グラナス教会 前庭にて・・・ローゼス解放軍滅亡  
神聖皇国軍に占領されていた地域を次々と解放していったローゼス解放軍だったが  
突如この日を以って滅亡する。  
 
神聖皇国軍の神聖騎士アウドライド 彼の卓越した指揮の下にリーダーであるミュウが戦死  
 
「ふん、敵に情けをかけるような戯け者に負ける私ではない。  
なぜなら私は、神に、コリーア様に選ばれし者なのだからな」  
 
敵を恐れず、コリーア教の信仰を理解できぬ者には女子供とて容赦なく始末していく狂信者  
アウドライドは、今は無きコリーアに選ばれし者だと迷わず言い切る。  
 
「あなた、誰かに肉体を改造されたわね」  
「それがどうした、神の洗礼を受けたまでのことだ。当然のことであろう」  
 
リューンエルバは不自然な雰囲気を察しアウドライドに問い正したのだが  
既に答えを用意していたかのように答える。  
神聖皇国軍の科学者アサロによって行われた肉体改造を神の洗礼だという  
それは狂信者にしかできない発言であろう。  
 
「哀れね、それが人に作られたものだとも気づかずに」  
「貴様!!」  
「きゃああ、な、何をするつもり?」  
 
リューンエルバの挑発に激怒したアウドライドに隙ができたはずではあるが  
敗北を喫したローゼス解放軍の指揮は低くリューンエルバ自身も弱っていた。  
アウドライドは侮辱された怒りから、あえて殺さずリューンエルバを捕らえて  
アウドライドは画策する、捕らえたリューンエルバにもっとも屈辱的な死を与えようと・・・  
 
「さて、コリーア様の御心を理解せず、コリーア様を侮辱した罪深きこの女を  
貴様らが我々の味方ならどうする?」  
 
アウドライドはリューンエルバの容姿が自分の配下の目線を惹き付けていることを理解していた。  
つまり敵の兵も同じように目線を惹きつける存在であると、ならリューンエルバ個人の存在が  
指揮者としても女性としてもローゼス解放軍の支えになっていることを  
利用すれば瓦解させられるという非情な判断だった。  
 
「犯したい、先生に逆に教えてやりたーい」  
「死を懇願するまで射精しまーす」  
 
アウドライドの思惑通りに兵士達は発言した、ローゼス解放軍は表向きはボランティアのような  
行動をとっているため、民衆には支持されている。  
しかし、軍のような厳格な決まりごとのないヴァラノワールから卒業したばかりの者で軍に最近加わった者  
には目的を理解していない者や金を目当てで参加した者などが統率を乱し問題を起こす兵士も沢山いた。  
また市民の中から義勇兵として参加する者も兵士としての教育をする者が少なく統率性に  
欠けていた、これが浮き彫りとなってしまったのである。  
 
「さて、答えは出たようだな、フン」  
「な、や、やめなさい 戦場で陵辱をする騎士など国の恥 それを・・・ああああ、・・」  
 
アウドライドはリューンエルバの服を破ると、彼女が言葉を言い切る前に膣内に挿入した。  
 
「の、ノルンさん、全軍を率いて撤退させてください」  
「リューンエルバさん、それにミュウ ごめんなさい・・・全軍撤退します」  
 
しかし、ミュウの同級生達以外はリューンエルバの公開陵辱に魅入られて聞く耳を持たぬ者や  
既にアウドライドの元に寝返っている者が7割だった。  
 
「あああああーーー」  
「ふん、遊びはこれで終わりだ」  
 
アウドライドは自分の快楽を求めることよりもリューンエルバを穢すことを目的とするかのように  
全身精子塗れにしていく  
さらに配下の兵士に口や尻を責めるように指示していく  
彼女はもはや自我を失いかけていた。  
 
「ははは、最高だぜ この淫乱先生 ははは」  
「ほら、もっと綺麗な顔を穢してやるよ」  
 
兵士達が次々とリューンエルバを穢していく中で一度後方に下がるよう指示し、  
そしてアウドライドは更に非情な策を実行する。  
 
「さて、コリーア様に逆らいし、その罪。  
冥界に落ちても、苛まれ続け未来永劫コリーア様に  
魂の救済を懇願するのだな! デスペラート!!」  
 
彼の持つ魔剣カランドラの魔力と彼自身に秘められた魔力を同時に放出し  
彼はリューンエルバだけでなく寝返ろうとしていたローゼス解放軍の兵士達もまとめて殺害する  
コリーアに対し信仰心を持たない者には命の尊厳などないと考えているが故に平然と始末するのであった。  
 
 
そして後日瓦解したローゼス解放軍にノルンは解散を宣言  
こうしてローゼス解放軍は滅亡した。  
 
その後アウドライドはコリーアを差し置き自ら神を名乗った皇帝リンドストゥルムに嫌悪を覚え  
後に配下とともにリンドストゥルムを暗殺  
アウドライドは皇帝として就任し、狂信者達に高く評価され国家全体の指揮は飛躍的に向上  
ついに完全な支配を成し世界はコリーア教の教えこそ絶対の世となった。  
 
神聖皇国END  
 

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