コンコン
ノックの音に反応して扉を開けると、そこにヨストが居た。
何故か顔真っ赤にして枕を持って。
「ち、ちょっと相談……というか頼みがあるのだが良いだろうか」
で、ヨストを部屋に招き入れてから実に1時間25分、話題になっているのは何故かミームとノルの事。
「そう言えばあの二人、里に戻ってから妙に柑橘類を食べまくったり食べ物の好みが変わっていたりしたが……ちょっとまて、何故そこで目を逸らす?」
「……」
「……まさかお前……」
「………」(汗)
「そーかそーか所詮人間族か、そんなに若い娘が良いのかお前は!」
御年28歳のヨストさん(経験無し、ペタ胸、子持ち)がスネもーどに入りそうだったので、主人公は彼女をそっと抱きしめる。
ヨストも本来の目的を思い出したのか、改めて真っ赤になりつつも抱きしめられるまま、主人公の背に腕を回す。
「お……お前は卑怯だ……こんな風にされたら、何も言えないじゃないか」
そのままベッドに押し倒されつつ、流石に緊張した声色になるヨストを前に、主人公はあくまで無言。
「そ、その……あの二人の相手を出来たお前に言うのも何を今更、という気がしないでもないが……で、できたら、優しく……んぅ……」
喋ってる途中でもディープキスを要求する辺り、この主人公ノリノリである。
胸を覆うベルト状の布をたくし上げ、乳頭を指先で弾いてみる。
腰布を外し、露出した女性器を焦らすように撫でる。
その度にヨストは喘ぎ、全身を緊張させ、股間を愛液で濡らす。
「や……っ……こんな……すご……」
いままでどんな男にも(除:ピム)触れさせた事の無いだろう場所を征服しているという感覚に、主人公のモノは否応なく反応する。
腹に当たる硬い感触、それを初めて見たヨストは思わず引き気味になる。
「や、その……反応してくれるのは嬉しいのだが流石にそれは……」
「……わりと標準だと思うんだけど」
「嘘!?」
主人公の言葉に、ヨストも思わずそれを凝視。
1分経過
5分経過
10分経過
「……無理、壊れちゃう」
真っ赤になりつつ出した結論は超弱気だった、これがあの世界を喰らう者フィーヌレベル1000を一撃で撃沈したヨストだろうか。
しかし真っ赤になりながらこー言う事を言ってると28歳どころか16歳くらいの反応にしか見えないわけで、こう漢の魂を意味もなく擽るツボでもある、無論性的な意味合いで。
「ヨ……ヨストぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーっ!」
「へ?あの……キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
主人公、なんかもーいろんなモノがバースト。
ヨスト本人も満更でもないのかどちらかというと嬉しそうな悲鳴を上げてるのがまたなんとも主人公の中の人には苦痛なようだ。
『俺が中の人なんじゃねぇ!相棒が外の人なんだ!』
どっちもカワンネ
「その……な、ピネが妹が欲しいと言いだして」
ヨストさん、ここにきて漸く目的発表、というか何を今更。
「そ……その、ピネの願いはやはり叶えてやりたいしどうせなら私は強い者の子を産みたいわけだ、そこで、お前なら世界を喰らう者を倒しているし私も良く知っているからその……あんっ」
緊張のためかいつもの3倍半喋っているヨストの胸に手を添え、その先端を弾く。
「だ、だからいきなりは……っ」
やだ、もっとする、とでも言うように、主人公はヨストの股間……薄布一枚が張り付いているだけの場所に指を這わす。
「はうっ……!や……なにこれぇ……」
「ヨスト……その、自分でする事とか、無いの?」
「ふぇ……?じ、自分でって……そんな……」
自分で慰める、という行為について聞かれ、いきなり真っ赤になり、思いっきり下を向きつつ
「そ……そんな事、するか」
ぼそっと呟いた。
主人公が振れたところ、そこは他人に振れさせたどころか自分でもあまり振れてない場所だったらしい。
既に湿り気を帯びつつある薄布を脱がせると、主人公はヨストの股間に顔を近づける。
「や……そ、そこ……そんなに見ちゃやぁ……」
流石に真っ赤になって頭に手を添えるが押しのけようとする程の力はこもらない、半分何かを期待しているような、そんな感じだ。
「じゃあ……」
蜜を垂らし始めている割れ目に舌を差入れ、念入りに舐め始める。
「ひゃっ!?……そ…あんっ…そんな処……舐め…やぁっ…きたない……」
「そうかな?綺麗だと思うけど」
「そ、そーじゃなく……だめ……あぁっ……!ひあぁ……!」
舌先が既に反応していた突起を刺激しただけで、ヨストは容易に達し、潮を吹いて果てた。
至近距離からそれを喰らった主人公だが「目が……目がぁ〜〜〜〜」とボケをかますヒマはない。
「これだけでイっちゃうなんて、本当に経験無いんだね」
「は……あぅ……」
イかされて身体の力が入らないヨストの足を広げると、主人公はそこに自分の身体を割り込ませる。
「ぁ……」
その意味を察してか、ヨストは一瞬身を竦め、それでも、主人公の背に腕を回し、耳に口を寄せて呟く
「……優しく……たのむ」
無言のまま小さく頷くと、主人公は反応しきったソレをヨストの股間に宛い、そのまま貫く。
「あぐっ………!くぅ……」
「だ、だいじょ……」
「ぬ、抜くな……大丈夫だから……」
零れた破瓜の血が、ヨストの経験の無さをそのまま物語っていた。
締め付けられる感触、処女で有るが故の堅さと水棲族であるが故の締め付けの良さ、ヨストに対する想いとヨストから感じる自分への信頼と愛情
それらがごちゃ混ぜにぶつかってきた時、主人公はただ行動に移すことしかできなかった。
「動く……よ」
「あぁ……だ、大丈夫だから、好きなように、動いて……あぁ……っ」
小さいながらも、突き上げるたびに揺れる胸、しっかりと反応している事を示すように漏れる声。
そして、腕の中で背を弓なりに剃らせて何度と無く絶頂を迎える姿。
それらに誘われるように、主人公はヨストの胎内に膨大な量の精を放った。
「あぁ……熱いの……熱いのが……ナカにぃ……」
これまでに達した以上の高みに誘われたヨストが降りてくるのが許されたのは、それから10分も経ってからの事だった。
「はぁ……はぁ……」
全裸のまま、荒い息を付くヨストの横で、主人公がゆっくりと起きあがる。
「ヨスト、すごく、良かった」
「……あ、あんまり言うな……恥ずかしいから……ってお前、そのティッシュは何に使うつもりなんだ?」
さりげなく部屋据え付けのティッシュを持ち出す主人公に、ヨストは目一杯の疑問符を浮かべる。
「そりゃ、そこ濡れたままじゃ色々まずいでしょ?」
「ち、ちょっとまて!さ、流石にそれは恥ずかしいというか自分でやるから……ひゃぁんっ!?」
慌てるヨストを無視するように、主人公は濡れそぼったヨストの股間をティッシュで拭き始める。
「ここも、綺麗にしないとね」
「や……こ、こら……やめて……感じちゃ……ああああああああっ!」
主人公がやりすぎたと思った時にはすでにヨストが欲しがってる状態だったので、結局朝までノンストップで相手する事になったとかどうとか。
それにしてもこの主人公、絶倫である。