プリエスタ城王の間の玉座。  
エルフを束ねる者のみが座る事を許されるそのイスに一人の少女が座っている。  
メイマイ国王女にして此度の戦争の勝利者であるティナだ。  
「今の戦局は?」  
ティナが玉座の横に立つリムに問いかける。  
「はい。先程抵抗を続けていた最後のエルフ軍も降伏。アゼレア以下、主だった  
武将は全て捕らえました。今は個別に拘束しております。」  
「そう。武将の待遇については捕虜として最高のものを。」  
ティナ達は捕らえた女性武将を強制進化するという狂気にも似た行為をする一方  
内政や民衆への配慮は賢王そのものだった。  
捕らえた武将の内、国民の支持の厚い者にはその国の治安をまかせた。  
また侵略後も一般兵の民衆への暴力や略奪を禁じ、破る者を厳しく罰した。  
その為、民衆の支持は厚く、彼女らの狂気をも隠す程だった。  
「あと、アゼレア、リーガルリリー、スタリナの三人は今どうしてる?」  
「はい。スタリナは現在、キラット様が御使用になっております。  
アゼレアとリーガルリリーに就きましては、只今準備をさせております。」  
「そう、気が利いてるわね。」  
それからしばらくして、リーガルリリーが親衛隊の女性に連れられてきた。  
その姿は、全裸で口に猿轡をされ、両腕と首を一つの枷でつながれていた。  
「アゼレアの方は今しばらくお待ちください。」  
リムの補足に構わないといった風にティナがリーガルリリーに近づく。  
「こんな格好で連れて来られたって事は何をされるか解るわよね?」  
ティナの問いにリーガルリリーはきつく睨付ける。  
「そんな恐い顔しないで。いい物見せてあげるから。」  
そう言うとティナはおもむろに下半身の鎧を脱ぎ出した。  
そして呪文を唱えると陰核が大きくなっていった。  
「どお?結構な大きさでしょ?これであなたを強制進化するの。」  
ティナのその言葉にリーガルリリーの顔は青ざめた。  
 
リーガルリリーには思い出したく無い過去があった。  
それは数年前、魔族のルドーラに捕まりレイプされ強制進化された事だ。  
その忌まわしき記憶は今でもリーガルリリーを苛んでいた。  
それが今もう一度行われようとしている。  
リーガルリリーは恐怖のあまり逃げ出そうとするが押さえつけられ身動きがとれない。  
そして無情にもティナの疑似ペニスがリーガルリリーの秘所を貫いた。  
リーガルリリーは悲鳴をあげティナのモノを引き抜こうと腰を動かすが  
それがかえってティナを悦ばせる。  
「ああっ、エルフは名器揃いって話は本当みたいんね。」  
ティナはリーガルリリーの膣の感触を楽しみながら腰の動きを早めていく。  
初めは悲鳴をあげていたリーガルリリーも次第に快楽を感じ始め自ら腰を振る  
「あっ、そろそろ。」  
その声と共にティナの体が大きく震え、大量の白濁液を流し込んだ。  
その瞬間、リーガルリリーの体を凄まじい快楽が駆け絶頂し、魔力をティナに送る。  
こうして強制進化は終わり、これで自分は解放されるとリーガルリリーは安堵の顔を浮かべた。  
しかし  
「それではもう一度。」  
そう言ってティナは再び腰を振り始める。  
絶頂ったばかりのリーガルリリーの体は腰を打ち付けられる度に痙攣を起こす。  
第二ラウンドを開始したティナ達に、今まで黙って見ていたリムが近づく。  
下半身にはティナと同じように疑似ペニスが生え、それは痛いほど怒張していた。  
「ティナ様。私にも御慈悲を。」  
「いいわ。後ろを使いなさい。」  
そういうとティナはリーガルリリーのアナルを広げる。  
リーガルリリーは逃げようとするがティナの手がそれを許さない。  
リムのモノがアナルにあてがわれ、挿入しようとしたその時、  
親衛隊の一人が駆け込んできた。  
「大変です。フォルト様がアゼレアを連れて逃走しました。  
現在、ラト様とアニータ様が捕獲に向っております。」  
 
ティナにとってそれは予想外の出来事だった。  
あのフォルトがそんな大それた事をするなんて。しかし考えている暇は無い。  
「直に街道を封鎖。それから捕獲には親衛隊も出して。私もすぐに出るわ。」  
「その必要は有りません。」  
ティナの指示をリムが止める。  
「フォルトさんの行動は予想しておりました。そしてその対策も万全です。  
ですから、このままで何の問題もありません。」  
そう言ってリムは、そのままリーガルリリーのアナルに疑似ペニスを挿入した。  
 
 
フォルトとアゼレアは森を抜けプリエスタ城南の海岸まで来ていた。  
「さあ、アゼレアさん。この小船に乗って南に向うと僕の部下が船で待機しています。  
彼等と共にあなたの同盟国でるペトゥンに逃げてください。」  
しかし、アゼレアは迷っていた。自分だけが逃げていいものだろうかと。  
そんなアゼレアをフォルトは優しく諭す。  
「スタリナさんやリーガルリリーさんの事は僕の力足らずですいません。  
でも、いつか必ず助けます。だから辛いでしょうが今は逃げて下さい。」  
その言葉にアゼレアは心を打たれた。  
「解りました。けれども貴方、フォルトと言いましたね。  
貴方も一緒に来なさい。私を逃がした事で貴方は反逆者です。  
そのような立場ではとても二人を助けられません。ならば私と一緒に逃げ、  
別の方法で彼女達を助けなさい。」  
「しかし・・・。」  
迷うフォルトの手をアゼレアが強引に掴み小船に乗せようとした、その時。  
「見ーつけた。」  
二人が驚いて後ろを振り返るととそこには、  
猫が獲物を捕まえたような笑みを浮かべたラトが立っていた。  
 
「酷いよフォルト。私という者がありながら他の女と逃避行なんて。」  
口調はおどけているが、ラトの体からは闘気が流れている。  
「投降してフォルト。今ならきついお仕置きだけで許してあげるから。」  
「そういう訳にはいきません。」  
フォルトは急いでアゼレアの乗った小船を沖に出した。  
「逃がさない。」  
ラトが小船に向って気功弾を撃つがフォルトがそれを弾く。  
「アゼレアさん。ここは僕が食い止めます。早く逃げて。」  
「調教し足りなかったみたいね。フォルト。」  
ラトの闘気が殺気に変わった。  
ラトは拳法の達人でその実力は暗黒竜をも退けるほどの物だ。  
加えて強制進化もしており、今のフォルトでは太刀打ちできない。  
けれどもやるしかなかった。  
「でりぁぁぁぁ!」  
かけ声と共にラトが凄まじいスピードでフォルトに突っ込む。  
あまりの速さに地面が砂浜というのを忘れてしまう程だ。  
そして高速のラッシュがフォルトを襲う。  
フォルトも竜剣カシュシリアスでそれを防ぐが、威力が凄まじくガードの上から  
体力を削られる。  
「これで終わりよ。」  
ラトが止めを刺そうと腕を大振りにしたその時、フォルトが地面を蹴り上げた。  
「くっ。」  
砂がラトの目に入り一瞬だけ怯ませる。しかしフォルトにはそれで十分だった。  
「天地破滅斬!」  
竜剣から放たれる十字の衝撃がラトに直撃し辺りの砂塵を巻き上げる。  
フォルトは勝利を確信した。しかし、  
「甘いねフォルト。今殺さないようにと思って手を抜いたでしょ。」  
悪夢だった。確かに手は抜いたがフォルトの最強の技である。  
まともに食らえば大型の魔獣でさえ一撃で仕留められる。  
なのにラトはキズ一つ負っていない。  
呆然とするフォルトの腹にラトの拳が突き刺さり、フォルトは気絶した。  
 
 
「起きて下さい、フォルトさん。」  
リムの声でフォルトが目を覚ますとそこはプリエスタ城の王の間だった。  
目の前ではティナがまだリーガルリリーを犯していた。  
フォルトが抗議しようとするが猿轡をされた上、両腕を後ろで拘束せれて動けなかった。  
「じっとしていて下さいフォルトさん。まだ怪我が治っていないんですから。  
まったく、姉さんは加減を知らないんだから。」  
しかしフォルトは拘束を外そうと暴れる。  
そんなフォルトをリムは押さえつけると耳元で囁く。  
「いい事教えてあげます、フォルトさん。貴方に与えた部下。  
実は全部私の部下なんです。この意味解りますよね。」  
フォルトの頭の中に最悪の事態が浮かんだ。  
そしてそれは現実の物となった。  
アゼレアが一糸纏わぬ姿でアニータに連れて来られた。  
「まったく。リム、アンタだけは敵にしたくないよ。」  
「こういう事です。」  
リムの笑顔は悪魔そのものだっだ。  
 
「さて、ラトには悪いけどアタシが捕まえたんだ。こいつはアタシが貰うよ。」  
「何をするつもりですか。」  
「ニブイ姫さんだねー。こうするのさ。」  
そう言うとアニータは後ろからアゼレアの両胸をもみ出した。  
「やっ、やめなさい。こんな汚らわしい行為。」  
「そんな事言っても、ココをこんなにしてちゃ説得力無いよ。」  
そう言ってアニータは片方の手をアゼレアの秘所を弄る。  
そこは既に濡れていた。  
「アンタ、初めては何時?」  
その問いにアゼレアは赤面してしまう。  
「フーン。まだなんだ。それなら優しくしないと。」  
そう言うとアニータはアゼレアの頬に舌を這わせる。  
「ひゃうっ。」  
未知の感覚にアゼレアは声をあげる。  
「まずは王女様が何処が好きか調べないと。」  
アニータは耳、うなじ、鎖骨、と上から順に様々な場所に舌を這わせる。  
「あっ。」  
アニータの舌が腋を這うとアゼレアは声をあげた。  
「ヘー、王女様は腋が好きなんだ。変わった趣味してるねぇ。」  
「そんなっ、違っ、あっ。」  
アゼレアは反論しようとするが、アニータに腋を攻められ黙ってしまう。  
「それじゃ、次は一度イこうか。」  
アニータの舌と両腕の動きが早くなる。  
「あっ、駄目、ちょっ、あぁぁぁ。」  
アゼレアの体が大きく震え絶頂を迎えた。  
 
「それじゃあ、本番といこう。」  
アニータはぐったりしているアゼレアを寝かせると、ティナ達同様疑似ペニスを生やし  
アゼレアの秘所にあてがった。  
「力抜いてって、聞こえないか。」  
ゆっくりとアゼレアの秘所に疑似ペニスが挿入されていく。  
「痛っ。」  
アゼレアの声と共に秘所から一筋の血が流れる。  
「とりあえずは処女開通おめでと。でも本番はこれからだよ。」  
アニータはゆっくりと腰を動かし始める。  
最初は痛がっていたアゼレアも次第に快楽を感じ始めた。  
「初めてでイキナリ感じ始めるなんて、淫乱な王女様だねぇ。」  
アニータの皮肉めいた声も最早アゼレアの耳には届かず、しまいには自ら腰を振り出した。  
「これなら本気で動かしても平気みたいだね。」  
アニータの腰使いが早くなりアゼレアは二度目の絶頂を迎えると共に  
アニータもアゼレアの膣に白濁液を流しこみ、強制進化を行った。  
 
 
「さて、お次はフォルトのお仕置タイムっとって、えっ。」  
強制進化を終わらせたアニータはアゼレアから自分のモノを引き抜こうとするが  
アゼレアが両足でガッチリと腰を挟んで離さない。  
「も、もっと、お、お願い。」  
「困ったねぇ。」  
アニータが足をどかそうとするがビクともしない。  
「いいじゃないですか。シてあげれば。フォルトさんへのお仕置は私がやっておきます。」  
「リム、アンタ、一番オイシい所もってってない?」  
「そんな事有りません。私も辛いんです。」  
仕方なさそうに言うリムだが、声はどことなく嬉しそうだった。  
「まあ、たまにはこういうのもイイかもね。」  
そう言ってアニータ再び腰を動かし始める。  
こうして王の間で繰り広げられた宴は朝まで続き  
プリエスタとメイマイの戦争は終わった。  
 
 

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