ここはどこだろう。
カノン「やあ、気がついたんだね」
場に相応しくない明朗な声で、理緒は朦朧とする意識から覚醒した。
背後には夜の闇をたっぷりと吸い込んだ黒板、眼前にはきちんと整列した机がずらりと並ぶ。
理緒はようやく、此処は見慣れた教室で、自分は教卓の上に乗っているのだと気付いた。
カノン「なかなか起きないから、朝になっちゃうかと心配したよ」
理緒「カ、カノンく・・・!」
そして更に、誰もいないはずの夜中の校内で、両手を拘束され「翼を持つ銃」の異名を持つ
少年の前に全裸で晒されているという自分の立場を把握した。
カノン「カーニバルを始めるに当たって、どうしても君は目障りだからね」
カノンは愛用のワルサーP38を取り出し、セフティを外す。
理緒は何か言わなければと切実に思考を巡らせたが、
理緒「たかがあたし一人のために随分と回りくどいやり方だね」
この状況に活路を見いだすことは容易ではなかった。
カノン「この間のような失敗はゴメンだからね」
次の瞬間にはもう、カノンは驚愕する理緒を押し倒し、理緒の唇に自分の唇を押しつけた。
理緒「んー!!んんんーっっ!!!」
そのまま耳に、首筋に舌を這わせる。
理緒「はうっひゃんっ・・・ん、んっ」
カノン「どうしたのかな?目が潤んでるよ」
理緒「な、カノン君こそ、どういうつもり・・・・!」
ちゃき、という金属音。理緒は凍り付いた。
それは、理緒にもなじみの深い音。・・・撃鉄を起こす音。
カノンはそれを理緒の下にあてがった。冷たい金属の感触。
理緒「!やっ・・・やめてぇ!」
カノン「ほら力抜かないと痛いよ?」
くすくすと笑いながら、カノンは銃口を理緒の中へゆっくりと入れていった。
カノン「あれ?もう濡れてたんだ。いやらしい子だね」
銃を前後に動かすたびに、ぐちゅぐちゅという独特の音がした。
カノン「ほぉら、理緒のここ、こんなにいやらしい音立てちゃって」
理緒(本気なの?この銃に弾は入っているの?けど・・・今のカノン君なら・・・)
間違いなく本気だ。
銃身の動きは徐々に激しさを増していく。
理緒「くぅ・・・あん・・はあっ!きゃふっ・・や、やめて!やめてぇ!!」
カノン「暴れると暴発しちゃうかもよ?」
理緒「・・・んあっ・・はう・・・あっ!・・ああっ!」
カノン「さて、そろそろかな・・・・」
カノンは引き金に指を掛けた。
理緒(くぅっ・・・もうだめか・・・・)
引き金が絞られていく。
カノン「良い死を」
カチッ。
理緒「?!」
カノン「なーんてね。弾は入ってないよ」
理緒「・・・・!!どうしてっ・・」
カノン「一度理緒をからかってみたかったんだよねぇ」
くすくす、と笑いながらカノンは銃をおさめた。
カノン「感じちゃってて可愛かったよ。誰に教えてもらったのかな?
ここ、こんなにびしょびしょにしちゃって。」
怒りを通り越して呆然としている理緒の下を、カノンは再び指で玩んだ。
理緒「んっ・・・もう・・やめてカノン君!」
カノン「何言ってるの。これからが楽しいのに。」
理緒(だめ・・こんなこと・・・あの人に知られたら・・・)
カノンが理緒の太股を、胸を、首筋をなで回すたびに、理緒の体はひくひくと痙攣する。
さっきまでとは打って変わったやさしい愛撫で、理緒は頭がとろけそうな錯覚を覚えた。
理緒「はぁ・・・んっ・・・」
再び理緒の唇をカノンの唇が塞ぐ。ゆっくりと、それでいて激しい、深い深いキス。
理緒(ん・・・きもちい・・・・・・)
しかし理緒は、もうどうにでもなれ、という思いを抑え付け、最後の抵抗を試みる。
理緒「や、やめて!こんなの嫌!」
カノン「こんなこと知られたら、清隆にお仕置きされちゃうからかな?」
理緒「!!な、何を言って・・・」
カノンは教卓の下からテープレコーダーを取り出した。
カノン「これが回ってたの、途中から気がついていたみたいだけど・・・・・
これがご主人様である清隆に届けられちゃったら、理緒はどうなっちゃうのかな?」
理緒「なんのことだか・・・」
カノン「って最初は脅そうかと思っていたんだけどね。どうやらこれがある限り理緒は
本気になれないようだ。それじゃつまらないな」
そういうとカノンは、レコーダーからテープを抜いて放り投げた。
理緒「そ、そんなことしたって、あたしはカノン君の思い通りになんかならないんだから!」
カノン「・・・・・そうかい」
あっさりとカノンは理緒に背を向けて、窓辺へと歩いていった。
カノン「じゃあもうしないよ」
え?とおあずけを食らったような表情をする理緒を置き去りにして、カノンは
夜空を眺めている。
カノン「やあ、今夜は月が綺麗だなぁ」
理緒(あ・・・そんな・・どうしよ・・・・)
途中で止められてしまった理緒は、体をムズムズさせ始めた。
言葉とは裏腹に、理緒の体は理緒が思った以上にその気になってしまっていたようだ。
両手を縛られているため、自分で慰めることも叶わない。
無意識に、辛うじて動く腰の部分を教卓に擦り付けていた。
理緒の太股に流れ出した愛液は、教卓の上にまで落ちていく。
理緒(う〜・・・・辛いよぉ・・・・)
気がつくと、カノンの顔が目の前にあった。
カノン「どうしたのかな?」
理緒「う〜!」
カノン「どうしてほしいか言ってごらん?」
やられた、と思っても理緒は逆らえない。
理緒「・・・・・・・続き・・・して・・・」
カノン「具体的に何を、どうしてほしいか言ってごらん?」
もう限界だった。
理緒「あたしの・・・下に・・・カノン君のものを・・・・入れて、下さい」
カノン「・・・よし」
カノンは理緒を軽々と持ち上げて、両手の拘束を解き教卓から下ろしてやった。
理緒はカノンに抱きとめられる形になり、なんだか恥ずかしかった。
小柄な理緒を膝の上に乗せ、カノンは自分のものを解放した。
理緒「あ・・・」
堅く大きくなったそれを目の当たりにして、理緒の下がぶるっとふるえる。
カノン「おいで」
カノンは理緒を向かい合わせる形で自分のものの上に乗せた。
理緒(ごめんなさい、清隆様・・・・)
カノンが理緒の中に入っていく。
理緒「はうっ・・んんん・・・あっ・・・あっ・・・・・」
理緒の小さな体にはカノンのものは少し大きかったが、理緒の下はたっぷりと
愛液で濡れていたため、難なくすべてを入れることができた。
ついに我慢できなくなった理緒は、カノンの胸板にしがみつき自分から激しく腰を動かし始める。
理緒「ああっ!あん!はぁっ・・ああ!もうだめぇ・・・あたし・・・」
それに応えるように、カノンも下から勢い良く腰を突き上げていく。
理緒「きゃぁっ!あっあっきもちいいよぉ、カノンくぅん・・・・」
カノン「んっ・・・ほら、もっと壊してあげるよ」
理緒「ふあぁっ!!いいのぉ、もっとぉ・・・もっと突き上げてぇ!」
更に激しくなる動きに、理緒の理性はどんどん麻痺していった。
幼子のような必死さでカノンにしがみつき、声を上げる。
理緒「はぁっ!あんっ!あうっ!カノンくぅん・・・」
カノン「ほらっいくよ、中と口、どっちがいい?」
理緒「んあっ!はっはうぅ?」
カノン「このままじゃ中に出しちゃうよ?」
理緒「あっなっ中はだめぇっ!口、くちーっ!」
カノン「じゃあ口だね」
そういうとカノンは一瞬で理緒から自分のものを抜くと、理緒の頭をつかんで
最大まで大きくなった性器をくわえさせた。
理緒「んっんんー!!!」
いきなり喉まで深く突っ込まれて、理緒は思わず戻しそうになる。
カノン「全部飲むんだよ」
それが理緒の口の中で弾け、熱い液体で一杯になる。
必死で飲み込もうとしたが、とても耐えられなかった。
理緒「ううう、うえっごほけほっっ」
カノン「おや?吐き出しちゃったのかな?悪い子だね」
理緒がしまった、と気付いたときにはもう遅かった。
カノンの眼は、実に愉しそうに、冒涜の光をたたえていた。
カノン「悪い子には、お仕置きだよ」