「せ…せんせぇ…」
手が届きそうも無いくらいの暗闇の隙間を縫うように、淫らさを塗りたくった荒い少女の声が聞こえてくる。
背後から下着の越しに性器を弄ってくるリーエの指に翻弄されながら、いや翻弄されているからこそ
その奥へ彼女の指を催促するかのように自身の手を押し当て腰を揺らしているのだろう。
下着越しに伝わるヌルヌル感に、少女の奥が生(なま)の快楽を欲して痛いほど張り詰めているのが分かる。
「どうしたのミュウちゃん?」
余裕を見せるもリーエの頬は微かに、紅い。
男のギラギラした本能的な光ではなく、女特有の蛇のような粘っこい光が緑の瞳で揺らめいている。
「もっ…さっきからずっと…」
このまま。焦らされて焦らされて濡れるだけ濡れても、一向にリーエはそれ以上のコトを与えてくれない。
―こんなに我慢してるのに―
「……入れて欲しい?」
急いで首を縦に振るミュウ、そんな少女の必死さに思わず笑みをこぼす。
「ごめんね我慢させちゃって…でも先生ももう…ほら…」
ミュウの手を一糸まとわぬ己の秘所へ―導く。
「…あ…」
太ももまで伝う愛液、リーエのソコも充分に…―
「いくわよ?」
ゆっくりと、最後までじらすように下着をめくり上げる。
空気に触れたミュウのソコがぐっと引き締まり、リーエは2本指を添え少々強引に中へと潜り込ました。
「あぅっ!」
ミュウの体が固まる。
「ふふ、いいわ…そんなに先生が欲しかったのねぇ?」
ぎゅうぎゅうと吸い付くように締め付けてくる内壁、奥へ奥へ―子宮へと導こうとする健気なソコにリーエはくすくすと笑った。
どんなに子宮があの熱い精液を欲しがっても、与えられるのはただ快感だけだ。
満たされることの無い、しかし満たされるまで求める肉体。
指を限界まで入れ左右に奥にかき乱し、抜けるか抜けないかの処まで抜いて今度は3本になった指を一気に押し入れると同時に、
空いていた片方の手でミュウのクリトリスをつねり上げ、その背中に自らの腰を押し付け上下に動かす。
「あっ…ああやぁぁ…!」
「ミュウちゃん、お胸が恋しかったら…自分でね?」
「…ううっ…」
「ミュウちゃん」
促されるように、ミュウの手が自らの乳房を掴み―