…………………  
 
「これが…オーダー!?」  
頭が割れそうに痛い。目が眩む――。  
レッドサハラン、ネロ、ブランク。その場にいたハイブリッドはオーダーに対する拒絶反応に苦しんでいた  
その一人が叫ぶ  
「うおおおおッ!」  
 
ハカイセヨ  
 
スベテヲ ハカイセヨ  
 
 
 
 
 
レッドサハランのトランスが発動し、人間の姿になる。  
このまま、ネロとブランクをぶち殺して悲劇は起こる筈だった。  
まるで、みーやのフラッシュ作品のような廚二展開になるはずだった  
 
 
 
 
 
 
 
――神は言っている。ここで殺すべきでは無いと。  
 
 
 
 
ヨセイカハ ヲテベス  
 
ヨセイカハ  
 
「!ッおおおおう」  
ぶ叫が人一のそ  
たいでんし苦  
に絶拒応反るす対にーダーオはドッリブイハ  
たいに場のそ。クンラブ、ロネ、ンラハサドッレ  
。――む眩が目。い痛にうそれ割が頭  
「?!ーダーオ…がれこ」  
 
 
…………………  
 
soratorobo  
 
 
 
 
 
 
 
トランスに見せかけてケモノのまま 全 裸。  
 
もふもふ。  
 
スッゴいもふもふ。  
 
「うおおおおッうおおおお!!」  
「これが…オーダー!?……もふもふ?」  
頭が割れそうに痛い。目が眩む――。  
ネロ、ブランク。その場にいたハイブリッドはオーダーに対する拒絶反応に苦しんでいた、ハズだった。  
その一人が叫ぶ  
「もふらせろ!もふ!もふもふもふ」  
ダハーカMK−Uが装甲を貫き、ネロとブランクが 合 体 したコックピットを捲りあげる。  
「ぼくらも、ケモノだったんだ……」  
「にいさん。トドメを…」  
「ノ ン ダ ッ シ ャ ン ! 」  
スタンガンを抜き、ネロとブランクに一撃づつ打ち込む。大型ロボをも機能停止させる威力のスタンガンに彼等は気絶した  
 
彼等をレッドは抱え上げ、ハシゴの途中からロボに飛び乗れる程の強靭な脚力でダハーカに乗り込む。  
素早くダハーカを起動させ、ついでにクリステルドライブをぶち壊し脱出した。  
 
 
 
 
「にゃうぃー」  
「非ィ科学的ね!!」  
「にゃうぃー」  
「お兄ちゃん、裸の人と寝てたってどういうこと?わかったーエルさんでしょ、でもあの人少し暗いよね…  
あんな人にお兄ちゃんの何がわかるっていうの!もにゅぱー!……ごめん。お兄ちゃん、その口も、胃も腸も毒されているんだわ!」  
「にゃうぃー」  
「風に祈れ。風!確実に吹いてきている!」  
「にゃうぃー」  
「リンサラサ・リナルーサ・レッドさん。オハシラになって死になさい」  
「にゃうぃー」  
「リア獣死ね。…かも」  
「にゃうぃー」  
「はいはいきざみねきざみね。」  
「にゃうぃー」  
 
オペラさんマジビッチ!  
 
 
 
「ん…」  
「ふぁ…」  
 
ネロとブランクは繋がっていた。しかし、いつもの繋がる感じとは違っていた。  
彼らは毎日繋がって寝ている。破壊行動のサカった精神を落ち着かせる為、毎回破壊の直後には性交渉を持っていた。  
ま さ に ケ モ ノ 。  
ブランクは早く目を醒ます為に恋人のキスをせがんで――。  
鼻先をぶつけた。鼻先に  
 
二人の目の前に星が浮かぶほどの衝撃。ブランクはゆっくりと目蓋を上げた。  
 
そこには、ケモノがいた。  
 
「ブランク……」  
 
自分の名前を呼ぶケモノ、否。 虫 け ら  
 
力いっぱいに殴った。自分の名前を呼ぶケモノ、ケダモノ。出来損ない。なり損ない  
ゴミ、けむし、ぼろきれ、むしけら、虫けら、虫けら  
そんなわけない、そんなわけない。そんなわけがない。  
僕がケダモノを抱いている訳がない。こんなこんなこんなこんなこんな こんな こんな――。  
こんなケダモノがネロな訳がない。  
こんなにケモノがかわいい訳ない。  
 
「ブラ…ン…ク……。」  
 
「なんだよ、……なんで!」  
ブランクは見てしまっていた。ケモノの、牙を殆ど折られ、両頬を腫らして痣にして、大きな口の端から血を噴いた 自分の彼女で妹のネロを  
ネロと重なる自分が殺した人達を、ネロの瞳に映る自分の姿を。  
 
「私を、殺して。ブランクも死ぬの。」  
「ああ、……そうだな」  
 
ブランクはネロの首に手をかけた。  
「ん……」  
ネロが苦しみ始める。  
口をパクパクし、体を捻る様はまるで空魚だった。  
そんななか、ネロがキュッと締まった。いや、殴りながらネロはキュッキュッと締め付けていた。  
だが、自分を否定するのに必死だったブランクには気づかなかった。  
殴られながら、膨らんだ亀頭球をくわえたそこはブランクを愛していた。今でも、自分を殺そうとしているブランクをそこは愛している。  
 
ブランクは愛し返した。亀頭球を抜かぬまま、腰を打ちつけ、ネロをゆする。  
ネロは答えるように体を捻り、キツく締め付ける。  
果てる瞬間まで、果てる瞬間まで愛し合う。目を開けて最初に君を見たい。目を閉じる間際に君を見たい。  
 
 
 
「へえ……。お前らそんなシュミあったんだ……。」  
 
 
ネロが泡を吹きながら失神した。ブランクは気絶しそうな程ヨかった  
「いや、その…じゃまするつもりは無かったんだが」  
レッドは背後からブランクの肩をがっしりと掴む  
 
「オーダーは破壊せよ。だったよな?」  
 
「自分の味方を殺しちまうつもりだったのか?」  
 
レッドがブランクの尻を力一杯掴んで、裂くようにひらくと、マズルを突っ込んだ。  
「くせえ! クソくせえ!」  
レッドはケツの中に言った  
顎を開いて拡張し、直腸内をベロベロと舐める。  
レッドは顎を開きながらも、引き抜いた。そのために直腸が捲れてしまった。  
「キタねぇケツだな、糞犬!」  
ブランクの背中をスタンガンで殴りつける。  
「テメェのケツ穴ぶっ壊してやる!死ね!」  
レッドは亀頭球までをブランクのアナルにぶち込んだ。  
 
そのまま腰を振り、大きなストロークでブランクを犯す。  
レッドのストロークは大きく、亀頭球がケツ穴を出入りする。  
ブランクの背中をぶっ叩きながら腰を打ちつける。  
「おら!死にやがれ」  
ブランクの中に熱い精液を流し込む。  
「あ゛ー止まんねぇ。お前の中埋め尽くしてやるからな」  
精液に押し出された屁がペニスとアナルの隙間から漏れ出す。  
「くせえなぁ〜、テメーの屁はよぉ〜。」  
「ああ、あ…ああー!」  
ブランクがネロの中に射精した。  
遅れてブランクが抜こうとするが、レッドの肉棒に防がれる。  
「赤ちゃん、赤ちゃん出来ちゃう!やだ、やだやだ」  
ブランクの長い毛をつかみ、引っ張る  
「おら、てめぇらはイヌヒトの子を産むんだよ」  
「やだやだ!」  
「聞き分けろ!」  
レッドは殴った。ブランクの意識が飛んだ。レッドはブランクをヤり捨てた。  
 
「ブランクの子供…フフフ」  
喜んでいたのはネロだけだった。  
 
 
「一体どうしちまったんだ…」  
 
 

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