ある朝、愚図はきんぴかになって帰ってきた。「ただいまー!」って。  
それからお母さんは愚図にばっかり構うようになって、いままで愚図がやってたことを全部あたいに押し付けたんだ。全部だよ、ぜーんぶ。  
「あなたも行っておいで」なんて言われてもあたいはまた愚図とおんなじことするんだ、って思って断ったの。そしたらお母さんね「本当の私の子供はあなただけなのよ、ちーちゃん」って言ってくれた。だからね、あたい頑張るよ!  
 
「――なるほど、それなら君は誰にも復讐する気はないのかい?」  
井戸の中に飛び込むと、そこにはお化けみたいな格好をした男の人がいた。  
「あたい、「ふくしゅう」っていうのをやりにきたんじゃないよ。愚図みたいにきんぴかいっぱい貰いに来たんだよ」  
「そうか。なら君は――――……ッ!」  
目の前の人がいきなり頭を押さえて蹲る。  
どうしよう、この人いないと、あたいきんぴか貰えない!  
「ねえ、どうしたの!あたいどうすればいいの!」  
その人の肩を掴んで揺すぶるといきなり井戸の底は真っ暗になってしまった。  
「いやぁ……ねぇ……どうすればいいのさっ……!」  
「私の言う通りにすればいいさ」  
 
声が聞こえると同時にさっきまでと同じ景色が帰ってきた。  
でも一つだけ違うところがあって、なんと男の人は黒と白の混ざった髪の毛は愚図と一緒のきらきらになって、肌の色も普通になっている。  
「私はイドだ。……君の姉の父親さ」  
「!! 愚図の!?」  
「ああ、彼女に金をやったのもこの私。少し私の言うことを聞いてくれればあの子と同じようにしてあげるさ」  
「うぅん……、愚図よりいっぱいは駄目?」  
「いいよ、君が良い子ならね」  
そういうとイドはベルトを解いてズボンと下着を下にずらした。股には見たことの無いものがついていた。  
「……それなに?」  
「触ってごらん」  
軽く握ってみるとそれはすこし、固く温かくなった。  
「ゆっくり、両手で上下に扱くんだ。優しくね」  
「これでいいの?」  
「ああ」  
どんどん上を向いて固くなっていくそれの先をつついてみると、イドはぴくりと軽く体を跳ねさせる。  
「駄目だった……?」  
「いや、いいよ。次は舐めてくれるかな?」  
「…………ん」  
ぺろぺろと先を舐めると変な味のする液がでてきた。  
「くわえて」  
口いっぱいに大きなそれをくわえ込むのは難しくてあたいはもたもたする。  
「……ふむ、歯があたるな。放していいぞ」  
口から抜いたそれはさっきよりも小さくなっていて、なんだかもっと触りたいと思ったので最初に言われたように両手で扱き固くさせた。なんだか、股のあいだが変なかんじがする。  
「さて。服を脱いでくれ」  
「えっ、なんで?」  
「私の言うことにはしっかり従ってくれないとね」  
「…………はい」  
下着まで全部脱ぐと違和感を感じたところは濡れていた。  
「……おもらし……?」  
「大丈夫、違うよ」  
恥ずかしくて赤くなった顔を俯かせると、イドの手はあたいの肩を押して地面に押さえ付けた。  
「…………え?」  
 
――ああ、面白い。私が彼女の姉に金をやったなどと信じている。  
――まあこれも私の娘を虐げた罰さ。潔く受け入れてくれ給え。  
 
男性器にも躊躇い無く触れるし無知とは素晴らしい。自分の好みとは外れる外見だがただ欲を満たすだけのためならばこれで充分だろう。  
先程の言葉を疑わず抵抗さえしない童女の膝を開きつるつるとした割れ目を舐め上げる。豆のようなそこを舌で弄れば小さく嬌声があがり己を高ぶらせた。  
とろとろと蜜を零すところに指を二本挿入。すんなりと、とはいかなかったがひくひく動く卑猥な穴は割と容易に異物を飲み込んだ。  
「んッ……ぁあっ……ひゃ」  
両の手で足るほどの年齢だろうに中を掻き回せば淫らに声をあげるこの童女はよく出来たものだ。  
そろそろいいだろうと腰を掴み一気に雄を挿れれば童女の口からは声にならない悲鳴が飛び出す。裂けたのか局部からは血が流れていた。  
膣のなかは狭いがその分締まりがよく、入り込んだ男根を放そうとしない。  
「あっ、ひッ、もうッやだぁ……ッ」  
「嫌? 姉のようになれなくていいのかい? 母親に愛されたくはないのかい?」  
「あたい頑張るよ……。ひあぁッ!」  
痛みに嘆きながらも喘いでいるのだからこいつはもう娼婦としては完璧な素質を持っている。  
出し入れを繰り返している内にその痛みも忘れて自ら腰を振り快楽に溺れ始めるのだから尚更に。  
「……そろそろ出るな」  
久しぶりの行為に若干早く頂点が訪れたようだ。血と先走りでぐちゃぐちゃになったそこから性器を抜き、童女の顔に向けて射精する。  
「終わったぁ……?」  
いつの間にイっていたのかびくびくと脚を震わせながら精に汚れた顔で尋ねる童女にふたたび自身は熱を持ち始めていた。  
「――いや、まだだよ。君が低能な所為ね」  
罰にはなっていないようだが、溜まっていた性欲のはけ口として充分に楽しませていただくとしよう。  
 
 
その後暫くの間、玩具のように弄ばれ続けたちーちゃんは精液塗れのままお家に帰るのでした。おしまいおしまい。  
 
 

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