやっ、な、なかで擦れてるっ」  
 がくがくと震えて今にも崩れ落ちそうな身体を必死に支えて、リナはガウリイになされるままに責め 
られる。  
 
 ガウリイが宝珠をいじってリナの中のものの振動を最大にする。  
「ひいぃっ」  
「うっ」  
 リナは押し寄せるあまりの快感に、意識を押し流された。  
 

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