※クロエ×賢者
ある初夏の日の黄昏、寂れた郊外の公園を私は再び訪れた。
噴水の近くのベンチには、あの春の日と同じようにステッキを持った胡散臭い男が座っていた。
ウホッ!いい賢者!!
「ボン・ソワール、クロエ、久しぶりだねぇ」
「ええ、貴方と別れてから今日で丁度3ヶ月、私、妊娠22週に入りました」
「ほう22週、日数にして154日、時間にして3,696時間、分にして221,760分、秒にして13,305,600秒……と言っている間にも23秒が――」
「ムッシュサヴァン、重要なのはバリバリ《安定期》に入ったという事ですわ」
「ほう?」
「つわりも終わって(性的な意味で)絶好調ですの」
「ほほう?」
「ということで……や ら な い か?」
「アッー!!」
……続かない