ミーシャがもしエレフに助けられず、そのまま遊女になってたらネタ
「…ああ、エレフ。」
何度彼の姿を望んだだろうか。
大好きだった兄を思い浮かべながら、妹――ミーシャは静かに目を閉じた。
幼き日に離ればなれになった片割れは、きっと逞しく成長している事だろう。
(ミーシャ自身も女性らしく、美しく成長したのだから。)
…会いたい。会いたい。
でも、会う資格など…私には無い。
あれから――
奴隷として売られたあの日から、ミーシャは遊女として働かされた。
何度も、見知らぬ男の相手をさせられ、汚されていった。
…それが、女の奴隷の宿命。
そう何年もしていくうちに、体は意志に反し、快楽に従うようになっていったのだ。
(会いたい…でも、こんな私をエレフには見せたくはない…)
「ミーシャ、もうすぐ仕事の時間よぉ?」
複雑な想いに揺れるミーシャの肩を、後ろから来た髪の長い美しく女性が軽く叩いた。どこか妖艶な雰囲気を醸し出すこの女性は、ミーシャの先輩にあたるヘタイラのカッサンドラである。
振り向いたミーシャと目が合うとにんまりと、微笑んだ。
「そうだ、今日のお相手の方なんだけどぉ、ちょっとくせ者なのよねぇ。」
「くせ者…ですか?」
不思議そうに、ミーシャが首を傾げる。
「そうなの、言うなれば…変態さん?かしらねぇ」
困ったように眉間にシワを寄せるカッサンドラ。だが、口元はまだ妖艶な笑みを浮かべたままだった。
「そ・れ・で!貴方、激しいと結構痛がるからぁ…少し慣らしたほうがいいとおもうのよぅ。」
慣らす…?と言う単語にまた首を傾げたミーシャに、カッサンドラは見るからに艶めかしい笑みを浮かべながら少しずつミーシャに近づいていく。
至近距離まできた所で、彼女はミーシャの下着を下にずらしはじめた。
「――!なっ…!カッサンドラさん!?」
驚き、大きな声を出したミーシャだったが、カッサンドラはそれを無視し、手を動かした。
その手は、順番にミーシャの太ももを緩やかに撫でたあと、秘部の突起に手を添え、いじり始めた。
「ひゃ…!?あ、んんっ!はぁっ!」
クリュ…クリュ…
「…うふふっ…。やっぱり感じやすいわね。慣らすの…手伝ってあげるわ」
そう言って変わらず手で秘部を愛撫する。実際、ミーシャの秘部からは蜜がこぼれでていて、足はガクガクと倒れそうになっていた。
その様子を見たカッサンドラは指を降下させ、ミーシャの蜜壺に指をゆっくりと挿入する。指の付け根まで入ったのを確認すると、激しく出し入れし始めた。溢れる蜜がミーシャの太ももを汚していく。
「あっ…ああっ!だめぇっ!」
快楽に逆らえずに甘い声がもれてしまう。既に絶頂はそこまで来ているようだった。
「こら、ミーシャ。感じてばかりいないで、貴方もやるのよ?これは勉強よ。」
カッサンドラはそう言って空いている手でミーシャの手を掴み、彼女の秘部の突起へと動かした。
「ほら…、自分で気持ち良くなれるように指を動かすのよ?さぁ、やってご覧なさい。」
自らの秘部に手を添え、戸惑うミーシャ。ミーシャの手が動く気配が無い様子を見たカッサンドラは、ミーシャの蜜壺に未だ入っている指を激しく、内部を擦るように動かした。
「あっ!?ひあぁあぁっ!」
「もう…だめよぉ、言われた通り指をうごかさなきゃ…」
また困ったように眉を下げるカッサンドラ。だが、挿入された指の激しさは増すばかり。
「あんっ!ふぁ…い…っ」
快楽に耐えながら応答するミーシャ。
ゆっくりと指を動かし、秘部の突起をゆるゆると擦りだした。
「そぅ…いい子ね。」
ようやく動き出したミーシャに気を良くしたカッサンドラは彼女のナカから指を引き抜く。その指には透明な蜜がべったりと着いていた。
快楽に完全に呑まれたミーシャは、その場に座りこみ、大きく足をひろげ、自らの秘部をカッサンドラに言われた通りに弄っていた。左手で秘部をひろげ、右手でナカをひたすら弄る。
だが、やはり自らの手より他人の手の方が感じるようで、先程より小さな吐息にも似た喘ぎ声をあげるだけ。絶頂にはほど遠かった。
「ぁん…んっ、ん…」
くちゅくちゅ、と卑猥な水音が響く
その様子を、見たカッサンドラが口を開いた。
「いーい?ミーシャ。この行為はね、好きな男の人のことを考えながらやると、効果的なのよ?」
「あはぁっ…ん、好き…な、男の人…?」
涙の膜をはった虚ろな目でカッサンドラを見る。
「そう…。貴方にも、ひとり位はいるでしょお?」
好き…な…
(――エレフ…!)
「ひあぁあんっ!だめぇっ」
そのことを考えた瞬間に体が火照る。まだ一度も見ていない、成長した兄の姿を想像し、考えただけでミーシャの蜜壺からは蜜が溢れ出てきた。
兄を想うたび、指の速さが加速していく
「あっ!あんっ!あぁっ!いくっ!」
(エレフ、エレフ―!)