「ふぇいとぉ……」  
夢の中の彼女は何も身に着けてはいなかった。  
その白い裸体を惜しげもなく晒し、ゆっくりと近づいてくる。  
僕の目の前まで来た彼女は、唇をすっと僕の唇に重ねてきた。  
僕は彼女のさらさらした栗色の髪を撫でながら、激しいキスをした。  
「んくっ……んっ、はっ……」  
唇を繋げたまま、彼女の白くすべすべした肌を手のひらで優しく愛撫する。  
「あんっ……やっ」  
柔かそうな胸の先端をきゅっとつまむと、彼女は悩ましげな声をあげた。  
「痛いよ……もうちょっと優しく……して」  
言われた通りに今度は優しく触れた。ここ数年で急激に成長した彼女の胸は、マシュマロ  
のように柔かく、手のひらに収まりきらなかった。  
「ああっ……もっと触ってぇ……フェイト!ふぇいとぉ」  
その喘ぎ声を最後に、僕の意識は現実へと戻されていった。  
何かに身体を強く揺さぶられたからだ。  
「……ェイト。フェイト!」  
「…………ん」  
「フェイト!はやく起きてー」  
……ソフィア?って事はもう朝か。ちっ、もう少しだったのにおしい事したなぁ。  
「もう、はやく着替えないと遅刻だよっ!」  
と、ソフィアはいきなり布団に手をかけた。  
ヤバイ、この状況は非常にヤバイ。今、布団の下は僕のJrがエレクトリカルパレードだ。  
もし、これを見られてしまったら「いやー、フェイトの変態ー!!」なんて感じでお星様  
にされるに違いない。お約束ってやつだ、間違いない。  
いや、待てよ。もしかしたら「……もう、フェイトのばか。えっち」なんて恥じらう顔が  
見れるかも知れないじゃないか!あぁ、それは凄くいいなぁ(;´Д`)ハァハァ。  
って、こんな事考えてる場合じゃなくてソフィアを止めないと!(この間0.1秒)  
 
「ソフィア、話があるんだ。聞いてくれ」  
「えっと、はい」  
ソフィアは布団から手を離し、こっちの顔を覗き込んでくる。  
どう切り出そう?直接的な表現を使わずにソフィアを部屋から出て行かせるには……  
「……あのな、テントを設営したんだ」  
「へ?えーと、何処に?」  
「それで今さ、中で息子が暴れて大変なんだ。だから、先行っててくれないか?」  
「え、あ、うん。なんだか良く分からないけど分かった」  
「ごめんな。すぐに行くから」  
「すぐ降りてきてよー、遅刻とか嫌なんだから」  
そういって、ソフィアは部屋から出て行った。  
「さて、コイツをどうするべきか」  
朝の生理現象+今朝の夢のせいで、息子はかなりの硬度になっていた。  
カチンコチ……いや、サムいからやめておこう。  
「…………抜くか」  
と、いう事でさっきの夢に出て来たソフィアでセルフプレジャーする事にした。  
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「……っ、はぁ」  
終わった……全部出し尽くしてやった。さすがのマイサンもこれにはグッタリだ。  
さて、さっさと服着てソフィアの所に行かなくちゃな。  
─ガチャ  
「もう!フェイト遅いよー何し…………」  
…………時が止まった。  
「………………」  
「………………」  
「……ぃ」  
「い?」  
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!フェイトのえっち!すけべっ!へんたいぃぃぃ!!!」  
「ブルァァァァァァァ!!!」  
そして、僕はお星様になった。  
嗚呼、やっぱこういうオチかよ……  

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