僕がメイマイを奔出してから今日で3ヶ月になる。  
彼女達の行動に耐えられなくなり国を出たが、今思うと後悔してくる。  
僕が居なくなり彼女達の枷が外れたのか、彼女達は侵略を繰り返し、  
既にペトゥン、ゴルデン、パウラス・ヌイが陥落した。  
此処に来るのも時間の問題だ。そうなれば僕は彼女達と戦わねばならない。  
僕が彼女達を止められるだろうか。それが不安でならない。  
 
 
「フォルト、大変だよ。すぐに会議室に来て。」  
深夜、フォルトが日記を書き終えると自室のドアの前から少年の声が聞こえる。  
ムロマチの新君主にして少年王の異名を持つシンバの声だ。  
フォルトはメイマイを奔出した後ムロマチに仕えていた。  
初めはよそ者扱いのフォルトだったが、持前の天性の人を惹きつける才能で、  
今では立派なムロマチの武将となっていた。  
「わかった、すぐ行く。」  
その声と共にフォルトは日記をしまい、会議室に向かった。  
会議室には既にシンバ、ソルティ、蓮撃、大蛇丸、そしてヒロが揃っていた。  
「みんな、揃ったな。」  
ソルティが言う。どうやらみんなを集めたのはソルティらしい。  
「おうおう、こんな夜更けに何のようだよ。」  
大蛇丸が緊急会議の主催者であるソルティに文句を言う。  
先程まで酒を飲んでいたらしく、かなり酔っている。  
「大変だ。ロギオンが陥落した。それもたった一夜で。」  
ソルティの一言に、場が凍り付いた。  
 
ロギオンは軍事国家として有名な国である。  
又、ロギオンを治める覇王ザーフラクが率いるフラスター兵団は、  
大陸最強と噂される程、強力な部隊だ。それが一夜で落ちるとは。  
「何処の国の仕業だ。」  
ヒロが冷静に問う。魔王の娘だけあって、こんな時でも余り動じていない。  
「・・・・・・メイマイだ。」  
ソルティが静かに語る。  
その言葉にフォルトは顔を青ざめさせる。  
まさか、メイマイがそれ程強力になっていようとは。  
彼女達の事だ。捕らえられた女武将は必ず強制進化の犠牲になるだろう。  
そう思うと、フォルトは自分がメイマイを奔出した事を後悔した。  
「これは、調べる必要がありますな。」  
そんな中、蓮撃が提案をする。  
「そりゃあ、いい考えだな。不如帰。そこに居るんだろ。出てこい。」  
大蛇丸がそう叫ぶと、天井から不如帰が降りてきた。  
「聞いた通りだ。メイマイを調べて来てくれ。」  
「解りました。」  
そう言うと、不如帰は瞬時に姿を消した。  
 
ロギオンに潜入した不如帰だったが、天井上から見たその光景に言葉を失った。  
幼い少女の下半身に不釣り合いな大きさのペニスが生えており、それを  
秘所とアナルに張り型を入れた裸の女性が必死に舐めていた。  
二人には見覚えがあった。確か女性はロギオンの武将、で三勇者の一人であるランジェで、  
少女の方はメイマイの魔術師のキラットだ。  
「あはは。三勇者サンってただの牝犬だったんだねー。こーんな事されても、  
喜んで奉仕するんだから。」  
そう言ってキラットはランジェの張り型を激しく動かす。それと合わせて  
ランジェはキラットのモノを更に激しく舐めあげる。  
「あっ、そっ、そろそろ、出る。」  
それから程なくして、キラットのモノから大量の白濁液が射精される。  
ランジェはそれを嬉しそうに全て飲み干すが、まだ物足りないようで  
キラットのモノの奥に残っている物まで吸い出そうとする。  
「あっ、慌てないで。今度はコッチの口に出してあげるから。」  
そう言うとキラットはランジェの秘所の方の張り型を抜き、  
そこに自分のペニスを挿入し、激しく腰を動かす。  
「まさか、フォルトさんが言ってた耐えられない事って。」  
以前フォルトに、何故メイマイを奔出したかを聞いた時、フォルトは一言だけ、  
「どうしても耐えられない事があったんです。」  
と言った。詳しく聞こうとしたがフォルトは口を閉ざした為、それ以上知る事は出来なかった。  
「その話、詳しく聞かせて下さい。」  
不如帰の後ろから声が聞こえた。  
気づかれた。不如帰がそう感じた瞬間、頭に衝撃を受け,不如帰は気を失った。  
「これは意外な収穫ですね。」  
不如帰の後ろに居たリムが邪悪な笑みを浮かべて言った。  
 
その後、目を覚ました不如帰は、自分の今の状況に絶望した。  
全裸で後ろ手を縛られてる上、足はM字型に固定され、  
更には天井から吊るされていた。どうやら地下室らしく、辺りは薄暗い。  
「起きたみたいですね。」  
不如帰が声のする方に目をやると、そこにはメイド服姿のリムが立っ居た。  
「色々とお聞きしたい事が有るんですけど・・・、その顔では無理の様ですね。」  
そう言ってリムは不如帰の正面に移動し、下着を脱いで下半身を露にする。  
そしてリムの陰核がみるみる大きくなり、やがてそれはペニスをかたどっていく。  
不如帰は目を疑った。  
「驚いた様ですね。これで話す気になりましたか。」  
リムの問いに不如帰は黙ってリムを見返す。  
「そうですか。それでは残念ですけど体に聞くしかありませんね。」  
そう言うと同時にリムが不如帰の秘所に自分の疑似ペニスを突っ込む。  
今まで感じた事の無いソレの大きさに不如帰の顔が歪む。だがリムはかまわず  
腰を激しく振り始める。  
「こんなので痛がっては駄目ですよ。次からが凄いんですから。」  
リムは不如帰の耳元でそう呟くと、胸ポケットから細長い棒を取り出す。  
そしてそれを不如帰の尿道に突っ込み、掻き回す。  
不如帰はあまりの衝撃に体を仰け反らせる。  
「どうです。話す気になりましたか。」  
不如帰は喋らない。仕方なくリムは腰と尿道を攻める手を早める。  
そしてリムが射精するのに合わせて不如帰も絶頂し失禁した。  
「お漏らしなんてはしたない人ですね。浣腸でお仕置です。」  
そう言ってリムが妖しく微笑んだ。  
 
「リム、アンタ解っててやってる?」  
浣腸の準備をしていたリムに、先程来たラトが問う。  
「何の事ですか。」  
「話すも何も、ギャグを噛ませてたら喋れないでしょ。」  
「話されたら拷問が出来ませんから。」  
リムはフォルトが奔出して以来、サディズムな欲求が溜まっていた。  
妹のそんな答えにラトは苦笑する。  
「所で何の用です、姉さん。」  
「ティナがみんなを会議室に集めろって。」  
その言葉にリムは思考を巡らす。君主のティナがみんなを集めるなんて重大な事だ。  
もしかしたらフォルトの事かも知れない。  
「解りました、直ぐに行きます。それからカミシア。」  
リムは返事をした後、部屋の外に待たせていたカミシアを呼んだ。  
「私が戻って来るまで、彼女を洗っておいて。」  
そう命令してリムが部屋を出た後、カミシアは不如帰に近寄り秘所を舐め始めた。  
 
 
「みんな、喜んで。フォルトがムロマチに居る事が解ったわ。」  
ティナの発言に会議室が沸き立つ。これで次の進軍先は決まった。  
「そうなると極東の飛竜と爆炎の申し子が相手か。かなりのデビルが必要になるね。」  
アニータが言う。ムロマチはロギオンに比べて数こそ劣るものの、大蛇丸とヒロの  
強大な力を持つ二人によって強国とされていた。  
「それなら問題無いわ。ヒロの方だけど、彼女には何度か会ったことがあるの。  
彼女、私達と同じ目をしていたわ。」  
そう言ってティナが不敵に笑った。  
 

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