「大人しくしてりゃ、悪いようにはしねェよ…」
くくっ、と咽を鳴らしながら緋い髪の男が笑う。
腕の中には、恐怖に怯えるまだ幼げな少女。
その細い首には、捕虜の証である黒い首輪と鎖とが繋がれていた。
少女が小刻みに震えるのに合わせて、鎖がちりちりと音を立てる。
赤髪の男は、薄い夜着の上からゆっくりと少女の身体を撫でた。
やがてその武骨な手は、まだ膨らみ始めたばかりの胸を通りすぎ、下腹部へと辿り着く。
薄布越しに秘部に触れられ、怯えきった少女は短く息を飲むが、拒むと言う選択肢は彼女に与えられてはいなかった。
男の指が割れ目に沿ってゆっくりと動き、徐々に少女を責め立ててゆく。
「…っっふ、ぅ…」
固く目を閉じたまま、それでも堪えきれずに漏れる少女の小さな吐息に、男は満足気に笑う。
「もっと気持ち良くしてやるよ…」
言いながら少女の夜着をたくし上げ、露になった秘部に直接触れて擦った。
「ひぁ…ッ…!」
突然の強い刺激に、少女の口から悲鳴のような声が上がる。
ゆるゆると動き続ける男の指はやがて湿り気を帯び、直ぐに水音を含むものへと変わっていった。