激しい痛みに耐えながら、獣のような唸り声を上げながら俺は歩く。
「くぉ・・・ぐお・・・具わああああああああああっっっ!!」
ビシャッ!ビチャビチイッ!!
一歩、そう、たった一歩動いただけで、俺の中から噴出し、流れ落ち、試練の塔の
冷たい床にぶちまけられ、水溜りを作る。
そして意地汚いグールどもがそれをぺちゃぺちゃと嘗め回す。
俺に一撃でやられてしまうと知っているからか、俺の後ろをコソコソとつけながら。
「まいうー」
鳴り響く鐘の音に混じり、やつらが舌鼓を打つ音が聞こえる。
こんな状態じゃなければ、一撃でブチ殺してやるものを・・・!だが、今の俺には・・・無理だ。
足元がふらつく、まっすぐ歩けない、流失した体液の量からすれば当然だった。
(くそう・・・こんなことなら、昨日おばけベッドで頑張りすぎなければよかったぜ!)
昨日、というのは昼も夜もない塔の中では無意味な概念ではあるが、とにかく、昨日の「夜」、FLOOR50くらいで、
俺はお化けベッドで頑張りすぎてしまった。そのせいで、ただでさえ体力をしていたせいで、この様だ!
知っているか?お化けベッドの真の効果を。そう、あれはだな、好きな異性との淫夢を一晩中見せてくれるのだ、
チンコドピュドピュマン汁ツユダク♪!なわけだ。
それはそうと、君は知っているのか、混乱プレートの真の効果、いや、その「混乱」の意味を。
「ぐはぅあっっ!?」
ビチャアッッ!!
また、地面に零れる、足がもつれる、意識が朦朧とする。
そう、混乱プレートの真の姿は、効果時間内において、立っていられないほどの性的快感を与え、
精液、マン汁(男にはないと思うだろ?ないはずだろ?それでも『でている』んだ(汗)、アナル汁、全ての淫汁を、
まるで蛇口を勢いよくひねったように、搾り出してしまうものなのだ!
その結果、まっすぐ歩けない、千鳥足、水気が抜けて体が小さくなる(ここはネバーランドだぜ?!)。
「まいう、まいうーー」
恐らく生前は美人であったろうグールが床に水溜り状に零れている俺の淫汁アラモードを啜り、嘗め回す。
俺のズボン、否、下半身はまるでスペルマのスコールを浴びたような、故郷の隣のおねーさんが管理する、
春の栗畑のようなかほりがしているのでせう。
ああ、ソフラン様・・・これは悪因悪果なのでしょうか?
FLOOR 69にあったソフラン様の像にムッシュムラムラーッとキてそのお口をフェラホール代わりに使った報いなのでしょうか。
・・・FLOOR68の混乱タイルの効果は、もっと、普通の、頭がクラクラするだけだったような・・・。
〜続く〜