「願いごと考えとけ。」
「はい?」
歩の突然の台詞が、ひよのには理解できなかった。
「俺に出来る事なら何でも叶えてやる。ただし一つだけだぞ。」
(鳴海さんが、私の云うことを聞いてくれるだなんて…。)
ひよのは思わず、エッチな妄想をしてしまう。
(ここは既成事実を作るべきです。そうすれば鳴海さんは私のモノ…。)
「私の願いは…エッチすることです!!」
「俺と?」
「え!?」
辺りを見回すと、すでに歩の姿はなかった。
「しゃぁねぇなぁ。じゃ、やってやるか。」
とアサツキはズボンに手を掛ける。
「ちょ、違うんです、鳴海さん助けて下さい!!」