3、7月7日
今日は七夕。
織姫と彦星が1年に一回逢える日とか言われてますね。
さて、今日の二人はどんな感じか、早速見て見ましょう。
今日は近くの神社で夏祭りをやっています。
そのお祭りに二人は来ていました。
「星が綺麗だね……」
「そうだね」
少し坂になっている所に寝そべって2人は空を眺めています。
「あ、もうすぐ花火があがる時間じゃないか?」
「そういえば、去年もここでこうやって花火見たよね」
「去年か……」
「ねぇ、フェイト」
「何?」
「あのね、来週神社でお祭りがあるんだって。
地球に住んでたときはそんなの無かったから行きたいな〜と思って」
へぇ、そんなのがあったんだな、全然知らなかった。
そういうのって小さい頃連れて行ってもらった憶えが無いんだよなぁ。
「祭りってさ、どういう事やるの?」
「ん〜とね、出店がいっぱい出たりとか、花火があがったりとか。
綺麗だよ〜、花火」
花火か……ホログラフでしか見た事無いな。
「晴れてたら一緒に行こうか。
6:30ぐらいに帰って来ればいいかい?」
「うんっ!絶対だよ」
ソフィアが嬉しそうに笑う。
そういえば、最近二人で出掛けたりしてなかったよな。
こういう顔を見るのは久しぶりかも知れない。
「晩御飯の用意してくるね」
パタパタとスリッパの音を立てて、ソフィアが部屋を出て行った。
来週が楽しみだな━━━
当日、午前中は雨が降っていたが、
夕方頃には上がった。
まぁ、これぐらいなら中止にはならないはずだ。
仕事を終えて、僕は神社へ向かった。
結構人は居るようだ。
鳥居に続く参道には、
焼きソバ、たこ焼き、かき氷など色んな出店が並んでいた。
僕は田舎の中学生のようにキョロキョロしながら店を覗き、
待ち合わせ場所へと向かった。
「フェイト、お待たせ〜」
鳥居の下で待っていると、後ろからソフィアの声が聞こえた。
振り返るとそこには……
「へへ、久しぶりに着てみたんだけど……どうかな?」
ピンクの浴衣姿のソフィアが居た。
「似合ってるよ、いつもより大人っぽく見える」
「ありがと♪」
髪を結っているソフィアを見るのは久しぶりだな。
なんか新鮮だ……
「それじゃ、行こうか。ソフィアは何処に行きたい?」
「えっとね。わたがし食べて、りんご飴食べて、
射的とか金魚すくいもしたいなぁ」
さっき、大人っぽいって褒めたばかりなのに
もうお子様モード全開ですか、君は……
2人で人ごみの中を歩き出す。
見渡す限り、カップルと親子連ればかりで、皆幸せそうな顔をして
手を繋いだり、腕を組んだりして歩いている。
「フェイト……あのね一つお願いしていいかな」
「何?」
ソフィアは少し照れくさそうな顔で言った。
「え……えっとね……手繋いで欲しいの、はぐれたりするといけないし……
周りの人達も━━━」
「はい」
ソフィアが全て言い終える前に右手を差し出す。
「ん……」
帯で手をごしごしと拭いて、握り返してきた。
温かい、すべすべした感触が手のひらに伝わった。
「で、何処行きたい?」
「えっとね、チョコバナナ食べたい」
家に帰ったらいくらでも僕のチョコバナナを……
「……フェイト変な事考えてない?」
━━やるじゃない。
「全然そんナ事無いですヨ」
「外国人になってるよ?」
すいません、私が悪うございました。
「今日は楽しかったね」
「うん、すっごく楽しかった♪」
ほとんどの屋台を見て回ったので、今は休憩中だ。
まだ花火まで1時間ある、ちょっと早く来すぎたみたいだな。
「なぁ、花火ま……」
口を開いた瞬間、唇に柔らかいものが触れ、続きが言えなくなってしまった。
「へへ/// たこ焼きと焼きそばとフランクフルトの味……」
りんごアメとわたがしとチョコバナナとイカ焼きの味……
食い合わせ悪く無いか?
じゃなくて!
ソフィアの方からしてくるなんて……
「フェイト……」
ソフィアが潤んだ瞳で僕を見つめる。
……ヤバイ、歯止め効かないかも
「ソフィア……や ら な い か?」
「もうちょっとムードのある言い方してよ」
「ごめんごめん。で、いい?」
「……いいよ、ちょっと恥ずかしいけど、フェイトがしたいっていうんだったら」
桜色に染まった頬が妙に色っぽく感じる。
少しうつむき加減のソフィアに、僕は唇を重ねた。
軽くついばむようなキスから、少しずつ激しいものに変えていく。
歯列をこじ開け、潜り込ませた舌先で口内を蹂躙する。
「ん……ふぅ」
ソフィアが僕の服をきゅっと掴んだ。
緊張して体が固くなっているのがわかる。
外でするのは初めてだし、人に見られるかも知れないという不安もあるのだろう。
その緊張をほぐすように、僕はもう1度軽いキスをした。
「あふ……」
舌をむさぼりながら肩に乗せていた手を少しずつ下に移動させる。
身八つ口から手を進入させ、胸を揉みしだいた。
少し汗ばんだ肌が手の平に吸い付く。
ふわふわとしたその柔らかい感触を思う存分楽しんだ。
「んあぁ!」
乳首をくりくりと撫で回す。
少しずつ固さを増していく先端を指で弄び、
もう一つの手で浴衣の裾を割り、ふとももをなでつける。
「はぁ……」
唇を放した瞬間、ソフィアは地面にへたりこんでしまった。
浴衣の裾が乱れ、純白の下着が露わになる。
淡い電灯の光に照らされたその奥は下着の上からでもわかるぐらい濡れ、
ふとももまで愛液がしたたり落ちている。
「いいか、ソフィア?」
「うん……恥ずかしいけど……でも、フェイトの事……好きだから」
木に背中を預け、切なそうな瞳でこっちを見つめるソフィアの顔は
真っ赤に染まり、長いまつげが震えていた。
そんな彼女の細い体を無言で抱きしめる。
言葉よりもこの方が僕の気持ちが伝わると思ったから
「行くよ」
僕は下着に手をかけ足から引き抜いた。
目の前にソフィアの大事な所が映し出される。
僕はすでに濡れているソコを指と舌で愛撫し始めた。
「ん……ああっ!」
ソフィアがうわずった声をあげる。
秘所からはヌルヌルと液体が溢れ、生き物のように蠢き指を締めつけた。
それに負けないように人差し指を出し入れさせ、中をかき混ぜる。
「そんな……とこ……ダメぇ……」
「じゃ、こっちならいいの?」
僕は顔を股の間にうずめ、朱に染まった包皮の剥けた突起をチュウチュウと吸い上げ、
舌でころがした。
「んあぁぁ!!ダメっ!ダメぇ!!」
ダメと言われても止まらない、僕はさらに激しく吸い上げる。
「あ……フェイト……私、もう」
「して欲しい?」
ソフィアがこくりとうなずく。
「それじゃ、いくよ」
僕はトランクスを下ろし、ソフィアを抱きかかえた。
そして、中心にモノをあてがい一気に奥まで押し込んだ。
「あっ!ああん!!」
濡れそぼった内壁がモノをたっぷりと飲み込み優しく包み込む。
ソフィアがこっちに体重を預け、抱き付いてくる。
いつもと違う場所が当たって気持ちいい。
「んくっ、んん……」
リズミカルに中に出し入れさせる。
それに合わせてソフィアの体も揺れた。
「あふっ……気持ちいいよぉ」
僕は少しずつピストンのスピードを上げて行く。
「うあ……あうぅ……」
ソフィアの中が伸縮し、ギュウギュウとモノを締め付けて限界が近い事を知らせていた。
「ソフィア……僕もう……」
「あぁ!私も……私もイッちゃう〜!!」
ソフィアの中にありったけの熱いものをそそぎこむ。
「ああっ……あああああ」
泣き声の近い声をあげ、ソフィアは絶頂を迎えた。
僕も体の力が全身から抜け、二人で地面にへたりこんだ。
動く気にもなれず、少しの間そこで2人で抱き合う。
すると、空から
パパン
と大きな音が鳴った。
「……花火始まっちゃったね」
「行こうか」
「うん」
「って事もあったよね」
「そう……だね」
「若かったね……」
「うん……」
「投稿雑誌に載るなんてね……」
「うん……」
あれ以来2度と外ではやらないと誓った二人でした。
〜end〜