森カラスのモーリーと、ローシーの手引きを得て、ゲルダは王子と王女いる
寝室にたどり着くことが出来た、が・・・ 薄暗い寝室の奥からゲルダは見た・・・。
「王女。……脱がすから、手を上げて」
貫頭衣と下衣を脱がされ、完全に素裸になった上半身に、王子の舌が滑る。
なかなか王子の顔が見れないジレンマに、 ゲルダはきゅうっと痛みがはしる
ふと王女に視線をやると、そこには赤い吸い跡が花びらのように王女の肌へ散らされていた。
「――あ、これ……」
「王女が、俺の物だっていう、しるし……」
視線を絡め、王子はふわりと柔らかく微笑んだ。その表情に王女はうっとりと見とれ、
彼女は思わず頷いていた。
「もっと、つけて。王子―好きよ」
二人してくすくすと笑い、二人はそのまま唇を重ねた。
――言葉のとおり、王子は彼女の乳房や脇下や首筋にキスマークを散らしていく。
王女が彼にねだり、王子は自らも上衣を脱いで彼女に身体を差し出した。
当初はおずおずと、だが次第に大胆になって、王女もまた彼の肌に口付けを
落としていく。
王子は彼女の乳房を甘噛みす。
その光景を覗いた、ゲルダは小さく喘いだだけで何も言えなかつた。
目の前にいる王子・・・あれはカイなのか・・・・
「……あ、ぁああっ」
すでに痛いほどに尖りきった乳頭を啄ばまれ、王女は喜悦の声を高く上げた。
口の中で転がされ、時折軽く歯を立てられ、ちゅうちゅうと吸い尽くされる感覚に王女は
嫌嫌と何度か首を振った。だがそれは拒絶ではなく、未知の感覚に対する怯えに過ぎなかった。
その事を承知していた王子は、容赦なく口中の果実を堪能する。
交互に双方の尖りに吸い付く一方で、彼の手は徐々に下へと下がっていく。
滑らかな脇腹を経てヘソを弄り、シルクの下着を、王子は一気に引きずり下ろそうとした。
「きゃんっ!! や、だ、だめよっ…」
「ちょっと腰を上げて。…脱がせにくい」
恥じらいの言葉は苦笑と共に一蹴された。王女は頬どころか全身を真っ赤に
染めて、だが彼の言葉に従って王子の首にすがりつき、彼の言う通りにした。
まとわりつくシルクの下着を無造作に放り、王子は最後に残る小さな布地の上に、
ひたりと指を添わせた。
「イャーーーーーッ!!、やめて!!! カイ!!、ダメーーーーーッ!!!
「だッ だれ??」{
振り向いた王子の顔をみつめたゲルダ。だがそれはカイでなかった。
精一杯張り詰めていた気持ちの糸が切れてしまったのか、ゲルダはその場で気を
失ってしまった。
かわいそうにこの娘、王子様を自分の恋人と思っていたのね・・・・
王子は少し考えた後に
「姫、ゲルダを慰めさせるの手伝ってくれないか」
「ええっ いいわ・・・・」
王女はゲルダの体を起こして服を脱がし、王子と共にゲルダをベットに寝かせた。
そのとき意識を戻したゲルダは、両脇に立つ全裸の二人を見つめた。
すると王女がゲルダに抱きついた
「えっ、や、やめて王女さま…」
「ゲルダさん、そんなに恥ずかしがらないで」
「きみに気持ちよくなってもらうんだよ」
つづいて王子もゲルダの腰を両手で抑える
「そ、そんな…あああっ!」
こうして二人分の愛撫がゲルダに快感を与えだす。
王女の愛撫は王子と違い、あくまで優しく、デリケートだ。
そこに王子の激しい責めが加わるのでたまったものではない。
胸を同時に吸われ、乳首を甘噛みされる。
「ひあああっ!」
ゲルダの首筋と耳たぶを執拗に舐られる。
「あっ、ああっ、はあっ!」
秘部と菊門を同時に指で責めたくる。
「ああっ!や、やめ…てっ、そっちは…」
「んー?そっちってどっちの穴の事かな?」
王子は意地悪そうに菊門をやわやわと指で揉む。
「うはあっ!だ、だからそっちの…」
「そっちの?」
「お…お尻の穴はやめて…」
「あれ、ゲルダはこっちの方は嫌かい」
「だ、だってそんな…き、汚い所…」
「でもゲルダさんのここ、王子様がお尻を弄るたびに汁が溢れてきてるよ」
王女が秘部を指でつつきながら笑う。
「姫、ゲルダのここに触れてみないか?」
そういって王子はクリトリスの部分を軽く触れる。
「んんっ!!」
「わっ、触れただけなのにこんなに感じてる」
「ゲルダのは特に弱そうだな」
「そうなんですか、じゃあ…」
そう言い王女は集中的にそこを責めはじめた。
「ひっ、あ、ああっ!だ、ダメっ…そんなにいじっちゃ…」
ゲルダは弄られるたびにびくびくと身体を震わせる。
その上、今度は王子も胸を責めだす。
「んあああっ!」
上と下の敏感な場所を二人で愛撫されゲルダは声をあげる事しかできない。
「ああっ!お、王子さま…私、私もう…」
「ゲルダ、イクのか?」
ゲルダはこくこくと首を振る。
その瞬間、王女がクリトリスを強くキュッとつまんだ。
「あああああっ!!!」
大きな絶叫を上げてゲルダは絶頂へと向かっていった。
「あ…はあっ…」
息も絶え絶えなゲルダを王子は背中から抱える。
「本番はこれからだよ」
「ちょっ、ちょっと待って王子さま、少し休ませて…」
「僕は別にいいけど…」
王子は目を王女の方に向き、
「ずっと姫に見られてるのもなー…」
「そ、そうだったわ…」
小声でゲルダに聞こえないように相談する二人。
少しして、王子は意を決したように言う。
「じゃ、いくよ」
「分かったわ」
「あっ、ああ、うああっ!」
王子の激しい動きに声を上げながら身悶えるゲルダ。
それを生唾を飲み見ている王女。
「す、凄い…王子様のがゲルダさんのあそこにいやらしい音たてながら入ってる」
「ひ、姫…そんなこと言わなくていいっ…はあっ!」
「王子様、ゲルダさんの中はどうですか?」
「ああ…何回やっても気持ちいい、最高だ」
「だって。ゲルダさんよかったね」
「そ、そんな事褒められても嬉しくないっ…」
「ほらゲルダ、もっと激しくするよッ」
そういうと王子の動きはますます増し、快楽も比例してゲルダに襲いかかる。
「ひっ、あっ、くああっ!…そ、そんなに激しっ…」
さらに王女の手がゲルダのクリトリスをつまみあげる。
「あああああっ!やっ、やめてっ、王女さま!! そこはぁっ!」
「ぐ…ち、ちょっとゲルダ、し、締めすぎ…」
一気に強くなったゲルダの膣の締め上げに苦悶の声を出す王子。
「ひうっ、うあっ…だ、だってぇ…!」
それを見てみつきは笑いながら
「いいですよ、ゲルダさんも王子様も一緒にイッてくださいっ」
そしてくっとクリトリスを強くつねり上げた瞬間
「あっ、ああああああああああああああっ!!」
絶叫を上げてゲルダは果てた。それと同時に
「ぐっ…」
王子も強烈な締めで射精してしまっていた。
「はあっ…あっ…膣が…熱い…」
王子は息もたえだえにささやく
「それでは、姫、この事は…」
「はいっ、城の皆には内緒ですね」
「あ…当たり前よ、こんな事皆に知られたらどうなるか…」
そのゲルダの言葉に王女は・・・・・ (続く)