スターオーシャン  

眠れない。いつもは到着→飯→クロード→就寝のはずのレナが、今日はさすがに疲れたのか早々に寝入ってしまい  
、逆にクロードは何故か目が冴えて眠れなかったりする。  
突如加わったレオンと共にホフマン遺跡へ行き、ナントカという鉱石を採取し戻ってきたのが太陽が沈んだ後だった。  
とりあえず今夜は港町で明かし、明日ラクールへと向かう。その後は・・・いろいろ忙しくなるようだ。  
だから寝ておかなければならないのだが、正直、眠れない。疲れているはずなのだが眠れない。彼は気づいていない。  
毎晩のレナとの相撲の所為で、もはや彼の体力は異様とも言えるほどになっていることを。  
そういう理由で彼は少し散歩に出た。酒屋で一杯ひっかけて寝よう。そう思って。  
手近な店に脚を運んでいく。  

飲めない年齢とか正直どうでもいい。飲みたいから飲む、何が悪い。  
クロードは入ってすぐカウンターへと歩いた。中は少し異常な状態だったが、とりあえず座って軽いのを頼む。  
「おおーっ!」  
思わず耳をふさいだ。海の男達の太鼓のような歓声が鼓膜をビリビリと震わせる。すぐに酒を持ってきた  
マスターが、すいませんねぇ、と苦笑いで謝った。  
「騒がしいもので」  
「・・・なにかやってるんですか?」  
「いや、ちょっとね。娘さんが一人で来てて、男達と飲み比べを」  
「はぁ」  
どっちにしろ、関係ないようだ。セリーヌならともかく。  
見物しながらチビチビと飲み続けていると、男達の円陣の中からドタッと音が聞こえた。人が倒れたようだ。  
同時に男達は今まで以上の歓声をあげる。すげぇぜ姉ちゃん、もっといけるんじゃねぇか。  
「不思議な人で。目が三つついてるんですけど、とても美人でしてね」  
クロードはガタ、と席を立った。  
「目が、三つ?」  
「えぇ、ここに」  
マスターが自分の額を指差す。  
「・・・まさか」  
「知り合いで?」  
だといいですけど、そう言って、クロードは円陣に向かって歩いていく。  

覗き込むと、若い女(といってもクロードよりは明らかに年上のようだ)が潰れた男の  
首根っこを掴んで赤く染まった顔を近づけ、大声を上げていた。  
「あたしの、勝ちっ! ホレ、教えなさい」  
男は完全に逝ってしまっているようで、瞬きをしながら必死に頭を回転させているようだった。  
「え、えぇーとぉ」  
「さっさと言う!!」  
「あ、そうそう、クロフ、クロフ」  
「クロフ・・・? あぁ、クロス」  
チッと下を打つ。  
「そのクロス大陸から来たってのに・・・また、海」  
うえぇ、と声を出す。泣いているのか、鳴いているのか。なんにしろヤマ場を過ぎてすっかり冷めてしまった  
海の男達はゾロゾロと自分の席に帰っていく。彼女はしばらくして立ち上がると、  
「マスター、いくら?」  
「あの」  
クロードは声をかけた。  

二人が見つめ合った時間はそう長くはないが、二人にとって非常に重大な意味を持つものであったのは  
言うまでもない。さながら恋人同士のそれのような、もしくは互いに珍獣を発見したかのような驚きは  
とても形容し難く、いうなれば新種の驚き。  
彼女は意識が飛んだようだった。クロードに似た、つまりこの星の人間の物とはかけ離れたデザインの  
服、そのスリットの入ったロングスカートから覗く生足が男達の目を引いているのにも気づかないまま、  
立ちつくしている。  
「あの」  
もう一度クロードは声をかけた。更に問いを発そうとするが、おもむろに現実に戻った彼女にタンマを  
かけられて口をつぐむ。何事やらと海の男達が見守る中、クロードの不思議に満ちた目が  
向けられたその先で、彼女は至極大真面目に、  
「飲み比べで勝負よ」  
そう言った。  
「・・・はぁ?」  
思わず声が出る。間抜けなのに気づこうともしない。  
「お互いに訊きたいこと、あるでしょ? 勝ったほうが尋ね放題」  
「いや、そんなの」  
「おーけーおーけー、のーぷろぶれむ。あたしが全部払ったげるから」  
「そういう意味じゃ」  
「マスター、強いの! ジャンジャン持ってきて!」  
指をパチンと鳴らす、その行動の意味をクロードが理解しようとする間に、  
「うおーーっ!!」  
いつの間にやら二人の回りを海の男達が取り囲んでいた。クロードと女性は屈強な汗臭い  
男達に椅子に座らされた。リーダー格と見える男の指示でテキパキとテーブルがセッティングされていく。  
「ジャッジを務めさせてもらいます名称不明のいい男! 御二方、しばしの間私に従われるよう  
お頼み申し上げます。それでは両者深呼吸! 取っ手を手に取り---開始!」  
酒場が爆発した。  

終わってみればクロードの完敗だ。鬼の如くジンを流し込む彼女を見れば誰だってやる気を無くすだろう、  
そう勝手に思いつつも頑張った。酒には弱くない、大丈夫。相手は同じ人間で、ついさっきまで  
違う相手と飲み比べしている。大丈夫、大丈夫---  
そんな感じで目覚めたときは誰もが胸を撫で下ろした。結構危なかったらしい。  
頬をペチペチ叩かれ、クロードは頭を振る。ガンガンする。  
「おーい、だいじょぶかー」  
よく見れば叩いているのは彼女だった。半分眠っているような目で覗き込んでいる。  
「マフター、いきてらよー」  
ヘラヘラと笑いながら手を振る。カウンターの向こうでマスターがホッと息をついたような気がする。  
突然ゴツイ男が顔を出した。クロードが無事なのを確認すると、  
「しゅーりょぉー」  
どこからともなく拍手が上がる。それは瞬く間に酒場全体へと波及し、クロードの健闘と  
彼女の酒豪っぷりを称える。  
あぁ、そうだっけ。クロードが状況を理解し、最初から整理していると、突如のしかかってくる肉の塊二つ。  
グニ、そんな感じ。彼女がうつ伏せにクロードにのしかかっていた。つまり、かなりの巨乳が胸を圧迫。  
朦朧とする意識の中、どうにか体を起こす。彼女の体がクロードから落ちて床に広がる。  
眠っていた。  

結局酒代はクロード持ちで、しかも店を閉めるというので(彼女が全部飲んでしまったらしい)  
クロードが彼女の世話をせねばならなくなった。男達は既に帰っていて、二人が最後に店を出る。  
肩を貸して歩くのはとてもきつかった。なにしろ相手は完璧に泥酔しきっていて、かろうじて立つ、それだけで精一杯  
といった有様であるから。  
どうすべきか、と回らない頭を使って考えれば、もちろん自分の部屋に連れてくるしかなかった。  
彼女の泊まっている場所など知るはずもないし、かといって放っておくこともできなかったからだ。  
クロードはできるだけ知り合いに出会いにくいルートをカサコソと進み、部屋に飛び込んだ勢いで  
彼女をベッドの上に投げ出した。脚がもつれて自分もダイブする羽目になった。ドサッと彼女の隣倒れこんで、  
唸る。うーうー。  
きつかった。遺跡探索の後に死ぬほど酒を飲む、これ以上の愚行は無いとさえ思える。  
明日起きれるかどうかもわからない。下手するとこのまま眠り続けるかもわからない。回る世界の中心で  
かれはそんなことを思う。  
バチッ。  
突然頭を叩かれて、クロードはベッドにうずめていた顔の向きを変えた。  
叩いたのは、無論他の誰でもない、彼女である。  
「おはよう」  
「ございます」  
驚いたことに、泥酔から抜けているようであった。意識もしっかりしているようで、顔は赤いながらも眼は開いている。  
「私の勝ちよね」  
「はぁ」  
「しつもーん、アナタは地球人ですか」  
「はぁ」  
「ここは未開惑星のはずよ」  
「知ってるつもりです」  
「理由を教えてほしいなー」  

 

「はぁ」  
「このテトラ・ジェネスのおねーさんに詳しく話して見ましょー」  
前言撤回。やはり酔っている。  
仰向けのまま顔だけこちらに向けている。片やクロードはうつ伏せのまま相手に顔を向けている。  
「えぇと」  
「あ、私はオペラね。名前」  
「はぁ。僕はクロードです」  
(これから身の上話が続きます。略)  
「・・・事故、ね」  
「そっちはなんでここに?」  
「質問はいけませーん。知りたかったら飲み比べで」  
「いや、いいです聞きませんもうしませんゴメンなさい」  
「ならよーし、それじゃいただきまーす」  
クロードは疑問に思いこそすれ、その言葉を理解することはできなかった。  
物凄い勢いでオペラはクロードを仰向けにすると、マウントポジションをぶん取った。  
「・・・あれ? え?」  
「うふふへへへ」  
自らの指だしグローブをさっさと取ると、クロードのズボンのベルトを力任せに引き抜く。  
「あ、あの。えっと、オペラさん?」  
「あたしさー。恋人いんだけどね、その人行方不明なのよー」  
ざっとズボンをずりおろす。ついでにパンツも。  
「うわっ」  

 

彼女はクロードの一物をまじまじとみて、ニヤつく。  
「おー、ご立派ご立派」  
「あ、あのっ。酔ってません?」  
「せっかく褒めてあげてんのよー、喜びなさいよぉ」  
そして、掴む。  
「うっ」  
「でさー、追っかけてきたのはいーんだけどね、一人より二人ってゆーか、欲求不満ってゆーか」  
上下にガシガシと動かす。突然のことだったが、快感はすぐ来た。クロードのペニスは  
あっという間に固くなり、彼女は更に笑みをこぼす。  
「他惑星の人間って性病が怖くてできなかったのよね。だからね、うへへ」  
だから、性処理に使わせてもらいます。そういうことだろうか。  

「初めて?」  
「い、いやー始めてってゆーか、あの、突然なんで」  
「何だ、経験済み。つまんないわぁ」  
口ではそういいながら、オペラの頬は朱に染まり、妖艶な笑みを浮かべて  
クロードに顔を近づける。  
「・・・脱がせてみたい?」  
ドッキリ。  
「え、あ、えーと」  
少し迷った末、クロードは目の間でゆらゆら揺れている豊満な乳を掴もうと。  
もとい、左胸のチャックをおろすために右手を持ち上げた  
「あの・・・いいんですか、ホントに」  
完全におっ立っているモノは敢えて無視し、  
「んー? ウブねぇ」  
オペラはそう答えた。  
それと同時に、オペラの唇が吸い付いてきた。突然のことに呆然とする  
クロードに一瞬だけフレンチキスをして、  
「・・・余計なことは考えなくていいの」  
次は舌が入り込んできた。  

長い長いディープキスで、クロードは完全に昇天してしまった。オペラの舌使いは  
男を知って数週間のレナとは比べ物になるはずもなく、そしてまたレナしか  
知らなかったクロードを堕落させる衝撃を与えるには十分過ぎた。  
オペラが口を離すと、当然のように舌と舌の間に引かれた唾液の糸が伸び、  
それを感じ取って余計に興奮する。  
「・・・オペラ、さんって・・・」  
「・・・ん?」  
「淫乱、ですね」  
小説の中でしか使われないと思っていた言葉を口にする。  
彼女はそれを聞いて一瞬真顔に戻り、  
「アリガト」  
また、艶やかな笑みを浮かべた。  
クロードはがばっと起きあがると、オペラを押し倒す。  
シャツとズボンをテキパキと脱いで床に投げ出すと、オペラの状態を起こして  
ジャケットをはぎ取る。  
「・・・で、これどうやって」  
「着たままでもいいけどね」  
それはまた、とても魅力的なセリフだ。  

ジッ、と音がして、左胸のチャックが下りる。  
脱ぎやすいように出来ているのだろうか、そう考えながら手を近づけて、  
グニ。弾力のある手応え。そういえば巨乳だった。  
クロードは思った。もしや、レナ一人しか知らないことは童貞とさして  
違わないのだろうか。初めての大きさに戸惑いを覚えつつ、揉む。  
「・・・ホントに童貞じゃないの?」  
そんなことを考えてたものだから、突然言われて死ぬほど驚いた。  
「あやし〜い」  
「・・・でっかいのは初めてです」  
「ん? ああ、そゆこと」  
オペラはチャックで割れた部分をグイッと下に下げる。押さえつけられていた  
両胸が解放され、クロードの目の前で面白いように踊った。  
彼女はその胸を左右から両手で押し上げ、  
「・・・挟んでみる?」  
そういってニヤニヤと笑う。  

クロードをベッドに座らせ、オペラは床に跪いた。見事に反り返った  
ペニスを満足そうに見て、クロードに笑みをチラリと向け、  
パフ。  
そんな感じだった。  
「う」と声が漏れてしまった。オペラはそれを聞いて心底嬉しそうに包み込む。  
毎晩のように入れたレナの膣とはまた違った、別種の刺激がペニスをつついた。  
「その顔その顔」  
胸をブルブルと震わせながら、オペラはクロードを見てケラケラと声を上げた。どうやら  
とんでもない表情をしているようだ。  
「かわい〜わぁもぉ〜」  
すぐにデレデレとした笑いに変わる。  
「ダしたときの顔も見たいなぁ」  
その声は恐ろしく妖艶だった。クロードは背中を寒気が走るのを感じ、  

「さ、三十秒・・・」  
オペラの胸には白濁とした液体が飛び散っていて、彼女は部屋の  
トイレットペーパーでそれをふき取っていた。  
「初めての時でもまだ長かったのに」  
「それはほめ言葉でいーの?」  
落ち込むクロードに近づいてくる。  
「でさ」  
「・・・はい?」  
彼女はクロードの手を取って、自分の股間へと引き寄せた。  
「アタシの方がまだ満足してないんだけど」  
耳元で囁かれて、心臓が跳びそうになった。  
オペラのそこは、密が垂れそうなほど濡れていた。  
「ぱんつ、脱がせてよ」  
いったん萎えたクロードを再び興奮させるのは簡単だった。  
オペラは彼の両手を器用に動かして、ネバネバとしたパンティをゆっくりと下げていく。  
「まどろっこしい前戯はいいわ。それ、頂戴」  
そして、座ったままのクロードの上に腰を下ろす。  

「・・・んぅ」  
ペニスが入り口に当たると、オペラは喜悦の声を上げる。  
「ふふ・・・座位も初めて?」  
クロードは答えない。ただオペラの背中を抱いて硬直している。  
「緊張すると萎えるわよ、アタシのナイスバディで興奮しなさい」  
じゃないと、とオペラは思う。アタシが気持ちよくなれないじゃない。  
「・・・あの」  
「ん?」  
「出来れば、正上位が」  
「却下」  
そのまま、ズンと腰を下げた。  
「あっ!」  
「うあっ」  
二人が同時に声を上げた。快感が体全体を走り抜けて、声と震えを残して  
拡散していく。してやったりと、耄碌した意識でオペラはほくそ笑む。  
爪で乳首を刺激してやろーかしらケケケ。  
それより、だ。先に貯まった欲求は解消すべきだと本能が訴える。  
オペラはクロードに覆い被さるように優しく押し倒していく。  

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