超鬱エンド  
マユラ陵辱  
 
 
 
 
「ぐうっ…くううう…はっ…き、貴様……あぐ!」  
「………」  
「失礼します、ウェイブ様。」  
「アルか…何用だ?」  
カーシャのキース同盟軍の君主マユラを拘束具で押さえ込み、  
背後から犯しているウェイブが珍しくアルに問う。  
「……同盟軍の女性兵士に対する暴行が止まりません。もはや憲兵までもが他の兵士と  
同じく暴行を加えています。兵団の規律が崩壊しつつあります。どうか手をお貸し下さい」  
「……捨て置け、日が沈む前に撤収する。以上だ。」  
「なっ!何だと、貴様ら!我が身を差し出せば兵士の安全は保障すると―――」  
マユラが顔を上げ、ウェイブ、アルに罵声を浴びせた。  
「うるさい、黙れ」  
ウェイブはマユラへの剣突を再開した。既に何回目なのか解らない。  
魔力を回復するためなのか、強制進化するためなのかウェイブは  
氷の魔女の雪のような肌を堪能し、魔力を搾り取り、死ぬまで犯し続けるつもりなのだろう。  
「くっ――し、失礼しま…す」  
アルは唇を噛みしめた。  
 
『刻ノ終ワリニ潰サレルマデハ FINAL』  
 
魔導世紀1000年1月17日、その日はマリアンルージュの再来の日となった。  
危惧していた事が現実に目の前で起こる事になるとは……。  
アルは従卒の少年兵を連れ、城下を一望できるテラスへと出た。  
あちこちで黒い煙が上がり、男達の下卑た声と女性達の悲鳴が聞こえてくる。  
略奪、暴行、強姦、虐殺…まさに地獄絵図だった。  
 
「い、いやああっ!こ、来ないで!来ないで下さい!」  
城内、年端もいかぬ魔族の侍女を見つけた兵士はナイフを突きつける  
目の前の美肉に舌舐めずりをした。  
「いいコだからそんな事はお止め、俺が可愛がってやるからよ」  
「いやっ来ないで――――あっ!?」  
「っと、まあ、こんなモンだろうけどな」  
少女が瞬きする間に男は腕を絡め取り、柱に叩きつけた。  
「痛いっや、やああ!離して!離して下さい!」  
「優しくしてやるって言ってやったのによ、バカが!」  
兵士は少女を柱へ押さえつけたまま、スカートを捲り上げ、下着をビリリィと  
引き裂き女としてはまだ幼さの残る太股、そして柔尻を顕わにさせた。  
魔族特有の薄白い肌に兵士は舌なめずりすると、怒張を取りだし、  
少女の幼く濡れてもいない秘部にあてがった。  
「や、やああっ!やめて!いやああ!」  
「るせんだよ、ぐ…んぐ、ぉおお……くう」  
ぶちぶちぶちっと肉を引き裂くような感覚と共に兵士の怒張が少女のまだ男を知らない  
秘部を散らした。濡れてもいない秘部の中はきつく、自身怒張を食いちぎる勢いで  
痛みすら感じるが兵士は眉間に皺を寄せ、歯を食いしばりながら腰を叩きつけた。  
「い、痛い痛い痛い!いやあああああああ!」  
「へへ…たまんねーねっ…く…最高だぜ…おう…」  
「ああ!あっああっ!!お、お母さ――やあああっ!」  
魔族の少女は柱に押さえつけられながら魚のように口をぱくぱくさせ  
必死で空気を吸おうとした。身体の中心に熱く焼けた鉄杭を打ち込まれたような感覚。  
兵士の一突き、一突きに意識が飛びそうになった。  
「あうっ!い、痛い痛いっやだ、やめて!も、もうやめて!」  
「浸ってるトコ悪りィーけどよ、3ヶ月ぶりだからよ。たっぷり出させてもらうからよ  
しっかり孕みな!」  
「いやああっ!やだやだやああああっ!出さないで、中で出さないでええ」  
「おっ、おお…で、出る…出る…うっ、うう…おおおっ!」  
びゅるるると兵士は少女の背に身体を密着させたまま、盛大に濃厚な精液を射精した。  
「んうっ…んぐうう…や、いや…な、中…で、出て……」  
兵士はふぅ〜と息をつくと少女から離れた。力無く、糸の切れた人形の様に床に倒れる  
少女を見ながら男は圧倒的な征服感に浸り、その美肉を貪る為、再び少女に覆い被さった。  
今度は仰向けに組み敷き、胸元を引き裂いた。  
「や…やめ…て」  
既に抵抗の意志はほとんどない。兵士は笑いながらまだ膨らみきらぬ乳房を思う  
存分手でこね回し、口に含み、蹂躙し始めた。  
そして鼻を摘み、口を開かせると間髪おかずその花弁のような唇に己の唇を重ねる。  
舌で口内を、少女の思考を溶かすようになめ回した。  
唇を離すともはや抵抗する素振りすら見せない少女の口に己の怒張を叩き込み、  
塊のような精を顔に振りかけ、再び犯し始めた。  
 
そのような場面は城内外問わずのあちこちで見られた。果敢に立ち向かった女性兵士も殺されるか、組み敷かれ、仕返しとばかりに死ぬに死ねない状態になるまで徹底的に嬲られた。  
特に副官であるスガタの嬲られ方は凄惨を極めた。大人数で押さえつけられ、30人程に代わる代わる犯された後、さかりのついた軍用犬の檻に手足を縛られ放り込まれた。檻から出される頃にはほぼ虫の息であり、最後には従軍してきた奴隷商に払い下げられた。  
ラミアも例外ではない、夢魔だけに精力を吸い取る力はあったが数には勝る事はできず  
しだいに許しを乞うまで嬲られ、めちゃくちゃにされた後、スガタのように城塞攻略用の  
トロルの慰みモノにされた。モラルの崩壊した無名兵団に情けなどない。  
それは君主であるマユラへの陵辱も例外では無かった。  
 
数時間前…  
「くっ…」  
髪を捕まれ、連れてこられたのは拷問部屋だった。  
冷たく、薄気味の悪い空気と怨念に満ちた冷気が漂う所だ。  
拷問部屋のドアが蹴り破られ、両腕を呪文封じの鎖で拘束された  
マユラはウェイブに引き倒された。  
「氷の魔女…貴様の魔力をもらう」  
「はっ…闘神が聞いて呆れる。私の靴でも舐めな、考えてやるよ!」  
ペッと唾をウェイブの顔にはきかけた。マユラの精一杯の強がり。  
が、ウェイブには通じない。感情が欠落しているウェイブに  
強がり、罵倒、挑発など何の意味もないのだ。  
「この木偶の坊―――――」  
「気は済んだか?」  
「なっ――――」  
ウェイブの一睨みによって、マユラの蒼色のインナードレスの胸元が弾け飛び、  
ぷるんと雪のような乳房が零れ落ちてきた。  
「そんなに胸が好きなのか?闘神どころかケダモノだな!」  
「………」  
ウェイブは何も言わず、その豊満な乳房を荒々しく揉みこねた。アルよりは小振りな胸が  
闘神の手によって淫らな形に歪む。マユラは顔を背け、必死に耐えているようだ。  
「自決などと浅はかな真似は止めるのだな……先ほどの条約を忘れたワケではあるまい」  
ウェイブの冷ややかな声がマユラの顔を歪ませた。  
「皆殺しなど造作もないことだ。氷の魔女、貴様の心がけ次第だが」  
「く…あ……わ、わかっている…」  
珍しく饒舌なウェイブ。それほどまでにマユラの魔力には魅力があるのだろう。  
感情の欠落した闘神にも本能的に高ぶる何かがあるのか、この場にアルがいたらウェイブの  
饒舌ぶりには舌を巻くだろう。  
「ならば、股を開け…」  
「………!」  
マユラの目がウェイブを射殺すように鋭くなった。ウェイブは容赦なく乳首を捻り、  
もう片方の乳房を口に含んだ。  
ウェイブはちゅぱちゅぱと舌で乳首を吸い、執拗に音を立てるようになめ回した。  
「く…うう…」  
マユラが屈辱にまみれながら、股を開いていく。  
すかさずウェイブは方腕を滑り込ませ股間をまさぐり、下着を取りさった。  
「き…きさま……ふ、んん…う」  
ウェイブは胸から顔を上げると、マユラの股間に頭を沈めた。  
「くう…や、やめ…あぐっ!」  
淡く生え揃った茂み下、とろっとした粘着質のモノが湧き出す秘唇をウェイブは舌でなぞった。  
「魔女でも感じるのだな…濡れているぞ」  
「き、貴様っ!」  
マユラが唇を噛みしめ、叫んだ。自分の身体と全軍の安全、降伏の条件はそれだけだった。  
一切の妥協もない。要求を拒めば、全軍は踏みつぶされ、蹂躙され尽くされるだろう。  
君主として担ぎ上げられたとはいえ、一軍の長たるべきマユラの判断は―――コレだった。  
 
「喘げ…とでも命令して欲しいのか魔女よ。」  
「呪い殺してやる!」  
股間から顔を上げたウェイブは肉棒を濡れマユラの股間に押し当て、言った。  
「構わん。呪えないほどに食らい尽くしてやる」  
「はっ――うぐううううううううっ!」  
マユラの股を割り、尻に指を食い込ませながらウェイブはマユラを貫いた。  
縛られた両腕の指がカリカリと石を床をひっかき、背が海老のように反り返った。  
ウェイブの胸板に豊満な乳房がぐにゅうと押し潰されようやく侵入が止まった。  
「かっ…は…あ…」  
「………死にたくなければ気をしっかり持て」  
そして闘神の剣突が始まった。息を吸う暇もないほどの激しい突き。  
「がっ…あつ……う…あっ」  
声を上げる事も出来ないほどの責めにマユラは目を閉じ、歯を食いしばって  
耐える事しかできなかった。乳房がゆっさゆっさと上下に揺れ、  
時折、ウェイブの腕で握りつぶされる。  
尻を抱え込まれ、両脚を開いた蛙のような状態でマユラは犯され続けた。  
「はぁーはぁー…うぐっ…くううう」  
どうしようもない程の屈辱感、身体を蹂躙される悔しさに気が狂いそうだ。  
こんな男に自分の女が奪われ、魔力を捧げなければならないのかと思うと  
今まで生きてきた意味はなんだったのか、と涙がこみ上げてくる。  
「うぐ…ふううう……あぐうう」  
「まずは一度目だ、魔力を頂くぞ」  
「な――何っあ!ぎ…やめろおお!」  
「―――――――っ!」  
ぶびゅるるるどばどばばどばどぶびゅううう…びゅるる…びゅ…びゅうう…  
ガクガクとマユラの下腹部が大きく震え、ウェイブの肉棒が爆発した。  
「う…うあ…な、中で…く…くううう」  
 
そしてマユラはそのまま、犯され続けた。身体中、骨の髄までしゃぶりつくされる  
ような性交は終わることはなかった。  
ギシギシと鉄とビスが軋む音が拷問室の中に響く。  
「は……あ…う……あ」  
「……声さえ上げれなくなったか…無様だな」  
まだ抵抗の兆しを見せていたマユラは斬首台のようなモノに固定された。  
スカート捲り上げられ、たわわな尻肉に丸見えの秘部。休む間もなくウェイブの  
肉棒が叩き込まれ、尻に腰を叩きつけられる。  
ウェイブが突く度に尻肉が揺れ踊り、重力に引かれた双乳は冗談のように跳ね回り  
瑞々しい汗をまき散らせた。氷の魔女の叫びが続いたのも束の間、今は衰弱しきっており  
魔力が枯れることには事切れるだろう。  
「あっ…ぐ…ま、また…な、中…くうう…」  
無言のまま、腰を振り、射精しながら果てることのない性交。  
射精されるごとにマユラは自身の魔力が吸い取れていくような虚脱感を感じた。  
おそらくこの性交は自分の魔力が枯れ果て死ぬまで続くのだろう…このモノは人間ではない。  
人間を極め、限りなく神に近い存在になった『闘神』という怪物なのだ。  
 
城下の凄惨な光景にアルは泣き崩れた。  
今まで築き上げてきたモノが硝子のように砕け散り、崩壊していく。  
「ア…アル様…ウェイブ様は…な、何と」  
「もうどうにもなりません…どうにもならないわ!」  
「ア、アル様…」  
少年兵はアルに駆け寄ろうとした。  
「近寄らないで!」  
「ひっ……」  
「貴方だってメイミーを犯したケダモノのクセに!」  
「ア、アル…様」  
アルの叫びがテラスに響き渡った。  
「バンパイアの少女の身体は最高だったでしょう!?毎晩、私を、メイミーをオカズにして  
抜いているクセに!今にも駆けだしてあの中に飛び込みたいクセに!自分だけは違うなんて顔しないで!」  
「あ…あ…ご、ごめんなさ…ぼ、僕…そ、そんなつもりじゃ…」  
少年兵は慕っていたアルのあまりに厳しい否定の言葉に涙を浮かべた。  
「………」  
「アル様……」  
「日没前には兵を退く事を全軍に伝えて下さい。それまで貴方の従卒としての任を解きます。」  
「えっ……り、了解しました。」  
伝令として駆けだしていく少年兵の背にアルは声を掛けた。  
「アラン」  
「は、はい」  
アルは疲れ切った笑みを浮かべながら言った。  
「せいぜい楽しんでくるといいわ……」  
「くっ―――」  
アランは目に涙を浮かべながら走り去っていった。  
全ては無に帰した。  
ウェイブへの信頼も、人は変わるという言葉も、希望も、  
何もかもが己の中で滅びていくのが解った。  
あの暗闇から私は出てはいかなかったのかもしれない…希望を夢見て  
羽ばたいてはいけなかったのかもしれない。  
「神よ…貴方が本当に存在しているのならば…貴方は本当に残酷です…こんな世界…  
もう…私には…あの人を…彼を…ウェイブを…どうすることもできない。」  
アルは涙を流し、嗚咽を繰り返した。泣いて、泣いて、子供の様に泣きじゃくった。  
この常闇の世界で戦が終わることはない。  
死、憎悪、狂気、絶望……人が存在する限り果てることのない戦乱。  
それはこれからも続くだろう。  
 
日没―――――。  
無名兵団の兵士や奴隷商人が様々な戦利品を抱え、港へと終結し、乗船している。  
アランは命令を守ったらしく、全軍が乗船を終える頃にはアルの元へと戻ってきた  
アルはそんなアランを見て、こう命令を下した。  
「アラン…乗船後、私の部屋に来なさい。少しお話があるの。」  
アルは妖艶に笑い、これからどのようにして、このあどけない少年を  
自分専用の男妾とに染め上げていこうかと思案し始めた。  
奴隷商の中から魔族の少女を買って、アランに強姦させるのもいい。  
どうにもならない夢など捨て、己も常闇に染まった方が楽だ。  
神などいないこの腐った世界では己の身も闇に染め、互いの傷を舐め合いながら、  
堕ちていこう。そう…いつか来る終わり。刻の終わりに潰されるまでは――――。  
FIN  
 

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