真実を確かめる為、フェイト達はスフィア社に侵入した。
そこに待ち受けていたあまたの警備兵だった。
何とか全員倒したもののフェイト達の疲労は濃く、
その後、無傷のアザゼルにあえなく敗れ去ってしまった。
フェイト達のダメージはひどく、
現在アザゼル以外で意識があるのは、フェイトだけだった。
フェイト達は皆うつ伏せにされ、
反抗できないように手は後ろに、両足はそろえる様に拘束されていた。
「ふむ・・・、これで抵抗されることはなくなったな」
最後の一人であるマリアを拘束すると、アザゼルは満足の笑みを浮かべた。
「僕たちをどうする気だ!?」
「お前は黙ってろ・・・」
アザゼルはフェイトを一瞥すると、
マリアのロングヘアーの髪の毛を掴んで、強引に意識を覚醒させた。
「う、うぅぅん・・・、え、これって・・・」
マリアは自分の身体の状態にすぐ気がついた。
「目覚めたか・・・、先程の戦闘から察するに・・・、どうやらお前が隊長らしいな」
「いったい私たちをどうするつもりかしら、中間管理職さん?」
「身のほど知らずが・・・、私たち人間にたてつくな・・・、プログラム風情が」
アザゼルに髪の毛を振り回されて、マリアは悲鳴をあげた。
「痛いっ、やめて、やめてったら!」
「やめろっ、これ以上マリアに何かをするのは、僕が絶対に許せないからな!」
フェイトが苦悶の表情を浮かべながら、アザゼルに叫ぶ。
「まだ歯向かうのか・・・?しつこいプログラムだ」
アザゼルは、フェイトの下へ行き、彼のわき腹を蹴った。
「ぐあぁぁっ!」
「やめなさい!フェイトには手をださないで!」
マリアが悲痛の叫びをあげる。
「なんだお前ら・・・、恋人同士になるようにプログラムされてるのか?」
「プログラムなんかじゃないわ!私とフェイトは人間として愛し合っているのよ!」
「そういえば・・・、戦闘中もお互いにかばいあっていたな・・・。
まあ、そんなことはどうでも良い」
と、ここでアザゼルにある考えが閃いた。
「いや、良くないな・・・、いい考えが思いついた」
アザゼルはそう言って、マリアの身体を見まわした。
「な、なによ?」
アザゼルがこちらを薄ら笑いで見ていて、マリアは思わずだじろいた。
先程の見まわしたという表現は適切ではなかった。
マリアの身体を服の下まで、眼でいやらしく舐めまわしていると表現したほうが的を得ていた。
「そんな眼で私を見るのはやめてちょうだい!汚い目で見られると吐き気がするわ!」
「そう吼えるな・・・。実は、私は心理学に興味があってな」
アザゼルは突然、場違いなことを口にした」
「あらそう、心理学も可哀想ね、
あなたみたいな人に興味をもたれちゃ、価値が下がってしまうわ!」
「それは悪かった・・・、実は私はある心理現象を知りたいのだ・・・」
次のアザゼルの言葉は、マリアの心を絶望にかえるだけの力をもっていた。
「プログラムが犯されるとどういう反応をするかをな」
「い、嫌ああぁぁぁぁぁっ!」
「良い悲鳴だ・・・、興奮するぞ」
「やめろぉっ、マリアに手をだすなぁっ!」
「うるさいぞ・・・」
アザゼルは、再びフェイトのわき腹を蹴った。しかし、フェイトは叫び続ける。
「ぐあっ・・・、やめろ、やめろ、やめろおおぉぉぉぉっ!」
「うるさいといって言る・・・、少し黙ってもらおうか」
アザゼルはフェイトの口に、懐から取り出した猿ぐつわをはめた。
「んぐぅぅ、んぐぅぅぅぅっ!!」
「まだうるさいな・・・、これ以上喋ればあいつの命は無いと思え」
アザゼルはマリアをあごで指した。
「んぐっ・・・」
アザゼルの宣告に、フェイトはたまらず黙りこくる。
「それでいい・・・、マリアとか言ったな」
「こっちに来ないで、ケダモノ!」
マリアの叫びに構わず、アザゼルはマリアの耳元に近づき、囁いた。
「私は気の強い女が好きだ・・・、そのほうが快楽に落とすまでの過程が楽しいからな」
「なっ・・・、わ、私はそんなことにならないわ、絶対!」
顔を赤面させて、マリアは反論した。
しかし、これからおこる事を予想してか、彼女の唇は震えていた。
「そうだその反応だ・・・、私は良いプログラムを手に入れた」
アザゼルは満足の笑みを浮かべると、
マリアを仰向けにし、フェイトの顔のすぐ正面にひきずった。
「さあ・・・、彼氏には恋人の陵辱ショーを特別席で見てもらおう」
「嫌ぁ・・・、見ないでフェイト・・・」
「ぐっ・・・」
「眼を背けるな・・・、背ければこいつの命がなくなるぞ・・・」
フェイトが眼を背けることを、アザゼルは拒否させる。
しかたなくフェイトは、マリアの身体を視線に戻した。
「聞き分けがいいな・・・、では始めるか」
フェイトがマリアを見ていることを確認したアザゼルは、マリアの上にまたがった。
そして一枚、また一枚と彼女の衣服をはだけていく。
ついに、マリアの最後の砦でのブラジャーも剥ぎ取られ、
彼女の胸が外部に開放された。
「小さいな・・・、バグか?」
「うるさいわね!貴方には関係ないでしょ!」
気にしている小ぶりな胸を馬鹿にさせたことに腹を立て、
マリアは間髪いれずに叫び返した。
「かわいそうな胸だ・・・、大きくしてやろう」
アザゼルはそう言うなり、マリアの胸を揉み始めた。
「んうぅぅぅっ!やめて!汚い手で触んないで!」
「ふむ・・・、感度は良好か・・・」
「誰が感じてるのよ!思い上がるのもいい加減にして!」
「そういうな・・・、彼氏のためにも喘いでやれ・・・、
お前ををいやらしい目で見ているぞ」
「え!?」
とっさにマリアは、フェイトの方へ振り向いた。
その隙を突いて、アザゼルがマリアの乳首を摘まむ。
「ひあああぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
不意の衝撃に、マリアから思わず甘い声が発した。
「いい声だ・・・、売春婦として素質がある」
「そんな素質ないわ!あなたの耳がおかしいのよ!」
「また反論か・・・、これはお仕置きが必要だな」
アザゼルは呆れた表情をした後、マリアの乳首を強く噛んだ。
「ひぎいいぃぃぃぃぃ!痛い痛い、やめて!」
マリアは苦痛で顔を歪ませながら叫んだ。
「わかった・・・」
アザゼルはあっさりと噛むのを止め、乳首を今度は優しくしゃぶった。
「あふぅぅぅ・・・」
激痛から一転して、舌の柔らかい乳首の刺激に、マリアは甘い声を漏らした。
「やはり噛もう―――」
「いぐぅぅぅぅぅっ!」
アザゼルは対の乳首を噛み潰し、もう片方は爪を立てて激しく捻った。
「しゃぶろう―――」
「んふぅぅぅ・・・」
再びしゃぶった。指の方は乳首をゆっくりと転がした。
アザゼルは、しばらくマリアの胸に強弱をつけて刺激を与え続けた。
そのたびにマリアは、痛がったり甘い声を出したりと、忙しく変化した。
だが、そんなマリアに徐々に変化が訪れた。
「ふぁ・・・あ・・・あぁ・・・」
乳首をしゃぶられ、マリアは快楽の声を漏らす。
アザゼルは、乳首を強く噛んだ。強さは相変わらずきつかった。
「ああああぁぁぁぁぁぁっ!」
マリアは声をあげた。しかし最初の頃と反応があきらかに違う。
「どうした・・・、乳首を噛まれて感じているのか?」
「ち、違う、感じてなんか―――」
もう一度アザゼルは乳首を噛んだ。
「ああぁぁぁ駄目、乳首がおかしくなっちゃうの!」
マリアのだす悲鳴は、甘く切ないものだった。
「胸の感覚が麻痺したのだろう・・・もうお前は乳首を痛めつけられて感じる変態だ」
「そんなことないわ!あなたの気のせいよ!」
「相変わらず口先は強情だ・・・、だが身体は正直だぞ」
アザゼルはマリアの乳首を引っ張った。新しい刺激に思わずマリアは本音を吐露した。
「あはああぁぁぁ、イイッ、イイのぉっ!」
「認めたな・・・、自らが淫乱だという事を」
「うぅ・・・、どうして、どうして・・・」
「よほど感じているな・・・、乳首が勃起している」
アザゼルの指摘どおり、散々弄ばれた影響で、マリアの乳首は赤く腫れ上がっていた。
「ああぁ・・・そんなこと言わないで・・・」
「ふむ・・・、乳首がこの状態なら・・・、下はどうなっているかな」
アザゼルはマリアのスカートをめくった。
アザゼルはマリアのスカートを脱がせ、彼女のショーツをあらわにした。
「これはこれは・・・、ずいぶんと濡らしていたのだな」
マリアのショーツは愛液でべとついており、
薄い生地も手伝ってか、ショーツ越しに陰毛や陰部が透けて見えた。
「いや・・・、見ないで」
マリアは自らの淫乱な反応を指摘され、恥ずかしさで顔を背けた。
その反応にアザゼルは満足の笑みを浮かべると、マリアのショーツに息を吹きかけた。
「ひゃうん!?」
ひんやりとした感触が、マリアの恥部を襲う。
「息だけで感じるとは・・・、そんなに気持ちよかったか?」
「じょ、冗談言わないで、気持ち悪かったわ!」
「そうか・・・、では気持ちよくしてやろう」
アザゼルはマリアのショーツを、引っ張りあげた。
「ひやっ!?」
「いい声で鳴くな・・・、ぜひともさえずりを聞かせてくれ」
アザゼルはそのまま、強弱をつけて引っ張り続ける。
「やっ、やめて、ショーツで、擦らないで、ああぁっ!」
「また愛液が出てきたぞ・・・、
もうお前のショーツでは吸収しきれそうにないな」
事実、マリアの股間周辺の床は、愛液で変色していたのだ。
「あっ、ふあっ、もぅ、駄目、これ以上は!」
まもなくマリアに、絶頂へのカウントダウンが始まった。
「ふぁっ、あぁっ、イイッ、イッちゃ―――!!」
不意にアザゼルの手の動きが止まった。
「あ・・・、どうして・・・?」
「私からの慈悲だ・・・、敵の目の前でイキたくは無かろう?」
「え・・・そ、そうね、そんな恥ずかしいことなんて絶対できないわ!」
マリアは強がって見せたが、身体は更なる快楽を求めていた。
「なら両足を擦りあうのは止めてもらおうか・・・、
イキたがっているようにしか見えないぞ」
アザゼルは薄ら笑みを浮かべながら言った。
無論、マリアの絶頂を止めたのは、こういった反応を楽しむ為だ。
「イ、イキたいだなんて、お、大きな誤解だわ!さ、寒いから擦ってるだけよ!」
疼きがマリアの身体中を支配していた。
言葉がどもって発音するほど、意識が朦朧としてきた。
「どうも信じられないな・・・、確かめてみよう」
疑問のそぶりをしたアザゼルが、マリアのショーツを脱がせにかかった。
「嫌・・・、駄目・・・」
言葉とは裏腹に、マリアは脱がされることに抵抗をしなかった。
「身体は見られたいようだな・・・?ほう・・・」
アザゼルがマリアの陰部をまじまじと見つめた。
「お前のマ○コがひくひく蠢いているぞ・・・、本当はイキたいのだろ?」
「違・・・、違う」
「正直になれ・・・」
アザゼルはそう言うと、
あくまで否定するマリアの割れ目に沿って、やさしく指を這わせた。
「あああぁぁぁっ、イカせて!お願い、イカせて!」
ついにマリアは快楽に負け、自らの欲望を口に出した。
「認めたな・・・、この淫乱が」
「淫乱でもいいの、早くイカせて!もう我慢できないの!」
我慢しきれないのか、マリアは腰を振りながら懇願する。
「そう急かすな・・・、お前の欲情ぶりに恋人が戸惑っているぞ」
アザゼルは、この光景をそばで見ていたフェイトに視線を移した。
「・・・・・・!」
フェイトは憎悪の眼でアザゼルを睨み続けていた。
声を出すとマリアを殺すといわれているので、
叫びたいのを歯軋りして堪えながら口を閉ざしていた。
「よく声を出さなかったな・・・、褒美をやろう」
アザゼルはフェイトを仰向けに転がした。
「なにをする気なの!?」
「こうするのさ」
アザゼルはマリアの足の拘束を解き、彼女を背後から抱きかかえた。
「ひゃん!?」
そして、マリアを中腰にして足をおろさせた。
―――フェイトの顔を足で挟み込むようにして。
「い、嫌あぁぁっ、やめて!」
「恋人に特等席で見られているんだ・・・、しっかりイケよ」
「やめて、恥ずかしいの!お願い、見ないで!」
マリアはフェイトに見られまいと、身体をバタバタ動かした。
「そんなに抵抗するな・・・、いつも見られているのだろう?」
「見られてなんかいないわ!今が初めてよ!」
「なに・・・、ということは処女なのか?」
ピクリとマリアが痙攣した。
アザゼルは、処女ということを認めた反応だと解釈した。
「初めてだったとはな・・・、なら自己紹介をしなければならないな」
アザゼルはマリアのクリトリスの皮をむき、フェイトに直接見せた。
「『こんにちは、私がマリアのクリトリスよ。
貴方にあえて、こんなに勃起しちゃったわ。
マ○コもうれしくてよだれを垂らしているわ』・・・、
とお前の娘が自己紹介をしているのが聞こえたな」
「してない、して―――あああっ!」
マリアの反論は、アザゼルに指をヴァギナにいれられたために中断された。
「いつでも準備OKだな・・・、では恋人の目の前でイってしまえ」
アザゼルはマリアのヴァギナを激しくかき回し始めた。
「あひいいぃぃぃぃ!イイッ、イイのっ!」
膣内を擦られ、マリアはすぐさま快楽の頂点を迎えようとしていた。
「感じちゃうのおぉぉ!あああイクッ、イッちゃうのおぉぉぉっ!」
「さあ・・・、恋人にお前の愛液を振りかけてやれ」
「駄目、イクッ、イクイクイクイクゥゥゥゥゥッ!!!!!」
絶頂の叫びとともに、マリアは陰部から多量の愛液を放出した。
―――いや、愛液だけではなかった。
「お前・・・、尿も一緒に出しているぞ」
「え・・・、嫌ああぁぁぁぁぁっ!」
一瞬何のことか解らなかったマリアだが、下を見て自らの行為に悲鳴をあげた。
そう、彼女はあまりの快楽に、愛液を出しているだけではなく、放尿もしていたのだ。
「まったく・・・、恋人の顔にふり注いでいるぞ」
フェイトの顔の真上に位置していたため、マリアの小水をまともに浴びる。
「・・・・・・っ!」
「嫌あぁぁっ!止まって、止まってえぇぇぇぇぇっ!」
マリアは必死に股間に力を入れて小水を止めようとするが、
戦闘のダメージと快楽に溺れて弱くなった身体では、無駄なあがきだった。
一度噴出した小水は、衰えることを知らないように放出していた。
「なんで・・・、なんで止まんないの!?」
「決まっている・・・、それはお前が変態だからだ」
「そんなこと・・・ああぁ、止まってよ・・・」
マリアの悲痛の願いは通じず、
結局、マリアの放尿が終わるまでにかなりの時間を要した―――。
「私はイけとは言ったがな・・・、小便しろとは言ってなかったぞ」
ようやく放出が終わるとアザゼルは呆れたように口を開いた。
「う、うるさいわね・・・出したくて出したんじゃないわ」
マリアはアザゼルを睨み返した。
しかし、愛する人の前で失禁という痴態をしてしまったショックからか、
眼に涙を浮かべていた。
「恋人がお前の小便で溺れそうになったんだぞ・・・、
なんとか言ってはどうなんだ?」
フェイトは鼻に小水が入った影響からか、咳き込んでいた。
「うあぁぁ・・・ごめんフェイト・・・ごめんなさい・・・」
マリアは涙を頬に伝わせながら、フェイトに謝った。
フェイトは苦しいながら、なんでもないよというようにマリアに微笑み返した。
「フェイト・・・、うっ、ひっく」
「まったく・・・、お前は愛液といい小便といい、いろんな物を流すな」
「ひっく、ひっく・・・、余計なお世話よ・・・」
「休んでいる暇はないぞ・・・、次は私のを静めてもらわないとな」
「え・・・?ひぁうっ!?」
アザゼルはマリアを押し倒し、彼女の腰を持って突き出す形にさせた。
「これだけ濡れていれば充分だ・・・、そろそろ入れさせてもらおう」
「い、嫌!それだけは止めて!」
「私も興奮しているのだ・・・、お前を犯したくなった」
「嫌あぁっ!お願い、何でも、何でもするから!」
「何でもする・・・、お前は確かにそう言ったな?」
「する、します!だから処女だけは奪わないで・・・」
マリアはアザゼルのほうに向いて、必死に懇願した。
「そうだな・・・、恋人の顔に小便する変態ショーも見せてもらったしな」
アザゼルはマリアを嘲た表情をした。
「く・・・」
「今回は特別だ・・・、犯してやらないでもいい」
「え・・・、ほんと?」
マリアがきょとんとした声で尋ねた。
「その代わり・・・、恋人に犯されろ」
「な・・・、ふざけないで!」
「ふざけてなどいない・・・、恋人同士の絡みをこの眼で見てやろうというのだ」
「どうしてあなたの前でしなければならないのよ!まっぴらごめんだわ!」
「やらないのならば私がするだけだ・・・、
こんな優男よりもよほど犯されがいがあるぞ」
「嫌よ!あなたにやられるくらいなら、喜んでフェイトとしてやるわよ!」
マリアは半ばやけ気味に叫んだ。
「なるほど・・・、では具体的に何をするのかを言ってもらおうか」
「そんなこと、どうして言わなくちゃいけないのよ!」
「言わないのなら・・・、このまま私が犯す」
アザゼルはマリアの股間に、ズボン越しにおのれのものを擦りつけた。
「やめて!言う、言うから!」
「そうか・・・、では言ってもらおうか」
「こ、これからオチ○ポを・・・アソコに突っ込まれて・・・
しょ、処女を失いますので、どうか見ていてください」
マリアはたどたどしく説明した。
「まあいいだろう・・・、では準備に取り掛かるか」
アザゼルは、マリアをフェイトのそばに転がせ、
フェイトのズボンとトランクスをずり下ろした。
「ほほう・・・、こんなに大きくしているとはな」
フェイトはマリアが辱められているのを見て、心は拒否していたが―――、
ペニスが限界までそそり立っていた。
「恋人が犯されているのを見て感じるのか・・・、やはり変態の恋人は変態か」
「・・・・・・・!」
フェイトは律儀に黙り続けていた。
だが、心はアザゼルをぶん殴りたい気持ちと、自分への叱責で叫び続けていた。
「まあいい・・・、そうだな準備をしておかねばな」
アザゼルはマリアの陰部に手をのばし、愛液をすくった。
「ふあぁん!?」
「お前は淫乱だからな・・・、よく取れた」
そして愛液をフェイトのペニスに塗りたくった。
「これで少しは滑りがよくなっただろう・・・、では上に乗ってもらおうか」
アザゼルはマリアを、フェイトと向き合うように馬乗りにさせ、
背後からマリアの腰の位置を調節していた。
「フェイト・・・、こんな形だけど私、君に処女を奪われるのは全然後悔しないから。
なるべく気持ちよく動かすから、痛く・・・しないでね」
フェイトはこくこくとうなずいて約束した。
「前置きは済んだか・・・、では始めるぞ」
アザゼルはフェイトのペニスを垂直に固定し、
フェイトのペニスのすぐ真上に、マリアのヴァギナがくるようにした。
マリアは覚悟を決めた。
「わかった、いくわ―――」
マリアは腰を沈めようとしたが、不意にアザゼルが動きを止めた。
「おっと・・・、場所を間違えた」
アザゼルはマリアの腰を若干前に動かし、
彼女のアナルにフェイトのペニスの先端をつけた。
「え、そっちは違―――」
マリアの問いかけは無視され、アザゼルは彼女の穴に一気にペニスを押し込んだ。
「あぎいいいぃぃぃぃぃっ!」
マリアはあまりの激痛に気を失いそうになった。
「入ったな・・・、では動かすか」
すかさず腰を動かされて、マリアは痛みで意識が戻る。
「いぎぃ・・・!なんで、こんなことに・・・」
「せっかく処女を恋人に捧げたのだぞ・・・、嬉しくないのか?」
「普通、こっちのほうに決まってるでしょ・・・、あぐぅ!」
「ああ前のほうだったか・・・、
マ○コに欲しいと言ってくれないのでわからなかった」
アザゼルはまったく謝罪の無い態度と語調で答えた。
「ぐっ・・・あなた、わざと・・・」
「まあいいではないか・・・、
お前らはプログラムはマ○コもアナルも関係ないだろ・・・、
どちらにせよヨガればいいだけの話だ」
「ぐががああぁぁぁっ!ぐぐががぎぐっ!」
この言葉でフェイトは切れた。アザゼルに食って掛かろうと、上半身を持ち上げた。
だがアザゼルは動じずに冷静に対処する。
「もうお前に用は無い・・・、しばらく眠っていろ」
アザゼルは即効性の麻酔を取り出し、フェイトに注入した。
「ぐ・・・、う・・・・・・」
程なくして、フェイトは眠りについた。
「んぎ・・・、あぐ・・・」
直腸を内側からペニスで圧迫されて擦れる苦痛に耐え切れず、
マリアの身体から脂汗が出てきた。
「どうやらアナルではお気に召さないみたいだな・・・、
私が変わりに前を犯してやろう」
アザゼルはそう言うと、マリアの身体を半回転させ、
フェイトの上に彼女の身体を倒した。
「そんな意味じゃ・・・、お願い、前だけはやめて・・・」
マリアは弱々しい声しか出せないほど憔悴していた。
「駄目だ・・・、お前の処女膜の悲鳴を聞かせろ」
アザゼルはマリアの股を広げ、ヴァギナにペニスの先端をつけると、
少しずつ侵入を開始した。
「ひぎぃ・・・痛い・・・!」
「かなりきついな・・・、まるでこちらがアナルのようだ」
アザゼルはそれでも強引に突き進め、やがてマリアの処女膜にたどりついた。
「ここが処女膜か・・・、さてどんな音がするか」
アザゼルは処女膜を突き破ろうと、
マリアの腰を持つ手に力を込めて、自らの身体を押した。
「んぐぅ・・・、いぎぃ・・・!」
しかし処女膜は破れなかった。
マリアの膣の締め付けがきつすぎるのか、処女膜が厚いのか、これ以上先に進まないのだ。
「おい・・・、力を緩めろ」
「んぎぃ・・・、いぐぅ・・・!」
しかしマリアは激痛で、とても力を緩めることなどできなかった。
アザゼルはしかたなく無理やり処女膜を破ろうとしたが、
抵抗があまりにも強すぎた。
「しかたない・・・、処女を奪うのは諦めるか・・・」
アザゼルは残念そうにつぶやき、ペニスを抜き始めた。
「た、助かっ―――がっ!?」
マリアは安堵の胸をなでおろして、身体の力を緩めた瞬間、
アザゼルは渾身の力を込めて、彼女の処女膜を破った。
「か゛・・・あ゛・・・!」
マリアはあまりの痛みで白目を向いた。
「良い顔だ・・・、女の絶望を見るのは格別だ」
アザゼルはマリアの意思に関わらず、
腰を揺り動かし始めた。
「痛い・・・、い・・・た・・・ひ・・・」
彼女の陰部からは純潔を失った証の血が流れ出ていた。
「処女の味は格別だ・・・、血がペニスを刺激して心地良い」
アザゼルはさらに腰の動きを速めた。
「ああ・・・、や・・・めて・・・、やめ・・・て・・・!」
「そうだな・・・締め付けがきついのでもうイキたくなった」
アザゼルは一番奥にペニスの先端をつけると、己の欲望を吐き出した。
「嫌・・・、なかは・・・、な・・・か・・・は・・・だ・・・め・・・」
「もう遅い・・・、私の子供を作らせるために大量に出してやった」
「そ・・・んな・・・」
失意のマリアの眼から、とめども無く涙が溢れた。
アザゼルは彼女の涙を舌で舐めると、彼女に絶望の宣告を告げた。
「もうすぐ見回りの警備兵が来る・・・、そいつらにお前を廻させよう」
「え・・・?」
「あいつらは最近溜まっているからな・・・、
きっと四六時中お前を犯し続けるだろうな・・・、
お前が肉奴隷になるのを楽しみにしているぞ」
マリアは言葉を聞き終わらないうちに気絶していた。
「失神したか・・・、まあいい・・・、次に目覚めた時にはお前の精神を崩壊してやる・・・」
アザゼルはマリアの壊れていく様を想像して、
しばらくの間、嘲笑の笑みが絶えなかった―――。