「なによコレ・・・・・」
目が覚めたティナが自分の姿をみて愕然とする。
裸で仰向けにされ大きくM字型に開かれた足。身動きの取れないように一本の長い棒に結ばれた両手両足。この上なく恥ずかしい格好をしていた。
「えっと、確か・・・」
自分の姿に羞恥心を感じながらもティナは何故こんな事になったのか、冷静に記憶を遡る。
そうあれは自室に戻った後・・・・・
「起きたようだな。」
不意に声が聞こえてきた。ティナは驚いて声のする方向を見ると、そこにはヒロが静かに立っていた。
「ヒロ、何で私の部屋に・・・あっ」
ここでようやくティナの記憶が繋がった。
そう確かあの後ヒロがたずねて来たのだ。その時彼女が持参したワインを飲んだら急に眠気がして・・・
「ヒロ、何でこんなことを・・・?」
ティナのその問いにヒロは静かに笑みを浮かべゆっくりとティナに近づくと、
「何故かって?それは貴様が美しすぎるからだよ。」
そのままティナにキスをした。
「!!」
突然の出来事に驚くティナを尻目にヒロはそのままゆっくりとティナの身体に手を這わせていく。
「なっ、何をするの、止めなさい!」
ここでようやくヒロの目的を把握したティナが慌てて制止の声を上げる。
しかしここで止めろと言われて引くようなら最初からこんな事はしない。
ティナの抗議をまるで無視するかのようにヒロの手は更にティナの身体を這いずり回りやがて下半身へと向かっていった。
「何をするかって?手伝いだよ、貴様がいつもしている事のな。」
その言葉と同時にヒロがティナの最も過敏な部分を指で擦った。
それに合わせティナの身体がビクンと揺れる。
「フッ、中々の反応だ。流石に毎日自分で弄っている事だけはある。」
「えっ・・・なんで彼方がそんな事を・・・」
そこまで言いかけてティナの声が止まる。
しまった。これでは自ら自分の恥かしい秘密を認めるようなモノだ。
慌てて口を閉じるが時既に遅し。ヒロが邪悪な笑みを浮かべていた。
「アレだけの大声を出していて気付かれないとでも思っていたのか?私だけじゃないラトもリムも、知らんのはフォルトぐらいだぞ。
貴様が毎夜の度にフォルトの名前を叫びながら自慰に耽っているのをなっ!頭の中のヤツはどうだ?
こんな風に自分の作品を触る芸術家の様に優しく貴様を愛でるのか?それとも・・・」
急にティナを弄るヒロの手つきが激しくなる。
「この様に餌を貪る獣のように荒々しく貴様を蹂躙するのか?」
「あぅっ・・・ちょっと・・駄目・・・そんなに激しくされたら・・わたアッ、アッ、ア〜〜〜〜!!」
「フン、もうイッたか。まだまだ夜はこれからだと言うのに。」