終礼の鐘が鳴る。生徒達は、皆それぞれ教科書等をまとめ、次のクラスへと向かうべく散っていく。
ざわめく教室の中を、先程まで教壇に立っていた人物が、、一人の栗色の髪の生徒に声をかける。
「リナ・インバースくん、昼休みに準備室まで来てくれないか?」
「・・あ、はい。わかりました。ガブリエフ先生」
この学年でも優秀な生徒と、生物担当である教師の普通の会話にそれは見えた。
校舎の外れの方にあり、昼休みのざわめきが遠くに聞こえるその部屋では、その場所とその二人の関係に似つかわしくない情景があった。
ガウリイによって机の上に座らされたリナは、ブレザー風の制服の前をはだけられ、スカートを捲くりあげられて熱い吐息を漏らしていた。
すでにスカートの内にあるはずの下着はそこにはなく、代わりに向かいあうガウリイの手がその場所で蠢いていた。
露になった胸は、彼の舌によって舐めあげられ、硬く立ち上がった胸の先は彼の唾液によって薄暗い部屋の中、
彼女が身悶えて動く度にぬらりとした光をみせていた。彼の指が潜り込んでいる秘所からは、彼女自身の生み出した愛液が零れ、
彼の指が動くたびに淫猥な音をたてていた。
「あんっ、あんっ、そこ・・いいのっ・・ああ・・」
「ここが気持ちいいのか?」
言葉と同時に彼女の弱点を執拗に攻め上げるガウリイ。
「あああんっ!だめぇっ・・」
机上に腰掛け、自分の両脇の少し後ろに手をついてリナの背がしなる。軽くイカされてどろりと蜜がリナの内側から溢れた。
「はぁ、はぁ・・」
息が整わないままのリナに、ガウリイがこう問いかける。
「なあ、リナ。ひとつ実験に協力してくれないか?」
「はぁっ・・じっ・・けん・・?」
「ああ、なあに。ちょっとしたことさ」
何でこんなときに?訝しげな表情をみせるリナをよそにガウリイは机の引き出しから何かを取り出してみせる。
「なっ、なによっ、それっ」
ガウリイが取り出した物は、男性器を模した形をしていた。表面に無数のイボのような突起があり、根元の部分には、皮製の細い紐状の物が数本伸びていた。
「何ってこうするもんだよ」
リナの同意を得ないまま、ガウリイはさっきまで自分の指を差し込んでいた場所へと、それを押し込んでいく。
づちゅ・・
「はうっん!やっ、やめっ・・んぅん」
リナは、なんとか阻止しようとしてみたが、突然の事と、侵入によって与えられる快感とにあっさりと体内にそれを埋め込まれるのを許してしまった。
それは、リナの再奥まで押し込まれ、リナの内側を押し広げる形でくい込んでいた。リナの側も、それに応えるように咥え込み、物体の表面の突起が、
内襞を刺激していた。
「やぁ・・抜いてよ・・ひゃうっ」
ガウリイは、リナをうつ伏せにひっくり返すと、それの根元から伸びる皮ひものバンドをリナの体へと這わせ、留めていく。
「やだっ、何するのよっ、ガウリイっ」
机にうつ伏せにされて、余り自由が利かない状態のリナだったが、これ以上の事は阻止しようと、机上から、垂らされた恰好の脚をばたつかせて
抵抗を試みる。
「こら、暴れるなよ」
「嫌よッ、抜いてってばっ」
「・・しょうがないなあ」
ガウリイは、白衣のポケットから手にすっぽり収まるくらいの楕円形の物を取り出すと、その表面に付いているダイヤル状をカチカチと回していく。
「ああっ!!やぁ・・な・・に・・んっ・・・」
リナの股間に埋め込まれた物体が急に振動を始めて、リナはそれ以上抵抗する力を失ってしまった。
振動に応えるように、入れられた時よりも強く、リナの内襞がそれを締め付ける。物体の表面にある幾つもの突起が食い込むのを感じて、
リナは、身悶えるしかなかった。
「くぅ・・ふぅ・・はぁ・・はぁ・・」
リナがおとなしくなってしまうと、ガウリイは、先ほどの続きを再開する。
今、リナの内側で音静かに振動している黒い物体の根本からは、4本の細い革紐が伸びていた。それらの端は小さい輪になっており、
ガウリイはそれぞれ二本ずつリナの両脚の周囲を這わせると、片方の輪に潜らせていく。
更に別のバンド状の革紐を、リナの腹の下を潜らせ、先程の脚に回した革紐の端の輪へと繋げると、バンド状のそれをリナの腰骨の上辺り、
背中の部分で留めてしまった。「カチリ」と小さいながら、はっきりとした音が、うつ伏せたリナの耳にも届いた。
「な、に?いや・・外してよっ」
「だあめ。実験が終わったら外してやるよ。」
ポケットに手を入れ、一旦スイッチをOFFにしながら、ガウリイが言う。
「っふぅ・はぁ・そん・・なっ・・終わったらっていつよぉ」
やっと振動から解放されたリナだったが、動いている時とは、違う辛さがじわじわと襲ってきていた。知らず知らずのうちに、もじもじと
脚を摺り合わせるようしてしまうのだった。
「そうだなー。放課後には外してやるから心配するな」
そんなリナの剥き出しになった尻を撫でながら、ガウリイは言う。
「なっ、何言ってんのよ。この後授業だってあるのよ」
「大丈夫。次のリナの選択は俺の授業だろ。だからちょうどいいんじゃないか」
「そんな訳のわからない実験なんてないわよ。早く取ってってば!」
「取るって言ってもなあ。鍵が無いと取れないんだ」
「じゃあ、その鍵で開ければいいじゃないのっ」
「鍵はここにはないんだ」
「・・へ?」
半泣きになりつつも、咬みつくように訴えていたリナの顔が思わず呆ける。
「俺の家にある」
「なによそれっ、今すぐ行って取って来てよっ!」
「いやあ、だって俺次授業担当あるし。」
「・・あんっったねぇぇぇ(怒)」
「その紐の中にはワイヤーが入ってるから、切ったり出来ないしな。だからそういうことで」
「そういうことってどういうことよっ!ひゃっ!ああんっ・・」
再びガウリイのポケットの中でカチカチとダイヤルが回され、リナの肢体が跳ねる。
「う・・くぅぅんっ・」
前よりも強く身体の中で暴れるその物体にリナは机にしがみ付くようにして堪えようとしていたが、
スカートが捲り上げられて晒されたままのリナの尻は、くねるように動いてしまっていた。
ガウリイが、それを愛おしそうに撫でながら、口付けると、リナの体が反応して小さくぶるりと震えた。
「もうあんまり昼休み残ってないぞ」
そう言って、振動のレベルを一番弱い段階に切り替えてやるガウリイ。
そして息が乱れたままのリナに、先ほど取り去った下着を穿かせてやり、起き上がるのに手を貸してやるのだった。
「う・・んっ・・」
身動きしたことにより、脚に回された皮紐が引っ張られて、僅かな振動が体の奥へと響いていくのだった。
じっとしている今も、埋め込まれた物自体によって、新たな振動がリナの内側へと送り込まれている。
「・・こんな状態で授業を受けろっていうの?」
「まあ、無理にとは言わないけどな」
恨めしそうにガウリイを見上げて言うリナ。
リナの成績なら、一度くらい授業をサボっても何の問題も無かったが、涼しげに見返すガウリイを前にして、
それはなんだか負けのような気がして、リナはそれ以上何も言わずに、胸元の着衣の乱れを整えた。
チャイムが鳴り、普段となんら変わりの無い授業が始まっていた。
リナは、一番後ろの廊下側の席に座っていた。教壇の上の人物を、怒りを含んだ瞳でじろりと睨みつける。
現在、リナを苛んでいるどうしようもない苦しみの元凶であるその男は、その視線をいつもと変わらない表情で受け止める。
その様子に悔しさを感じながら、視線を逸らせ、襲い来るざわめきに耐えようと努めるのだった。
準備室から、ここまで来るのだけでも、大変だった。一歩歩く度に微妙な振動が敏感な場所に送り込まれて、
ちょっとでも気を抜けば、喘ぎを漏らしてしまいそうになるのだ。
しかし、その刺激は余りにも中途半端で、焦燥感も共に増していっていた。
一緒に準備室を後にしたガウリイは、連れ立って歩きながら何も無かったようなのも、リナには悔しくてじわじわとした攻めになんとか抗っていた。
やがて、当然ながら先ほどとは違い、生徒達で賑わう廊下に差し掛かっていた。
スカートや下着の中に隠れてわからないとは思っていても、嫌という程自分の内側で存在を誇示している物体を、感じ続けているリナにとっては、
恥ずかしくて堪らなかった。
知られてしまうはずはないのに、見透かされているような気にもなってしまい、知らず息が上がり、埋め込まれている物を一層締め付けている
自分の身体にまた羞恥心が煽られる。
なんとか自分のロッカーまで辿りついて、教科書などを取り出そうとしゃがみ込んで、危なく声が漏れそうになるのを抑える。
「うっ・・くぅ・・」
膝ががくがくと震え、乱れた息をなんとか押さえ、整えようと、ロッカーの扉を握り締めて堪えるリナ。
「大丈夫か?」
全く人事のような口調で問いかけるガウリイを無言で睨みつけると、深く息を吐き出してリナはなんとか立ち上がった。
いつもはもっと早く訪れるはずの授業終了の時間が、リナにはとても遠く感じられた。
早くこの居座ったままの、そして増していくだけの疼きをなんとかして欲しい。そんな思いに囚われつつあるリナだった。
座っている今の状態は、歩いている時よりも、一層内側の物をしっかりと押さえ込むことになってしまい、
微弱で単調なその振動を、嫌と言うほど感じずにはいられなかった。
リナの顔は上気し、制服の内側の肌は、しっとりと汗ばんでしまっていた。
午後の最後の授業ということもあり、どちらかというと静かな教室内で、とても響くように感じられるその振動音が
他の皆にも聞こえはしないかと、リナの心中は穏やかではなかった。
とにかく、この時間だけでも、なんとか平静を装わないと・・。
「・・について、月曜までにレポートを提出するように」
ガウリイの発言に静かだった室内がブーイングの声で急に騒がしくなる。
「ひうっ・・んくっっ・・」
喧騒と同時に自分の内部で跳ねるように動かされて、零れそうになった声をなんとか唇を噛み締めてリナは堪えた。
強い刺激はほんの一瞬で、再び元の微弱へと戻されたようだ。
息を静かに整えながら、周りを伺うと、どうやら気付いた者はいないようで、リナはほっとする。
『あいつめ〜〜〜、わざとやったわね・・・。」
悔しさも交えて唇を噛み締めながら、教壇の上で普段と変わらない様子で皆からのブーイングを笑顔でかわしている
ガウリイを睨みつけるリナだったが、下腹部の内側の渇きはただ増していくばかりだった。
時間は変わらずのろのろとしたものだった。時計を見るとまだ残り20分。今のリナにとっては、絶望的な長さに感じられた。
逃げるようで悔しかったが、もう限界を感じていたリナは、無言で手を挙げる。
「なんだ、質問か?リナ・インバース」
『今日は特に問い詰めたい事は山ほどありそうだわ』そんな憤怒渦巻く思いを、今は脇へと押しやりながら、
なるべく声を押し殺すようにリナは言う。
「・・すいません・・。ちょっと・・気持ち悪いみたいで・・医務室行ってもいい・・ですか」」
上ずってしまいそうな声をなんとか制御して、リナは内心ほっとする。
皆の手前かはわからないが、ガウリイは意外とあっさりとリナの医務室行きを許可した。
「はぁ、はぁ、んっ・・く・・はぁ・・」
一人で大丈夫だと断って、教室を後にしたリナが向かったのは、医務室ではなく、女子トイレだった。
ここまでの道のりも、一足毎にじわじわとした疼きが増加されていくばかりで、どうかなってしまいそうだった。
どのくらいの範囲まで効果があるのだろう?もうだいぶ教室からは離れた所にいるはずだったが、
体内に収まった物体は、変わらず微弱な振動を送り出していた。
「は・・ぁ・・っふぅぅ・・」
下着を引き下ろして、便座の上に座り込むと、リナは自分の脚の間に恐る恐る目を向ける。
「ああ・・うそ・・やだ・・」
視界に入ったのは、自分の中に根元の部分を僅かに残して埋め込まれている黒く太い物体と、それから伸びる細い革紐が
両の脚と腹部を拘束している姿だった。
その光景はなんだかとても生々しくていやらしく感じられ、それに反応したのか、リナの身体はまた一層その黒い物体を締め付けるのだった。
「あうっ・・ん・・ふぅ・・」
リナの手は誘われるように股間へと伸びて行き、僅かに身体の外に出ている根元の部分を押し込もうと動くが、
繋がった革紐のせいで、ほとんど刺激は与えられなかった。ずっと続いている微弱な振動が指先にも感じられるだけだった。
「っぅぅっ!!はぁあっ。っぁん」
助けを求めるように蠢いた指は、今度は前部の蕾に指が触れ、大きな刺激が身体を駆け抜ける。
そして止まらなくなってしまった指は貪るように脚の間の肉芽を攻め続けた。
「ああ・・ぅんっ、はぁん・・ああ・・いい・・」
誰もいないことをいいことに、静まりきったトイレの中に、リナの堪えきれなくなった声が響いていた。開いた方の手は、胸元へと伸び、
服の上から、胸を揉んでしまっていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、くぅぅっんっ!」
リナの背筋を電気が奔り抜け、中の物をぎちぎちと締め付けたと同時に、授業終了のチャイムが鳴った。
「っはぁ・・はぁ・・っふぅ・・」
遠くから、賑わいが生まれてくるのが聞こえる。なんとか息を整えて、隙間から漏れ出してきている蜜を拭き取って、着衣を整えていく。
先程よりは、渇きが癒えたような気がしていたリナだったが、着衣を整えているうちにも、動き続ける物によって、また引き戻されていくのを感じていた。
落胆にも似た思いを抱えながら、個室を後にすると、廊下と同じく騒がしくなってきたトイレ内には、クラスメートのアメリアがいて、声を掛けられる。
「あ。いたいた。リナ。大丈夫?医務室に行ったんじゃなかったの?」
「・・うん。ちょっとお腹の調子が悪かったみたい。でも、もう大丈夫よ」
「そう。だったら良かった。あ、そうだ。ガブリエフ先生が後で来るようにって言ってたわよ」
「・・わかったわ。ありがと」
その後は授業は無く、リナは、再びガウリイの元へと向かった。
「失礼します」
「おお、リナ」
昼休みと同じように鍵を閉め、この部屋の主の元へと歩み寄る。その間にも疼きが増幅されていくのを感じながら、彼の前までなんとか辿りつく。
「リナじゃないわよ。早くなんとかしてっ・・あああっ!!・・んっっっ」
ふいに自分の内側から沸き起こった強い刺激にリナの膝からかくんと力が抜け、ガウリイに抱きとめられる。
「はうっ・・くぅん・・あ・・あ・・ーーーっ!!」
ガウリイの白衣の胸元を握り締めて喘ぐリナの内部では、埋め込まれた黒い物体が、振動するだけでなく、うねる様に蠢いていた。
今までじわじわとした刺激しか無かった敏感な場所にいきなり強い刺激を与えられ、リナは一気に昇りつめていた。
ガウリイの腕の中で、リナの背がしなり、がくがくと痙攣してくずおれる。
「はぁ、はぁ、何なの・・?」
ガウリイに抱きかかえられたままで、我に返ったリナの問いにガウリイは、開いた手で白衣のポケットから手の中に収まるほどに
小さいリモコンを取り出して見せる。
「よく出来てるだろ。他にもまだ動きのパターンがあるんだ」
言って再びリモコンへと指を滑らせる。
「あああっ!やあっ・・はぁっ・・ん」
さっきよりは弱いものの、また自分の奥で違う動きを始めた物の刺激にリナはガウリイへとしがみ付き、身悶える。
「うんっ・・いやぁ・・ん・・はぁ・・」
「リナ、さっき教室を出てから、何してたんだ?」
抱きかかえたまま、部屋の片隅にあるソファへと移動しながら、リナの耳元でガウリイが問いかける。
「っはぁ・・なにも・・してない・・わよ・・きゃうっ!!!」
ソファの上にリナを座らせると、ガウリイは、少し強さのダイヤルを最高へと一瞬だけ上げる。
体内でほんの一瞬だけ押し込まれた物体が暴れて、それに合わせるように、リナの肢体が跳ねる。
しかし、それはほんの一瞬だけで、すぐに弱い動きへと切り替えられてしまい、身体の渇きは癒されることはなく
反対に増幅したようにも感じられた。
「リナは嘘つきだな・・」
ソファにすっかり沈み込んでしまっているリナの胸元を肌蹴させながら、ガウリイが囁く。
剥き出しにされた胸の先は既に硬く立ち上がっていて、ガウリイの唇がそれを吸い上げると、
リナの唇からは悩ましい吐息が零れた。
「ああ・・ん・・嘘なんかじゃ・・」
「医務室行ってなかっただろ?どこで何してたんだ?」
「別に・・なにも・・ぁんっ・・」
胸を両手で揉みしだかれ、先を舌で転がされて、リナの息が一層上がる。
下腹部では、微弱な振動が続いている楔を肉襞が締め付けて愛液を生み出していたが、肝心の渇きは増すばかりで、
上半身に愛撫を受けて喘ぎながらも、リナは苦悶の表情を濃くしていっていた。
「強情だな。本当の事を言わないとずっとこのままだぞ」
リナの腹部へと手を滑らせながらガウリイが言う。押し当てた手のひらに、リナの呼吸によるものと、そうでない振動が伝わってくる。
「いいのか?言ったら楽にしてやるぞ。どこに行ってたんだ?」
言って首筋を下から上へと舐め上げるガウリイ。ぞくりと身を震わせて吐息を搾り出すリナ。
「んっ・ふ・・ぅ。はぁ。女子・・トイレに・・」
「トイレに行って?何してたんだ?」
胸を弄びながら、耳朶へと舌を這わせるガウリイ。
「ぅ・・いや・・言えないっ・・」
「言えないようなコトしてたのか?」
「う・・」
からかうように問いかけるガウリイに、図星をさされてしまったリナはすぐに反論の言葉を紡げなかった。
しばしの沈黙の後、悔しさが開き直りへと変わり、リナは白状してしまう。
「だ、だってあのままじゃおかしくなっちゃいそうでっ。トイレで、一人で・・」
「何をしてたんだ?」
一旦愛撫の手を休め、リナの顔を覗き込むようにして、意地悪そうな表情のガウリイが再び問い返す。
「そ、それは・・そんなこと言えないっ・・」
ガウリイの視線からふいと顔を逸らせてリナが言い捨てる。
「ふうん・・」
ガウリイは言うと、スカートの内部へと手を潜り込ませ、下着の上から、肉芽の辺りを押し潰すように震わせる。
「はあんっ!!だめっ・・」
一瞬見開いた目を瞑りながら、リナが仰け反る。
「ここを触ってたんだろ?」
ぐりぐりとその部分を甚振りながら、ガウリイが言う。わかってるくせに・・。リナは思いながらも素直に頷いていた。
リナのその様子を観て、ガウリイは笑みを見せると、ポケットから小さな鍵を取り出してみせる。
「そ、れ・・?」
「そう、これの鍵。今外してやるからな。」
しれっとしてガウリイが言う。
「ちょっとっ、家にあるんじゃなかったの?」
「ああ、そう言っとかないと、きっとこの部屋あちこちひっくり返して家捜しされるだろ?」
「なによそれっ、すぐ外せたんじゃないのっ」
「それじゃあ実験にならないじゃないか」
「だから実験って何のよっ!」
「うーん。まだ今回だけじゃ成果はそれほど無いようだしな。また今度教えてやるよ」
「また今度って、やっ、ちょっ・・」
「捲らないと外せないだろう?」
スカートを捲り上げ、下着も脱がせていくガウリイ。脱がされたそれは、水気を帯びて重たくなっていた。
続けてガウリイは、鍵を開けて戒めを外すと、リナの脚の間に手を伸ばし、内側の物を引っ張り出していった。
「う・・はぁ・・ん・・あうん・・ふぅ・・」
ゆっくりと引きずり出されていくその感触に、リナが声を漏らす。同時に秘所からは、ごぽり・・と大量の愛液が溢れ出し、
ポタポタと音を立てて、床に水溜りを作った。
「すごいな。リナ。こんなに感じてたんだな。」
「いや・・言わないでよ・・」
「俺のより、こっちの方がいいか?」
リナの蜜が滴り落ちるそれを、リナのスリットへと擦りつけながら意地悪そうな表情を浮かべてガウリイは言う。
「う・・あふ・・」
でこぼこの表面がリナの入り口と肉芽を擦りあげて、リナが呻く。
「もう一度入れて欲しいか?」
「や・・ガウリイのが・・いい・・ガウリイのが、ほしいのっ・・」
潤んだ瞳で見上げる恰好でいつになく艶めいた声でリナが言う。
「じゃあ、これはまた今度な」
ガウリイはそう言うと、既に硬く大きくなっていた自分自身を一気にリナへと突き立てた。
「はうっ!あああんっ!!ガウリイっ・・・」
しがみついて、喘ぐリナを突き放すように、ガウリイは腰を打ち付けていく。
「あんっ!はぁっ、あんっ、ああっ・・」
粘膜が擦れあう快感に、リナは今までに無く乱れ、自ら求めるように腰を動かしていた。
夕暮れの陽が射しこむ部屋の中、淫猥な音と声ばかりが空間を満たしていた。
「あ、あ、がう、りぃ・・あたし・・もうっ・・!」
「リナっ・・」
そしてやがて二人同時に昇り詰め、深く繋がったまま暫く二人は抱き合っていた。
「・・ねぇ。もうこんなことやめてよね」
「なんでだ?」
「っ、なんでって・・あんた人がどれだけつらい思いしたと思ってんのよっ!」
「でも、リナだってほんとは悦んでたんじゃないか。あんなに濡らしてさ」
「あ、あれはっ。第一クラスの皆にバレたりしたら、どうすんのよ!あんただってタダじゃ済まないんだから」
「バレなかったんだから、いいじゃないか」
しれっとして言うガウリイに、リナは無言で溜息をつくしか出来なかった。『こひつは・・・』
「わかったわかった。、校内ではもうこんなことはしないから安心しろよ」
「校内ではって・・あんたまだ懲りずに・・」
「ああ。だってなあ、今日のリナ、すごく色っぽかったしな。また見せて欲しいぞ」
「なっ・・うそっ」
「だから、また今度な♪」
「今度な♪じゃな〜〜〜〜いっ!!」
窓の外の色が藍色へと移り行く部屋の中、リナは怒号を響かせながら、この何癖もある男との関係の今後にもう何度目かのめまいを覚えていた。