白昼の惨劇に今だ言葉を失ったままの観客席―  
その奇妙な静寂に包まれたグラウンドをリューンエルバは2枚のカードを握り締め疾走する。  
彼女のしなやかな脚が大地を強く蹴りつけるたびに、ビキニへ窮屈に押し込まれた乳房が弾ける様に揺れ動く。  
目の前の惨劇から逸らされた観客達の視線は、自らを包む布地を引き千切らんばかりに跳ね回る乳肉へと集中した。  
「失礼?マイクとペンを貸して頂けるかしら?」  
目的地に着いたリューンエルバは、極上の笑顔を浮かべ2枚のカードを突き出した。  
ぽかんとした表情で実況席に座っていた青年は、目の前に突き出されたカードをおずおずと手に取る。  
「はっ!?ただいまっ!!」  
受け取ったカードの内容に我に返った実況は、急いで機材の中からマイクを探し始める。  
「ふふっ…早めにお願……っきゃあぁぁぁ!?」  
それまで彼女の背後に無言で控えていた男が、突如その場にしゃがみ込み無警戒の両脚に太い腕を絡ませる。  
そのまま男は一気に抱え上げると膝の裏に腕を回し、抵抗する間も与えずガッチリと拘束した。  
「お待たせしました」  
大きく開脚を余儀なくされ身動きの取れぬ彼女に、マイクを手にした実況が近づいて来る。  
実況はリューンエルバの前に屈むと水着の股間部分を大きくずらし、眼前に露わになった秘裂にスイッチの入ったマイクを押し当てた。  
「ちょっ…嘘でしょッ〜〜〜〜〜〜〜〜!!??」  
股間に押し付けられた丸い金属製のざらついた感触に、リューンエルバの口から狼狽の声が上がる。  
直後、肉感的な異音が会場内に設置された全てのスピーカーから放送された。  
「あっ、やっ無理無理無理ぃ…そんなの入らなああぁぁぁぁぁ!!!」  
秘裂をこじ開け内部へと侵入する異物に、まだ濡れていない彼女の膣内が激しい抵抗を始める。  
マイクの先端をきつく締め付け拒絶の意思を訴える膣を、実況は手首のスナップを効かせたピストンで徐々に解きほぐしていく。  
膣道を往復するマイクにリンクする様にリューンエルバの尻が揺れ始めると、それまでスピーカーから流れる音に粘着質な水音が混じり始めた。  
自らの女が淫らに開花していく様をクリアな音質で周囲に垂れ流され、羞恥に震える彼女の肢体は燃え立つ劣情に熱く火照り始める。  
幾度となく繰り返したピストンに膣内が解れた事を確信した実況は、一度マイクを後退させると続けざま力強い一撃を奥へと捻り込む。  
その虚を突いた一突きは濡れた蜜壷を深く打ち抜き、脳天へと駆け上がる衝撃と快感に彼女の理性は大きく揺さぶられた。  
 
「はい、OKです」  
実況は急激に収縮する膣から指を引き抜くと、中のマイクが抜け落ちぬ様に水着を深く食い込ませ固定した。  
その声にようやく地に降ろされたリューンエルバだったが、下腹部から伝わる強烈な異物感にガクガクと膝を震わせる。  
「こ、こんなの入れて歩くなんて無理に決まっ・・・あっ、待っ…!?」  
哀願の言葉を聞き流した無慈悲な男の手が彼女の腕を強く引き、それに釣られリューンエルバの足が快楽への一歩を踏み出した。  
踏み出すと同時に膣内のマイクが動きに合わせ大きく躍り、ざらつく先端が彼女の奥に強く擦りつけられる。  
ひときわ大きく鳴り響く水音に混じり、カチリと微かな音の後にスピーカーから鈍い振動音が鳴り始めた。  
「な、何でマイクに…こんな機能が…作ったの誰よぉぉぉぉ…?」  
昨日の競技で味わったモノと同質の振動がマイクから発せられ、小さなボールとは比較にならぬ強さで蜜壷全体を波立たせる。  
最深部に押し当てられた先端は振動をダイレクトに子宮へ送り、リューンエルバは身体をくの字に曲げて悶え苦しんだ。  
「あ、すいません忘れ物です……よっと」  
中腰になりながらも更なる一歩を踏み出そうとした彼女を捕まえると、実況は再び水着をずらし残る一つの穴に指を添える。  
そして胸ポケットに刺さっていた細長いペンを抜き取ると、指の腹で解きほぐした窄まりにペン尻を押し当て一息で挿入する。  
「ひっ!?・・・あっああああああぁぁぁぁぁ!?!?」  
新たな異物が敏感な粘膜をずぶずぶと掻き分ける感触に、リューンエルバの頭の中で閃光が弾け秘裂から大量の愛液が奔流となり零れ落ちた。  
 
 
―同時刻、学園都市ヴァラノワール超・理学部棟内の研究室―  
「っきし!!…風邪かなぁ?」  
ヴァラノワールきっての緑髪マッドサイエンティストは、そう一言ぼやくと再び目の前の配線に手を伸ばした。  
 
 
時間は僅かに遡る。  
ミュウは観客達の好色な視線の中で、居心地の悪そうに立ち往生していた。  
「あう〜まだなのかな〜?」  
ただ過ぎていく時間へ次第に焦りが見え始めた頃、彼女の背後から重い物を引き摺る音と共にヒロが近づいて来た。  
惨劇の主の登場に観客席には怯えが走り、ミュウは恐る恐る背後を振り返る。  
「ふっ、その様子だと、どうやら手間取っている様だな」  
オロオロと慌てふためくミュウの様子に、カード(と瀕死の男)を手にしたヒロが不敵に微笑む。  
「山芋と大福とは変わった物を…まぁ、それ故に用意に時間もかかろうな」  
すれ違いざまにミュウのカードを盗み見たヒロは、口元に笑みを浮かべながら観客席へと近づいていく。  
「ヒロさんのは用意に時間が掛からないの?」  
ミュウの口にした疑問にヒロの背中がピクリと震え、やや時間をおいて「…無論だ」と答えが返ってくる。  
歩いてくるヒロに観客達は蜘蛛の子を散らす様に後退り、やがて遠巻きに見守る集団から一人の生贄もとい男が突き出された。  
突き飛ばされ悲鳴を上げる男を強引に引き寄せると、ヒロは手にしたカードをちらつかせ怯える男にそっと囁く。  
「ディルドと洗濯ばさみだ…用意できるな?」  
ヒロの口から出た言葉に男を含んだ観客全員からどよめきが上がり、瞬く間に観客席は怒号と喧騒に包まれる。  
やがて一本のディルドが目の前に差し出されると、覚悟を決めたヒロは自身に伸ばされた観客達の手の中へその身を委ねた。  
「ヒ、ヒロさん!?」  
「ミュウよ・・・んっ・・・わ、私は決めたぞ…ひぅ…例えどれほどの恥辱を受けようと…あの雌狐にぁぁぁぁぁ〜!?」  
思いがけぬ行動に驚くミュウへ自身の決意を語るヒロの水着の中へ、無数の男達の手が入り込み彼女の肢体を弄り始めた。  
パンツに潜り込んだ男達の手に前後から股間を弄られ、幾本の指が割れ目を深く抉るたびにヒロの腰は円を描く様に大きく踊る。  
「お、思い知らせてやるんっはぁぁぁぁぁっ!?」  
やがてスピーカーから卑猥な旋律が流れ始めると、股間を弄っていた指が前後の穴へと侵入した。  
「あぅ〜あっちもこっちも滅茶苦茶だよぉ…」  
辺りに響き渡る淫らな水音と目の前で繰り広げられる痴宴に、ミュウの肢体も次第に僅かな火照りを帯び始める。  
ミュウの視線を感じつつ肢体をくねらせるヒロの胸を包むブラを、それまで太股を撫で回していた手が強引に剥ぎ取った。  
男は零れ落ちる柔肉をそっと掬い上げると、ふるふると揺れ動く先端を指の腹で優しく撫で回す。  
「あんっ、私の…乳首…あんなに勃ってきて…ふあぁぁぁぁん…」  
ヒロの視線の先で根元から扱き立てられた乳首は、今やピンと尖り色鮮やかなピンク色に染め上がる。  
完全に勃起した乳首から指を離すと、男は乳房を絞り込む様に指を食い込ませ、更に前へ強調された乳首をヒロの顔へと近づけていく。  
やがてヒロの目と鼻の先で手を止めた男は、コリコリと乳首同士を擦り合わせるように交互に手を動かし始めた。  
「はぁ…はぁ…はああぁぁぁぁぁっ!!」  
眼前で淫らに踊る乳首は甘い痺れを送り続け、半開きの口から漏れ出す熱い吐息は絡み付く様に乳首をくすぐる。  
やがてヒロの口からゆっくりと舌が伸ばされ、擦れ合う乳首の先端を唾液に光る舌がチロ…と舐め上げた。  
途端に背筋を走る快感にヒロの舌は止まる事を忘れ、唾液の絡みついた乳首はてらてらと妖しい光沢を帯びる。  
「わらひの…んっ…ちくびぃ…こんなにかたくなってる…ちゅう……」  
ヒロは蕩けた目つきで自身の乳首を口に含み、音をたてながら無我夢中で舐めて吸って扱きたてる。  
一心不乱に自らの乳首を責め続けるヒロの目の前に、股間から抜き取られた男の手が突きつけられた。  
愛液が絡みつき糸を引く男の手に何の躊躇いも見せず、ヒロは乳首から口を離し舌を這わせる。  
 
開かれた入り口に多くの突起を持つディルドが押し当てられ、ゆっくりと挿入が開始されるとヒロの秘唇は悦びの雫を流し迎え入れる。  
「んんっ!!…好きに動かしていろ…それより洗濯…洗濯ばさみは…まだなのか?」  
秘肉を掻き分け上下にピストンされる快感に意識を飛ばされそうになりながらも、ヒロは残る洗濯ばさみの到着を待ち続ける。  
幾度と無く繰り返される突き上げにヒロの肢体は上下に揺さぶられ、止め処なく吐き出される愛液は太股を伝い足元に水溜りを作った。  
「ッ!?待て、2本も要らな…あっっあぁぁぁぁぁぁ!!?」  
体中に滾るの熱と快楽に混濁するヒロの意識を、尻穴に押し付けられた細長い先端の感触が強引に現実へと引き戻した。  
反射的にきつく締まり侵入を拒むヒロの尻穴に、細く尖ったアナルディルドの先端がメリメリと埋め込まれていく。  
薄い肉壁を隔てて下半身へと突き刺さる2本のディルドの感触に、ヒロは陸に上げられた魚の様に口を開閉させる。  
「く…うぅぅぅぅぅぅ…はさみ……早く…」  
2本のディルドを根元まで埋め込むと男達は、パンツを擦り上げヒロの引き締まったヒップをピシャリと叩く。  
その軽い衝撃ですら二穴に咥え込まれたディルドは、腰が砕ける様な快感をヒロの精神へ送り込む。  
頭の中を駆け巡る快感に気力を振り絞り耐えるヒロへ、ようやく用意された洗濯ばさみが差し出される。  
「はぁ…はぁ…やっと来たのか…それで…んっ、私の体に付けるんだろう?やるならさっさと・・・っ!!」  
ヒロの言葉が終わらぬうちに男の手が右の乳房を絞り上げ、硬くなった乳首に洗濯ばさみが留められる。  
鈍い痛みの後にじわじわと沸き上がる痺れに耐える間も無く、残る左胸にも洗濯ばさみが取り付けられた。  
「もう…いいだろ…くっ!?さ、触るなぁぁぁぁ」  
両乳首に付けられた洗濯ばさみを男達は楽しそうに弄び、彼らの悪戯にヒロの胸は大きく揺れ動いて形を変える。  
男達の手に捕らえられ一歩も踏み出せずに弄ばれるヒロの中で、次第に情欲とは別の黒い感情が鎌首をもたげ始めた。  
その感情は繰り返される男達の狼藉に急激に膨れ上がり、やがて快楽を押しのけヒロの心を支配する。  
「ひっ!!…ク…クククククク…アハハハハハ……」  
それまで彼女の口から漏れていた喘ぎ声が止まり、不意に笑い出したヒロに男達の顔に戸惑いの表情が浮かぶ。  
そして彼らの見つめる前でヒロの髪が灰色に染まり、みるみると腰の辺りまで伸びていった。  
直後、吹き付けてきた殺気に男達の表情が恐怖に凍りつき、ヒロの全身からドス黒い魔力と共に炎と熱風が吹き上がる。  
「ふ…ふふふふふふふふふふふふふ………」  
やがてヒロの笑い声は暗く陰の篭ったモノへと変わり、ゆらりと男たちへ振り返った顔は浅黒い肌に染まっている。  
次の瞬間、幾多の爆音と男達の悲鳴が上がり、晴れ渡った秋空へと吸い込まれていった。  
 
 
ひとしきり暴れ元の姿に戻ったヒロは、ぷるんと揺れる双丘を隠さず、息を荒げながらゴールへと向かい始める。  
2本の張り型を股間に突き刺したまま、ふらふらと内股で遠ざかるヒロの背を見送るミュウ。  
ただその場に呆然と立ち尽くす彼女のうなじを、突然ヌルリとした感触が撫で上げた。  
「ひぇあっ!?」  
ぞぞぞっと背筋を駆け上がる気色悪さに、ミュウの口から奇妙な悲鳴が飛び出す。  
思わず首筋を押さえて振り返るミュウへ、白い棒状のモノを携えた男がニヤニヤと笑顔を浮かべていた。  
「え?あ、山芋か」  
男が家から持参した山芋は表面の皮が綺麗に剥かれ、その表面にはヌルヌルとした粘液が纏わりついている。  
粘液が糸を引いて滴り落ちる山芋に困惑の表情を浮かべるミュウを、背後に回った赤組代表が抱え上げた。  
「えーと…そ、それボクが持っていくって駄目かな?」  
可愛く小首を傾げ問いかけるミュウに  
―お前は何を言っているんだ?―  
男達はそう言いたげな表情を浮かべ、水着の股間部分に指を這わせた。  
水着の上から僅かに盛り上がった恥丘を撫で回す指に、ミュウのすらりとした太股が電気が走ったかの様に震え始める。  
「んっ、やだ…くすぐったいよ…」  
ヒロの痴態を目にし仄かに熱を持っていたミュウの秘所は、布越しの愛撫にみるみる湿り気を帯び、次第に水着の表面に一筋の染みが浮かび上がった。  
指先を濡らす染み出た愛液を舐め取ると、男は水着の中へと指を滑らせ股間に張り付いた布地をゆっくりと引き剥がす。  
「うぁぁ…そんなに見ちゃ…んぅっ!!」  
僅かに糸を引きながら水着がずらされると、咽返る様な芳香と共に透明な蜜を滴らせる秘裂が曝け出された。  
その雌の匂いを楽しむ様に鼻先を押し付けた男の呼気が当たるたびに、ミュウの秘裂はヒクヒクと震える様に蠢き続ける。  
「やっ!!息が当たって…ひぅっ!?」  
男は眼前で固くなった突起に息を吹きかけ、その舌先で包皮を捲り上げ中の秘芯を執拗にほじくりだす。  
そして露わになった肉芽を口に含むと、そのまま音を立てて舌と歯を用いた手荒い愛撫を与え始める。  
次の瞬間、男の責め苦にミュウの尻がぶるるっと震え、秘所から大量の潮が噴出され男の顔を濡らした。  
 
「あひ…ボク…イっちゃった…ひっ!?」  
長く連続した潮吹きの後、絶頂後の倦怠感に浸るミュウの股間に、不意に山芋の冷たい感触が押し付けられた。  
ひっそりと綻んだ秘裂に沿って白い先端が上下するたびに、絶頂で敏感になった蜜壷が再び愛液を吐き出し始める。  
やがて流れ落ちた愛液が表面を伝い、ヌメリと絡み合う頃を見計らい、男は濡れた蜜壷へ山芋を突き入れ始めた。  
「っ!!!…ぬるぬるが入ってきひぁぁぁぁぁっ!!??」  
秘裂を押し割り侵入した山芋は自らに絡みつく2種類の液体を潤滑油に、収縮する膣内を滑るかの如く突き進み彼女の最深部へ辿り着く。  
山芋の先端がコツコツと子宮口を叩くたびに、甘い悲鳴を上げるミュウの口へ不意に赤組代表が大福を押し込んだ。  
「ふぎゅ!?むっ?むぅぅぅぅぅぅぅ!?」  
突然口に押し込まれた大福に目を白黒させるミュウを、赤組代表は小柄な肢体を軽々担ぎ上げる。  
そして我に返った観客達のブーイングを背に受けながら、ゴールを目指し走り始めた。  
「ふぐ!!んむうぅぅ…はぐはぐ…んぐっ」  
口内の大福を咀嚼し飲み下すと、続けてミュウの口から甘ったるい(大福に非ず)吐息が漏れ始める。  
「んあっ…ちょっと、あんまり揺らさないでよぉ……山芋が中で動いて…ひぅ」  
ミュウの狭い膣内は押し込まれた長大な山芋に膣は収縮を繰り返し、内部に居座る異物を吐き出そうと蠢き続ける。  
そうして押し出された山芋の先端は伸縮性の富んだ水着に阻まれ、走る男の振動で山芋を再び膣内へ押し返す。  
その一連の動きは小刻みなピストンとなってミュウの肉壁を擦り続け、彼女の最も深い場所を幾度となくノックした。  
「あ…くぅ…中でコツコツって…当……ひぅ!?」  
秘裂から流れ出る愛液に内股を濡らし、ミュウは男の肩の上でむず痒そうに太股を擦り続ける。  
そんな彼女を担いだ赤組代表は軽快な足取りで、先にゴールへ向かったヒロとの距離を詰め始めた。  
 
足を踏み出すたびに肉壁を擦るディルドの圧迫感に、ヒロは口の端から涎を垂らし惚けた表情で歩き続ける。  
だが焦点の定まらぬ瞳に見慣れた姿が映ると、それが次第に近づいてくるにつれ徐々に理性の光を取り戻し始めた。  
「ぐ・・・リューンエルバ……」  
「んっ……ヒロ…随分と…ふぁっ!?大胆な格好ね……」  
先端に洗濯ばさみを食い込ませ、歩みに合わせてフルフルと揺れ動く乳首を一瞥し、リューンエルバは上気した頬を緩める。  
その微笑みも下腹部から響く振動音にとろんと蕩け、股間を覆う水着は度重なる絶頂に重く湿り気を帯びて恥丘に貼り付いていた。  
「くぅ……そう言うお前も……随分と賑や…あはぁぁぁぁぁ!?」  
また一歩踏み出した拍子に蠢いたディルドがGスポットを抉り、ヒロはガクガクと膝を震わせ肢体を捩り始める。  
目の前で踊る淫猥な舞に触発される様に、リューンエルバの秘裂も燃え立つ劣情の熱に炙られヒクヒクと痙攣を始めた。  
「んんっ……そ、そうよ…先のザラザラが……私の一番弱い所を…擦るの…そぉこんな風にぃ…」  
そう言って大きく腰を躍らせた瞬間、リューンエルバの膣内と会場内のスピーカーから濡れた肉壁の蠢く淫音が鳴り響く。  
『んはぁっ!?あ、ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』  
それが合図だったかの様に二人の口から甘い悲鳴が上がり、その叫びは大きくグラウンドに響き渡った。  
淫らな嬌声のデュエットを奏でながら二人は股間から雫を垂れ流し、多くの観客の視線の中でいやらしく肢体をくねらせる。  
しかし次の瞬間、二人の脇をミュウを担いだ男が走り去ると、彼女達の動きが止まり…  
「ちょ………えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!???」  
素っ頓狂な叫びが綺麗なハーモニーを響かせた。  
既に遠くへ走り去った男(と、肩で喘ぎ声を上げるミュウ)の姿に、我に返った二人は絶頂後の体に鞭を打ちながら足を踏み出す。  
「あ、あんなの良いのぉ?」  
「し、知らん…だが、どのみち私たちじゃ無理な話だ」  
ヒロは自分が引き摺る半死人に視線を向け、やれやれと重苦しい溜め息を吐いた。  
一方、リューンエルバは僅かな希望を胸に青組代表に視線を送るが、彼の爽やかな笑みは「うん、無理」と告げている。  
「ちょっ!!何でよ!?私そんなに重くないわよ!!」  
「いや、ミュウとの差は歴然だと思うが…」  
膣内を震わすマイクの存在も忘れ激昂するリューンエルバに、ヒロは視線を逸らし残酷な現実を告げる。  
その時、ゴールを告げるピストルが高らかに鳴り響き、赤組の男達の歓声がグラウンド中に轟き渡った。  
 
 
勝利の歓声に沸き立つ赤組陣営の中に降ろされたミュウは、いそいそと水着をずらし股間を貫く山芋に手を掛ける。  
粘液に滑る表面に悪戦苦闘しながらも、ずるりと音を立てて引き抜かれると、彼女の口から切なげな溜め息が吐き出された。  
「ん……ふぁ?……何…これ?」  
火照った肢体を弛緩させ熱い吐息を漏らすミュウの中で、ざわめく様な違和感が時間と共に湧き上がってくる。  
その違和感はやがて猛烈な痒みに変化し、絶頂後の濡れた蜜壷の中で掻き毟る様に激しく荒れ狂う。  
「やっ!!はぁぁ〜〜っ!!か、痒い……やだぁ〜…」  
焼けつく様な痒みは治まる様子を見せずにミュウの心を掻き立て、彼女の内で自制心が炎に炙られた蝋の様に溶け始める。  
そして震える指先が痒みを訴える股間に導かれると、幾多の視線が集まる中で恥丘を覆っていた水着が糸を引いて引き剥がされた。  
「ふぁぁぁぁ………かゆいの…がまんできないよぅ……」  
曝け出された秘裂は内部からの痒みに愛液を溢れさせ、その濡れた蜜壷へ細い指先が水音と共に飲み込まれていく。  
ミュウは自らの股間が男達の欲望に晒される中で大きく開脚させ、ヒクヒクと蠢く秘所を恍惚の表情を浮かべかき回し始めた。  
「んんっ…みんな見てるのに……指が止まらな……ひぁぁぁ……」  
自らの疼きを慰める様を見られ羞恥に身を熱くさせながらも、かき回す指の動きは倒錯的な悦びに更に大きさを増していった。  
 
その頃ヒロとリューンエルバはガクガクと震える脚を引き摺りながら、一歩また一歩とゴールを目指し歩き続けていた。  
「はぁ……はぁ……早くゴールに……もうあんなのは…嫌だ…んんっ!!」  
「わ、私だって嫌よぉ……んぁっ!!……私の方は膣出しなのにぃ……んはぁぁ……」  
口々に不満と喘ぎ声を漏らしながら歩く二人の肢体を、二穴に咥え込まれた異物が前後から容赦無く責め立てる。  
そのたびに蜜壷より溢れる愛液はグラウンドへと滴り落ち、彼女たちが歩いた道筋を克明に浮かび上がらせていた。  
「あと…少しで……っ!?いやっ、何なの!?」  
ゴールを目前に控えて頬を緩めたリューンエルバの中で、それまで一定の振動を放っていたマイクが不気味な機械音を放ち始める。  
自らの膣内から響いてくる異音に思わず足を止めた隣を、ヒロは不敵な笑みを投げかけながら早足で追い抜いていく。  
しかし勝利を確信し正面に向き直ったヒロの目が、虚ろな目で立つミュウを映した矢先、彼女の胸中に言い知れぬ不安が去来した。  
 
「ヒロさぁぁぁん」  
「おぐぅっ!?」  
次の瞬間、鬼気迫る笑みを浮かべて突っ込むミュウは、満足な回避も出来ぬ相手の下腹部に華麗なタックルを決めた。  
堪らずバランスを崩したヒロが尻餅をつくと、尻穴に刺さったディルドが硬い地面に押し上げられズブリと深く突き上がる。  
その眼も眩む衝撃に彼女の肢体は思わず仰け反り、その拍子に乳房が大きく跳ねると先端に噛み付いていたハサミがパチンと弾け飛ぶ。  
「っっはぁ!?……はひっ……ひぐううぅぅぅぅ!?」  
尻穴と乳首から立て続けに襲ってきた衝撃に胸を上下させ、天を仰ぐヒロの全身は引き絞った弓の様に張り詰める。  
そしてビクビクと痙攣する肢体に抱きついたままのミュウは、飢えた獣の様な瞳で目の前の黒い水着を降ろし始めた。  
「駄目なのぉ……指じゃ奥の痒いとこに届かないのぉ……」  
うわ言の様に繰り返しながらパンツを剥ぎ取ったミュウの目は、深々と秘裂へ咥え込まれた極太のディルドに釘付けになる。  
そして全く躊躇わず彼女の手はディルドを掴むと、ビクンと肢体を震わせたヒロの蜜壷から溢れ出す愛液と共に引き始めた。  
「ひぃ……ら…めぇ………んんおあぁぁぁぁぁぁああぁぁっ!?」  
無数のイボに膣壁を擦られながら引き抜かれる快感に、獣のような嬌声がヒロの口から止まる事無く発せられる。  
やがて淫唇を捲りながら引き抜かれたディルドを、ミュウは己の秘所にあてがいウットリとした表情で沈み込ませた。  
「あはぁぁぁ……奥に届くぅぅぅ……気持ち…良いのぉぉぉぉぉ!!!」  
1拍の時を遅らせ噴き出した潮噴きを浴びつつも、ミュウはヒロの愛液に濡れたディルドを一心不乱に上下させる。  
そんな痴態を繰り広げる二人を下腹部を抑えたリューンエルバがコソコソと通り過ぎていく。  
そして間も無く青組のゴールが告げられ、会場内は観客と選手達の歓声と拍手に包まれた。  
ゴールしたリューンエルバはその場にへたり込むと、なりふり構わず股間を覆う水着の両サイドの腰紐を解く。  
露わになった尻穴からペンを引き抜き、今も不穏な機械音を続けるマイクを引き抜こうと蜜壷に指を沈ませる。  
「早く抜かなきゃ……やだ…ぬるぬるしてて…取れな…」  
きつく咥え込む自らの膣と表面を濡らす愛液に苦戦し、うつ伏せになったリューンエルバの尻は男を誘う様に無自覚に揺れ動く。  
そうしている間にもマイクの放つ異音は更に大きくなり、それに煽られた彼女の表情と指の動きに焦りが見え始める。  
ようやくマイクの尻をしっかりと摘む事に成功し、その表情が輝いた瞬間、膣内のマイクが甲高い駆動音を響かせた。  
「っっっっっあぁぁぁああああああ!!!??何っ!?回ってっ…いやぁぁぁぁぁぁ!!!」  
それまで膣内で単調な振動を繰り返していたマイクは、今や本体を多関節に回転させながら激しいビートで荒れ狂う。  
周囲の柔肉を巻き込むように回転する人外の動きに、リューンエルバは高く突き上げた尻を震わせ幾度と無く絶頂に達した。  
 
 
競技後の喧騒の最中、大勢の男達に囲まれ、3人は大地に敷かれたシートの上にぐったりと横たわっていた。  
肩で息をするヒロとリューンエルバに挟まれる中、ただ一人ミュウだけは憑りつかれたかの様にディルドを動かし続ける。  
そんな彼女達の肢体を観賞する男達の耳に、短いノイズの後に実況の声が流れてきた。  
「先程の競技中、赤組による白組への妨害行為が確認され、これより協議を行います。選手はそのままで待機していて下さい。」  
『そのままで』……実況の言葉を多分に曲解させた男達は怪しく目を輝かせ、横たわった3人の肢体へと近づいていく。  
そして桜色に上気した肌や熱く濡れた局部に、四方八方から無数に伸ばされた手が弄び始めた。  
「もう……やめぇ……かきまわさないでぇ………きつぃ…くぁぁぁぁぁ……」  
いやらしく這い回る手は身悶えるヒロの足を大きく開かせ、幾本の指が火口の様に熱い雫が溢れる雌穴へ殺到する。  
粘ついた音をたて蹂躙される中を蜜壷から零れた蜜が濡らす尻穴へ、一度は引き抜かれたディルドが再び挿入された。  
「あひぃ……おひ…おひりがぁぁぁぁぁ……」  
これまでの肛辱に緩んだ括約筋をディルドの凹凸が責め立て、その刺激にヒロの蜜壷は咥え込む指をキュッと締め付ける。  
そして大きく張り上げる呂律の回らぬ嬌声に応える様に、ミュウを挟んだ向かい側から甲高いモーター音が響き始めた。  
そこには水着を剥かれプルンと波打つ双丘が、男の手で根元から絞り込まれ、むっちりと寄せ合わされている。  
「あっ!!やめ……マイク止めてぇぇぇぇぇぇぇ!!!」  
互いに擦れ合いツンと上に突き出た乳首の先端へ、蜜壷から抜かれたマイクが表面の愛液を滴らせながら降下していく。  
その高速で回転する先端が行儀良く並ぶ乳頭へ触れると、リューンエルバの乳首は回転に巻き込まれ左右に弾かれる。  
「はひぃ!!ち、ちく……び……と…とれちゃぅぅぅぅぅ………んはぁぁぁぁぁ〜〜〜」  
濡れた先端の動きに勃起した乳首がプルプルと転げ回り、撹拌され白く濁った愛液が盛り上がった乳輪に塗りつけられる。  
そして伝い落ちた愛液に濡れる胸の谷間を秘裂に見立て、コリコリに尖った乳首を巻き込みながらマイクが上下に突き動く。  
ジュポジュポと音を立ててピストンされるマイクに、リューンエルバは切なげな吐息を漏らし悦楽に表情を蕩かせた。  
二人の喘ぎ声が大きく響き渡り最高潮の興奮に沸く会場に、再び実況の声が水を差すかの様に響き渡る。  
「審議の結果、赤組の妨害行為は悪質と判断され赤組は失格処分、本日の競技は1位青組・2位白組・3位赤組となりました」  
 
「んあぁぁ!!もっとっ!!もっと動かしてぇぇぇ……ボクのアソコをグチュグチュってぇぇぇ」  
淡々と告げられる実況の声も耳に入らぬかの様に、ミュウは狭い膣道を往復するディルドの感触に嬌声を張り上げる。  
そのディルドは男達に取り上げられ、彼らの欲望と興奮を体現する様に、突き立った蜜壷を執拗にかき回す。  
ディルドを動かす者、尻穴を責める者、乳首や肉芽を弄る者と男達は交代しながら眼前の肢体を隅から隅まで堪能した。  
「え〜…それでは〜…1位の青組の皆さんは引き続きサービスタイムを開始してください」  
実況の言葉に赤組の面子は溜め息を付いて立ち去り、青組の男達は嬉々として己の剛直を取り出し始める。  
そして喘ぎ声を漏らすミュウの水着の胸元へ幾本も挿入すると、小振りな乳房に擦り付けて瑞々しい弾力を楽しむ。  
「んふぁぁぁぁ……おっぱい熱いぃ……ベタベタしてのに……変な気分…んひあぁぁぁぁっ!!??」  
剛直を刺激する水着と柔肉の感触に、男達は次々と絶頂に達し、ワンピースの水着の中へ精を放っていく。  
浴びせられた精液の熱さと股間を貫くディルドの快感に、激しい絶頂に達したミュウの意識は快楽の白濁の中へ沈んでいく。  
くた…と脱力した肢体をその場に寝かせると、男達は実況の『引き続き』と言う言葉を曲解させて残る二人に振り向く。  
「いやぁぁぁ!!おひりはらめぇぇぇ!!ひあぁぁぁぁ〜〜〜!!」  
「やめへぇ!!ちくびがこわれ……おあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」  
生暖かさと生臭さに包まれ寝息を立てるミュウをよそに、欲望に飢えた男達の新たな獲物達の叫びが会場に響き渡った。  
 
 
それから暫くして、ようやく解放された3人は気だるげにノロノロと白濁まみれの肢体を起こす。  
「………何故?私達まで巻き込まれたんだ?」  
全身に絡み付いた白濁液の生臭さに顔をしかめ、ヒロは苦渋に満ちた表情でボソリと呟く。  
「うぇぇぇぇ…ごめんなさいぃぃぃ……ひっく」  
既に意識を取り戻したミュウは涙を浮かべて、苦悩するヒロに詫びの言葉を投げかける。  
「ん……別にミュウちゃんの……んむ……せいじゃないと思うわ……うん」  
自身とミュウの肢体を穢す白濁を舐め取りながら、リューンエルバは彼女をフォローする。  
その視線の先には動力が切れたのか、今やピクリとも動かなくなったマイクが転がっている。  
(ホントに誰よ……こんな出鱈目マイク作ったの……)  
 
 
―同時刻―  
盛大なクシャミと共に超・理学部棟より爆音が轟いたが、ヴァラノワール生達は「またか…」と呟き、再び各々の時間を過ごし始めた。  
 

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