「バカね、分かってるわよ。セックスをしようって言ってるの、カイ」
(ゲ、ゲルダ!)
この言葉を聞いた時、カイは脳天をぶん殴られたような衝撃を受けた。
よもや、十歳の少女 の口から、セックスなどという猥語が出てくるとは、思いもよらなかったからだ。
「もしかしてカイ、あたしが処女だと思ってる?だったら心配無用よ。あたし、処女じゃないから」
「ええ?まさか、そんな!」
「本当よ。バージンは去年、失くしちゃったの。てへへ・・・」
ガタガタと体が震え、言葉を失うカイ。驚愕だった。目の前にあるあの愛らしい唇から、
自分が無垢では無いと聞かされ、驚かぬ訳がない。それも、処女喪失は昨年。
実に10歳の時に 果たしているというではないか。
「ゲルダ、君は・・・」
カイ少女は手持ち無沙汰な感じで体を揺らしながら、
「ベッドで教えてあげる。カイも裸になりなさいよ」
そう言って、カイの手を取ったのであった。
ベッドの上にゲルダが足を開いて横たわり、そこへカイは全裸で覆い被さっていた。
しかも、醜くも男茎をぐいと反り返らせ、少女の両足の間に割って入っている。
「カイおちんちんって大きいのね。やっぱり大人ね」
ゲルダがそっと男茎を手に取った。それが大ぶりだと知り、好奇に満ちた目を潤ませて、いきなり己の恥丘へといざなっていく。
「まず、おちんちんで割れ目をこすって」
「う、うん」
カイは女の扱いを知らないので、まずゲルダがリードした。男茎で恥部を刺激し、柔肉をほぐしてくれと促す。
「まだ、入れちゃだめだよ。濡れないと痛いの」
「分かった。こうかな?」
「ふふふ・・・いい気持ちよ、カイ。案外、上手だね」
ゲルダは枕に体を預け、男茎が割れ目をなぞる感覚に身悶え始めた。それを見たカイは、
少女が男を知っている事を確信する。そして無意識のうちに、僅かな膨らみしか持たぬ乳房へ手が伸びていった。
「あん!駄目よカイ。胸を揉むと痛いから、先っちょを吸って・・・優しくよ」
「乳首を吸うんだよね?」
「そう。赤ちゃんみたいにちゅうちゅう吸うの・・・カイ、あたしがママだと思ってしっかり吸ってちょうだい」
割れ目への愛撫を中断し、ゲルダは背をそらして胸を張った。
こうすれば、少しだが乳房が大きく見えるからだ。幼いとはいえ、女。それなりに見栄もある。
「は・・ん」
カイが乳首を口に含むと、ゲルダは鼻を鳴らして悶え始める。目は半開きになり、くぐもった 声を絶え間なく部屋の中へ響かせた。
「も、もっと吸って・・・きつく・・・して」
ゲルダが腰をくねらせて激しい愛撫を望むと、カイは乳首へ軽く歯を当て、苺の果肉を食むような気持ちで味わう。
軽く噛み、強く吸うとゲルダは身を仰け反らせ、シーツの上でバタバタ と踊った。
「やっぱり大人だね、カイ、上手だよ」
彼女自身、このような激しい愛撫は初めてだったらしく、ぽうっと頬を羞恥に染めて逃げる
ようにベッドを這い上がった。しかし、カイは執拗に少女の体を追い、ちゅうちゅうとはしたない音をさせて、可憐な苺の蕾を吸いつける。
(ゲルダのおっぱいだ・・・ああ、なんて美味しいんだろう)
カイは恍惚状態にあった。初めて女体を知る
いい加減、乳首を悪戯されたところで、ゲルダは最後の言葉を囁いた。
カイ、もういいよ。おちんちん入れよう」
「ゲルダ、ここでいい?」
「もうちょっと下・・・だと思う。カイ、優しくしてね」
「あれ、入らないな・・・」
ぴたりと閉じたゲルダの二枚貝の前を、カイの男茎が行ったり来たりしていた。
「開いてあげる」
ゲルダが腰を浮かし、両の指をそろえて恥部を掻き分けた。すると、艶めく桃色の生肉がお目見えし、割れ目の上部から下部までが露となる。
クリトリスは包皮に隠れ、まったく 露呈してはいなかったが、ぽつりと小さな尿道口の下には、未発達な肉のフリルがあった。
「ここへおちんちん入れるんだよ、カイ」
「ありがとう。やってみる」
花弁を男茎で割ると、生温かい肉襞の感触が得られた。
そして、その奥が何かを引き込む ような隙間を有している事も、カイは知る。もう、迷うことは無い。
「入れるよ、ゲルダ」
「あッ!」
ずずっとゲルダの体がずり上がる。男茎が、少女の肉穴を侵していた。
「入った!ゲルダちゃんの中に!」
男茎はせいぜい半分しか入らなかったが、それでもじーんと痺れるような快感が、カイの下半身には流れている。
「うう・・・ゲルダの中・・・窮屈だよ・・僕のおちんちんが、ちぎれそうだ」
カイは男茎を少女肉で食い絞められているせいか、垂れた玉袋が時折きゅっと持ち上がり、滑稽な姿を見せていた。
しかし、驚くべきはその小さな肉穴の持ち主の方。
「ああ・・・やっぱりカイのちんちん・・・大きい・・・」
ゲルダは目を細め、じっくりと男を味わう余裕を見せていた。
肉穴は悲鳴をあげんばかりに男茎を締め上げているのだが、表情は穏やかなままなのである。
「カイ、おちんちんを動かして・・・あたしも腰を使うから」
すっと両腕を伸ばし、ゲルダがカイを誘う。来て──声には出さなかったが、唇の動きがそう言っていた。
「ゲルダ!」
カイは枕ごとゲルダを抱きしめ、小刻みに腰を動かした。
そして、ぎしぎしとベッドをきしませ、少女姦の魅力に耽溺していったのである。
「ああン」
ゲルダは大きく体を弾ませ、腰を捻った。大ぶりな男茎が肉穴を苛んでいるのか、
少女は 幾度か体を左右に寝返らせ、いやいやと頭を振って悶えては愉しんでいる。
「ゲルダ! ゲルダ!」
それに対し、カイは愛しい少女の名を叫び、犬のようにせかせかと腰を振るだけだった。
「ゲルダ・・・僕、もう・・・いきそうだ」
恥の上塗りとでも言うべきか、カイは早々とお漏らしを願い出る。
「カイ、あたし生理まだだから、中で出してもいいわよ」
うふんと鼻を鳴らした後、ゲルダは片足を高く上げ、結合部がカイから見えるような格好を取った。
小悪魔的な笑顔が、天性の女を感じさせる。
「出るッ!ああ、ゲルダ!」
「ああッ!カイ・・・」
びしゃびしゃとバケツの中をひっくり返したような衝撃──まるで水鉄砲を肉穴の中で
使われているような感覚──カイの射精を、ゲルダはそうイメージした。自分の胎内で
「気持ちよかった?カイ」
「ああ、すっごく」
「それは、よかったわ。うふふ」
膣穴をもう一度締め、男茎に残った精の残滓を搾り取った後、ようやくゲルダはカイから離れた。
その途端、どろりと濁った粘液が肉穴から溢れ、少女の尻を伝う。