「ぐへ、ぐへへっオデッ、オデまた出るぞ。魔族のマンコにオデの精子ぶちまけるぞぅ」  
「ぐッ…はっ…うう…んんうううううっ!」  
 極度の肥満の男が魔族の女性の尻に己の下腹部を擦りつけた。  
 その人間は下卑た笑みを浮かべ、天を仰いだ。  
「おおっ出る出る、ぶひいいいいい!!」  
「…ううう……んんんううう」  
 女性はビクンビクンと押さえつけられている背を反らせ、  
 枷にはめ込まれた両手がグッと握りしめられた。。  
 人間のおびただしい体液が自分の下腹部に広がっていく感覚に  
 女性の閉じられた眼から一筋の涙がこぼれ落ちた。  
   
 
「いやああああああっ!!」  
 魔導世紀1030年 8月、ここヘルンハンプールの支配権は  
『シンバ帝国軍』から、新勢力『魔皇軍』へと移っている。  
 魔族を中心として決起された勢力は、シンバ帝国西方方面軍を牽制しつつ  
 着実に勢力を広めていた。  
 もっとも帝国西方方面軍も今や『新生シンバ帝国軍』を名乗り、  
 帝国軍から独立しているのだが。  
「はぁ…はあ…はぁ……ゆ、夢……くっ」  
「ロゼ様、ロゼ様、どうしました?」  
 ドンドンとドアをノックする音と共にドアの外から侍女の声が聞える。  
 乱れた寝間着を整え、ドアを少し開け、侍女に声を掛ける。  
「ええ、大丈夫。心配掛けてすまないわね、少しお水を持ってきてくれる?」  
「はい、今すぐお持ちします。」  
 その魔族の侍女はロゼを見ると目を輝かせ、月明かりに照らされる廊下を  
 足早に走っていく。  
「………」  
 ロゼはそんな侍女の後ろ姿を見て息をつくと、部屋の中に戻った。  
 どすっと乱暴に椅子に座り、机の上の酒の入ったボトルに手を伸ばし  
 栓を開けようとして……やめた。  
 自分の身体は元々、酒を受け付けない。  
 以前に、悪夢にうなされ、それをかき消す為、勢いに任せて飲んだ時に  
 思い知らされたのだ。  
 侍女が持ってくる水で薄めれば多少は飲める。  
 先の悪夢は、過去の事実だ……。  
 
 妹が殺されたあの日、ここに連れてこられた頃のヘルンハンプールはまるで  
 ゴミ溜めの様な街だった。  
 怠惰と堕落という澱んだ空気が街を覆い、麻薬・奴隷売買・売春宿がひしめく腐った街。  
 役人は奴隷・麻薬商人の賄賂にまみれ、街の大半は大陸を放浪する傭兵、  
 殺し屋、犯罪者、亜人に物乞い。そして、私の様に無実の罪に問われた者達だった。  
「離して!家に火をつけたあなた達に捕まる筋合いはないわ!!」  
 縄で両腕を拘束され、私は暗い廊下を歩かされていた。  
「はっ、魔族の女が何を言っている?人間の娘の家に火をつけた魔族が!」  
 兵士は下卑た笑みを浮かべ、私を嘲笑った。  
「お前があの家に火をつけたんだろ?現行犯で逮捕したまでさ。」  
 もう一人の兵士が私の長い髪をぐいっと引っ張り、酒臭い息を吐きながら言った。  
「い、痛っ…な、何を言ってるの…私が帰ってきた時にあの家に  
火をつけていたのはあなた達じゃない!!妹を返して!あの子を…あの子を返して!!」  
「うるせぇな、命令なんだよ。俺らの知った事か……」  
 この兵士達を指揮していた隊長らしき男が言った。  
「お前はな、ここの太守様の慰みモノになるんだよ。  
ここの肉風船が『お前が欲しい』んだとさ。」  
 隊長格の男が私のお尻を鷲掴んだ。  
「い、いやあっ!!」  
 私は身をよじって抗った。  
「いいケツしてやがる…あの肉風船にくれてやるのが惜しいくらいだぜ。」  
 男達は笑いながら、大きな扉の部屋の前まで来た。  
 そうしてロゼを左右から挟むようにして男達は整列すると、声を上げて言った。  
「ヒスミード様、魔族の罪人を連れて参りました。」  
「ん…ぐうう…ぶひ…ぶひひひぃ…おお…は、はいれ…んぐ、んぐううう」  
「いやあ…やああっ!も、もうやめて…やめえ!!」  
 部屋の中から聞こえる嬌声。男達はニヤニヤ笑みを浮かべると、ドアを開けた。  
「失礼します」  
 部屋の光景に私は息をのんだ。  
 人間と呼ぶには大きすぎる程の脂肪に覆われた肉体を震わせながら  
 人間の女性を犯している巨漢が握った眼で私を見た。  
「ぐひひ…オデ、オデが見た時から犯してやると思っでだ女だ。あひひ、いいぞ  
イク、イグイグウウウッ」  
「いや…いやッ…ああああっ」  
 女性を壁に押しつけ、その腰を掴んだ男は、豚の様な声で叫ぶと  
 人間の女の中に射精した。ビクンビクンと引きつる人間の女性の下腹部が  
 それを証明している。  
「あ…が……はぁ……う…」  
 人間の女性は涙でぐしゃぐしゃになった顔で首を仰け反らせ、声を発っせないでいる。  
「ぶひぃ……コイヅはお前達の好きにしでいい…その綺麗なお姉ちゃんを置いてさがれ」  
「はっ、ありがとうございます」  
 その肉塊が壁から離れると、女は崩れるように床に倒れた。  
「ひっ−−−−」  
 私はその女性の膣からあふれ出る粘ついた白濁液に小さな悲鳴を上げた。    
 
 私に行われたのは、尋問と称された陵辱。それを行ったのは  
 ここの太守である無能と欲望と肉で形成された醜悪な人間だった。  
 名を『ヒスミード』と言った。  
「んん……あ……」  
 トロッとした体液が私の下着を微かに湿らせた。  
 寝間着の生地に擦れた乳首がジンと熱を帯び、勃起し始めた。  
 下腹部は疼き、震える太股やお尻はもどかしい。  
 したくてしたくてたまらない。侍女が持ってきた水で酒を割り、一気に煽る。  
 あの陵辱劇、そして犯し続けられた日々は私の中の心に復讐という文字を刻んだ  
 だけではなかったのだ。  
 どうしょうもない身体の疼き……ひたすら自慰で慰め、時には人間の女に変装し、  
 街で買った少年の男娼に人影のない路地で奉仕させた事もあった。  
 もちろん避妊具はつけさせない。生で射精を要望する客は少ないそうだが、  
 私の『女の部分』はそれでは治まらない。  
 妊娠の危険性もあるが、魔族と人間のハーフは滅多に生まれることはない。  
 あれだけ犯されて、妊娠しなかった私だ。  
 既に身体のどこかが壊れているのかもしれない。  
「だ…ダメ……こんな…み、淫らな……んふ」  
 私はそれ濡れそぼった中心にくちゅっと指を入れた。  
 
「こ、来ないで…や、やめて」  
 兵士達が女を連れ、出て行った後、ヒスミードはロゼに近づいて行った。  
 縄で拘束されたロゼの手首はぴくりとも動かない。  
 必死に扉まで走り、ドンドンと荒々しく扉を開けようとしたが鍵がかかっているのか  
 ガチャガチャというだけで開かない。  
「ぶひひ…良い腰に尻だぁ…ま、魔族の膣はど、どんなのだ?うひひひ」  
全裸のままの巨漢が、どすん、どすん…と脂肪を震わせながら近づいてくる。  
ロゼの顔から血の気がサァと引いた。  
この男の脂ぎった顔がぐにゃりと歪んだ。下卑た醜悪な笑み。  
男はまず、ロゼの拘束されている両手を片手で押さえ上に引っ張った。  
力だけは常人の倍はあるのだろう。ロゼは両腕を上げた格好になった。  
そうして空いている手で荒々しく胸を鷲掴んだ。  
「いっ…痛っ、や、やああ…さ、触らないでっ!」  
猛烈な嫌悪感からロゼは叫んだ。  
イヤイヤと首を振り、押さえられている手を必死に動かした。  
「うひひひっ、いいぞ。もっと鳴けぇ、オデを興奮させるんだ。」  
 そして男は力任せにロゼ胸元を引き裂いた。  
ビリイイと繊維の千切れる音と共に肌が顕わになった。  
「きゃあああ!」  
「ん〜うるさいぞ、魔族のクセにぃ」  
ドスっとヒスミードの拳がロゼの腹部にめり込んだ。  
「―――っは…あ…ぐ…あ…あ」  
ロゼは身体を二つに折り、腹部を押さえたまま膝をついた。  
息ができない、口から逆流してくる胃液に喉が詰まる。  
あちこちで起こる紛争や小競り合いで食糧の流通が止まっている事が幸いしたのか、  
2日前から何も口にしていない。ロゼは床に吐瀉物をまき散らす事はなかった。  
 
「ぐへへ、立て。魔族の女」  
 ヒスミードはロゼの髪を掴み、無理矢理立ち上がらせるとボロ切れのようになった  
 上着を完全に破り裂いた。ロゼの淡い乳房がぷるんと弾みをつけ、外気にさらされる。  
「いや、やああっ」  
 咄嗟に拘束されている手で胸を隠そうとするロゼにヒスミードは言った。  
「うるさくしたら、今度はコイツで殴ってやるど、ぐひひ。腕をどけろぉ」  
 ヒスミードが取りだしたのは、棒の先に刺がついた鉄鋼を張り付けたモノ。  
 こんなモノで殴られたらそれこそ、骨が砕けるだろう。  
 これまで様々な女を陵辱してきたヒスミード。  
 その中には腕の立つ女剣士や格闘家もいたのだろう。  
 そういった女と無理矢理交わるには抵抗できないようにするしかない。  
「うひひ…ま、前にオデが可愛がってやった女侍は、こ、これで腕とあ、脚を痛めつけて  
やったんだ。な、泣き喚くジポングの女はいい締まりだった。あんまりいいモンで死ぬまで  
犯してやった。げへ、げへへへっ」  
 そそり立った肉棒を軽く扱きながらヒスミードは腹を抱えて笑った。  
「…………」  
 この男は狂っている……この思考が常ならば、狂人以外の何者でもない。  
 観念したロゼは眼を閉じ、おずおずと両手を下げた。  
 大きさこそないが、形の良い、桜色の突起を中心に整った乳房が  
 ロゼの呼吸に合わせて上下している。  
 妹のエミリア以外に肌を見られた事はない。もっともエミリアは眼が不自由だった為、  
 ロゼにとってはこれが他人に肌を曝すのは、初めてといっても過言ではない。  
 それも異性の、この醜悪な肉塊に初めて己の肌を曝すのは屈辱以外の何物でもない。  
「うひゃはははは、恥ずかしいか?恥ずかしいか?」  
 ロゼは唇を噛みしめ、両手を握った。  
「魔族の女、お前は処女か?ん〜?」  
 ロゼの乳房を直接触りながらヒスミードは言った。  
 むにゅ…むにゅとヒスミードはその手に吸い付くような乳房を堪能し、  
 その先端の突起を指で摘んだり、弾いたり、弄んだ。  
「ん…くっ…や、…やめ…」  
「うしし、もう一度しか聞かないぞぉ…処女か?」  
 ヒスミードが棍棒を握りしめた。  
 噛みしめた唇、が僅かに開いた。  
「………じょ…です…」  
 ロゼは消え入るような声で言った。  
「あ〜ん、聞こえないぞぉ?」  
「…し、処女……です」  
「ぶひひひひっ、そうか、処女ぉかあ?よがっだなオデが初めての男で。んぐ」  
 ヒスミードはロゼの乳房に食らいつき、びちゃびちゃといやらしく音を  
 立てて吸い始めた。同時に片方の手で股間を股探りはじめ、陰部に指をつきたてた。  
 愛撫のつもりなのだろう、ヒスミードの赤黒く長い肉棒は脂肪に埋もれることなく、  
 隆々とそそり勃っている。  
 
「ん…んん……うっ…」  
 噎せ返るようなヒスミードの体臭にロゼは顔を背け、必死に堪えた。  
 ヒスミードは乳房に歯形が残るほど荒々しく吸い続ける。  
「痛っ…あ…んっ、くうう…」  
「いひひひ、いい味だぁ。オデ、もう我慢できねェ」  
 ヒスミードはロゼの肩を掴み、机の上に倒すとスカートを一気に捲り上げようとした。  
「い、いやああっ、や、やめて、やめてえっ!」  
「ひひひ…白い…魔族のパンティー、魔族でも下着は履くのか、ぶひひ」  
 ロゼが拒絶の言葉を口にしながら後ろを振り向くが、ヒスミードはその顔を殴りつけ、  
 頭を机に叩きつけた。  
「うう…ぐ……んん」  
 ロゼは不意に涙がこみ上げてきた。  
 妹を殺され、その犯人の汚名をきせられた挙げ句  
 人間の男に犯されようとしている。一体、自分が何をしたというのだろう。  
 なぜ、魔族というだけでここまで虐げられなければならないのか。  
 自分には平穏に暮らす権利さえないというのだろうか?  
「げへへっ、今、剥いてやるからなぁ」  
 ヒスミードは捲り上げたロゼのスカートを引き裂くと、  
 白い下着に包まれた尻を露出させた。胸こそ小振りだったが、腰のくびれから  
 熟れつつも引き締まった尻と肉厚の太股は男を刺激するには充分だ。  
 下着を太股まで勢いよくずり下げると外気にさらされた秘所がキュッと締まり、  
 尻肉がぷるっと波打つ。ヒスミードは遠慮無しに両手でロゼの尻を掴んだ。  
 そして尻肉を左右にクイッと広げた。  
「あ…はァ!」  
 ロゼが声を上げた。  
 きゅっと中心が寄り引き締まる。  
 腰を持ち、尻を後ろに突き出させる格好にすると熟れた尻の下に  
 ぴっちりと閉ざされた秘所が顕わになった。  
「ぐふふ、まずはオデのチンポで犯して…その後に口と尻と手で…  
ぐひっぐひっ、い、犬とさせるのもいいなァ…オ、オデを怒らせたら  
兵士のい、慰安場にぶ、ぶち込むかな?オデの言う事しっかり聞け?」  
「ん……ん……あっ…」  
 ロゼはゆっくりと頷いた。  
 風の噂で聞いたことはある。  
 ヘルンハンプールのゴブリンタワー付近にある慰安場は帝国兵士専用で  
 戦災孤児や異種族とのハーフや、人間以外の種族を強制的に働かせているという。  
 半分は事実だ。  
 だが、もう半分は――――――――  
 人間・異種族問わず、この太守が払い下げた『女』の行き着く果てだ。  
 そこに流された女は名前も生きる事も何もかも剥奪される。  
 そして昼夜問わず何十人もの男の相手を強要され、  
 己を組み敷く男の下で息絶えるまで犯される。  
 この肉風船が言っていたジポングの女侍もそこに流されたのだ。  
 時期的に考えて……もう生きてはいないだろう。  
 
 ロゼが感傷に浸っている間もヒスミードはひひひと下卑た笑みを浮かべながら  
 胸や尻と執拗なまでに責め続けている。胸を揉みほぐし、尻に頬を寄せ、  
 肉棒を擦りつける。  
「げひひひ、魔族でも、お、お前みたいないい女は初めでだ。」  
つきたての餅のような柔らかさの尻肉にぐにゅぐにゅと  
 指を食い込ませヒスミードはその感触を堪能した。  
「いいお尻だ…決めた、お、お前はオデの飼い犬にしてやる。ちゃんと  
躾して、首輪もつけてやるぞ…も、もちろん裸で、ぐっひっひっひ」  
「うっ……い、犬……い、いや…」  
 ロゼは動かない身体を揺さぶった。がそれは何の意味もない。  
 尻肉が波立ち、机と胸の間で乳房が震える光景は、  
 この肉塊の欲情を高ぶらせるだけだ。  
「ぐひゃはははっ、そ、そうか嬉しいか?い、いま交尾しでやるからなァ」  
 ヒスミードがロゼの首と尻を手で押さえのし掛かってきた。  
「ぐっ…あぐ…ううう」  
 ヒスミードの腹部の脂肪がロゼの腰を固定し、ヒスミードの亀頭がロゼの秘所に  
 あてがわれた。  
「いやっいやああっ!やめて、やめて!」  
 この肉塊に犯される。初めてを散らされ、『女』にされる。  
 人間の子種を強制とはいえ、膣内に受け入れなければならない。  
 この醜悪な『人間』の子種を、だ。  
 ロゼは半狂乱になって足掻いた。  
「うひ、うひひひっ、こ、この瞬間は、ど、どの種族の女でも最高だ。」  
 ヒスミードは肉の凶器と化した  
 分身ををロゼの膣口にしっかりとあてがい、腰をゆっくりと進めた。  
「うううっ…ぐひひひっ…一気にぶち抜いてやるがらなァ…んぐおおおっ!」  
ろくに濡れてもいない女の秘所に無理矢理挿入するヒスミード。  
 あまりのきつさに男は眉間に皺を寄せ、歯を食いしばって腰を進めた。  
 ぶちぶちぶち…と肉棒に閉ざされていた秘所が開かれる。  
 身体の中心を引き裂かれるような痛みがロゼの下腹部から脳天に突き抜けた。  
「は、はあっ…あが…はぐうううっ!」  
 その痛みと苦しさにロゼは眼を見開き、喉を仰け反らせ絶叫した。  
 
「ぶひひ、魔族の尻、尻!オデのチンポはどうだぁ?んおお、ふん、ふぐうう」  
 ヒスミードの手がロゼの波打つ尻肉を掴み、弾む乳房を荒々しく揉みしだく。  
「あぐッ…いや…ぐッ…や…いや…あふッ」  
 完全にロゼの中に押し入った肉棒が突き上げられる度にロゼは短い悲鳴を上げ、腰を  
仰け反らせた。  
「オデッ、オデッ…もう出るッ!出るッ!射精、魔族の中にオデの精子ぶちまけるど!」  
「やッ…いや…に、人間の…人間との子供なんて…いやああッ!」  
ヒスミード背後からロゼに覆い被さり、尻肉の丘陵に両手を押しつけ、ぶちゅうと膣口に  
埋め込んだまま、ロゼの柔尻と己のたるんだ下腹部を密着させた。  
「はッはッ出る出る出るうぶひいいい!」  
 小刻みに腰震わせ、豚のようないななきの後、ロゼの膣にドロドロの濃厚な人間の  
白濁液がぶちまけられた。  
ぶりゅっぶりゅうううううう  
「んんん…うううッ…うう」  
尻の谷間に熱くたぎった肉棒と射精によるドロドロの精液の粘着感を  
感じながらロゼは目を閉じた。その眼から涙がつつーとこぼれ落ちた。  
「ふひいい…で、出る出るうう」  
ヒスミードは眼を閉じ、醜い呻き声と共にロゼの尻に下腹部を擦りあて  
未だ射精を続けている。  
びゅるるる…びゅる…びゅぅぅ…  
「ふひいいい…お前の膣内にオデの種付けてやったど…こ、これから犬として  
飼ってやるからなぶひひひ。ま、また犯す前にち、ちゃんと綺麗にしておかなきゃな」  
ヒスミードはそういうとロゼの長い髪を掴み、自分の萎えた肉棒に付着した鮮血と  
精液を拭い始めた。  
 
それから私は犯され続けた。  
この太守は私を気に入ったらしく本当の『犬』にした。  
首輪を付けられ、その鎖はいつも男の手の中にあった。  
衣服は申し分程度の物で、透けて見える程の薄い布で乳房と股間部を覆う物だけ。  
立って歩くことは許されず、四つん這いの姿勢を強要された。  
食事も口だけで食べなければならない。言葉も『わん』やこの太守が言えと  
言った言葉以外の事を喋ろうものなら容赦なくあの棒で打たれた。  
帝都からの使者が見えても私はそのままの格好であった。  
太守より位が上の者が訪問した時は、その使者に尽くさねばならない。  
男根をしゃぶらされ、顔や髪に汚らわしい精液をぶちまけられ、膣や尻で奉仕  
と称して、精液を何度も注ぎ込まれた。  
髪は酷く傷み、あまりの臭気にこの肉塊は乱雑に私の髪を切ったのだ。  
そして様々な快楽を刻まれた私は今、こうして自分の秘所を慰めている。  
 
「はっ…ああっん…んっ、んっ」  
  指だけでは治まらない。侍女が向かいの部屋に控えている事も関係なく私は  
大きく喘いだ。ちゅぷ…ぷちゅ…と指を激しく抜き差するとその隙間から体液が  
止めどなく溢れ、太股を伝って床へと垂れ落ちていく。  
「あっ…くうう…ダ、ダメッ…ん、んううううっ!」  
 ぴゅっと秘所から体液が飛び散り、私は身体の真から背筋に駆け上ってくる  
快感に身を震わせた。  
「はぁ…はぁ……は……」  
 私は心地よい余韻にふけながら、あるものを取りだした。  
ヘルンハンプールを奪取したと同時に占拠したシーフタワーの慰安場で手に入れたものだ。  
慰安場の中は凄まじかった。エルフ、魔族、人間はいうに及ばず、顔立ちがいい半獣人や  
希少種のラビトニアンまでもが兵士に犯されていた。  
有翼族は翼の羽を抜かれ、エルフや魔族は魔法が使えないように口に枷をはめ込まれ  
家畜のように扱われていた。  
奴隷商人が持ち込んだ薬品、道具、魔法薬、邪教団から購入した異術などを用い  
本来、人とは性交できない妖精やホビット族までもが人間の背丈にされ、犯されていたのだ。  
その中の一つに私は興味をそそられた。  
女でも男の快楽を得られるという魔法の道具に。  
「はっ…ん…はあっ…ん、ん…んおおおっ」  
 秘所の突起にその道具をあてるとたちまちに快感が背筋を走り抜け、  
ブルンッと肉棒がそそり立つ。女に男根を生やすという魔法の道具である。  
あまり使用するとその男根が生えたままの身体になってしまうらしいが、  
私はコレに取り憑かれた。  
女で治まらない分はこれを手で扱く事により得られる射精で補っていた  
そして、今夜も侍女を使ってその性欲を見たそうとしている。  
「……ロ、ロゼ様…よ、よろしいですか?」  
控えめにノックされるドア。時間になったのだろう…  
私はシュッシュと二、三回扱き、甘い息を吐くとドアを開けた。  
「今夜は貴女なのね……可愛がってあげるわ。中にいらっしゃい。」  
「……は、はい…」  
 
END  
 
 

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