魔道世紀999年ヒロ率いる新生魔王軍は黒騎兵ゴーラとの戦い直後  
 ジャドウ引きいる魔王軍に襲撃され不利な戦いを余儀なくされた。  
 新生魔王軍も善戦したが圧倒的な力を持つ魔王軍に敗れ去りヒロを守る三傭兵も戦死し、残るヒロも捕らえられ五魔将の前に引きずり出された。  
 
「くっ・・・・ジャドウッ!!」  
 
「久しいな・・・ヒロよ」  
 
 手を後ろ手に縛られて膝立ちになっているヒロをジャドウは冷徹な目つきで睨みつけた。  
 だが、その口元は愉快そうに歪んでいる。  
 いや、彼だけではない。ヒロを五魔将の全員が、どこか舐めまわすような目つきで彼女に視線を送っていた。  
 
「くっ殺せ!!」  
 
「くく、ほえるな・・・・貴様には死んでもらっては困る貴様には五魔将の最後の一人になってもらう・・・」  
 
「ふざけるなっ!!」  
 
「ならばしかたがない・・・少々荒っぽいが正直になってもらうしかなさそうだな」  
 ヒロは、はっとして周りを見回した。  
 五魔将全てが早く動きたそうにうずうずしているのが判る。  
 
「やれ・・・」  
 
「ひっ・・・や・・やめっ・・・」  
 
 ヒロが恐怖に顔を引きつらせる。  
 だが、ジャドウは何の躊躇いも無く、手をスッと下ろした。  
 それは合図・・・  
 五魔将たちがいっせいにヒロに群がっていった。  
 
「いやぁぁっ!!」  
 
 ヒロの悲鳴が響く中、四人の手がヒロの身体をまさぐり始める。  
 後ろ手に縛られている為、魔法も撃てない。まあ、こんな状態では精神集中もまともにできないだろうが。  
 四人の手が、胸、脚、そして秘部を撫で始めた。  
 ヒロの服はあっさりと破かれ五魔将達に肌の接触を許してしまう。  
 
「ひっ・・・やめろぉっ!!」  
 
『良い身体しているな・・・感度はどうだ?』  
 
 そう言ったゴルベリアスがヒロの胸を掴む。  
 両方の乳房を握るように揉み上げながら、指の腹で乳首を刺激する。  
 
「・・・っん・・くっ・・・」  
 
 ヒロの身体がビクッと反応する。  
 それに耐える間もなく、太股の方にも手が伸ばされた。  
 
「くっ・・ああっ・・・や・・めろ・・・」  
 
『ふふふっ・・・もう感じ始めているのでは?』  
 
『そのようですね、少し濡れてきてるようですね』  
 
 五魔将がヒロの身体のあちこちを愛撫していく。  
 いつの間にか股間すら弄られ始めていた。  
 心は望まずとも身体は正直に反応するものだ。  
 ヒロの股間から透明な液体が少しずつ零れてくる。  
 
クチュ・・・  
 
「ひっ・・・!」  
 
『溢れてくる、淫乱だな。ジャネスの娘が聞いて呆れるな』  
 
「言わないで・・ううっ・・・」  
 
 涙を零しながら訴えるヒロだったが、ジャドウと五魔将達がそんなものを聞く耳を持っていようはずがない。  
 ヒロの涙声を聞いて、さらに劣情を高めていく。  
 溢れる愛液を指に塗りつけ、クリトリス、アナル、そして乳首を余すことなく愛撫していった。  
 
「ひあぅっ・・・ああ・・くぅっ・・・」  
 
 ヒロの声にだんだんと艶っぽい響きが混じり始めた。  
 それは彼女が感じ始めた明らかな証拠であった。  
 
『そろそろ犯りますか・・・ジャドウ様。前をどうぞ』  
 
「ああ、味わわせてもらおうか」  
 
「ひぃっ・・・」  
 
 愛した人ではない男に挿入されてしまう。  
 その恐怖にヒロの表情が凍った。  
 だが、それもまたジャドウ達快楽のスパイスにしかならないのである  
 
「いくぞ・・・」  
 
「やめろぉっ・・!!」  
ずぶずぶっ・・・ブイッブチィ・・・  
 
「がはっ・・ぎいいいぃっ!!」  
 ジャドウのモノは恐ろしいほど太く、大きかった。  
 
「くくく・・・・とくと味わえ」  
 そう言ってジャドウは強く腰を上下させた。  
 ヒロの身体が激しく揺さぶられ、同時に身体をビクビクッと震わせる。  
 
「いやぁっ・・・い・・たいいいいいいっ・・!!」  
 
「さて、おい、お前達、後ろも犯してやれ、口も胸も。身体中をな」  
 
「はっ」  
   
1つ礼をした後、バイアードがヒロのアナルに自らのモノを突きこむ。  
 溢れる愛液が後ろの穴にまで到達しているせいかそれほど抵抗はない。  
 
「あっぎいぃっ、痛ぁァァァァ ぎぃぃぃぃぃぃ・・・」  
 苦しげにヒロの口から吐息が吐き出される。  
 だが、彼女にはその自由すら与えられなかった。  
 更にルドーラがヒロの口の中にはちきれんばかりのモノを押し込んだのだ。  
 
「むぐっ・・くっ・・・はぁっ・・」  
 前も後ろも、口も胸も身体中の全てを犯されるヒロ。  
 抵抗しながらも、だんだん彼女の身体からは力が抜けていく。  
 
「抵抗が無くなりましたね」  
 
「感じているのだろう、なあ?」  
 言葉と共に、ジャドウのモノが子宮を強く叩く。  
 その衝撃に少し遅れて、後ろに突っ込んでいるバイアードも激しく突き込んだ。  
 
「ああっ・・・いっ・・い・・・あうっ・・・!!」  
 指摘されたことが図星だった為か、ヒロの身体が更にピンク色に染まる。  
 心はどうあれ、彼女の身体は明らかに快楽に溺れ始めている。  
 
「口に出して言ってみたらどうだ・・・」  
 
「だっ・・・誰がっ・・・!」  
 自分に「言っては駄目」だと言い聞かせる。  
 しかし、理性と本能は全然別物だ。  
 ヒロが堕ちてしまうのにそれほど時間はかからなかった。  
 
「あうぅっ・・・いいっ・・・いいのぉっ!!」  
 
「はははっっ・・・とうとう堕ちたか・・・」  
 
 ジャドウが愉快そうに笑う。  
 そして、更にヒロを狂わせるようと、腰を激しく前後させる。  
 
「くっ・・ああっ・・・当たるっ・・・奥に当たちゃうぅっ!!」  
 
 ジャドウの思惑通りに、ヒロは大きな喘ぎ声を洩らす。  
 前だけではない。後ろを責めるバイアードの動きも更に激しくなっている。  
 
「め、めくれちゃうっ・・・・ダメッ!!」  
 
 前と後ろを同時に犯され、あられもない声が溢れる。  
 同時に後ろから胸を揉みしだかれたと思ったら、再び口に異物が挿入される。  
 
「うむっ・・・ぐっ・・あふっ・・・」  
 
 身体全体の快楽がだんだん頭に上っていく。  
 既に頭は痺れてしまって、ほとんど何も考えられない。  
 
「むぅぅっ・・・ううっ・・・・くはっ・・・・」  
 
 わずかの間、口から異物が抜き取られた。  
 貪るように空気を取り込みながら、ヒロは快楽に喘ぐ。  
 
「あああっ・・・胸を・・・いいっ・・・・・もっとぉっ・・・!!」  
 
 欲求を口に出したところで、再び口の中には異物。  
 だが、先程の欲求を満たすかのごとく、胸を責めるザラックは胸を重点的に虐める。  
 
「おやおや、固くなってますね」  
 
「淫乱なのだろう?」  
 
 ヒロは否定したっかたが身体の奥が疼くのを否定することができなかった。  
 
「むぐぅっ・・・かふっ・・・げほっ・・」  
 
 喉の奥を擦るように犯される。  
 下の2つの穴、そして胸、そして喉奥。  
 身体中を余すことなく責められる感覚に、ヒロは完全に溺れていた。  
 
「ジャドウ様・・・・・そろそろ・・・」  
 
「いいぞ、思いっきり射精してやれ・・・」  
 
 ジャドウは冷徹に言い放つ。  
 妹であるヒロに対する情など何も無い。  
 そして、  
 
「くっ・・・・」  
 
 どくっ・・・どくどくっ・・・  
 
 ヒロの喉の奥でルドーラの欲望が爆発する。  
 ぬめりを帯びた白い液体がヒロの喉を通っていった。  
 ザラック達もそれに続いた。  
 
 ドクドクドクッ・・・・びくっ・・・ぶしゅっ・・・  
 
「あああっ・・・射精されてるっ・・・身体中にっ!!」  
 
 喉、顔、胸に背中・・・四人まとめて欲望を解き放った為、ヒロの身体は白い体液で汚される。  
 
「あふっ・・・いやぁ・・・」  
 
 犯される立場の人間が何を言っても無駄であった。  
 両方の穴に入れている2人もそろそろ限界に達しようとしている。  
 
「ジャドウ様・・・我々も」  
 
「そうだな・・・」  
 
 どくっ・・・どくんっ・・・・  
 
 先に後ろに入れていたバイアードが欲望を解き放つ。  
 ヒロの直腸に白い液体が流し込まれた。  
 
「ああああっ・・・後ろに射精しちゃ・・・・ら・・めぇっ・・!」  
 
 拒絶の言葉。  
 だが、同時に快感を感じていたことも間違いない事実であった。  
 それを証明するかのように、ジャドウの挿入している膣内がぎゅっと締まったのである。  
 
「よく締めるな・・・・・射精すぞっ・・!!」  
 
 ジャドウが最奥にモノを押し込む。  
 その時点でヒロの心に残っていたわずかな理性が警報を鳴らす。  
 
「だ・・・だめっ・・・胎内はだめっ・・・赤ちゃんできちゃうっ・・・だめぇぇぇっ!!」  
 
 ヒロは今日、生理の真っ只中とても危険な日であった。  
 胎内に射精されたらかなりの確率で孕むことになる。  
 
「心配するな・・・我々の子供だ・・・さぞかし優秀な子供だろうよ・・・安心して孕むがいい・・・くっ・・」  
 
 ドクドクドクっ・・・ブッシュウゥゥゥ・・・  
 
 とんてつなく濃く、大量の精液がヒロの子宮内を満たしていく。  
 
「だ・・・・だめっ・・だめなのにっ・・・感じるのぉっ・・・・・あああああああっ!!」  
 
 恐怖と絶望。しかし、それらを上回るほどの強力な快楽がヒロを絶頂に押し上げる。  
 ヒロは背中を反らし、身体をビクビクッと震わせた。  
 
「ああ・・・いやぁ・・・・」  
 
 ごぷごぷっと液体音を残し、ヒロの膣内から白い精液が溢れ出す。  
 力を失った瞳でそれを見つめるヒロ。  
 瞳には既に絶望しか宿っていなかった・・・・・・  
 しかし、彼らはさらに体位を変え何度も何度もヒロを犯していった、そしてヒロの中で何かが壊れていった。  
 
 その後・・・  
 
 
「ひぃぃんっげふッ…ぐふぁッ…!」  
 
 ドプッ、ドプッ、ドプン……  
 
「オラ飲めえッ!全部だッ!」  
 
「かはぁぁあッ…!?」  
 
「へ、へへ、終わらねえよ、次はこっちだ……」  
 
「ひぐっ…あぁッ、うッ……うぅ……ッ」  
ヒロの精神は度重なる陵辱で崩壊した。今のヒロはもはや堕ちた雌犬だった・・・  
 
 そして今日もヒロはただ延々と吐き出される男たちの欲望をその体で受けていた。  
 
「あぁっ!!」  
 
 男が彼女の胎内に精液を放つ。  
 幾度も欲望を受け止めたその腹は既に、膨らみ始めている。  
 それが、腹に溜まった精液だけが理由ではないことに誰もが判っていた。  
 
 
 
 それから数ヵ月後・・・  
 ジャドウに子供が生まれたと国中に知らせが届いた。  
 それを産んだのは心の壊れたジャドウの妹であるということも・・・・  
 
 

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