冬馬は、新入生歓迎会の2次会で男ばっかりで飲んで帰る途中、携帯で呼び出された。  
別の2次会(こっちは女の子ばっかり)で飲んでいたうららが酔いつぶれたらしい。急遽、電車を途中  
下車して引き返す。もう深夜、そろそろ終電という時間だ。  
大学に入学して5日、講堂でいきなりうららと顔を合わせて3日、彼女の実年齢および二人が許婚同士  
である事がクラスにバレたのが昨日。でも今日の昼間までトラブルはなかったのに…少し心配な冬馬。  
うららは駅前のベンチで女の子達に介抱されていた。  
「あ、来たよ。ほら、あんたの許婚ですよぉ。起きて下さいよー…ね、坂本くんちょっと…」  
女の子達が、冬馬をうららに聞こえない位置まで引っ張る。先輩(仏文科3年生)がひそひそ言う。  
「ねぇ坂本くん、なんなのよあのおばさん?」  
「お、おばさん?うららの事ですか?一応新入生だし、下級生…」  
「そんなのいいから。ねえあの人、すごいピッチで飲むからいける口なんだと思ったらぜんぜん駄目じ  
ゃん。23にもなってさぁ、自分の許容量もわかんないのかな?おかげでこっちはいい迷惑よ。」  
他の女の子達も口々に愚痴を言う。愚痴り尽くすと帰ってしまい、二人はベンチに残された。  
「おい、うらら。しっかりしろよ、俺だよ、わかるか?」  
「んー…ろうまにゃないのぉ…なんれこんなろころにいんのぉ?」  
「しっかりしろって。なんでそんな飲んだんだよ、ただの新入生歓迎…」  
「らって、らってね…あのこらち…ふにらひゃにぇしえ、っらうれうぇ…うれ…ひゃう、うえうえうえ」  
「おい?なんだ?なんだよ、こんな所で…泣くなよ、おい、うららってば…」  
「うーえうえうえ、うえ――うえ、えぐえぐ。ろーまぁ、わらひね、う…えーん、え―――んえんえん」  
 
暫くして泣き止んだのを見計らい、ペットボトルのお茶を飲ませると、少ししゃんとした。  
「なんであんな泣いたんだよ。なんか嫌な事でもあったのかよ、2次会で?」  
「…ねえ冬馬…私、帰りたくない。」  
「帰りたくないって…どうすんだよ。」  
「どこでもいいわ、連れてって…あの娘達ね、あの娘達…私を馬鹿にするの、23にもなって処女なん  
て可笑しいって言うの、許婚がいるのにエッチしてないなんて変って…ねえ冬馬…私を女にしてよ…」  
 
安ホテルに入った。  
「どこでもいい」とか言っておきながらうららは無茶苦茶高そうなホテルに入るのをねだったりしたの  
だが、ホテルに入る時のその辺の一悶着は割愛しよう。  
それより、だいぶ前に冬馬の両親が日本に戻っているので、二人とも現在は自宅通学だ。つまりこのま  
ま「お泊り」となると、明日は二人が揃って朝帰りしたのを両方の家族に知られるわけで…。  
まあ、冬馬も酒が入っているのでそのへんの後先は考えずに勢いでホテルに入ってしまったし、今は暗  
闇の中のベッドの上で初めて触るうららの胸を揉むのに夢中でそれどころではない。  
(「最近、肌が衰えだした」なんて悩んでたけどすべすべじゃん…てか、おっぱいって柔らかいんだぁ…)  
「ねぇ冬馬…重いってば…さっきからずっと言ってるのに…」  
「あ、ごめん…」  
「胸に体重かけないで痛い、だからってほら、頭のすぐ横に手をつくと髪の毛引っ張られるでしょ…や  
だ、耳たぶなめないで変な感じ、やぁん乳首そんなふうにいじらないで、なんか痛い…」  
「ごめん、なんつうか、想像してたみたいにいかないんだよ…むずかしいや…」  
「やだ脇の下くすぐったい!ああ駄目っオマ…ええと…そこは触っちゃ駄目ぇ!」  
「なんだよ、触んないとどういう具合になってんのかわかんないよ、それにこう暗くちゃ…」  
「だって、だって、恥ずかしいんだもん!」  
暗闇で言い合いながら、こりゃ思ったより大変だぞと思いはじめている二人。  
「…ちょっとほら、また体重かけるぅ、ねえ膝なんて撫でてどうすんのよ…ああっオマ…は、触っちゃ  
駄目って言ったのにぃ、もう、そんなことしてないで早く私を女にしてよ!」  
「だからそのためにだろ!?てか文句多すぎだぞうらら、少し落ち着けないのかよ?」  
うららが黙る。自分でも無茶言ってるのは判ってるのだが…とりあえず我慢して口を閉じる事にした。  
冬馬は気を取り直す。思いついて乳首を口に含んでみる。  
ビクッ、とうららが初めて反応した。吸ったり舌で転がす。悶えだすうらら。  
彼女の乳首が硬くなって来る。知識としてはそうなるのを知っていたが、自分の刺激に実際にそのよう  
な反応が起きるのを目の当たりにして冬馬は少し感激、他にも色々試し始める。  
そうして次第に冬馬にもうららの感じやすい場所がわかってきた。どうすればいいのかも。  
 
「んっ…あ…あん…」  
声が漏れ始める。冬馬の興奮が高まる。うららのアソコに手を伸ばした。今度は拒まない。  
(うわ、もじゃもじゃだな…ここか?もっと下かな…いや、このへん…うわ…濡れてる、へえ…濡れる  
ってこうなるんだ…ぬるぬるしてる…)  
 
冬馬が初めて「出した」のは、中等部1年の秋だった。  
オナニーではなく夢精。うららが全裸で彼自身をいじる夢だった。射精した瞬間目が覚め、ひどくばつ  
の悪い思いをした。その日はまともにうららの顔を見れなかったものだ。  
まだ性に目覚める前から、関係を持つ事が決まっている女(それも5歳年上ですでに大人の身体になっ  
てる)が傍にいる…自分は彼女といつかSEXをするんだと常に自覚しつつ成長する…。  
昔ならともかく、最近ではあまり例を見ない育ち方をしている冬馬である。  
うまい具合に寮で独りになれた時など、やがてするはずの事を妄想しつつ何度オナニーした事か。  
妄想は多岐にわたった。うららに優しくリードされてSEXをする妄想、嫌がるうららを強引に犯す妄  
想、ラブラブでしっぽりと愛し合う妄想…何通りのパターンでしたか数え切れない。  
ただ、こんな風に、酒に酔った勢いでするってのはそのシチュエーションになかったのだけれど。  
 
今、うららの股間からはくちゅくちゅ音がしている。  
頃合かなと思い、いやそれ以前にもう我慢できなくなって、冬馬は鼻息も荒く彼女の股間に割り込んだ。  
うららは無言。だが何が起こるか予期し少し震えている。  
構わず冬馬は硬く熱を帯びたものを彼女に突き立て…突き立て…  
(ち、ちくしょう…どこだよ…指で触ったのとぜんぜん勝手が違う…位置どこだよ…)  
「ね、冬馬…大丈夫なの?ねえ、冬馬ってば…」  
「…」  
「…場所わかんないの…?ねえ、もっと下だよ…どうしたの、考え込んじゃって…?」  
「…なあうらら…明かりつけていいか?見ながらじゃないと位置がわかんないよ…」  
「だめー!!だめだめ!!人に見せられるモノじゃないわ、やだ、見ちゃやだ!!」  
 
「頼むよ、ちゃんとしたいだろ、うららだって俺と結ばれたいんだろ?な、この通り!」  
うららはしばらくむーっと考え込んでいた。そして。  
「やっぱり明かりはやだ。そのかわり、私が手で持ってってあげるから…。」  
 
暗い室内で苦労しながら、うららの手で冬馬自身の先端をなんとかやっと膣口に持っていく。  
「ふう…ここよ、ここが正しい位置…。」  
うららはそのあと、「挿れるのは、私の心の準備が出来るまで待って」と言おうとしたのだが…  
遅かった。はやる冬馬が腰を前に動かしたのだ。急に入って来たものに激痛が走る。  
「いだ――――――っ!!!いだだだだ!!とっとっ冬馬、痛い痛い痛い!!」  
「こら、おい、逃げるな、ずり上がるな、ちょっとまて、まだ先っぽしか…」  
「だって痛い痛い痛いっ!な、なんでいきなり挿れてくるのよぉ!!」  
「んなこといったって…おいおいおい、うらら、逃げるなってば!脚突っ張るな蹴りあげるな!」  
「痛いんだもん、ちょっと待ってよ、抜いて抜いて抜いて!!」  
「いてて、こら目に指突っ込むな、口にへほふにほぁひれふぇるな!!もう半分入ってんだから…」  
「だって…あ、痛いっ…だって痛い!!動いちゃ駄目ぇ、と、冬馬ってばぁ!!」  
「やめろやめろ、うらら引っ掻くないててて!!動いてるのうらら自身だろ、自分で痛い目に…」  
途中まで入った状態で二人は必死にもがいている。  
うららは痛くてたまらないのだが、冬馬は先端が入ってるだけで射精寸前になっていた。うららが悶絶  
する刺激だけで敏感な彼は我慢ができなくなっているのだ。だがうららはさらにもがき続け…。  
「ちょっと待てうらら、待ってくれ…ああ、なんか、俺もう…あ…う、ううっ!!」  
「痛いってのに―――!冬馬の最低男ぉ――――――っ!!!」  
冬馬が射精開始するのと、うららが冬馬を押し放したのはほぼ同時だった。いきなり抜かれた冬馬のモ  
ノが彼の下腹につくほど反り返り、そのまま精を吐出する。  
うららはそれに気づかずさらに彼の下から逃げ出そうとずり上がる。  
彼女がずり上がった後のシーツの、さっきまでうららの腰があってしわくちゃになっているあたりが、  
冬馬の先端から迸り続ける熱い液でみるみるべとべとになっていった。  
 
 
(…なんだかなー…)  
今、うららはシャワールームにいる。とっくに酔いはさめている。  
シャワーで破瓜の出血を洗い流す。少ししみる…。  
あの後、二人ともすぐ冷静に戻った。思い返すと悲惨というか格好悪い喪失の仕方ではある。  
だが、自分より冬馬のほうが惨めだろう。悪い事したとは思う。だが痛くて我慢できなかったのだ。  
かすかに、とろっ、とアソコから何か流れ出すのを感じた。お湯を止め指で拭い、その指を目の前に。  
(これが精液かぁ…)  
実物を見るのは初めてだ。かなり粘っこい、変な匂いがする…。  
少しピンク色なのは、彼女の血も混じっているせいだろう。  
わずかだが膣内にも出されていたのだ。まあ出されても構わない日なのだが。  
(まあ出ちゃったものは仕方ないわ。冬馬かなり落ち込んでるみたいだし、私がなんとかしなきゃ。)  
いずれ自分を抱く事になる5歳年下の男と、彼にまだ毛すら生えてない時から過ごし、自分は彼といつ  
かSEXをするんだと自覚しつつ成長するのを見守る…。  
これまた、現代ではあまり例を見ない彼氏との付き合い方をして来たうららなのだ。  
小学生だった彼が、次第にたくましくなり、ついに自分を背丈で追い越してゆく。  
ドキドキする自分にどれほど戸惑ったことか。  
いつの頃からか指で自分を慰める時の妄想の相手は、冬馬になっていた。  
そのときの妄想は、自分が優しくリードして彼とSEXする妄想、冬馬に無理矢理レイプされる妄想、  
ラブラブでしっぽりと愛し合う妄想…ほぼ冬馬の妄想と同じパターンだ。  
ただ冬馬と違うのは、こんな風に酒の勢いでホテルに入ってしまう妄想も何度かしてた事だが。  
結ばれは、した…予想外な結ばれ方だったが。だから次こそは、ずっと前から思い描いていた愛のある  
初エッチを、2回目でもいいから実現したい。鏡に向かい、声に出して自分に言い聞かせる。  
「年上だもん、私がしっかりしなきゃ。『女たるもの、エッチの痛みくらいで…。』よし、がんばるぞ。」  
 
タオルを巻くとうららはベッドに戻った。ベッドの上で落ち込んでる冬馬の背中に寄り添って言う。  
「ごめんね冬馬。年上の私が、リードしなきゃいけないはずなのに…」  
 
「バカいうなよ。うららがリードするって事は、俺以外に男を知ってるって事になるだろ。」  
うららはそれに軽く微笑むと、ベッド(シーツは汚れたので剥がしてある)に寝そべった。  
枕元のスイッチで部屋を暗くし、身体に巻いたタオルを解く。  
そして彼を自分の上に来るよう導いた。  
 
しかし、その後かなりたっても、二人は二度目のSEXを出来ていなかった。  
冬馬は焦っている。「もう一回、今度こそまっとうなエッチをする。」うららがそれを期待してるのは  
わかってる。自分だってさっきのを挽回したい。  
なのに、下半身が反応しない…勃起しないのだ。  
肉体的と言うより、精神的なダメージ、自信喪失が大きかったらしい。  
冬馬はついにうなだれてうららに謝りだした。  
「ごめんうらら…出来そうにないよ。今夜は駄目みたいだ…。」  
「…私が悪いんだね。自分から誘っておいて、あんなに痛がって、力任せに抜いちゃったから…。」  
「うららは悪くないよ、いいんだってば…。」  
しばらく無言。だが、少し間を置いて、うららが枕元を操作した。部屋が明るくなる。  
明るさに目が慣れてくると、冬馬の目の前には、恥じらう許婚の全裸が横たわっていた。  
 
冬馬にとって、ビデオやグラビア以外で初めてじっくり見るヌード。  
へえ…と冬馬は思わず口にした。  
23才の女の身体…程良く熟れてるのだが、そこまで冬馬にはわからない。ただ、うららってこんなに  
きれいだったのかと感心しているのだ。  
当の本人は無茶苦茶恥ずかしそうに顔を両手で覆っている。  
きれいな白い肌、くびれた腰、盛り上がった乳房、すらりと伸びた脚。  
そして、指で触った印象と比べると意外と陰毛の薄い局部。  
「見たかったんでしょ…アソコも全部、見ちゃってもいいの。私が痛がっても気にしないでしちゃって  
いいの、失敗なんて気にしないで…ね、冬馬。私を全部、あなたの好きにしていいの…。」  
 
冬馬は夢中でうららの身体にむしゃぶりついた。全身を観察しながら愛撫し、アソコを観察する。  
彼女は顔を覆ったままだ。大きく広げたうららの脚の間、23歳相応の色になった、平均よりだいぶ陰  
毛のまばらな性器。もうぐっしょり濡れてる、さっきまで処女だった証がわずかに残ってる…。  
いじっているうち、冬馬のモノが強く勃起してきた。  
体勢は整ったのだ。  
「い、いいな?じゃあ…挿れるぞ?」  
うなずくうらら。入り口を目で確かめ、実にすんなり挿入。うららが痛そうに呻く。  
「は、入った…おい、うらら…大丈夫か、まだそんなに痛いのか?」  
「ちょっ…話しかけないで…ん…おさまってきた…痛い事は痛いけど、耐えられないほどじゃなくなっ  
てきた…かな?ね、冬馬…動かしても大丈夫…だと思うんだけど…」  
冬馬が、うららの中で動き出す。  
(うう、やっぱちょっと痛いかな、でも今更…あれ?なんかだんだん…あれれ?)  
不思議なことに、次第に痛みはなくなって、快感が…。  
うららの口から漏れる声が、悦びの声に変わってゆく。  
「ああ、冬馬…いい…よくなってきたの…きもちいいの…ああ、あ、ああ…」  
夢中で抱き合いキスを交し合う冬馬とうらら。  
冬馬の腕の中は、長い間望んでいたもの全てがあった。快感に眉根を寄せるうららの表情、揺れる乳房、  
汗ばむ白い肌、しがみつく細い腕、可愛い喘ぎ声…  
溶けそうなほど熱く濡れそぼった膣内、それが不規則に彼をきゅっと締め付ける。  
結局2分と持たずにたまらなくなって来た。  
「ああ、うらら…どう、イキそう?まだイキそうじゃない?」  
「はあはあ、え、なに?とっても気持ちいいけど、まだ…」  
「そ、そうか、まだなのか…ご、ごめんよ、俺はもう…我慢が…」  
うららは微笑む。快感に目の焦点が合わなくなっているが、しっかりした声で言った。  
「だから、いいんだってば…ほら、男でしょ、思い切り動かして…思う存分出しちゃいなさい。」  
冬馬の腰の動きが激しくなる。息も激しく不規則になる。そしてうららの膣内に直接、思う存分…  
 
うららは幸せだった。イク事は出来なかったが、それなりに気持ち良かったし…。それより、彼が自分  
の身体に夢中になってくれた事が嬉しかった。冬馬の顔を見つめる。  
あれっと思う。今まで気づかなかったが、冬馬の頬に、トレードマークの×印の古傷とは別な引っ掻き  
傷、いかにも女が引っ掻いたとわかる2cmほどの間隔で3本平行な傷が逆の側にあるのだ。  
さっき、一回目の時、うららが痛がって引っ掻いたときについた傷のようだ。  
(あらら…これ、訳を訊かれたら二人に何があったかバレちゃうわね…まいっか、それでいいんだよね。)  
うららはとろけるような気分の中、冬馬の顔を引き寄せキスをした。  
冬馬の彼自身は、うららの膣内に、まだ名残り惜しそうにトク…トク…と愛の滴を絞り出し続けている。  
 
一緒にシャワーを浴びた。立ったままお互いの身体を洗い合う。  
冬馬の首筋あたりをスポンジで泡だらけにしながらうららが喋りだした。  
「冬馬が小学生の頃、私『男たるもの××でなければいけない』ってレッスンをあなたに随分要求した  
よね。冬馬、今それ続けるとして…私が最後にあなたにクリアして欲しい男の条件はなんだと思う?」  
「あはは、されたされた、『男たるもの、いかなる時も女を喜ばせること!』とかな。えーと、最後にク  
リアすべき男の条件?そうだな、『男たるもの…』んー?なんだよ、教えてくれよ。」  
「私がして欲しい最後のは…『男たるもの、愛する女の最後の男にならなければならない』…」  
手持ちシャワーでうららのおっぱいの泡を落としていた冬馬の動きが止まる。見つめ合う二人。  
「クリアして見せるさ。うららの、最初で最後の男になるつもりだよ。」  
「…ね、私たち、恋愛でも同級生だったけど、エッチに関しても二人一緒に入学の同級生だね。」  
「そういう事になるのかな。学ぶべきレッスンは山積みだなー。」  
「そうだね。冬馬、のど渇かない?シャワー終わったら『入学祝い』の乾杯しよっ。私ビールがいいな。」  
「また飲む気かよっ!」  
…こうして二人は、めくるめく愛と快楽の世界への、同時入学の新入生になったとさ。  
この後のレッスンは、彼らが自分達で言うとおり、二人で一緒に学んでもらうとしますか。  
同級生だそうですしね(笑)。  
 
―完―  
 

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