真実を確かめる為、フェイト達はスフィア社に侵入した。  
そこに待ち受けていたあまたの警備兵だった。  
何とか全員倒したもののフェイト達の疲労は濃く、  
その後、無傷のアザゼルにあえなく敗れ去ってしまった。  
 フェイト達のダメージはひどく、  
現在アザゼル以外で意識があるのは、フェイトだけだった。  
フェイト達は皆うつ伏せにされ、  
反抗できないように手は後ろに、両足はそろえる様に拘束されていた。  
「ふむ・・・、これで抵抗されることはなくなったな」  
 最後の一人であるマリアを拘束すると、アザゼルは満足の笑みを浮かべた。  
「僕たちをどうする気だ!?」  
「お前は黙ってろ・・・」  
 アザゼルはフェイトを一瞥すると、  
マリアのロングヘアーの髪の毛を掴んで、強引に意識を覚醒させた。  
「う、うぅぅん・・・、え、これって・・・」  
 マリアは自分の身体の状態にすぐ気がついた。  
「目覚めたか・・・、先程の戦闘から察するに・・・、どうやらお前が隊長らしいな」  
「いったい私たちをどうするつもりかしら、中間管理職さん?」  
「身のほど知らずが・・・、私たち人間にたてつくな・・・、プログラム風情が」  
 アザゼルに髪の毛を振り回されて、マリアは悲鳴をあげた。  
「痛いっ、やめて、やめてったら!」  
 
「やめろっ、これ以上マリアに何かをするのは、僕が絶対に許せないからな!」  
 フェイトが苦悶の表情を浮かべながら、アザゼルに叫ぶ。  
「まだ歯向かうのか・・・?しつこいプログラムだ」  
 アザゼルは、フェイトの下へ行き、彼のわき腹を蹴った。  
「ぐあぁぁっ!」  
「やめなさい!フェイトには手をださないで!」  
 マリアが悲痛の叫びをあげる。  
「なんだお前ら・・・、恋人同士になるようにプログラムされてるのか?」  
「プログラムなんかじゃないわ!私とフェイトは人間として愛し合っているのよ!」  
「そういえば・・・、戦闘中もお互いにかばいあっていたな・・・。  
まあ、そんなことはどうでも良い」  
 と、ここでアザゼルにある考えが閃いた。  
「いや、良くないな・・・、いい考えが思いついた」  
 アザゼルはそう言って、マリアの身体を見まわした。  
「な、なによ?」  
 アザゼルがこちらを薄ら笑いで見ていて、マリアは思わずだじろいた。  
 先程の見まわしたという表現は適切ではなかった。  
マリアの身体を服の下まで、眼でいやらしく舐めまわしていると表現したほうが的を得ていた。  
「そんな眼で私を見るのはやめてちょうだい!汚い目で見られると吐き気がするわ!」  
「そう吼えるな・・・。実は、私は心理学に興味があってな」  
 アザゼルは突然、場違いなことを口にした」  
「あらそう、心理学も可哀想ね、  
あなたみたいな人に興味をもたれちゃ、価値が下がってしまうわ!」  
「それは悪かった・・・、実は私はある心理現象を知りたいのだ・・・」  
 次のアザゼルの言葉は、マリアの心を絶望にかえるだけの力をもっていた。  
「プログラムが犯されるとどういう反応をするかをな」  
「い、嫌ああぁぁぁぁぁっ!」  
 
「良い悲鳴だ・・・、興奮するぞ」  
「やめろぉっ、マリアに手をだすなぁっ!」  
「うるさいぞ・・・」  
アザゼルは、再びフェイトのわき腹を蹴った。しかし、フェイトは叫び続ける。  
「ぐあっ・・・、やめろ、やめろ、やめろおおぉぉぉぉっ!」  
「うるさいといって言る・・・、少し黙ってもらおうか」  
 アザゼルはフェイトの口に、懐から取り出した猿ぐつわをはめた。  
「んぐぅぅ、んぐぅぅぅぅっ!!」  
「まだうるさいな・・・、これ以上喋ればあいつの命は無いと思え」  
 アザゼルはマリアをあごで指した。  
「んぐっ・・・」  
 アザゼルの宣告に、フェイトはたまらず黙りこくる。  
「それでいい・・・、マリアとか言ったな」  
「こっちに来ないで、ケダモノ!」  
 マリアの叫びに構わず、アザゼルはマリアの耳元に近づき、囁いた。  
「私は気の強い女が好きだ・・・、そのほうが快楽に落とすまでの過程が楽しいからな」  
「なっ・・・、わ、私はそんなことにならないわ、絶対!」  
 顔を赤面させて、マリアは反論した。  
しかし、これからおこる事を予想してか、彼女の唇は震えていた。  
 
「そうだその反応だ・・・、私は良いプログラムを手に入れた」  
 アザゼルは満足の笑みを浮かべると、  
マリアを仰向けにし、フェイトの顔のすぐ正面にひきずった。  
「さあ・・・、彼氏には恋人の陵辱ショーを特別席で見てもらおう」  
「嫌ぁ・・・、見ないでフェイト・・・」  
「ぐっ・・・」  
「眼を背けるな・・・、背ければこいつの命がなくなるぞ・・・」  
 フェイトが眼を背けることを、アザゼルは拒否させる。  
しかたなくフェイトは、マリアの身体を視線に戻した。  
「聞き分けがいいな・・・、では始めるか」  
 フェイトがマリアを見ていることを確認したアザゼルは、マリアの上にまたがった。  
そして一枚、また一枚と彼女の衣服をはだけていく。  
ついに、マリアの最後の砦でのブラジャーも剥ぎ取られ、  
彼女の胸が外部に開放された。  
「小さいな・・・、バグか?」  
「うるさいわね!貴方には関係ないでしょ!」  
 気にしている小ぶりな胸を馬鹿にさせたことに腹を立て、  
マリアは間髪いれずに叫び返した。  
「かわいそうな胸だ・・・、大きくしてやろう」  
 アザゼルはそう言うなり、マリアの胸を揉み始めた。  
「んうぅぅぅっ!やめて!汚い手で触んないで!」  
「ふむ・・・、感度は良好か・・・」  
「誰が感じてるのよ!思い上がるのもいい加減にして!」  
「そういうな・・・、彼氏のためにも喘いでやれ・・・、  
お前ををいやらしい目で見ているぞ」  
「え!?」  
 とっさにマリアは、フェイトの方へ振り向いた。  
その隙を突いて、アザゼルがマリアの乳首を摘まむ。  
「ひあああぁぁぁぁぁぁぁっ!?」  
 不意の衝撃に、マリアから思わず甘い声が発した。  
 
「いい声だ・・・、売春婦として素質がある」  
「そんな素質ないわ!あなたの耳がおかしいのよ!」  
「また反論か・・・、これはお仕置きが必要だな」  
 アザゼルは呆れた表情をした後、マリアの乳首を強く噛んだ。  
「ひぎいいぃぃぃぃぃ!痛い痛い、やめて!」  
 マリアは苦痛で顔を歪ませながら叫んだ。  
「わかった・・・」  
 アザゼルはあっさりと噛むのを止め、乳首を今度は優しくしゃぶった。  
「あふぅぅぅ・・・」  
 激痛から一転して、舌の柔らかい乳首の刺激に、マリアは甘い声を漏らした。  
「やはり噛もう―――」  
「いぐぅぅぅぅぅっ!」  
 アザゼルは対の乳首を噛み潰し、もう片方は爪を立てて激しく捻った。  
「しゃぶろう―――」  
「んふぅぅぅ・・・」  
 再びしゃぶった。指の方は乳首をゆっくりと転がした。  
 アザゼルは、しばらくマリアの胸に強弱をつけて刺激を与え続けた。  
そのたびにマリアは、痛がったり甘い声を出したりと、忙しく変化した。  
 
だが、そんなマリアに徐々に変化が訪れた。  
「ふぁ・・・あ・・・あぁ・・・」  
 乳首をしゃぶられ、マリアは快楽の声を漏らす。  
アザゼルは、乳首を強く噛んだ。強さは相変わらずきつかった。  
「ああああぁぁぁぁぁぁっ!」  
 マリアは声をあげた。しかし最初の頃と反応があきらかに違う。  
「どうした・・・、乳首を噛まれて感じているのか?」  
「ち、違う、感じてなんか―――」  
 もう一度アザゼルは乳首を噛んだ。  
「ああぁぁぁ駄目、乳首がおかしくなっちゃうの!」  
 マリアのだす悲鳴は、甘く切ないものだった。  
「胸の感覚が麻痺したのだろう・・・もうお前は乳首を痛めつけられて感じる変態だ」  
「そんなことないわ!あなたの気のせいよ!」  
「相変わらず口先は強情だ・・・、だが身体は正直だぞ」  
 アザゼルはマリアの乳首を引っ張った。新しい刺激に思わずマリアは本音を吐露した。  
「あはああぁぁぁ、イイッ、イイのぉっ!」  
「認めたな・・・、自らが淫乱だという事を」  
「うぅ・・・、どうして、どうして・・・」  
「よほど感じているな・・・、乳首が勃起している」  
 アザゼルの指摘どおり、散々弄ばれた影響で、マリアの乳首は赤く腫れ上がっていた。  
「ああぁ・・・そんなこと言わないで・・・」  
「ふむ・・・、乳首がこの状態なら・・・、下はどうなっているかな」  
アザゼルはマリアのスカートをめくった。 
 
 アザゼルはマリアのスカートを脱がせ、彼女のショーツをあらわにした。  
「これはこれは・・・、ずいぶんと濡らしていたのだな」  
 マリアのショーツは愛液でべとついており、  
薄い生地も手伝ってか、ショーツ越しに陰毛や陰部が透けて見えた。  
「いや・・・、見ないで」  
マリアは自らの淫乱な反応を指摘され、恥ずかしさで顔を背けた。  
 その反応にアザゼルは満足の笑みを浮かべると、マリアのショーツに息を吹きかけた。  
「ひゃうん!?」  
 ひんやりとした感触が、マリアの恥部を襲う。  
「息だけで感じるとは・・・、そんなに気持ちよかったか?」  
「じょ、冗談言わないで、気持ち悪かったわ!」  
「そうか・・・、では気持ちよくしてやろう」  
アザゼルはマリアのショーツを、引っ張りあげた。  
「ひやっ!?」  
「いい声で鳴くな・・・、ぜひともさえずりを聞かせてくれ」  
 アザゼルはそのまま、強弱をつけて引っ張り続ける。  
「やっ、やめて、ショーツで、擦らないで、ああぁっ!」  
「また愛液が出てきたぞ・・・、  
もうお前のショーツでは吸収しきれそうにないな」  
 事実、マリアの股間周辺の床は、愛液で変色していたのだ。  
「あっ、ふあっ、もぅ、駄目、これ以上は!」  
 まもなくマリアに、絶頂へのカウントダウンが始まった。  
 
「ふぁっ、あぁっ、イイッ、イッちゃ―――!!」  
 不意にアザゼルの手の動きが止まった。  
「あ・・・、どうして・・・?」  
「私からの慈悲だ・・・、敵の目の前でイキたくは無かろう?」  
「え・・・そ、そうね、そんな恥ずかしいことなんて絶対できないわ!」  
 マリアは強がって見せたが、身体は更なる快楽を求めていた。  
「なら両足を擦りあうのは止めてもらおうか・・・、  
イキたがっているようにしか見えないぞ」  
 アザゼルは薄ら笑みを浮かべながら言った。  
無論、マリアの絶頂を止めたのは、こういった反応を楽しむ為だ。  
「イ、イキたいだなんて、お、大きな誤解だわ!さ、寒いから擦ってるだけよ!」  
 疼きがマリアの身体中を支配していた。  
言葉がどもって発音するほど、意識が朦朧としてきた。  
「どうも信じられないな・・・、確かめてみよう」  
 疑問のそぶりをしたアザゼルが、マリアのショーツを脱がせにかかった。  
「嫌・・・、駄目・・・」  
 言葉とは裏腹に、マリアは脱がされることに抵抗をしなかった。  
「身体は見られたいようだな・・・?ほう・・・」  
 アザゼルがマリアの陰部をまじまじと見つめた。  
「お前のマ○コがひくひく蠢いているぞ・・・、本当はイキたいのだろ?」  
「違・・・、違う」  
「正直になれ・・・」  
 アザゼルはそう言うと、  
あくまで否定するマリアの割れ目に沿って、やさしく指を這わせた。  
「あああぁぁぁっ、イカせて!お願い、イカせて!」  
 ついにマリアは快楽に負け、自らの欲望を口に出した。  
 
「認めたな・・・、この淫乱が」  
「淫乱でもいいの、早くイカせて!もう我慢できないの!」  
 我慢しきれないのか、マリアは腰を振りながら懇願する。  
「そう急かすな・・・、お前の欲情ぶりに恋人が戸惑っているぞ」  
 アザゼルは、この光景をそばで見ていたフェイトに視線を移した。  
「・・・・・・!」  
フェイトは憎悪の眼でアザゼルを睨み続けていた。  
声を出すとマリアを殺すといわれているので、  
叫びたいのを歯軋りして堪えながら口を閉ざしていた。  
「よく声を出さなかったな・・・、褒美をやろう」  
 アザゼルはフェイトを仰向けに転がした。  
「なにをする気なの!?」  
「こうするのさ」  
 アザゼルはマリアの足の拘束を解き、彼女を背後から抱きかかえた。  
「ひゃん!?」  
 そして、マリアを中腰にして足をおろさせた。  
―――フェイトの顔を足で挟み込むようにして。  
「い、嫌あぁぁっ、やめて!」  
「恋人に特等席で見られているんだ・・・、しっかりイケよ」  
「やめて、恥ずかしいの!お願い、見ないで!」  
 マリアはフェイトに見られまいと、身体をバタバタ動かした。  
 
「そんなに抵抗するな・・・、いつも見られているのだろう?」  
「見られてなんかいないわ!今が初めてよ!」  
「なに・・・、ということは処女なのか?」  
 ピクリとマリアが痙攣した。  
アザゼルは、処女ということを認めた反応だと解釈した。  
「初めてだったとはな・・・、なら自己紹介をしなければならないな」  
 アザゼルはマリアのクリトリスの皮をむき、フェイトに直接見せた。  
「『こんにちは、私がマリアのクリトリスよ。  
貴方にあえて、こんなに勃起しちゃったわ。  
マ○コもうれしくてよだれを垂らしているわ』・・・、  
とお前の娘が自己紹介をしているのが聞こえたな」  
「してない、して―――あああっ!」  
 マリアの反論は、アザゼルに指をヴァギナにいれられたために中断された。  
「いつでも準備OKだな・・・、では恋人の目の前でイってしまえ」  
 アザゼルはマリアのヴァギナを激しくかき回し始めた。  
「あひいいぃぃぃぃ!イイッ、イイのっ!」  
 膣内を擦られ、マリアはすぐさま快楽の頂点を迎えようとしていた。  
「感じちゃうのおぉぉ!あああイクッ、イッちゃうのおぉぉぉっ!」  
「さあ・・・、恋人にお前の愛液を振りかけてやれ」  
「駄目、イクッ、イクイクイクイクゥゥゥゥゥッ!!!!!」  
 絶頂の叫びとともに、マリアは陰部から多量の愛液を放出した。  
 
―――いや、愛液だけではなかった。  
「お前・・・、尿も一緒に出しているぞ」  
「え・・・、嫌ああぁぁぁぁぁっ!」  
 一瞬何のことか解らなかったマリアだが、下を見て自らの行為に悲鳴をあげた。  
そう、彼女はあまりの快楽に、愛液を出しているだけではなく、放尿もしていたのだ。  
「まったく・・・、恋人の顔にふり注いでいるぞ」   
 フェイトの顔の真上に位置していたため、マリアの小水をまともに浴びる。  
「・・・・・・っ!」  
「嫌あぁぁっ!止まって、止まってえぇぇぇぇぇっ!」  
  マリアは必死に股間に力を入れて小水を止めようとするが、  
戦闘のダメージと快楽に溺れて弱くなった身体では、無駄なあがきだった。  
一度噴出した小水は、衰えることを知らないように放出していた。  
「なんで・・・、なんで止まんないの!?」  
「決まっている・・・、それはお前が変態だからだ」  
「そんなこと・・・ああぁ、止まってよ・・・」  
 マリアの悲痛の願いは通じず、  
結局、マリアの放尿が終わるまでにかなりの時間を要した―――。 
 
「私はイけとは言ったがな・・・、小便しろとは言ってなかったぞ」  
 ようやく放出が終わるとアザゼルは呆れたように口を開いた。  
「う、うるさいわね・・・出したくて出したんじゃないわ」  
 マリアはアザゼルを睨み返した。  
しかし、愛する人の前で失禁という痴態をしてしまったショックからか、  
眼に涙を浮かべていた。  
「恋人がお前の小便で溺れそうになったんだぞ・・・、  
なんとか言ってはどうなんだ?」  
 フェイトは鼻に小水が入った影響からか、咳き込んでいた。  
「うあぁぁ・・・ごめんフェイト・・・ごめんなさい・・・」  
 マリアは涙を頬に伝わせながら、フェイトに謝った。  
 フェイトは苦しいながら、なんでもないよというようにマリアに微笑み返した。  
「フェイト・・・、うっ、ひっく」  
「まったく・・・、お前は愛液といい小便といい、いろんな物を流すな」  
「ひっく、ひっく・・・、余計なお世話よ・・・」  
 
「休んでいる暇はないぞ・・・、次は私のを静めてもらわないとな」  
「え・・・?ひぁうっ!?」  
 アザゼルはマリアを押し倒し、彼女の腰を持って突き出す形にさせた。  
「これだけ濡れていれば充分だ・・・、そろそろ入れさせてもらおう」  
「い、嫌!それだけは止めて!」  
「私も興奮しているのだ・・・、お前を犯したくなった」  
「嫌あぁっ!お願い、何でも、何でもするから!」  
「何でもする・・・、お前は確かにそう言ったな?」  
「する、します!だから処女だけは奪わないで・・・」  
 マリアはアザゼルのほうに向いて、必死に懇願した。  
「そうだな・・・、恋人の顔に小便する変態ショーも見せてもらったしな」  
 アザゼルはマリアを嘲た表情をした。  
「く・・・」  
「今回は特別だ・・・、犯してやらないでもいい」  
「え・・・、ほんと?」  
 マリアがきょとんとした声で尋ねた。  
 
「その代わり・・・、恋人に犯されろ」  
「な・・・、ふざけないで!」  
「ふざけてなどいない・・・、恋人同士の絡みをこの眼で見てやろうというのだ」  
「どうしてあなたの前でしなければならないのよ!まっぴらごめんだわ!」  
「やらないのならば私がするだけだ・・・、  
こんな優男よりもよほど犯されがいがあるぞ」  
「嫌よ!あなたにやられるくらいなら、喜んでフェイトとしてやるわよ!」  
 マリアは半ばやけ気味に叫んだ。  
「なるほど・・・、では具体的に何をするのかを言ってもらおうか」  
「そんなこと、どうして言わなくちゃいけないのよ!」  
「言わないのなら・・・、このまま私が犯す」  
 アザゼルはマリアの股間に、ズボン越しにおのれのものを擦りつけた。  
「やめて!言う、言うから!」  
「そうか・・・、では言ってもらおうか」  
「こ、これからオチ○ポを・・・アソコに突っ込まれて・・・  
しょ、処女を失いますので、どうか見ていてください」  
 マリアはたどたどしく説明した。  
「まあいいだろう・・・、では準備に取り掛かるか」  
 アザゼルは、マリアをフェイトのそばに転がせ、  
フェイトのズボンとトランクスをずり下ろした。  
「ほほう・・・、こんなに大きくしているとはな」  
 フェイトはマリアが辱められているのを見て、心は拒否していたが―――、  
ペニスが限界までそそり立っていた。  
 
「恋人が犯されているのを見て感じるのか・・・、やはり変態の恋人は変態か」  
「・・・・・・・!」  
 フェイトは律儀に黙り続けていた。  
だが、心はアザゼルをぶん殴りたい気持ちと、自分への叱責で叫び続けていた。  
「まあいい・・・、そうだな準備をしておかねばな」  
 アザゼルはマリアの陰部に手をのばし、愛液をすくった。  
「ふあぁん!?」  
「お前は淫乱だからな・・・、よく取れた」  
 そして愛液をフェイトのペニスに塗りたくった。  
「これで少しは滑りがよくなっただろう・・・、では上に乗ってもらおうか」  
 アザゼルはマリアを、フェイトと向き合うように馬乗りにさせ、  
背後からマリアの腰の位置を調節していた。  
「フェイト・・・、こんな形だけど私、君に処女を奪われるのは全然後悔しないから。  
なるべく気持ちよく動かすから、痛く・・・しないでね」  
 フェイトはこくこくとうなずいて約束した。  
「前置きは済んだか・・・、では始めるぞ」  
アザゼルはフェイトのペニスを垂直に固定し、  
フェイトのペニスのすぐ真上に、マリアのヴァギナがくるようにした。  
マリアは覚悟を決めた。  
「わかった、いくわ―――」 
 
 マリアは腰を沈めようとしたが、不意にアザゼルが動きを止めた。  
「おっと・・・、場所を間違えた」  
 アザゼルはマリアの腰を若干前に動かし、  
彼女のアナルにフェイトのペニスの先端をつけた。  
「え、そっちは違―――」  
 マリアの問いかけは無視され、アザゼルは彼女の穴に一気にペニスを押し込んだ。  
「あぎいいいぃぃぃぃぃっ!」  
 マリアはあまりの激痛に気を失いそうになった。  
「入ったな・・・、では動かすか」  
 すかさず腰を動かされて、マリアは痛みで意識が戻る。  
「いぎぃ・・・!なんで、こんなことに・・・」  
「せっかく処女を恋人に捧げたのだぞ・・・、嬉しくないのか?」  
「普通、こっちのほうに決まってるでしょ・・・、あぐぅ!」  
「ああ前のほうだったか・・・、  
マ○コに欲しいと言ってくれないのでわからなかった」  
 アザゼルはまったく謝罪の無い態度と語調で答えた。  
「ぐっ・・・あなた、わざと・・・」  
「まあいいではないか・・・、  
お前らはプログラムはマ○コもアナルも関係ないだろ・・・、  
どちらにせよヨガればいいだけの話だ」  
「ぐががああぁぁぁっ!ぐぐががぎぐっ!」  
 この言葉でフェイトは切れた。アザゼルに食って掛かろうと、上半身を持ち上げた。  
 だがアザゼルは動じずに冷静に対処する。  
「もうお前に用は無い・・・、しばらく眠っていろ」  
 アザゼルは即効性の麻酔を取り出し、フェイトに注入した。  
「ぐ・・・、う・・・・・・」  
 程なくして、フェイトは眠りについた。  
 
「んぎ・・・、あぐ・・・」  
 直腸を内側からペニスで圧迫されて擦れる苦痛に耐え切れず、  
マリアの身体から脂汗が出てきた。  
「どうやらアナルではお気に召さないみたいだな・・・、  
私が変わりに前を犯してやろう」  
 アザゼルはそう言うと、マリアの身体を半回転させ、  
フェイトの上に彼女の身体を倒した。  
「そんな意味じゃ・・・、お願い、前だけはやめて・・・」  
 マリアは弱々しい声しか出せないほど憔悴していた。  
「駄目だ・・・、お前の処女膜の悲鳴を聞かせろ」  
 アザゼルはマリアの股を広げ、ヴァギナにペニスの先端をつけると、  
少しずつ侵入を開始した。  
「ひぎぃ・・・痛い・・・!」  
「かなりきついな・・・、まるでこちらがアナルのようだ」  
 アザゼルはそれでも強引に突き進め、やがてマリアの処女膜にたどりついた。  
「ここが処女膜か・・・、さてどんな音がするか」  
 アザゼルは処女膜を突き破ろうと、  
マリアの腰を持つ手に力を込めて、自らの身体を押した。  
「んぐぅ・・・、いぎぃ・・・!」  
 しかし処女膜は破れなかった。  
マリアの膣の締め付けがきつすぎるのか、処女膜が厚いのか、これ以上先に進まないのだ。  
「おい・・・、力を緩めろ」  
「んぎぃ・・・、いぐぅ・・・!」  
 しかしマリアは激痛で、とても力を緩めることなどできなかった。  
 アザゼルはしかたなく無理やり処女膜を破ろうとしたが、  
抵抗があまりにも強すぎた。  
「しかたない・・・、処女を奪うのは諦めるか・・・」  
 アザゼルは残念そうにつぶやき、ペニスを抜き始めた。  
 
「た、助かっ―――がっ!?」  
 マリアは安堵の胸をなでおろして、身体の力を緩めた瞬間、  
アザゼルは渾身の力を込めて、彼女の処女膜を破った。  
「か゛・・・あ゛・・・!」  
 マリアはあまりの痛みで白目を向いた。  
「良い顔だ・・・、女の絶望を見るのは格別だ」  
 アザゼルはマリアの意思に関わらず、  
腰を揺り動かし始めた。  
「痛い・・・、い・・・た・・・ひ・・・」  
彼女の陰部からは純潔を失った証の血が流れ出ていた。  
「処女の味は格別だ・・・、血がペニスを刺激して心地良い」  
アザゼルはさらに腰の動きを速めた。  
「ああ・・・、や・・・めて・・・、やめ・・・て・・・!」  
「そうだな・・・締め付けがきついのでもうイキたくなった」  
アザゼルは一番奥にペニスの先端をつけると、己の欲望を吐き出した。  
「嫌・・・、なかは・・・、な・・・か・・・は・・・だ・・・め・・・」  
「もう遅い・・・、私の子供を作らせるために大量に出してやった」  
「そ・・・んな・・・」  
 失意のマリアの眼から、とめども無く涙が溢れた。  
アザゼルは彼女の涙を舌で舐めると、彼女に絶望の宣告を告げた。  
「もうすぐ見回りの警備兵が来る・・・、そいつらにお前を廻させよう」  
「え・・・?」  
「あいつらは最近溜まっているからな・・・、  
きっと四六時中お前を犯し続けるだろうな・・・、  
お前が肉奴隷になるのを楽しみにしているぞ」  
 マリアは言葉を聞き終わらないうちに気絶していた。  
「失神したか・・・、まあいい・・・、次に目覚めた時にはお前の精神を崩壊してやる・・・」  
 アザゼルはマリアの壊れていく様を想像して、  
しばらくの間、嘲笑の笑みが絶えなかった―――。 

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