彼らがいつ、どこから来たのか誰も知らない。
何のためにこのネバーランド大陸にやって来たのかも知らなかった。
やがて彼らの目的が明らかになった時、大陸に住む生きとし生ける全ての者が恐怖した。魔導世紀1000年、ネバーランド大陸は陵辱の嵐に包まれた。
メイマイ国の女武将アニータに食事の時間がやって来た。
聞き慣れた固い足音が石造りの階段を降りてくる。
それは彼女専用につけられた食事係の足音であった。
やがて頑丈な扉が重々しく開かれ、食事係が入ってくる。
「ほらよっ」
樹脂製の食器が荒々しく投げ出され、アニータは無礼な態度に非難の目を向けた。
「なんだ? 文句があるのだったら下げるぞ」
余りに不遜な態度を腹に据えかね、アニータが思わず当番に飛び掛かった。
しかし彼女の怒りは不発に終わった。
首に巻き付けられた首輪と頑丈な鎖がアニータを引き止めてしまったのである。
「犬は犬らしく大人しく餌でも喰ってろ」
蔑みの表情を浮かべた当番はドアに鍵を掛けて立ち去っていった。
「く……」
アニータはやむなく座り込み、投げ与えられた餌皿を見る。
残飯にシチューをかけただけの粗末な食事であった。
食欲は湧いてこないが食べないわけにはいかない。
アニータは尻を突き出した四つん這いになると、皿から直接残飯を食べ始めた。
バカバカしい格好だが、これが食事の際に定められた作法なのである。
逆らえば酷い目にあわされるので、この格好をとらざるを得ない。
そこまでして、とは思うが腹が減っていてはいざというときに決起できない。
なにより体力を保っていないと、この後予定されているご主人様との運動に支障をきたすのだ。
そんなことを考えているうちに、アニータのご主人様がやって来た。
「グルルルルゥ」
アニータの現在のご主人様、ケルベロスのポチが唸り声を上げて近づいてきた。
ポチはアニータの尻にのし掛かると、いきなり勃起した生殖器を股間のスリットにねじ込んだ。
「はぁうぅぅぅ〜っ。ご、ご主人様ぁっ」
前戯もなしにねじ込まれたアニータが苦悶する。
しかしポチは君主が定めたアニータの正式な主人であり、絶対服従を誓わされていた。
やがてアニータの中が潤ってくると、ポチはラッシュを開始した。
「あぁぁ〜っ、ご主人様ぁぁぁ〜っ」
アニータは身も心も一匹のメス犬となり、より高みへと登り詰めていった。
そのころメイマイの君主、フォルトは元王女ティナを慰み物にしている真っ最中であった。
「あぁ〜ん、君主様ぁ。お慈悲を」
剛直で貫かれたティナは、イキそうになるとそれを見計らったように腰を止めるフォルトにお情けを求めた。
「ふふふっ、嫌らしい女だ」
ニヤリと笑うフォルトの目の前では、ラトとリムの姉妹が本気の殴り合いを演じていた。
勝った方がフォルトの分身をしゃぶらせて貰えるのである。
フォルトの精子以外の食事を許されていない2人は、相手を叩きのめそうと真剣そのものであった。
メイマイ国の行方はどうなるのか、王女ティナを待ち受ける過酷な運命とは………