「まさか…こちらの世界でこれがあるとは…」  
宿の部屋に戻ってきたアキラは食い入るようにあるものに夢中になっていた。  
「………この雑誌の題名…あいつもチキュウから呼び出されたのか…?」  
独り言をぶつぶつ言いながらもその視線は雑誌に釘付けになっている。  
その雑誌は…思春期を迎えた男なら誰もが知っているだろう…  
「あれ以来、ご無沙汰だもんな…キュオとフレデリカは…誘ってくるんだがな…どうも…」  
ページを一つ一つめくると自分も経験した光景が脳に印刷される、見ているとこの前の  
泉での3Pを思い出してしまうのだ。  
「しかもあの露店商人…こんなものまでオマケにつけてきやがった…」  
媚薬と精力剤…栄養剤の3点セットである…お前のこれに使ってみろと一緒に袋に入れてきた、しかもビニール袋…  
「やっぱり…チキュウ人…だよなぁ…使えって言っても…あの二人に…」  
アキラは淫らなキュオとフレデリカの姿を想像してしまった…  
(あん!…いいです!もっともっとしてください!…はぁぁぁん)  
(だ、駄目ニャ!そこは…!ひにゃぁぁぁ!意地悪しないでニャ!)  
不意に半開きになった口から涎が垂れてしまった…何を考えているんだ!頭ではそう思っていても  
股間は既に反り返っていた。  
 
「くそ!…情けない!…」  
涎を拭いながらもぼそっと呟き、己の不甲斐なさに舌打ちをした  
でもやっぱり目が雑誌にいってしまう、ゆっくりと次のページをめくるとそこにはあの人物とそっくりな  
女の子がバックで犯されている絵が飛び込んできた。  
「似てる…髪の色は違うが…このリボン…それとこの一人称…」  
いつも天真爛漫ではしゃいでいるあの娘…腰には不釣合いな剣を搭載しているあの娘だ…  
最近は暇があればよく話をしようと行く先々に着いてくるやっかいな奴だ…  
しかも相手の男は自分によく似ている…  
「ま、まぁ…これはあいつと俺じゃないしな!」  
開き直りながらも次のページに目を移すと今度は、向き合い格好になっておりディープキスをして  
いる絵が飛び込む。  
「…………」  
どうしても浮かんでしまう、あいつの淫らな姿を…自分が犯している光景を  
「断じて違う!俺にはキュオとフレデリカが!」  
苦しみにもだえながら頭を抱えて絶叫するアキラがそこにはいた、この脳裏の妄想に悩みながら  
頭を抱えていると、悩みを打ち消すようないい匂いがしてきた…もうそろそろお昼である。  
その匂いにアキラが腹減ったと思っているとドタドタドタと何かが走ってくる…すると自分の部屋の前で  
キキーっとブレーキをかけてドアを激しく開けた  
「アキラー!ご飯だよー!」  
そこにはノックもせずドアを壊さんとばかりの勢いで部屋に入ってきた赤毛の少女ミュウが立っていた  
「み、ミュウ!(ヤバイ…)」  
アキラは先ほどまで見ていた成人雑誌をとっさに隠した、こんなもの見られたら軽蔑される…しかもよりによって  
こいつが何で来る!?焦りがアキラの動きを鈍くする。  
 
「何隠したの?あぁ…さては一人で美味しいものでも食べてたんでしょ?」  
ミュウはアキラが何かを隠したのを見逃さなかった、ドアを閉めるとゆっくりとじりじりと寄ってくる  
「あ、ああ、ちょっとさっき買い物に行ってな…ちょっと腹が減ったから…」  
何とかこの場を切り抜けようと言葉を一つ一つつなぎ必死に返答する。  
「え〜いいなぁ〜ボクにも頂戴!」  
頂戴って言われても…破ってあげればいいのか…いや違う!何のんきな事考えてるんだ!  
状況が状況なのかアキラは思考が停止しかけていた、ろれつがあまり美味く回らない。  
「だ、駄目だ!これは高かったんだ!それにお前今ダイエット中だろ!」  
ダイエット…ミュウに一番抑制させる言葉である、自分では太っていると気にしているらしいが  
俺にはそうは思えない、むしろ小さくて可愛い感じであるって…おい!  
アキラはやはり思考が追いつかないのかいつの間にかに少女趣味を持ったのか!?とまたももだえている。  
「ど、どうしたの?何かおかしいよ?」  
ミュウが覗き込んでくる、止めてくれ…もう行ってくれ…そんな願いがアキラから冷静さを奪う  
「そ、そうだ!もう飯だろ!早く行こうぜ!」  
話をぶったぎるようにアキラが喋るとミュウもそうだねと頷く、なんとか大丈夫だったとほっと胸を  
撫で下ろすと後ろ手で隠していた雑誌を持っている力も緩まってしまった…その瞬間  
「取った〜!えへへ!油断大敵だよ、アキラ」  
アキラの油断を狙っていたのか、手にもっていた雑誌をすばやく取り上げた。  
(しまった〜!どうする…どうする!アキラ!)  
ミュウが本の表紙を裏表に見ながらなんだろう?と首をかしげている。  
「ねぇ、アキラ?この本何?初めてみるんだけどさ?」  
おもむろに中身に手をかけようとするミュウにアキラが必死の形相で答える  
「そ、それはお前には必要ない事が書いてあるんだ!見てもつまらないぞ!と、とにかくすぐに返せ!」  
「怪しいなぁ〜何でそんなに慌てるの?だって必要ないんでしょ?なら少しぐらい…」  
「駄目だ!止めろ!見るんじゃない!」  
アキラがミュウから雑誌を取り上げようと掴むとミュウも見たいという願望からか抵抗した。  
 
「は〜な〜せ〜!今すぐ〜!」  
「ヤダ!中身を見るんだーー!」  
ぐぐぐぐぐっと両極端に力が入る…とアキラが指を滑らせ雑誌から手が離れてしまった。  
「うわっ!」  
ドタン!ミュウも後ろに体重をかけていたせいでアキラが放した瞬間尻餅をついてしまった  
「いたたたた…、もうヒドイよ!いきなり放すなんて!」  
「ぐぐぐ…はっ!本は!」  
問題の雑誌はというと、あった…ミュウの目の前で…あいつそっくりな娘が後ろから犯されている場面で  
(何で…都合よく…)  
アキラは顔に手を当て俯いた、やっちまった…それしか頭に入らなかった…  
「え…な、何…これ…ぼ、ボク…そっくり…」  
ミュウは顔を赤めさせたり、目をぱちくりしてアキラと同じく雑誌に食い入った。  
その目は潤んでおりときおり荒い息を吐いている、そしてミュウは次のページを見た瞬間  
顔を真っ赤にさせてアキラをちらっと見てくるようになった。  
そのページは自分そっくりの男とミュウそっくりの女の子が向かい合わせに性交しながらディープキスを  
している場面だった事を思い出した。  
「あわわわ…ち、違うんだ!こ、これは!」  
何が違うというのだろう…見ていたことは事実、興奮していた事も事実…また…この娘の淫らな姿を  
妄想していたのも事実だ…。  
「ふぁ…アキラ…もしかして…ボクのこと…こんな目で見てたの…?」  
内股でもじもじしながら手を口に当てアキラを上目遣いで見つめてきた…愛らしく感じるその姿は性欲をそそる格好だ…  
「そ、そんなことは無い!お前はお前で!この雑誌の人物とは違う!」  
欲を抑えながら否定をするアキラはミュウから目を逸らした、ふるふるとか弱く震えている姿が可愛くて仕方ないのだ…  
普段はそんな風に感じた事が無い…いつも元気でうるさいだけだと思っていた、しかしここまでギャップがあると…  
「あ、あのな!男って奴はある程度大人になってくると…そ、その…あ〜こういうことに興味が沸いて来るんだ!」  
もうどうでもいい…どうにでもなれ…アキラはやけくそ気味で叫ぶ、軽蔑を受けても構うものか!と…  
「そ、それじゃあ…ボクの身体にも…興味ある?」  
ミュウの言葉にアキラは目を大きく開きしかめっ面になった、興味ある?…その言葉が妙に響く  
「ああああ、あるわけ無いだろ!俺達は仲間だ!…そもそも異性として興味はもたない…もっちゃいけないだろ…」  
今、自分がとても悪い人間だと思った、もう異性に興味所か身体まで重ねている…罪悪感だけが漂う…  
「そ、そうだよね…ボクみたいな身体に興味なんか持たないよね…あはは…ごめん…変な事聞いちゃって…」  
ミュウが沈んだ顔になると啜り声が聞こえてくる、まさか、と思いミュウの顔を覗きこむと…やっぱり泣いている…  
でもその姿も可愛らしい…って違っ!そんな事思ってるときじゃない!  
「な、何で泣いてるんだ?俺、悪い事言ったか?それなら謝るから…な?」  
困り顔でアキラが問い掛けるとミュウはふるふると首を振って否定した。  
「違うよ…アキラがいけないんじゃないよ…ボクがもっと女らしくなってれば…」  
アキラはそんな事はないと必死にミュウを励ました、どうも泣かれると滅入ってしまう…とにかく元気にせねばと…  
「そ、それに…もし…もっとスタイルが良かったら…アキラに…好きになってもらえるかな…って…」  
ミュウの言葉に凍りついた…俺がミュウを好きに…ということは…ミュウは俺の事…え?  
「は?…ちょっと待て…お前…さっき頭打ったのか?大丈夫か?なぁ…おい…」  
アキラは固まりながらも片言で喋っていた、しかしミュウは…  
「ボク…アキラの事好きなんだよ…気づいてなかったの…」  
顔を紅潮させながらぼそっと呟く…固まったアキラでもはっきり聞こえた…好き…エコーがかかり脳内に響く  
「ははは…そうだな…俺もミュウが好きだ!人として好きだぞ、お前も俺の事、人として好きなんだろう?」  
そうだ…絶対そうに決まっている、頼む、人として好きだといってくれ…今アキラはとてつもなくドラ○ン○ールを  
7つ集めたい気分になったいた。  
「うん…好きだよ…人としても…女性としても…だから…アキラ…」  
じりじりとミュウが寄ってくるのに対しアキラは後ろにタジろいた、でもミュウの歩いてくる速度のほうが速い。  
「や、止めろ……いつものお前らしくないぞ…」  
冷や汗をかきながら後ろに下がっていると椅子の足に引っかかり倒れてしまった、それにともないミュウがアキラに  
乗りかかってきた、体勢を崩されたアキラは騎乗位の形になってしまい動けないでいた。  
 
「お、おい、駄目だ!お前はこんなんじゃないだろ!?」  
「それじゃあ、いつものボクはどんなのなの?好きな人への気持ちを抑えているのがいつものボクなの?ねぇ…」  
また泣き出した…しかもさっきよりヒドイ…もう見てられん…アキラは勢いのままミュウを抱きしめた。  
「分かった!分かったよ!俺もお前が好きだ!可愛いと思っている!本当に異性として好きだ!な?だから泣くな!」  
もうこれしかない…キュオ、フレデリカすまない…やはり罪悪感が覆う。そんなアキラを知らずに当人のミュウは  
「本当?本当に!?嘘じゃないよね…?」  
不安そうな顔で上に乗りながらアキラの顔を見つめてくる、ここまで弱気な彼女を見ると否定すらできない。  
「ああ!本当さ!可愛いよ!お前を可愛くないなんて誰が思うんだ!恥ずかしいからあまり言わせないでくれ…」  
「嬉しい…嬉しいよ!ボク!やった!えへへ!」  
アキラの上でハシャギまくるミュウに腹部を圧迫される、それと同時に柔らかい太ももがアキラを刺激する。  
「アキラ…あれしよう…」  
「へっ!?」  
ミュウが指差した先にはあの雑誌が置いてある…おいおいそれはまだ…  
「ねぇ…いいよね?…ボク達もう…」  
するとミュウは顔を近づけてアキラの眼前に唇を寄せて何かを言っている。それを一つ一つ解析をすると  
「が・ま・ん・で・き・な・い…」  
アキラは口をパクパクしながら震えている…確実に誘っている…何処で覚えたんだ…  
「あ、何処で覚えたのって思ってるでしょ?ボクだって年頃の女の子なんだよ、それにいつもアキラのことを考えると…」  
そういうとミュウは自分の股間に手を入れて動かした、くちゅくちゅと音が立つとミュウも目を瞑りながらよがっている  
 
「ん…はぁ…見てよ…アキラ…」  
ミュウは手を股間から取り出すと指には愛液がびっしりと付いていた、それを指でこねると糸を引かせてアキラの口に  
持っていった。  
「ん!?ふぐっ!?」  
「アキラのせいだからね!ボクがこんなになっちゃったの…」  
「勝手に人のせいにするな!うぐっ!」  
口答えをさせないかのように指をまたアキラの口に入れる、人差し指と中指を動かしてアキラの舌を摩る。  
遊ばれながらもミュウの顔を見ると眉をひそめて口を開けている、かなり興奮しているようだ、ムードが高まる  
このままだと本当にしてしまう…どうにかならないものかと思っているとそこに天の助けが訪れた。  
ぐぅ〜…何かの音がなる、ミュウから聞こえたような気がした。  
「あ、あはは、お腹すいちゃった〜」  
ミュウがお腹を抑えながら笑っている、さっきまでの妖艶な顔とは打って変わっていつもの顔に戻っていた。  
「お、俺も腹減った…まぁこれは後でも出来るんだし飯食いに行こうぜ」  
(助かった…)アキラは内心ホッとしていた、このまましてしまい関係をもってしまったらキュオとフレデリカに合わせる  
顔が無い…ましてもう2人も関係をもっているのだ。  
 
「それじゃ!食べ終わったら、ね?」  
「ああ、っておい!食べ終わったらってどういう意味だよ!」  
「あんまりボクみたいなか弱い女の子に言わせないでよ〜」  
「ふ、ふざけるな!だいたい…」  
アキラは途中で言葉を塞がれてしまった、なぜならミュウの片手に…あの雑誌が…  
「いいのかなぁ〜そんな事言って〜?こんなのアキラが見ていたって知られたら皆幻滅するだろうな〜」  
「お、お前!ぐ、くそぉ〜」  
もし見られたら堪ったもんじゃない、なんて奴だ…あの性格…あの行動…まるで小悪魔だ…  
「じゃぁね〜早くしないとご飯冷めちゃうよ〜」  
もう逃げられないのか…そこには唇を噛み締めながら頭を抱えて暴れるアキラの姿があった。  
「おう、遅かったな」  
皆はまだ食べ終わってなく、マックスがスープを啜りながら喋りかけてきた  
「ああ…」  
「ど、どうした?顔が青いぞ?」  
アキラは上の空状態でマックスの隣に座ると、彼はあまりの脱力ぶりの姿に呆れた顔をしている  
「ああ…別に…」  
首を絞められているような感覚だった、ミュウとの約束(脅し?)しか頭に無い…この時間が永遠ならばいいのに…  
 
「はい、アキラ、一杯食べるニャ!」  
てんこもりに盛られた食べ物をキュオが持ってきてくれた、一人では食べきれない量だが…アキラにはどうでもいい事だった  
「ありがとう…キュオ…」  
「どうしたニャ?元気ないニャ?」  
アキラはキュオに心配をかけないように空元気を見せた。  
「大丈夫だ、気にするな。」  
「どうしたの?キュオ?」  
フレデリカも何かとキュオとアキラの元に駆け寄ってきた  
「いやな、こいつがどうも様子がおかしいんだよ…宿に着く前はなんともなかったんだがよ」  
マックスが指差しながらアキラの状態をフレデリカに話す。  
「どうかしましたか?アキラさん」  
フレデリカも心配そうに問い掛けるが決まってアキラは何でもないと言う  
言えない…言えるはずも無い…言ったら双方からブレイカーが飛んでくるに違いない  
「やぁ!」  
明るくはきはきとした声がそこにいた四人に掛けられた、するとマックスが  
ん?…この感じは!…ミュウか!などと言い毒電波を出したように見えた。  
「あれ〜アキラ〜どうしたの?元気ないよ?駄目だよ!これから大変なんだから!」  
にこにこしながらアキラに喋りかけるミュウ…その言動は明らかにこれからの意味を深めるようだった  
ビクッ!マックスはアキラが震えたのを見逃さなかった、どうやら何故アキラに元気が無いか気づいたようだ  
 
「ほぉ〜、さすがはアキラくん、やるねぇ〜、甲斐性なしだと思っていたが…」  
わざとらしくアキラにはっきり聞こえるように声を出した、アキラはそんなマックスに食って掛かった。  
「お前な!そんなこと言ってるならどうにかしてくれ!」  
「ふむ…ならこういうのはどうだ」  
ちょいちょいっと指でアキラに来いというと耳打ちで喋りだした。  
「あのなぁ、3人からアプローチかけられてるんだろう?」  
「あ、ああ」  
「それでお前はどうにかしたいと思ってるんだろう?」  
「ま、まぁな…」  
マックスはうんうんと先輩面をしながら話を聞いている、そして一つの打開策を出した。  
「そういうときは、つまりこれだ、お前は好きな食べ物が何個もある場合どれも無制限に食っていいって言われたらどうする?」  
「そりゃあ、全部食べるが…」  
「そうだよなぁ、うんうん、だったらそれと同じく美味しく頂いちまえよ、3人…を」  
次の瞬間マックスが宙に浮いたが何故かはご想像にお任せしよう。  
 
「本当におかしいニャ?さっきから落ち込んだり暴れたり…」  
「う〜ん、欲求不満なんじゃない?アキラさんってあまりそういうこと言う人じゃないから、それなら…キュオ」  
「そういえば最近構ってもらえなかったニャ!ねぇ、アキラ」  
二人が声を掛けようとしたとき既にアキラの姿は微塵にも無かった…  
食事も終わり皆がまた別々に行動する、アキラはというと2階の部屋に上がりベットにうつ伏せに寝転んだ  
胃を圧迫するような嫌な感覚だった…彼女を待っている1分でも1秒でも今のアキラにとっては長い時間に感じた  
またゴロンと転げ回る、どうするどうする!やはり答えは出てこない…唯一つアキラの思考回路(マギ?)から出てくる答えは  
やりなさい…だけ。  
悩みながらベットに寝転んでいると、ドンドンとドアを叩く音が聞こえた。  
「アキラ〜お待たせ!」  
ひょこッとミュウが顔を出してそのまま身体をすり抜けさせるように入ってきた。  
「別に待ってないが…」  
アキラはとうとう来てしまったミュウを見て考えるのを止めた、どうみても彼女のほうが有利なのである、それなら  
彼女の意思に従おう…と諦めてしまった。  
 
「で、どうするんだ?やっぱり止めるか?」  
最後の抵抗である、これで考え直してくれたらいいんだが顔を見るとどうやら無理そうだ。  
「ええー!駄目だよ!女の子に恥をかかせる気!?」  
口を尖らせてアキラに返答するミュウ、やはり無理かとアキラは溜息をついた、こいつには羞恥ってものが無いのか?  
俺はとても恥ずかしいんだが…心の中で独り言を言うとまた深い溜息を付いた。  
「アキラ〜」  
俯いているアキラをミュウが呼ぶとアキラは顔を上げる、何だ?と疑問を言おうとしたが眼前にはミュウの顔があった  
「うぐっ!」  
ミュウがアキラの頭を掴み唇に己の唇をあてがう、いきなりの行動にアキラは何がなんだかさっぱりだった、ミュウは舌でアキラの口を  
開き舌と舌を絡めてきた、ちょこんとした舌が一生懸命に表面を舐め回し唾液を送りつけてくる、「しょうがない」とときおりこちらも舌を  
動かすと感じているのかぴくぴくと身体を動かし股間を太ももに擦り付けてくる。  
「ぺちゃ…ぴちゃ…うん…うぁ…はむぅ…ふぅ…あ…」  
「お、う…おい…そんな…焦らなく…」  
ミュウは目を閉じてアキラの頭を手で固定しながら貪る様に口の中を舌で駆け巡り、吸い付いては唾液を飲み込んでいる。  
 
幾らか堪能するとミュウはゆっくり唇を離す、すると舌と舌で二人の唾液の橋が出来上がった。その橋も丁寧に唇を動かし  
口の中に導いていった。  
「ん…ん…どうだった?…上手だった?」  
「あ、ああ…よく出来たと思うぜ…」  
キュオとフレデリカとはまた違った味がした、なんというか小さい口と舌で激しく責めてくるがこちらが少しでも責めると  
引っ込んでしまうのがとてもよかった、ディープキスとしてはまだまだだけどそれでも良かった事に偽りは無い。  
「よかった〜ボクちょっと練習したんだよ、だから遅くなっちゃって」  
そういえば昼食を食べた後、本当は直ぐに来ると言っていたがきたのは夕方近くだった。  
「練習って…」  
「ん?アキラのあのHな本で少しね…ボクあまり知らなかったし、それにアキラを気持ち良くさせたかったから…」  
「お、お前…」  
「だっていつもボク…アキラに助けられてばかりで何もしてあげれないから…せめて…」  
羞恥心が無いと思ったがどうやら勘違いである、言葉は弱弱しく顔も背けながら喋っている、そんなミュウに男の欲望が  
一段と膨らみ始める、可愛らしい、愛くるしい…それしか頭に無かった、今まで悩んでいた自分が馬鹿みたいだった。  
 
「そんな事無いさ、お前だって頑張っているだろう」  
「優しいんだ…アキラって」  
「い、いや、俺なんかそんなんでも無いさ」  
「ううん…そんな事無いよ!アキラは優しいよ、だって今もボクの事抱きしめてくれてる」  
無意識のうちにアキラはミュウの背中に手を回していた、放そうとしたが放せない…感じるのだ…彼女が震えているのを  
いつもの元気なミュウでは無く、小動物のように震えているミュウを…  
「怖いのか…?」  
「う、うん…ちょっとだけどね…」  
「凄く震えているぞ…」  
「分かる?本当は凄く怖いんだ…でもアキラがいるから大丈夫だよ!」  
いつもみたく明るく見せるが無理をしている事が分かる、震えがどんどん大きくなっていくのだ。  
少しでも恐怖を拭おうとアキラはミュウを強く抱きしめた、それに答えるように彼女も強く抱きついてきた  
数分間の静粛の後、アキラから身体を離し目を逸らしながら小さく頷いた、逸らしているが目からは不安の色は消えていた。  
「俺に任せろ…悪いようにはしないさ」  
ミュウがベットに寝そべるとアキラは彼女の服を一枚一枚脱がせていった、下着姿になった彼女は恥ずかしそうにしているがこちらを  
しっかりと見ている、こちらが恥ずかしくなってしまうくらいに、やはり身体は発育途中だが女らしい身体つきになっている  
 
特に目に入るのは真珠のような白い肌だった、柔らかそうでむしゃぶりつきたくなる…キュオやフレデリカも綺麗だったがそれとはまた別の綺麗な肌なのだ  
「あ、あまり見ないでよぉ!ボクすーごく我慢してるんだから…」  
顔を膨らませて自分の身体に夢中になっているアキラに話し掛ける。  
「い、いや、すまない綺麗だなと思ってさ…」  
アキラが慌てて返答するとミュウは顔を紅潮させて喜んでいるようだった、そんな照れ笑いにもアキラは惹かれた  
「えへへ…嬉しいな、そんなこと言われたの初めてだよ」  
「まぁ…身体は小さいがな」  
「ああー!ボク気にしてるんだよ!それなのにそんなにはっきり言わなくても!」  
「でも…俺はそんなミュウが可愛らしくて好きだ…」  
アキラは両手で下着の上からミュウの胸を揉む、ふっくらと膨らみ掛けだが申し分ない感触が手に感じると共に股間をも刺激する。  
「あ…ふあ…う…うん…ひぃ…うぁ…」  
「感じやすいんだな…お前…」  
尚もこねる様に手をまわしながら揉んだり摩る、ミュウは必死で声を抑えようとしているが連続で責められる快感から声を漏らしてしまう  
人差し指と中指の第二関節のあたりでピンク色の乳頭を挟む…とぴくんぴくんと身体が跳ねる、その瞳は虚空を見つめ歯を食いしばっている  
 
まさかと思い股間に目をやると、ジュワっと染みが出来ている…どうやら軽く達したようだ。  
「もうイッタのか?可愛い奴だな…」  
「ううー…アキラの意地悪ぅ…ひぃあ!」  
口答えは許さないかのようにアキラは秘所に手をやる、きつい…指も2本入るのがやっとだった、この中に俺のが入るのか?  
疑問に思いながらも膣肉の壁を摩っていく、ぷにぷにと柔らかい感触と温かい愛液が絡まり指のすべりをよくしてくれた。  
少しかき回してから手を離すとトローンと愛液が手首のほうまで垂れてくる、粘りがありとてもいやらしい液だ  
「ほら、ミュウの膣からこんなに出てきたぞ、おかげで俺の手がびしょびしょだ」  
「いやぁ…やめてよぉ…」  
「もっと気持ちよくしてやるからな、もうちょっと先に入れるぞ」  
「だ、駄目、そんなに、したら、ぼ、ボク…ああ!ふぁ!」  
口を半開きにして荒い息と涎を垂れ流しながら悶えている、見れば見るほど虐めたくなってしまう。  
右手では胸を遊び、左手では膣の柔らかさを堪能していた、更にミュウの喘ぎがアキラのペニスをぐいぐいと盛り上げていく。  
「…も、もう…意識がとんじゃう…ああん…あ、あ、あーーー!」  
 
叫びと共に愛液が飛び散る、勢いは激しく手首までだったのが二の腕の半分まで濡れていた、当のミュウはぐったりとして痙攣している。  
「す、凄いよ…アキラ…にHな事されちゃった…」  
そんな淫乱なミュウを見たアキラは既に限界まで来ていた、股間がきつい…ズボンのチャックを開けて解放したい  
「あ、ミュウ…イッタばかりで悪いんだけど」  
ミュウはアキラの呼びかけに顔を向けた、そう今まさに噴火しそうな股間に  
「ご、ごめん!ボクばかり、今度はアキラを気持ちよくさせるね!」  
ミュウは力なく立ち膝になるとアキラのズボンに手をかけベルトを外し一気に下げた、トランクスがまだあるがミュウは呆然として  
アキラの股間を見ていた  
「うわぁ…もう破裂しそうだよ…ごめんよぉ、今から楽にしてあげるから」  
ミュウは最後のトランクスをゆっくりと下ろした、するとトランクスに引っかかっていたペニスが外れた反動でぶるん!と天に向かって  
咆哮をあげた、そんな図太いペニスをみたミュウは口をフルフルとさせながら眼前で見つめていた。  
 
「こここ、こんなに大きいの…?アキラって、本で見た人のより大きいよぉ…」  
「あ、あのなぁ…そんなに大きいのか俺のって…」  
キュオやフレデリカにも言われた、大きすぎて一口じゃ頬張りきれないと、だから亀頭だけを含み竿は手でしごかれた。  
二人よりも小さいミュウに果たして口で淫行ができるのか…別の不安があってたまらなかった。  
「あー、あんまり無茶しなくていいからな、まずは先を舐めてくれると嬉しいかな」  
「う、うん…やってみるよ!」  
意を決した表情でミュウが両手でペニスを掴むと小さな舌でちろちろと舐め始めた、鈴口をぷるぷると舌の震えが伝わってきた  
鈴口を舐めると今度は丸くてかっている亀頭の表面に這わせる、ぎこちないが不安定な感覚がまたなんともいえない。  
「う、いいぞ…上手いじゃないか…ならこの当たりを唇で啜ってくれ。」  
「ん…ちゅっ…ピチャピチャ…んーーぷはぁ!大きいよぉ…」  
ガイドしながらカリの部分を啜ってくれと命じると唇でちゅーっと啜る、目を閉じながら啜る顔は性欲を更に高めてくれる  
 
亀頭とカリをちろちろと舐め回しながら自分から竿のほうも手でしごいていく、ペニスの先端に来る快楽と手の柔らかさで優しくしごく竿の快楽が責めてきて射精感を催す、初めてにしては上出来だ…  
「ふぅ…ど、どうかな…アキラ?」  
「ああ!上手だぞ!気持ちいい…」  
アキラの気持ちよさそうな顔に機嫌がよくなったのか責めは更に続く、玉袋から竿に、竿から亀頭に、亀頭から鈴口にと舌を這わせていく、ガウパーが出てきたのに気づいたのかミュウはそれを舐めると、しかめっ面になった  
「うぇ…変な味だよぉ…これが精液?…」  
「ああ、違うよ、なんていうか…気持ちよくなってくると出てくるんだ…」  
「ふーん…変な味がするけどアキラのだもんね!よーしもっと頑張るぞ!」  
テンションが高くなったミュウはアキラのペニスを頬張った、だが大きい為亀頭を頬張るのにやっとである。  
「ふぇ…ほほひぃくてぇ…ふぁいらないほぉ…」(大きくて入らないらしい)  
「無理するなよ、くぉ…」  
それでもミュウは唇をつぼめながら亀頭を締め付け、鈴口を舐め回す、両手は腰を捕らえて離さない。  
上目遣いで頭を傾げるように動かす為、またも不安定な感覚といじめたくなる衝動に襲われる  
「うふぅ…ふ…ふぅ…んぁ…ぷはぁ…ぺちゃ、はむぅ…」  
もう噴火しそうだ…精液が昇ってくるのが分かった、アキラはかなりの射精感を感じたのでミュウに忠告した。  
 
「で、出るぞ!もうすぐ…一回放すからな!」  
「ふぁめ!ほのふぁふぁほむ!」(駄目!このまま飲む!と言ってるらしい)  
既にがっしりと腰はつかまれている、なら望みどおりに口内射精をしてやるかとアキラも少し腰を動かし始めた、快感が  
どんどんと昇ってくる…もうそろそろ、くぅ!…次の瞬間…  
びゅーびゅるびゅる!  
「んーーー!ふぁ…げほげほ!うぁ!んんぅ…」  
飲みきれるはずも無い、アキラは溜めに溜め込んだ欲望の精液を撒き散らした、咳き込むミュウの口から精液がドローンと垂れ胸を汚す  
まだ射精している…その精液はミュウの赤い髪、鼻の上、頬、胸に散布された、ミュウは目を潤ませながら残った口の中の精液を飲み込んでいる、ごくごくと…貴重な精液を零さぬよう両手を口に当てながら…  
「うぅ…はぁ…いやぁ…苦いよぉ…匂いも凄いし…多すぎだよぉ…」  
やっと飲み干したミュウはアキラに文句をいってきた、顔はドロドロで泣き出しそうな顔をしている。  
「だから言っただろう…無理するんじゃないって…」  
苦笑いをしながらミュウに話し掛けると、こんなに凄いとは思ってなかったと反論してきた、まぁ確かに出しすぎたな…  
 
自分でもあまりの量に驚いてしまった、ぼーっとしている間もミュウはまだ文句をいいながら顔についている精液を指ですくっては口に運ぶ、指を一つ一つぺろぺろしながら驚愕しているアキラを見入ってくる。  
「…本当に…変な味…んん…」  
「そんなに嫌なら舐めるの止めろよ…」  
「嫌じゃないもん…それにアキラの味がするもん!」  
「お前なぁ…あんまり真面目な顔で言うなよ…」  
そのキリッとした顔にアキラは恥ずかしくなり、目を瞑り片手を顔に当て首を振った、その間にもねっとりとしたいやらしい音は聞こえてくる  
射精の余韻も収まると思考が戻ってくる…今俺…大変な事してるよな…半分勃起したペニスを曝け出しながら顔を曇らせていく。  
(今ならまだ間に合うぞ!アキラ!ミュウの処女は守れるんだ!)  
幻聴が聞こえる…お約束の…俺の良心の形が具現化して目の前に現れる、しかしその反対もあるわけで…  
 
(おいおい…射精してぶっかけちまったんだぜ!しかも相手は準備Okらしいぞ!マックスの言ったとおり美味しく頂いちまえよ!)  
やはり来た…俺の悪心…こいつの言葉も一理ある…もう汚しちまったんだ…アキラの理性が奪われていく  
(負けるな!アキラ!お前にはキュオとフレデリカがいるじゃないか!)  
(二人も手を出しといて、何を迷っている!二人犯っちまったら一人増えたところでなんてことねぇだろうよ!)  
眼前で激しい闘いが始まる、もちろん幻覚だが…  
「アキラ〜、もう待てないよぉ…」  
そんな幻覚を打ち消すようにまだ顔に精液が残っているミュウが悲しそうな顔で喋りかけてきた、さっきまで  
舐めていた指は秘所に移動していた、ぺたん、と内股で座り「うー、うー」とアキラを求めている事を訴えながらくちゅくちゅと秘所を刺激している、うぉ…きた…半勃ちのペニスがミュウの愛くるしい姿でまた反り返る、抱きたい…それだけだった、勝負は決まった  
(あ、アキラ!駄目だ!君は!)  
(よーし素直なのはいい事だ!もうお前の声は届かないぞ!消えろーーーー!)  
 
アキラ本体に気を取られ油断したアキラの良心はアキラの悪心に大剣を弾かれた、更に悪心の  
攻撃が追撃を掛けてくる、そう…それはまさに決め技…SOCが怪しく光る…  
(俺のこの魂と!異界の魂がぁ!貴様を撃つ!くらえーーー!)  
(うわぁーーー、アキラ!思いだせぇ!二人のブレイカーはーーー!)  
G・ドライブ…炸裂…まさに神が放ったメキドの火でアキラの良心は粒子となり消えた…ちょっと怖いことを言いながら…  
(ブレイカー…うーん確かに恐ろしいなぁ…ばれたらズタズタだよなぁ…でもよぉ今はそこの震えているミュウを可愛がってやりな!祈るぜ!あばよーーー!)  
敬礼をしながらアキラの悪心も粒子となり消えていった、その姿は今のアキラには神々しくさえ思えた…  
テンションが高い自分の魂(?)と別れを告げると早く早くと急かしてくるミュウが目に入る、限界みたいだな…  
「ほら…足を開いて…」  
「う、うん…でもこの格好恥ずかしいよぉ…」  
足を掴まれVの字に開かせられ秘所があわれになるとミュウが顔を真っ赤にする、足を掴んだままアキラもベットの上に上がる  
腰をミュウの秘所に近づけさせると、ペニスと秘所が5cmくらいのところに来た。  
 
「お前…俺と年たいして変わんないよな?なんで生えてないんだ…?」  
「そ、そんな事はどうだって良いじゃん!!」  
「まあ、いいか…それにしても凄いな…咥えている時もイッてただろ?咥えてイクなんて変態だな…」  
「嫌ぁ…そんな事言わないでよぉ…それより早く…お願いだよぉ…」  
「そうだな…俺ももう我慢できないみたいだ…ゆっくり挿入るから、痛かったら痛いって言えよ」  
ミュウが無言でコクンと頷く、了承を得たアキラは背中に手を回した、身体を密着させて少しでも不安と痛みから救おうという  
彼なりの行動だ、膣口と亀頭が触れる…にゅるにゅると先端が入った、でもまだ先端…これからが彼女の領域なのだ…  
…気持ちよさと恐怖がどんどんと増しているのだろう、アキラを抱く力が強くなる、頭一つ分小さい彼女だから顔が目の前に来る  
荒い息が顔にかかりときおり接合部分を見ては「あ、あ…」などと不安そうにしながら瞼を閉じる。  
「ま、まだ?」  
「もう少しだ…怖いか…?」  
「ちょっとだけね…でもアキラが支えてくれるから怖いより嬉しいかな…」  
「そうか…なら進めるぞ…」  
ペニスが進入していく…ミュウの狭い膣肉を…その膣肉は受け入れるかのように飲み込んでいく。  
 
「あ、あーーー!ん、んあ、い、痛いよぉ…アキラ…!」  
貫いた…彼女の処女幕を…初めてを奪った…その鮮血が流れシーツを赤く染めた。  
「ミュウ!大丈夫だ!大丈夫だからな!」  
励ますように喋りかけると無理に笑顔を作り我慢をする、だが身体を締め付ける力はいっそうに強くなり  
目からは涙がぽたぽたと零れ落ちている、そんなミュウにアキラは目を閉じて唇を重ねた。  
「ん…」  
ミュウは痛みを紛らわすように長くキスをする、絡めるようにではなく、純粋な口付けを  
少しの後、アキラはそっと目を開けると彼女の顔から痛みが消えている…もう痛くないのかと問うと唇を離し心からの笑顔を奥って見せてくれた。  
「もういいよ…動いても…」  
「ああ、でも本当に痛みは無くなったのか?」  
「う〜ん…まだちょっと痛いかも、でもこれ以上待たせられないよ」  
「いや、俺は…」  
「嘘つき!さっきだってボクが耐えてる時もぐいぐいって突付いてたよ〜、動きたい動きたいって!」  
悩ましげな顔をしながら小さな腰を捻りながらアキラのペニスを刺激する、膣口が竿をきゅっと締めては  
緩み、また締め上げる、緩めると言ってもキツキツで常に締め上げている状態に近かった、更に処女だけあって膣肉の絡みも絶品で  
締められた時に「ひっ!」と情けない声を出してしまった。  
「えへへ〜、アキラって可愛いところもあるんだ〜」  
「むっ!馬鹿にするな、これからお前はもっと可愛く喘ぐんだからな…覚悟しろよ!」  
 
「うん!でも優しくしてよ!」  
アキラは少し機嫌を損ねながらも笑みを見せるとミュウの膣に進入しているペニスを腰と連動させた、き、キツイ…挿入ているだけでもきつかったのだ  
動かすと感じているのかキューーと包む、膣の柔肉が揉みこむようにペニスと擦れる。  
「おお…少し緩めてくれぇ…きつすぎて…気持ちよすぎる…」  
「む、無理だよぉ…ああん!…だってアキラのが大きすぎ…はあ!うあ!」  
身体が小さい分秘所もミニサイズ…とても自分とあまり年の変わらない少女と性交しているとは思えない、これは犯罪クラスの身体だ…興奮が募っていく…ともに腰の動きにも加速がかかる。  
「ひぁ!もっと優し、うぁぁ!お腹が、お腹がぁ!死んじゃうよぉ!ふぁぁ!」  
目は虚ろになっており接合部分に視点がいっている、そこには抜けては入り抜けては入っての繰り返しのペニスがある、アキラは悶絶しているミュウを見て苦笑し、動きを止めた。  
「え!?何で何で!何でとめるの!?」  
物惜しそうに見つめてくるミュウを無視しながらペニスをゆっくりと抜いていく、膣の柔肉が邪魔するがむしろアキラのペニスを喜ばせてくれる。  
 
「抜かないでよぉ…やだよぉ…アキラぁ…お願いだからぁ…」  
ちゅぽん!とペニスを膣から抜くと鮮血と愛液が入り混じっている、それをさっき取り出した布で拭くと子猫の様に泣いているミュウに話し掛けた。  
「ミュウ、ちょっと立ってくれないか?もっと気持ちよくさせてやるから」  
「うう〜、本当に?」  
アキラはうんうんと頷くとミュウは不満そうな顔で立ち上がる、更にアキラが後ろを向いてくれと言うとおとなしく従った。  
「ねぇ〜まだなの?」  
「いくぞ!」  
「ひゃあ!な、何するの!?」  
ミュウは不意をつかれた、アキラは素股にペニスを後ろから前に突き出した、膣口が擦れてぷちゅぷちゅと  
音を立てると共にミュウのだらしない声が部屋に響く。  
「ん…んあ…はぁぁ!…熱い!アキラのが太ももとあそこで…」  
「なぁ?気持ちいいだろう?…それにしてもお前のはつるつるしていて本当に気持ちいいな」  
パイパンに近いその秘所は最高にすべりがいい、それにぷにぷにの太ももと小さな膣がいい感じでマッチしている  
そんなアキラがだらけた中何故かミュウが顔をアキラのほうに向け目をぱちくりしている  
「え…?ぼ、ボクのは…?」  
喘いでいても彼女はちゃんと聞いているのだろう、アキラは気持ちよさに意識をとらわれ口が滑ってしまった。  
 
(や、やばい!)  
「い、いやぁ〜、一人で自慰をしてた時に比べて、ミュウの身体は可愛くてとても柔らかいなぁ〜って思ったんだよ!」  
彼女の腰を掴んでいた手を離し、アタフタと手を振っているアキラにミュウは疑いの目を向けてくる  
「本当にぃ〜?まさかボク以外の人となんかしてないよねぇ〜?」  
目が座り、じろ〜っと見入ってくる…声は重くいつの間にかに手も掴まれていた。  
恐ろしい、恐ろしい…ここで浮気を知られたら天魔剣で真っ二つだ…更にその後ブレイカーでずったずた…  
ばらばらになった自分を想像してると冷や汗がだくだくと出てきた。  
「まぁ…アキラのことだし、そんなことする訳ないか!ごめんよ、疑っちゃって!」  
よほど自分のことを信じているのだろう、信頼を寄せている彼女を見ると心が痛む…だが今はそれより…  
(あ、危ない…)  
冷や汗を腕で拭いながら溜息をつく、とにかくピンチは切り抜けた。  
「んじゃぁ、そろそろやるか?っておい…」  
「ん?どうしたの?早くしようよ!」  
既に四つん這いになってお尻を突き出しながら悩ましげに振っているミュウがいた、秘所はさっきよりもてろんてろんになりシーツに愛液が垂れていた。  
「シーツ…どうするよ…宿屋のおっさんにばれちまうな…」  
 
ここまでぐしゃぐしゃで酷いと隠し切れない、つまらない事に気づくがそれも悩みの一つになっていた。  
「だぁーいじょーぶ!だって宿屋のおじさんと奥さんが二人で親指立ててグッ!ってしてたもん」  
「あ、そう…」  
あの二人なら気づいてそうだ…ちょうど二人も子作りで盛りらしい…それに部屋に帰ってきた時、妙に替えのシーツの数が増えて多様な気がする…あの二人もNTみたいで怖い…  
「それじゃ、いくぞ…」  
アキラはミュウのお尻に手をおくと、ペニスを挿入る準備に入った、だが挿入る前に彼女のお尻を鷲掴みにして揉みくだした、張りが良くつるんとしたお尻だ。  
「ふ〜ん、お前、胸は小さいけど尻はいい感じだな」  
「くふぅ…それって…ボクが重いっていってるの〜?それに胸だってアキラに毎晩揉んでもらえば…ひゃん!」  
「どこでそんな事憶えた!?、それに毎晩は無理だ…(っていうかこれからもするのか!)」  
アキラはこれからもよろしくらしいミュウに心で突っ込みをいれた、このままズルズル行ったらキュオとフレデリカ…そしてミュウに合わせなくてはならない…  
あの親子がやったダブルブッキングも凌駕するトリプルブッキングになってしまう…ヴァラの3連星とも言うべきか…?  
「もういいでしょ?早く挿入てよぉ〜」  
揉みながら考え込んでいたアキラにミュウが待ちきれないと谷間をペニスの先につんつんと当てる。  
「ん?ああ…もういいか…(これで終わりにしたいものだな…)」  
「一気に来ていいよ!」  
一気に…?待て…確実に昇天するぞ…アキラはこの前の晩、キュオをバックから犯した時を思い出す、彼女も一気に挿入てほしいと言った為実行したが  
案の定凄い叫びでよがっていた…終わった時には痙攣しながら失神していたのだ、自身の最大尺度は20cmも無いにしろ相当あることは自覚している  
更に太いのも分かっている…それを一気にミニサイズ秘所に突っ込んだら…ミュウが死んでしまう、俺は犯罪者だ…もう別の意味でも犯罪者だが…  
 
「ゆっくりな、お前のいやらしい顔を見ながら挿入るのも悪くないしな」  
「ふふ、やっぱりアキラってHだよねぇ〜」  
「人の事言える立場かよ…」  
ペニスを膣口に這い寄らせる、くちゅ、愛液が円滑に働きズニュズニュっと挿入っていく。  
「あ、あああ、さっきよりも大きいよぉ…」  
無理も無い、アキラのペニスは刺激を与えられすぎている、パンパンに腫れ上がっており射精寸前だった  
「くぅお…お、おいさっきも言ったとおりそんなに締め付けるなよ!」  
「だってだって!大きすぎるんだもん…うぁ…はぁ…ああん!」  
全部挿入るとミュウは身体を逆に反らせた、嗚咽と悲鳴が錯綜してギュッと膣がペニスを締めた  
「ひぃ…ああ!…力が入らないよぉ…アキラぁ…抑えて…」  
ミュウはガクガクと震えながら体勢を崩しベットに倒れこんでしまった、顔がシーツにつき涎がそれを汚す、  
アキラは言われたとおり彼女の腰に手を当て腰を動かし始めた。  
「ひぁっ!うぐぅ…奥にぃ…届いてるよぉ…お腹の中アキラので一杯だよぉ…もっとぉ〜もっとぉ…」  
口からはだらしなく舌を出し涎を垂らしながら喘いでいる、淫らで可愛いその顔を見ると更に腰を欲望のままに動かす。  
 
「お前が…!言ったんだからな!一気にやって欲しいってな!うぉぉ!小さすぎて根元まで入らないぞ!」  
アキラはいつもの冷静なアキラから理性という刻印(リミッター)が解除されたアキラになっていた。  
「そういえば、胸を大きくしてほしいんだよな、なら望みどおりに揉んでやる!」  
アキラは後ろから小ぶりの胸を掴むと強引に揉んだ(揉めるのか?)、指一つ一つに肌の触感が伝わる、忘れずに先端のピンクの乳頭もくりくりとしてやる。  
「あああ!きもちいいよぉ…下も上もアキラにぃぃ…」  
揉む手と腰を連動させダブルアタックを掛ける、瞬間、どんどんと精液が鈴口に上り詰めていくのを感じた…  
「ふぇぇ…アキラぁ…」  
ミュウが振り向く、アキラも顔を近づけるとミュウが舌でアキラの顔を舐める、やがてそれは唇に…お互いは  
深いキスをした。  
その間もアキラは両手と突き上げる腰の動きのスピードを速めていく、もう出そうだ…絡めていた唇を離すとミュウに射精しそうだと伝えた。  
「も、もう出る!ちょっとどいてくれ…」  
「嫌!膣に、膣に出してぇ!」  
ミュウは腰を上げると途中まで引き抜いた、アキラは見た、子悪魔みたいな笑顔をしている彼女を…  
「お、おい、まさか…!」  
ミュウが後ろに体重を掛けた為、アキラは仰け反るようにしてベットに叩きつけられた  
ミュウは腰の位置をそのままにして反転しアキラを見て、顔を紅潮させている。  
 
「アキラが嫌なら、無理矢理にでも出させてやるぅ〜、ええーい!」  
ミュウは一気に腰を降ろすと同時にギューとアキラのペニスを締め上げた、彼女はサンダーボルトを受けたように痺れ、痙攣しながら最後の歓喜を上げた、当のアキラはと言うと…  
「うぁぁぁ!もう限界だ…」  
びゅる!びゅるる!どくどぷっ!  
鈴口から白い精液を彼女の体内にぶちまけた、連続しての2発目だというのに射精力は衰えるばかりかさっきよりも激しかった。  
「ふぁ…アキラので溶けちゃいそうになっちゃった…えへへ…」  
「お前…そういうこと…言うか…それより…どいてくれ」  
「えー!もう少しこのままでもいいじゃん!それにぃ、アキラの暖かいんだもん!」  
膣口からは精液がどろっと出ている…ミニサイズでは収まりきらないのだろう…  
「あーもう…分かったよ!少しだからな…」  
「うん!やっぱりアキラって優しい〜!」  
ミュウは上体を倒しアキラの胸板に寝そべりぴったりくっついてきた。  
(でも…締め付けながら寝るのはよしてくれよ〜)  
彼女の頭に手を乗せると綺麗な赤い髪を撫でる、疲れたのか彼女はいつの間にか寝息を立てていた。  
 
「ふぅ…何だかんだ言って…結局やっちまった…俺もこいつに惹かれちまったのか…」  
前にリーエから聞いた事があった…ミュウには何か、人を惹きつける何かがあるのだと…勇者か…ぼそりと呟く…チキュウのゲームの勇者がそうである…その人柄や勇気に惚れて仲間が集まり共に戦い、共に歩みながら世界を平定する…  
似たようなものなのかもな、こいつも…それにしてはちいさくて勇者には見えないがな…苦笑しながらアキラは頭を撫で続けていた。  
「人の上で勝手に寝るのは勇者様の特権か?まあ、いいか、にしてもこいつの寝顔…やばいな…可愛い…キュオとフレデリカも凌駕しちまいそうだな…」  
…いつもこうならなぁ…溜息交じりでそう思っていると眠気が誘う…  
「こいつ…気持ちよさそうに眠りやがって…俺も…ふぁぁぁ〜少し寝るかな…」  
アキラは目を瞑った…ミュウの寝息が小さく聞こえる…それに伴うかのように少しづつ闇の世界に堕ちていった。  
 
 
ちゅんちゅん、鳥が鳴いている…ん?  
アキラは鳥の鳴き声で目を覚ました、爽やかな朝…だが妙に身体が重い、起きようとしても起き上がれないなんでだ?その謎はすぐに解けた、眼前に広がる小さな頭、赤い髪と石鹸の香り  
小さな身体とペニスを締め付ける小さな膣…  
「まさか…嘘だろぉ…もう朝じゃないか!?お、おい起きろ!」  
「う〜ん、もうちょっと…」  
「もうちょっと〜じゃない!」  
「わかったよぉ〜…ぶー」  
既に太陽は空を照らしている、キュオとフレデリカにはこの事ばれていないだろうか?  
「おはよう〜うーん、今日もお日様が出ていて気持ちいいね」  
「そんなのんきに挨拶してる場合じゃない!ほら!どけ!」  
「もうそんなに暴れないでよぉ〜今どくから…あ、痛ぁ〜」  
「…?」  
ミュウは痛みを訴えながら胸を抑えている、どうしたのかと聞こうとしたが彼女の胸に目をやると理由がわかった、ちいさな胸は真っ赤になっており自分の手形がくっきりと残っている。  
 
「うー、いくらなんでもやりすぎだよぉ」  
「悪かった」  
平謝りするがミュウは機嫌が直らない、アキラが困った顔をしていると笑顔で話し掛けてきた  
「ボクも悪魔じゃないから許してあげるよ、で〜もタダとは言わせないよぉ、これからもよろしく〜」  
「勇者様は心がお広い方だから、見返りは求めないだろ」  
「それとこれとは別だよ〜」  
間違いなく勇者では無く悪魔だ…アキラの身のうちも知らないで、これからもよろしくしたら  
キュオとフレデリカにぃー殺される!  
「わかった?それと浮気は駄目だよ!もし浮気したらぁー…」  
もうしてます…してるからどうなるんだ?アキラは心の中で言った。  
「あのー、一ついいか?…俺の本どうなった?」  
アキラに言われるとミュウは頭を傾げながら目を点にして指を頬に当てている  
「え?えーと確か…部屋に置いてきたんだけどぉ…」  
「お前の部屋って…リュートとの相部屋だよなぁ…まさか、まさか隠しておいたよな?」  
「ん〜…えへへ、ごめん、ベットの上におきっぱなしだ…」  
口をあんぐり開けてアキラがミュウのちいさな肩を掴みぶんぶんと振る。  
 
「馬鹿野郎!完璧にばれてるじゃないか!何でそんなところに置くんだ!」  
「だってアキラとするの楽しみだったから、本のことなんか頭になかったんだよ」  
「ととと、とにかく着替えろ!今すぐ部屋に行くぞ!」  
「そんなに慌てなくても、ああん!まだ挿入ったままだよぉ〜」  
「早くしろ〜!俺の人生がかかってるんだ!」  
「大丈夫!何とかなるよ!」  
「どうしてお前はそんなにポジティブなんだ…」  
アキラは慌てながらいろいろ処理すると、ミュウの部屋に向かった。  
向かっている最中、アキラの背中に冷たい何かが走った…何かこうヒューっと…不安が覆う…  
まあ、いいか…それより今は!  
アキラは頭を振って不安をかき消すとそのまま全速力で走った…何も知らずに…  
 
次回…青き流星SR…リュートにご期待ください。題名は違うけどね…  
 
 
 
 

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