「ああ・・・ウェ、ウェイクぅ・・・ウェイクぅ・・・!!」
その名を聞く度に、俺の腰の動きが激しさが増す。
『スカーフェイス』という名の偽りの仮面を外すことが出来る、唯一の時間。そして相手。
俺の本当の名を知る、唯一の女。
「ミュ、ミュウ・・・!!」
俺が限界なのを悟ったのか、ミュウは俺の腰に足を絡ませてくる。
「い、いいよ・・・んっ!ボ、ボクの・・・中に・・・出して・・・!!」
その望みに応えるべく、俺は最後の力を振り絞ってミュウを抱き上げ、激しく奥まで突き上げる。
「ううあああああ!!イク!!イッちゃうよおおおお!!!」
「ぐううぅっ!!」
ミュウの絶頂と共に俺も果て、大量の精液が中に流れ込む。
「はぁ・・・はぁ・・・入って、るよぉ・・・キミのが・・・ボクの、中に・・・いっぱい・・・」
「ミュウ・・・あ、愛してる・・・」
昔の俺には想像もつかなかっただろう・・・。自分がこんなベタな台詞を言うなんて・・・。
「ボクも・・・大好き・・・。愛してるよ、ウェイク・・・。」
俺達は深いキスを何度も交わし、そのまま眠りへと落ちていった・・・。