(シルフィール×リナ編)  
 
 それからそのまま砂浜にて、陽が暮れるまでの間、散々二人に睦みのイロハを叩き込まれたリナは、 
いたく二人に気に入られて、あっさりとお城に召し上げられることになりました。  
 
 リナは一応、ゼルガディス付きの侍女と言うことになっていましたが、夜になれば――と言うかどっ 
ちかがムラムラすれば、そんなことはどーでもいいらしく、ガウリイが雪崩れ込んでくることも、昼間 
からゼルガディスに茂みに連れ込まれることだって珍しくありませんでした。  
 
 そんなこんなで一ヶ月ほどが過ぎ、人間の風習にも王宮のしきたりにも、はたまたメイドドレスのよ 
うな侍女の制服や二人の「丸太ん棒」にもすっかり慣れた頃。  
 今日はゼルガディスとガウリイは王様に呼ばれたとかで、リナはお留守番を仰せつかっておりました。  
 
「ゼルもガウリイも居ないとなると、暇だなぁ……」  
 暇なのは性に合わないリナ、王宮の図書室に潜り込んで、古い書物を漁り始めました。  
 もともと知識を得るのは大好きなので、まず頭のいいゼルガディスから文字の読み書きを教えて貰い、 
今では大抵の本が読めます。  
 
 図書室に滑り込むと、さっさと一番奥の書庫に忍び込んで扉を閉めました。  
「よーしよし。潜入成功」  
「何が成功なんですか、リナさん」  
「うどわっ!」  
 棚の向こうから声を掛けられ、慌ててそちらを見ると。  
「なーんだ、シルフィールじゃない」  
 侍女頭のシルフィールが、呆れた眼差しでリナを見ていました。  
 書庫に本を片付けに来ていたのか、空を飛んで戦うあんパンの本が、全シリーズ持たれています。  
「もう……勉強熱心なのは結構ですけど、侍女は……」  
「あん、分かってるわよ。用もなしに書庫に立ち入ることは禁じられています、でしょう? いーじゃ 
ない、他の奴に見つかってないんだし」  
「それはそうですけど……」  
 リナの無茶苦茶な理屈に打ち負かされたのか、それとも何を言っても無駄だと悟ったのか。シルフィ 
ールは盛大な溜息をつくと、また本を棚に戻し始めました。  
 
 リナが適当に引っ張り出した本を眺め始めた頃、シルフィールは本を総て棚に押し込め、  
「リナさんは……ガウリイ様に随分可愛がられておいでですね」  
 唐突なその台詞に、リナは手に持っていた本をばさりと取り落としてしまいました。  
「な、何よいきなり」  
 平静を取り繕うべきかと思いましたが、これだけ挙動不審ぶりを発揮しては肯定しているのと一緒だ 
と思い、恥ずかしいのだけは貌に出さないように努力してみました。  
 そんなリナの様子など気にする素振りもなく、シルフィールはこう続けます。  
「だって、リナさん、よくお二方と一緒のお部屋でおやすみじゃないですか」  
 
 ばれない方がどうかしていることですが、それでも結構回りに警戒しながらだったので、ばれていた 
ことを知ったリナはちょっぴりショックを受けました。  
「そ、それで?」  
「リナさんは、ガウリイ様のこと、どう思ってるんですか?」  
(……やっぱり)  
 出会った最初こそ、顔のいいマッシヴ兄さん、くらいにしか思っていませんでしたが、今は違います。  
 
「脳ミジンコの絶倫剣術バカ」  
 
 今やガウリイの頭の中には、溶けたクラゲかマヨネーズが詰まっているのだと確信しているので、可 
愛らしい答えなど出ようはずもありません。  
 しかしガウリイへの愛に狂ったシルフィールが、そんな答えで納得するはずもなく。  
「そうやって誤魔化すんですね……」  
「や、誤魔化してるわけじゃなくて」  
 リナがもしもし、と手を振りながら取り落とした本を拾い上げると、丁度挿絵の部分が見えました。  
 
 ――――何故王宮の図書館の、一番奥にある書庫に、官能小説があるのでしょうか……?  
 
 リナは最初の数ページしか見ていなかったので、中身に気付いていなかったようです。しかもよく見 
ると作者は「団○六」となっていました。  
 リナ自身も硬直するほどショッキングだったのですが、静寂を撃ち破ったのはシルフィールの絶叫。  
 
「ん……んまぁぁぁぁぁぁぁっっ! なんて破廉恥な……ッ!  
 いつもいつも図書室に潜り込んでいたのは、そう言う本で『お勉強』なさるためだったんですね!  
なんてふしだらなんでしょう! いやらしいッ!」  
「ちっがーう!!」  
 うきーっと擬音まで背負って反論しようとしましたが、既にシルフィールの目は何処か遠くのお空に 
イってしまっており、リナのへ理屈も通じそうにありません。  
 
 それどころかアブない目つきのシルフィールは、じりじりとリナの方ににじり寄ってくるのです。  
 身の危険を察して後じさりますが、リナの背中はすぐに冷たい壁に当たってしまいました。  
「毎晩毎晩挿入たり挿入られたり、縛ったり縛られたり、あーんなことやそーんなことをガウリイ様と 
楽しんでいたんですねッッ!  
 なんて――――――なんて羨ましいッ!!」  
 
 挿入られるとの縛られるのはともかく、縛ったり挿入たりは流石に経験がないのですけれど。  
 それにむしろゼルガディスの方が縛るのとか好きで、ガウリイは体力と回数――――以下省略。  
 
「いやあのだからね……っきゃあ?!」  
 ウサギを前にした女ギツネの様な視線を送ってくるシルフィールをどうにか宥めようとした瞬間、シ 
ルフィールの脚払いがリナの脚を掬い上げました。  
 思い切り尻餅を付いて倒れ込んだリナに、シルフィールはのし掛かります。  
「ちょっと、ねぇ、シルフィー……っく、ん……」  
 ビビり全開のリナの視界に、シルフィールの綺麗な顔がスローでクローズアップされていき、やがて 
唇に柔らかいものが触れました。  
 それは緩んでいたリナの唇をいきなり割って、咥内の奥深くへと滑り込んできたのです。  
 
 女同士での行為に経験はなく、人間だって同性間ではあんまりシないことを知っていたので、リナも 
流石に慌ててシルフィールを跳ね飛ばそうとします。  
 しかし書棚と書棚の間はかなり狭く、リナの力が十分に発揮できません。  
 腕を突っ張ろうにも肘が書棚や壁につっかえてしまうし、躰を反転させたくてもシルフィールの躰が 
邪魔してそれも出来ません。  
 一方シルフィールは巧い具合にリナの上にのしかかっていたため、両腕は自由。両手でもってリナの 
ささやかな胸を好き勝手にこねくり回します。  
「うふふ……リナさんのお胸、掌に収まっちゃうんですね。可愛い……」  
「だっ、誰が盆地胸のえぐれ胸ですってー?!」  
「そんな事言ってませんよ。  
 でもガウリイ様ったら、小さい胸がお好みなのかしら……困ったわ」  
 言ってないとかフォローしつつも、遠回しに「自分の方が胸は豊かだ」というシルフィールに、リナ 
は内心で中指を押っ立てました。  
 
(………………………泣・か・ス!!)  
   
 リナが怒りにぶるぶる震えている内に、シルフィールはさくーっとリナのブラウスをはだけさせ、ス 
カートも捲り上げてしまいました。  
 服は殆ど着たままなのに、隠すべき場所は隠せていないので、とてもはしたない格好です。  
「やっ……いつの間に……っ」  
 リナの恥ずかしい場所を剥いてしまうと、シルフィールはいよいよ攻めに転向します。  
 
 小さくとも柔らかく、形のよいリナの乳房を優しく揉みしだいて、シルフィールは綺麗なピンク色を 
した先端を口に含みました。  
「ふ・ぅ……………ッッ!」  
 いつもの癖で、あられもない声をあげそうになり、リナは慌てて自分の指を噛みます。  
 ここは書庫で、扉の向こうは図書室。しかもまだ日も高く、誰かが近くを通りかかったとしても、不 
思議ではないのです。  
 こんな処を見られてしまったらと思うと、恥ずかしくて顔から火が出そうでした。  
 
「あらあらリナさんったら、いつもそんな風に声を抑えてるんですか?  
 こんな本でお勉強なさってる割に、結構恥ずかしがり屋さんなんですね」  
 シルフィールは「もっと恥知らずな女だと思っていました」なんて言いたそうに、先程リナがそうと 
は知らず眺めていた官能小説を手にし、その背表紙の角を、リナの秘所に擦り付けました。  
「んんっ……!!」  
 本の角は肉芽を直撃し、既に溢れた蜜に滑ってスムーズに亀裂を行き来します。  
 シルフィールは女のツボを捉えた愛撫で、リナになんとか恥ずかしい思いをさせようと懸命でした。  
 舌全体を使ってぞろりと先端を舐めたり、乳首を歯で咥えたまま顔を上げ、痛むギリギリの刺激を与 
えてみたり。  
「っ、く……あ」  
 本の背表紙はリズミカルにそこを撫でさすり、リナが吐き出したはしたない蜜に濡れ、既に本はよれ 
よれです。  
 
 声だけはどうにか堪えようと必死になりますが、それでも快感は徐々に蓄積して、今にも爆発してし 
まいそうでした。  
 それを悟ったのか、シルフィールはリナの耳許で囁きます。  
「リナさん、イきそうなんですね……?」  
 確かにリナの吐息は艶めかしくテンポを上げて、肌は綺麗な桜色。  
 うっすら開かれた目蓋から覗くルビー色の瞳は煌々と潤んで、ただ辱めようと思っていたシルフィー 
ルすらも惑わされてしまいました。  
「わ、わたくしも……イカせてくだいましね」  
 すっかりその気になってしまったシルフィールは、場所のことを完全に忘れて、自らショーツを脱ぎ 
捨てます。リナに覆い被さったまま、器用に。  
 そして窮屈な書庫の隙間で体勢を変えると、リナの顔に跨ったのです。  
 
「っ……ぅぷ……うッぶ……」  
 本能的に、眼前に迫ったシルフィールの秘所から目を逸らします。  
 しかしシルフィールは狭い隙間を縫って手を差しのばし、リナの貌を上向かせて唇を押しつけさせました。  
「あっ、ぅん……リナさん、舐めてぇ……」  
「っ……! ふ……っ」  
 そのまま口を塞がれていては大変だと思い、リナはきゅっと目を瞑って、女の恥部に舌を差し出しま 
した。何とも奇妙な粘液の味が、舌に乗ります。  
「あァ……っ、イイです、リナさん……その可愛いお口で、ガウリイ様にもご奉仕されたんですね……っ」  
 間接的にガウリイのモノに触れているのだと、シルフィールはうっとりと目を細めました。勿論、陶 
酔とあいまった快感に。  
 
「まーな」  
 
 背後から突如として降って湧いた声に、シルフィールもリナの頭を離して振り返りました。  
 リナも酸欠から荒くなった呼吸を整えつつ、シルフィールの向こう側を見ます。  
「が、が、ガウリイ様ぁッ?!」  
「やー、すっごいモン見ちゃったなー。なー、ゼル」  
「……そうだな」  
 性欲魔人が二人揃って、にやにやとヤラしい笑顔を浮かべて、リナ達を見ていました。一体何時の間 
に入ってきたのでしょう。  
 シルフィールは慌てて身なりを整え、恥ずかしさから真っ赤になりましたが、リナは逆に開き直った 
ようです。ショーツも履き直さず、捲られたスカートもそのまま。  
「何よ、あんたたち王様に呼ばれてきたんじゃなかったの?」  
「何時間経ったと思ってるんだ? もう小言も済んださ」  
 ゼルガディスは平然と、棒きれのように突っ立つシルフィールをちょいと退かせて、リナを抱き上げ 
てやりました。  
 そしてゼルガディスはガウリイに顔だけを向け、  
「ガウリイ。またリナが襲われても困る。欲求不満を解消してやったらどうだ?」  
 そう言って、縮こまっているシルフィールへ向けて、顎をしゃくりました。  
 
 ゼルガディスの提案に、シルフィールは真っ赤な顔のままぎょっとしたように眼を見開き、ガウリイ 
はやっぱりあっけらかんと「あ、それいいなぁ」と頷きます。  
 そして早急な話の展開についてゆけず、ガウリイは呆然とするシルフィールを、先程彼女がリナにし 
たように壁際に追い詰め、片脚を腕にかけさせて持ち上げました。  
「あッ、あの、ガウリイ様……その、あのぅ……」  
「はいはい、静かにしよーねー。さっきみたいに怒鳴ると、またみんなに見られちゃうぞー」  
「っあ、ヤぁんっ……!」  
 ガウリイの指がシルフィールの秘所に、何の前置きもなくねじ込まれます。  
 先程のリナとの情事に濡れているのを知って、もう解れているかを確認しているのでしょうか。  
 
「みんなに……また、って?」  
 本棚を挟んで反対側のスペースに移動したリナが、本棚に向かった状態で胸を弄られつつゼルガディ 
スに尋ねると  
「ああ、さっきシルフィールが破廉恥だのふしだらだの羨ましいだの喚いてただろ? あれで図書室に 
いた連中が中を覗いてたんだ」  
「…………そ、れって……んっ……まさか」  
「『いい格好』は見られちゃいないだろうけどな。声くらいは聞かれてたんじゃないか?」  
 ゼルガディスはおっそろしい事をさらっと言い、リナのスカートをたくし上げて照準を定めました。  
 尻肉が触れただけでもいきり立った様子が分かり、リナがシルフィールに襲われていた様子に、余程 
興奮していたのだろうと分かります。  
「んあっ……まさ、かっ……ふぁ……もう、いないよ……ね?」  
「ああ……人払いしてきた。安心して喘いでいいぞ」  
 ゼルガディスのそれが準備完了したリナの膣内に突き立ち、引き抜かれます。  
 そしてやわらかな胸の先端を、あのざらつく指で擦られて、リナは遠慮なくメスの声で鳴きました。  
 
 一方シルフィールは、本棚の隙間からリナ達の様子を見ながら、念願のガウリイの逸物に貫かれ、毎 
晩のお馴染みだった右手以上の快楽を手にしていました。  
「あアッ、ガウリイ、様ァッ……凄いです、凄いですぅっ!」  
「くっ、はぁ……シルフィールのあそこもよく締まるなぁ……」  
「気持ちイイっ、気持ちイイですガウリイ様ぁっ! もっと突いてぇっ!  
 わたくしの、いやらしくてはしたないわたくしの○○○○を、ガウリイ様の逞しい○○○○でぐちゃ 
ぐちゃに掻き回して下さいませ……っ!」  
 どっかの安いAVで使われそうな台詞を、シルフィールは恥も外聞もなく叫びます。一体何処でそん 
な卑猥な単語を覚えてきたのでしょう。  
 こんなスゴいことを口走る女に「はしたない」だの「ふしだら」だの侮辱されたのかと思うと、リナ 
は何だか腑に落ちません。  
 
 しかしそれについて突っ込む余裕もなく、ゼルガディスの5センチ強にエキサイトしたパール入りビ 
ッグマ○が、リナの膣内を蹂躙します。  
「どうしたリナ……濡れ方が激しくなってきたぞ。シルフィールのメス犬ヅラ見て興奮してるのか?」  
「そっ、そんなの……し、知らない……っ! ゃ、あンッ!!」  
 はしたなく興奮していることを改めて突きつけられ、羞恥にうち震えながら、リナは切なくかぶりを 
振りました。  
 けれど、何も知らなかったリナの躰にセックスのテクニックを刻み込んだ『ご主人様』が、そんな可 
愛い嘘を見抜けないはずもなく。  
「可愛い声で鳴きやがって……同僚が犯られてるの見て興奮するなんて、いやらしい侍女にはお仕置きだな」  
 ゼルガディスはリナを背後位で責め立てつつ、腕を腰に回してリナの肉芽へと指を伸ばしました。  
「んああぁッ!」  
 乳首と膣と陰核の三所責めに、リナは本棚に囓り付くしかありません。  
 
「っくぅン! あっ、あぁンッ!」  
 本と棚の隙間からシルフィールの厭らしい顔が間近に見えて、すぐそこから聞こえるはしたない喘ぎ 
声が、どうしようもなくメス犬二匹を煽り立てます。  
「お仕置きされるのがそんなに嬉しいか、リナ? 随分締め付けがきつくなってきてるぞ」  
「やァ……んっ! あぁ……そ、んなにしちゃ……駄目ぇっ……イっちゃう……!」  
「シルフィールも乳首がビンビンして悦んでるなぁ。膣内も熱くてドロドロで、溶けそうだ」  
「あぁッ、ガウリイ様っ、わたくし、わたくしッ、もう……!!」  
 リナとシルフィールはどうして良いか分からなくなってきて、棚の隙間から互いに手を伸ばし、指を 
絡め合わせました。  
 後ろから犯されながらお互いの顔を見るのは酷く背徳的な感じがして、リナはいつも以上に気持ちよ 
くなり、知らず知らず、艶めかしく腰を揺らしていました。  
「あっ、あ、あぁあっ……イくっ、イっちゃう、ゼル、もう、もうダメぇぇっ!! んッ……あっ・あ 
ああぁぁああぁあ!!」  
 書庫という場所の所為か、それとも同性に襲われた所為か。リナの中に沸き上がった快楽はいつもの 
比ではなくて、彼女は背中を仰け反らし、ゼルガディスを締め付けながら絶頂にうち震えました。  
 偶然ながらも同時にシルフィールも臨界を迎え、リナとシルフィールはお互いの指をきつく繋ぎ合わ 
せます。  
「っく……」  
 あまりに素晴らしい具合に耐えきれず、ゼルガディスは後ろからリナの腰を抱きかかえるようにして、 
リナの中に欲望を吐き出しました。  
 
「……んあっ、あ、ガウリイ様、ガウリイ様ぁぁぁっ!!」  
 シルフィールはうっすら目を開き、舌を突き出したパーフェクトなメス犬の顔で達し、あまりに大量 
の愛液を吹きだしたので、床に水溜まりが出来てしまうほど。  
 ガウリイは一旦その波を堪え、絶頂の余韻に震えるシルフィールを床に座らせ、自分は本棚に浅く腰 
掛けて向かい合うと、シルフィールの胸にソレを挟ませました。  
「おっぱい支えて、上下にしごいて……そうそう。で、先っちょ咥えて。  
 うん、いい感じ……よーし、いい子だ…………そろそろ射精すぞ」  
 シルフィールの胸に挟まれたガウリイのモノが一瞬膨れ上がり、それから爆発するようにして白濁液 
を放出します。  
「んぷ……ッ」  
 大量の残滓が撒き散らされて、シルフィールの顔も胸もドロドロに汚されましたが、奇跡的に、書庫 
に保存されていた本は汚れることがありませんでした。団○六の官能小説を除いては。  
 

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