『リューンエルバ先生のおっぱい除霊』  
 
 
山と森林に囲まれた静かな温泉宿、知る人ぞ知ると言われる秘湯の宿に今日も一人の女性客が訪れていた。  
長い道程を歩いてきた彼女―リューンエルバは早々にチェックインを済ませると、仲居の案内で部屋へと通される。  
そして肩の荷物を下ろして一息つくと、開かれた障子から覗く美しい光景に、晴れ晴れとした笑顔を浮かべた。  
(いや〜話を聞いて何時かは来ようかと思ってたところなのよねぇ)  
入浴時間等の説明をする仲居の言葉に受け答えながら、リューンエルバは彼女の淹れた煎茶で渇いた喉を潤す。  
一通りの説明を終えて退出する仲居を見送ったリューンエルバは、大きく息を吐き出して畳の上に手足を投げ出した。  
「うぅ〜ん…疲れたぁ〜もうちょっと休憩したら温泉行こ…」  
ぼうっと板張りの天井を見上げるリューンエルバは、湯気の立つ煎茶を啜りながらこれまでの経緯を思い出し始める。  
そもそもの発端は彼女の所属するローゼス自由軍の活動が多忙の限りを極めていた事にあった。  
七年戦争という大戦の残り火の後始末に、ひたすらネバーランド大陸の各地を巡り続ける日々。  
戦時中から引き続き温泉巡りの趣味を自粛していたリューンエルバは、日に日に高まる温泉の渇望に鬱憤を溜め込んでいた。  
そんな中、珍しく自由軍の活動予定に纏まった空きが生まれた事で、休暇を取り付けた彼女は温泉地へと繰り出したのだった。  
「さってと良い感じに一息つけたし、そろそろお風呂の方を楽しんで参りますかっと」  
充分な休息をとったリューンエルバは残った煎茶を一気に飲み干すと、いそいそと入浴の支度を整え始める。  
あらかじめ部屋に用意されていた浴衣を抱きかかえ、彼女は温泉への期待に胸を躍らせて自分の部屋を後にする。  
 
―チリーン…チリーン―  
 
リューンエルバが退出してから数分後、無人となった部屋に何処からともなく鈴の音が聞こえてくる。  
物悲しい響きの鈴の音は、室内を彷徨う様にあちこちから鳴り響くも、その音色は誰の耳にも届く事は無かった  
 
 
ところ変わって温泉の脱衣所に入ったリューンエルバは、髪留めの簪を解いて身に着けた衣服を脱ぎ始めている。  
シーズンが外れている事もあり他の入浴客の居ない無人の脱衣所に、彼女の上機嫌な鼻歌が響き渡っている。  
程なくして下着姿になったリューンエルバは背中へと手を回すと、その豊かな胸を包み込むブラのホックに手を掛けた。  
「ん〜…よっとぉ…あんまり大きいのにも困りモノなのよねぇ〜」  
教え子が血の涙を流しそうな台詞と共に、ぷちんとホックが外されると、緩んだブラを押し退けて巨大な二つの乳房が零れ落ちる。  
そして股間を覆う最後の一枚も脱ぎ去って、一糸纏わぬ姿となった彼女は、その長い髪を束ねて浴場への扉を押し開いた。  
「おー…これぞ正しく絶景ってヤツね〜」  
高い岩場の上から眼下に見下ろせる露天風呂の光景に、リューンエルバは思わず感嘆の溜め息を漏らした。  
岩場に拵えられた段差を伝って風呂場へ向かうと、一段一段降りるごとに彼女の大きな乳房が弾む様に揺れ動く。  
やがて湯気が立ち込める露天風呂に辿り着いた彼女は、かけ湯も程々に済ませて洗い場の腰掛けの上に尻を下ろした。  
(結構汗かいちゃったもんねぇ…)  
掌に垂らしたボディソープを泡立てながら、リューンエルバは旅館までの道程を思い出しては苦笑いを浮かべた。  
そして充分に泡立ったボディソープを身体中に塗りたくった彼女は、全身をやさしくマッサージする様にして洗い始める。  
泡に包まれた手が柔肌の上を滑るたびに、大きく張り出した乳房が動きに合わせてダイナミックに揺れ動く。  
その質量にも関わらず綺麗に上向く双丘の先端部は、いやらしく盛り上がる乳輪の肉が中央の突起をすっぽりと包み隠している。  
「ん…よっとぉ」  
リューンエルバは慣れた手つきでエロティックな造形の乳房を持ち上げ、たっぷりと両手で揉み上げる様にして洗い続ける。  
そしてぷっくりと膨らんだ乳輪から、埋もれた大振りの突起を穿り出すと、泡まみれの指先で丁寧に捏ね回した。  
「んんっ…ふぅ〜…これでよし…っと」  
泡に包まれた乳首から指を離したリューンエルバは、手桶に汲んだ温水で全身の泡を流し始める。  
そして全ての泡を落とし終えた彼女は、水滴を滴らせながら立ち上がり、その美しい裸体を湯船の中へと鎮めるのだった。  
 
「う〜んん〜♪良い感じ〜…旅館の人にお酒を頼んどけば良かったわぁ」  
貸し切り状態の温泉に裸身を浮かべて、リューンエルバは気持ちよさそうに頬を緩ませている。  
たゆたう水面には二つの乳房がたぷんと浮かび上がり、無防備に投げ出された手足はパシャパシャと湯をかきまぜる。  
そして温泉の水音に合わさって彼女の鼻歌が浴場に響き始めると、それらに紛れて幽かな鈴の音が鳴り響いた。  
 
―チリン…チリーン―  
 
小さな小さな鈴の音は、温泉を満喫するリューンエルバの耳に入る事は無く、周囲の木々の間を通り抜けていく。  
やがて身体の温まった彼女が温泉から上がる頃には、辺りは何事も無かったかの様に静寂を取り戻していた。  
 
温泉から上がり浴衣姿へと着替えたリューンエルバは、迎えに来た仲居の案内のもと座敷へと通される。  
案内された座敷には川魚や山菜などの山の幸を用いた宴席料理が、リューンエルバを迎える様に用意されていた。  
「ん〜♪良いじゃない素敵♪」  
くつくつと煮える音を立てる鍋料理や、程よい塩梅に焼かれた鮎の塩焼きはリューンエルバの食欲を否応なく刺激する。  
目の前に並んだ料理に箸を伸ばしながら、それらを肴にリューンエルバは香りの良い地酒が満たされた杯をくぃっと傾ける。  
「料理もお酒も美味しいしホント来て良かったなぁ〜…今度来る時はヒロとかも誘ってあげよ♪」  
思う存分に食事を楽しんだリューンエルバは、ほんのりと酒気を漂わせながら自分の部屋へと戻っていく。  
座敷から戻った彼女の部屋では、既に寝床の準備が整えられており、ふっくらとした布団が畳の上に敷かれていた。  
僅かに浴衣を着崩したほろ酔い加減のリューンエルバは、緩慢な動作で部屋の明かりを消すと布団の上に倒れこんだ。  
(明日は…朝ご飯を食べてからお風呂入って…それから…)  
リューンエルバはモゾモゾと布団の中に潜り込みながら、朦朧とする意識の中で翌朝の予定を思い描き始める。  
しかし完全に布団の中に身を潜らせると、暖かな眠りに誘われて彼女の意識は夢の中へと誘われていった。  
そして月明かりの射しこむ部屋に静かな寝息のみが聞こえる中、再び小さな鈴の音がちりんと響き渡った。  
心地よい微睡みの中、何処からともなく聞こえてくる鈴の音に、リューンエルバの意識は導かれる様に覚醒していく。  
小さく呻いて重たい瞼をあげると、彼女の視界には暗い部屋の天井と、おぼろげに揺らめく二つの薄い影が目に映った。  
 
(ふぁ?…何これ…人影?)  
暗い部屋の中を輪郭のみを残した人影が、仄かな光を放ちつつ陽炎の様に浮かんでいる。  
子供ほどの大きさのそれらは、目覚めたばかりのリューンエルバを挟む様に降り立ち、音もなく両脇に座り込んだ。  
そして横たわる彼女の方に身を乗り出すと、着崩れたままの浴衣の胸元に手を伸ばしてぐいっと左右にはだけさせた。  
「えっ?あっ!!ちょ…」  
乳房を露わにされたリューンエルバはたまらず困惑の声を上げるも、その身体は目に見えない力によって自由を奪われていた。  
二つの影ははだけた浴衣から手を放すと、その小さな手のひらをプルンと揺れる乳房へと押し当てる。  
押し当てられた冷たい掌の感触と自由に動かない己の体に、リューンエルバは目の前の彼らが超常の存在である事を確信した。  
「んっ…はぁ…つ、冷た…ひゃう!?」  
柔らかく暖かい肉の感触を確かめる様に、それぞれ左右の乳房を触っていた影達は、その盛り上がった頂点へと関心を移す。  
突起の部分を完全に埋没させた真性の陥没乳首に、表情が見えない彼らもハッキリと困惑した様子を露わにする。  
そして両方の乳輪の中央に刻まれたスリットへ二人の細い指先が挿入されると、リューンエルバの口から可愛らしい悲鳴が飛び出した。  
「い、いれちゃだめ…そこは指をいれるとこじゃないのぉ…」  
身動きの取れないリューンエルバの声には反応を見せず、影達は乳輪に埋没させた指先を小さな弧を描く様に動かし始める。  
突き刺さった指の動きに盛り上がった乳輪も小さな弧を描き、それに合わせて豊かな乳房がプルプルと揺れ動く。  
それと同時に冷たい指先にコリコリと転がされる乳首は硬さを帯びて、やがて指先を押し退ける様にして外へと勃起し始めた。  
「あぁ…恥ずかしいのにぃ…乳首たってきちゃったぁ…んんっ」  
陥没状態からは想像出来ない程に勃起した乳首を注目されて、リューンエルバは羞恥心に頬を紅潮させる。  
そんな彼女には目もくれず、影達は乳輪の中に押し込んでは再び顔を出してくる乳首を弄ぶ事に終始している。  
「やんっ…お、玩具じゃ…ふぁん!?私の乳首…玩具じゃないのにぃ…」  
ひたすらに乳首のみを弄繰り回される快感に、リューンエルバは切なげな吐息を漏らして喘ぎ続ける。  
ピンと弾かれ押し倒されてはジンジンと甘く痺れる乳首は、更なる刺激を求める様に熱を帯びて過敏になっていく。  
そんな延々と続く悪戯の中、不意に指とは違う柔らかな感触が乳首を挟み込むと、チュッという音と共に両方の乳首が引っ張られた。  
 
「はぅんっ!?いま…おっぱい吸われた?あ、また…きゃふぅ!!」  
それまでとは違った快感に戸惑いを見せるリューンエルバに、二つの影は引き続きチュウチュウと音を立てて乳首を吸い上げている。  
啄ばむ様な小刻みの吸い上げに、ときおり長めの吸い上げが混ざり、そのたびに彼女の乳首が交互に引っ張られる。  
しかし乳首を吸い上げる彼らの様子には一片の悪意や劣情も感じられず、ただ純粋な喜びの感情だけが発せられていた。  
(もしかして…この子達っておっぱいが恋しいだけなの?)  
快楽に心を震わせながらも乳房に吸い付いた影達の様子に、リューンエルバは頭の片隅に浮かんだ疑問に表情を曇らせる。  
彼女の考えを裏付ける様に、彼らはそれぞれの乳房を両手で揉みしだきながら、周囲の乳輪ごと乳首を吸い上げ始めた。  
「あんっ…ごめん…ね…いくら吸っても…んっ…私おっぱいは出せな…ふあぁぁん」  
乳房の先端部を包み込んだ冷たくぬるりとした感触に喘ぎながらも、リューンエルバは途切れ途切れに謝罪の言葉を口にする。  
二つの影達の様子は次第に焦燥の感情を露わにしていき、それに伴って口いっぱいに含んだ乳首を強く吸い上げ始めた。  
「んはあぁぁっ!!そ、そんなに強く吸ったら乳首伸びちゃ…乳首が伸びちゃううぅぅ…」  
言葉とは裏腹に嬌声をあげるリューンエルバの乳房は、吸い上げられる乳首に吊られて上へと伸びあげられる。  
そのバキュームが生み出す快楽に喘ぎ声を上げながらも、彼女は自身に向けられる妄執の念に胸を痛め続ける。  
しかし影達の放つ妄執の念に、リューンエルバ自身も与り知らぬ女神の転生体としての部分は彼らの想いに答えようとしていた。  
「ふぁ?な、何か…出る…あっ!?」  
何度も繰り返される吸い上げの果てに、リューンエルバの乳首から一筋の液体が噴き上がる。  
突然の事に乳首を解放した影達は、戸惑いの様子を見せながらも乳白色の液体に濡れた先端部を見つめている。  
そして大きく膨らんだ乳輪を、その小さな掌で包み込むと優しく揉み上げる様に動かし始めた。  
「ん…くぅ…そんなに強くしちゃだめ…んはぁんっ」  
母乳を溢れさせる乳房を搾り上げる影達は、再び歓喜の感情を露わにしてピンク色の乳首へとむしゃぶりつく。  
彼らの口の中へと放たれる母乳は、噴き出る先から影の中に溶ける様にして消失する。  
そして初めて体感する射乳の快感に、悦びに表情を蕩けさせたリューンエルバは艶っぽい喘ぎを漏らし続けた。  
(あ…この子達…喜んでる)  
不思議と母性を刺激する影達の一生懸命な様子に、うっとりとリューンエルバは幸せそうな微笑みを浮かべた。  
 
「はぁぁ…んぁっ!!み、みるく…出すのって…す、すごく…いぃっ!?」  
月明かりに照らされる薄暗い部屋の中を、粘着質な吸引音とリューンエルバの喘ぎ声が絶えず支配している。  
ひんやりとした感触に包まれながらも、常に母乳にを分泌させていた乳首は、突然その分泌量を増やして射精の様に噴出させる。  
その拍子に彼女の乳首は小刻みに震えて、先端部から乳房へと痺れる様な快感が走り抜けた。  
「あはっ…いま、乳首がビクッて来てぇ…ひゃんっ!?ま、またぁ…」  
断続的に震える乳首は幾度も母乳を噴き上げながら、見えない媚薬を注入された様に熱く疼いている。  
その火照りを母乳ごと舐め取る様に影達の舌が弧を描くと、感度を増した乳首が更に硬く尖っていく。  
そして快楽に満たされていく乳房を揺らして、リューンエルバは甘く蕩ける様な喘ぎ声を吐き出した。  
「ふ…あぁぁぁ…お、おっぱい…溶けちゃいそぉ…んはあぁぁぁぁ〜…」  
乳首の震えと共に起こる大量射乳は、一定の間隔を保ちながら止まる事無く放たれ続ける。  
そのたびにリューンエルバの表情は快楽に蕩けて、徐々に彼女の心身は絶頂へと押し上げられていく。  
それと連動するのか乳首の震えも次第に間隔を縮めていき、脈動をしているかの様に激しく動き続ける。  
「きゃぅっ!?お、おっぱい止まらないっ!?だめ…ひゃあんっ!?…ち、乳首おかしくなっちゃうぅぅぅ!!」  
震える乳首は堰を切ったかの様に母乳を噴き上げて、たっぷりと張りを増した乳房を射乳の快感で犯し尽くす。  
そして熱病を患ったかの様な熱気を孕む乳房は、影達の発する冷気に煽られて更に感覚を過敏にしていく。  
やがて一際強い電流の様な快感が乳首を突き抜けると、リューンエルバは反射的に肢体を仰け反らせた。  
「あひゃっ!?な、何か…おっぱいにぃ…あっ…あぁっ!!ち、乳首にきてぇ…あっ!!あぁぁぁぁーーーーっ!?」  
リューンエルバの口からの嬌声にあわせて、勃ち上がった乳首から破裂させたかの様な大量の母乳が放出される。  
口内を満たす奔流を一滴も零すまいと、二つの影達はそれぞれの乳房へ顔を押し付けて音を立てて啜り始めた。  
「んあぁー!!おっぱいで…イクっ!!ち…乳首でぇ!!イクっ!!イクゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」  
激しい絶頂を迎えたリューンエルバは、両方の乳首を強く吸い上げられながら、快感に肢体を震わせ続けている。  
そして絶頂の果てに放心状態になった後も、二つの影達は飽きる事無く彼女の乳首を離す事は無かった。  
 
「ん…ふぁ…あ、飽きないわねぇ…君たち」  
絶頂の余韻に浸りながら、リューンエルバは今なお乳首に吸い付く影達を見つめて、呆れた様に微笑みを浮かべる。  
そして自分の体にある程度の自由が戻っている事に気付いた彼女は、半ば感覚の麻痺している手で自らの乳房を持ち上げた。  
「しょうがないなぁ…良いわ、好きなだけ吸ってきなさいね?」  
リューンエルバは影達の様子に苦笑しながら、たっぷりと自らの乳房を搾り上げる。  
そんな彼女の言葉に反応したのか、初めて動きを止めた彼らは、歓喜の念をあらわしながら再び乳首へとむしゃぶりつく。  
そして悩ましい喘ぎ声と連続した吸引音が再開される中、温泉宿の淫靡な一夜は更けていくのだった。  
 
 
 
「……んっ…ふぁ?…あれ?朝だ」  
障子から射し込む朝の光と小鳥達の泣き声に、リューンエルバは重たい瞼を押し上げる。  
ぐったりと脱力感に苛まれる身体に苦労しつつ、彼女は昨晩の出来事を思い返していた。  
「夢……じゃあないわね…うん」  
はだけた浴衣から覗く乳首に視線を向けて、リューンエルバは何とも言えない表情を浮かべる。  
散々吸い上げられた彼女の乳首は、今では元の陥没状態に戻っているも、その乳輪部にはハッキリと唇の跡が浮かんでいた。  
(結局あの子達…私のおっぱいで満足してくれたかなぁ…)  
気だるげに天井を見上げながら、リューンエルバは自らの乳を飲ませた二人の事を考えている。  
やがてフッと短い溜め息を漏らして身を起こすと、彼女の浴衣から小さな鈴がチリンと零れ落ちた。  
「鈴…かぁ」  
小さく古ぼけた鈴を拾い上げたリューンエルバは、掌の上で転がしながらジッと見つめ続ける。  
やがてそれを優しく握りこむと、顔も知らない二人の安らぎを願って、そっと祈りを捧げるのだった。  
 
【おしまい】  
 
 

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