大陸中に多くの信者を持つアペリス教の発祥の地である、シーハーツ王国。
この国には二人の代表的な戦士がいる。通り名はクリムゾン・ブレイド。
彼女らなくして、シーハーツを語らないことができないほど、重要な存在だ。
そんな、クリムゾン・ブレイドの二人が夜の関係を迎えた後、ちゃくちゃくと親密な
関係を強めていた―――。
ざわ・・・。
ざわ・・・。
シランドの街の人々が、街中を歩いている二人の女性を注目している。
「クレア・・・、まだ歩くのかい・・・?」
「まだ半分もきていないわ、ネルがゆっくり歩いているからよ」
歩いているのは、クリムゾン・ブレイドの通り名を持つ、ネル・ゼルファーと
クレア・ラーズバードだ。
「ん・・・く・・・」
ネルは顔を赤らめてうつむくという、毅然とした態度の普段からは考えられないの、
恥じらいの表情を見せていた。
「可愛い表情よネル、今の服装によく似合っているわ」
街の人々がネルとクレアを注目している理由、それは二人がメイド服を着ていたからだ。
国を代表する戦士のあまりにも意外な姿に、驚きを隠すことが出来ず、素通りしていく
わけにはいかなかったのだ。
「せめて人通りの少ないところへ行こうよ・・・」
しかし、ネルが恥ずかしがっている理由はそれだけではない。
「それは駄目。もう少し顔を上げてみんなと眼を合わせて」
「恥ずかしいよ・・・」
「顔を上げて」
クレアは手に持っているリモコンの、スイッチのメーターを上げる。
「んんんっ!?」
その瞬間、ネルは歩みを止めて艶のある声を漏らす。
「このまま街中でイク?」
「んんっ、んんっ!」
唇を噛み締めて声を押し殺そうとしながら、ネルはかぶりを振る。
「そう、それならしっかり前を見るのよ」
クレアがメーターを下げると、ネルは眼に涙を浮かべながら顔を上げた。
「うぅ・・・」
先ほどネルが声を漏らした理由。それは膣内に入れてあるバイブが強く振動したからだ。
長時間バイブを入れられたまま街中を歩かされ、時折バイブの振動を強くされ、ネルは
膣内の刺激に気が狂いそうになっていた。
「クレア・・・、せめて裏地でイカせておくれ・・・」
「出来ない相談ね。イクなら奉仕する意味をこめて、みんなの前でイって」
ネルが声を漏らしたせいか、先ほどよりギャラリーは多くなっていた。
「そんなの無理だよ・・・」
クレアが言った己の痴態を想像し、ネルは恐怖に包まれる。
「なら、城にたどり着くまで我慢しましょう」
クレアが再び歩みだす。
「わかったよ・・・」
仕方なくネルもつられて歩き出す。
ざわ・・・。
ざわ・・・。
「はぁっ・・・、はぁっ・・・!」
街の人々にメイド服姿を見られて恥ずかしながら、一歩一歩歩くごとに膣内を擦られる
刺激に絶えながら、ネルは必死に平静を装っていた。
ことの発端は、クレアの部屋から始まった。
「ふぅ・・・」
銀髪に黄土色の瞳をしたクレアは、鉛筆を手に取って写生を行っている。
「クレア・・・、まだなのかい?」
モデルとなっているのは、赤髪に紫の瞳を持つネルだ。椅子に座り、両膝の上に手を
乗せてじっとしている。
「後少しよ、もじもじしないでちゃんとこっちを見て」
「もう限界だよ、恥ずかしいよ・・・」
ネルが赤面している理由、それは一糸も纏わない姿でいるからだ。引き締まった筋肉と
同時に女性特有の柔らかさを備えているスレンダーな長身が、余すところなく、クレアの
眼に晒されている。
「もう少し髪にボリュームをつけておいたほうがいいわね・・・」
「まだ修正するのかい・・・」
朝から絶えず己の裸身を見られ、ネルは身体全体がクレアに包み込まれている錯覚を
覚えていた。
「できたわ」
クレアが完了の合図を口にする。
「本当かい?よかった・・・、おめでとうクレア」
クレアを祝福すると同時に、これで服を着られると、ネルは安堵した。
「ねえ、ネル。こっちに来て、完成した絵を見て欲しいの」
「ああ、いいよ」
ネルがクレアのそばに行き、絵を覗き込む。
「これが・・・、私なのかい?」
ネルは思わず、眼を見開く。そこに書かれていた彼女は、凛々しくて優しい笑みを
浮かべ、羨望を抱かせる身体をしていた。
「どうかしら?」
「すごく丁寧に美しく描かれているよ・・・、私じゃないみたいだよ」
感嘆のため息をついて、ネルは感想を言った。
「これはまぎれもなくネルよ。わたしが愛情をいっぱい込めて描いたの・・・」
言葉が終わるか終わらないかのうちに、クレアがネルに抱きつく。
「愛してるわ、ネル・・・」
そして、ネルの背中とお尻に手をそえて、唇を交わす。
「んっ・・・、んむ、んぅ・・・」
ネルは一瞬戸惑いながらも、すぐに受け入れて、優しく抱きしめ舌を絡み合わせた。
「そうそう、ネルにプレゼントがあったわ」
唇を離した後、クレアが洋服ダンスに向かう。
「なんだい?」
「ちょっと待って・・・、あったわ」
クレアが目当てのものを見つけて取り出した。
「こ、これって・・・!?」
クレアの手にしているものを見て、ネルが驚く。
「あなたの新しいユニフォームよ、これを着て欲しいの」
それは紺と白色を基調とした、フリルが散りばめられているメイド服だった。
「な、なんでこんなものが、私の新しい服なんだい!?」
自分にはあまりにも不釣合いな服に、ネルは疑問の声を荒げる。
「あら、気に入ってもらえなかったかしら?」
「気に入る気に入らないというより、私には似合わないよ」
「そんなことないわ、ネルは何を着ても似合うもの。それに、メイド服は隠密戦士と
相性の良いものなのよ」
「どういうことだい?」
「メイドは相手に奉仕を行う職業だから、最初に見ると相手に優越感が生まれて油断
してくれるものなの。それに、両国に名高いクリムゾン・ブレイドがメイドに変装
しているなんて、普通は考えられないから、敵を欺くのにピッタリね。それに動きやすい
から、戦闘でも違和感なく戦えるわ」
「そういうものなのかい・・・?」
説明を聞いて、ネルはわかったようなわからないような微妙な顔をする。
「ええ、ある屋敷に潜入調査するときなんて、メイド服を着るのが一番よ。さっそく着て、
街のみんなに見せびらかしましょう」
「ちょ、ちょっと待って!今、すごいこと言わなかったかい!?」
微笑んでいるクレアに、ネルが動揺の表情をありありと見せる。
「どうしてすごいことなの?試着したものを見てもらって感想を聞くのは、ごく普通のことよ」
「だけど、みんなに見られるなんて恥ずかしいよ・・・」
ネルはメイド服を着た自分を想像して、顔を朱に染める。
「そう、嫌なの・・・。せっかくわたしが国中を調査して選んだ服なのに・・・」
クレアがうつむき、沈んだ口調になる。
「そうよね、服装センスの無いわたしが選んだ服なんて着れるわけないわよね・・・」
「わ、わかったよ、ありがたく着るよ。だから泣かないでおくれ」
ハンカチを取り出したクレアを、ネルは慌ててなだめる。それに考えてみれば、
歪のアルベルの服装に比べれば、ぜんぜん恥ずかしくないではないか。
「ありがとう、ネル。そうそう忘れていたわ・・・」
一瞬にして喜びの表情を取り戻したクレアが、ふたたび洋服ダンスにむかう。
「このメイド服の下着はこれよ」
クレアが取り出したのは、バイブ付きのレザーパンツだった。
「なっ・・・、嫌だよ!」
「嫌と言われても困るわ。このレザーパンツはメイド服の立派な一部分なのよ」
「そんなこと言われても・・・!」
「このメイド服をありがたく着ると言ったのはネルよね。わたしは確かにこの耳で
聞いたわよ。それとも・・・」
クレアがネルに詰め寄る。
「ネルは下着を履くのが嫌いなのかしら?」
クレアの瞳が厳しいものとなる。
「それならまた、黒パンツはすべて没収しておこうかしら」
「わ、わかったよ・・・、履くよ・・・」
以前戦闘服着用の際に、黒パンツを履くことを許されなかったことが、ネルの脳裏に
蘇る。あんな仕置きは二度とされたくないと、ネルはメイド服を着て、そしてレザー
パンツをゆっくりと履いてバイブを埋めていった。
そして現在にいたるまで、ネルは下腹部への刺激と人々の視線を引き連れて、
メイド服でシランドの街を歩き回った。
「ようやく、城にたどり着いたよ・・・」
シランド城に入り、ネルが安堵の表情を浮かべる。
「ちょっと小用があるから、ネルは先にわたしの部屋に行ってもらえないかしら?」
「ああ、いいよ・・・」
駆け足で去って行くクレアを横目に、ネルは内股でヨタヨタと歩きながらクレアの
部屋を目指す。断続的な疼きがネルを苦しめるが、もうすぐ開放されると思うと、
少し落ち着いてくる。
「誰にも会わないように・・・」
「あれぇ、ネル様ですぅ〜」
「あっ、本当だ。ネル様ぁっ」
そんな気持ちとは裏腹に、背後から聞きなれた声がしてくる。
「ファリン・・・、タイネーブ・・・」
振り向くとそこには、ネルの直属の部下二人がいた。ネル並みとまではいかないが、
かなりの戦闘技術をもっている。
「うわぁ、ネル様可愛い格好ですぅ〜」
「このメイド服、ネル様のためにオーダーメイドされたのですか?とっても似合っていますよ!」
二人は目を光らせながら近寄ると、ネルのメイド服姿をじろじろ見回す。
「あ、あんたたち・・・!」
今のネルには、好奇の眼で身体を見られることが、いやらしく眼で舐めまわされる
ように感じ、羞恥心を増大させるのだ。
「もういいんじゃないかい・・・」
ネルは目配せで、これ以上のファッション観察の拒否を求める。
「黒と白のコントラストが、ネル様にぴったりですぅ〜」
「ミニスカートがまた、かっこよくてかわいいですよね!手袋もはめ心地がよさそうです!」
どうやらネルの思いは伝わってないようだった。
「あれぇ、ネル様の太腿の施文がないですぅ。どうやって消したんですかぁ?」
そのうち、ファリンがある事実に気づく。施術に必要な施文を、メイド服の際には
隠したほうが良いと、クレアによって特殊な化粧で見えなくしているのだ。
「気になるですぅ〜」
ファリンがネルの太腿を下から覗き見ようとする。つまりこのままでは、
ネルに埋め込まれているバイブが、ファリンの眼に映ることになる。
「見るんじゃないよ!」
ネルが反射的に大声を上げた。
「ふええぇっ!?」
「ネ、ネル様!?」
驚く二人に対して、ネルが叱責する。
「あんた達、もう訓練の時間じゃないのかい!?こんなところで道草食わずに、さっさと
訓練場へいかないかい!サボってるんじゃないよ!」
「ひええぇ、ごめんなさいですぅ!」
「さっそく訓練に行ってきます!」
ファリンとタイネーブは一目散に立ち去っていった。
「ん・・・、ぅんっ・・・」
ネルは壁に手をつき、身体をくねらせる。
「駄目よネル、部下に八つ当たりなんてしちゃ」
「クレア・・・」
いつの間にかそばにいたクレアに、ネルは抱きつく。
「クレアァ、アソコが切ないよぉ・・・。もう我慢できないよぉ・・・」
先ほどまでの毅然とした表情は消え、ネルは甘えた声を出して懇願した。先ほどの
部下の実質的には視姦により、ネルの身体は燃え上がっていたのだ。
「ええ、もうすぐわたしの部屋だから、到着したら思う存分可愛がってあげるわ」
「ありがとう、クレア・・・」
クレアに頭を撫でられ、ネルの表情が安らかになった。そして、二人が部屋に
向かおうとしたとき、新たな人影が現れる。
「さて、せっかく来たのですから、紅茶でも用意しましょうか」
自分の個室についた女王は、部下をもてなそうとする。ちなみにラッセルはここには
いない。彼は今、トイレで独りごとでもつぶやいていると思われる。
「いえ、陛下にそんなことをさせるわけにはいきません」
「お構いなく陛下、んんんっ・・・」
ネルは身体じゅうに汗を発散させ、顔を赤らめながら吐息をもらす。もし女王が
いなければ、ためらい無くオナニーを始めていたであろう。今の彼女の思考は、早く
疼きを取り去りたいことでいっぱいだった。
「ネル、なぜそのように息を荒げているのですか?」
「いえ・・・、なんでもないです・・・」
「なんでもない、というのですか・・・」
女王がネルのそばに近づく。
「嘘はいけませんよ」
「ふああっ!?」
ネルから喘ぎ声が発せられる。女王にスカートの中へ手をいれられ、股間を刺激
されては無理もなかった。
「すっかり身体が敏感になっているではないですか」
「どうしてそれを・・・」
「私はシーハーツ女王ですよ。部下のことは手に取るようにわかります。あなたの態度を
見れば、性的な刺激を受けていることは明白です」
「さすが陛下です。立派な眼力を備えていらっしゃいます」
クレアが女王に賛辞の言葉を送る。そして、ネルにわからない様にほくそえむ。
実は、ネルに他人に見られながら性行為を行うことに、快感を覚えさせようという、
クレアの策略だったのだ。昨日、女同士の性行為に理解を示していた女王に、お近づきに
なっておくという意味合いも兼ねて、ネルの痴態を見て欲しいと提案した。女王は、
喜んでこの提案を受け入れた。そして、先ほどネルの元を去って女王のもとへやってきた
クレアに、準備が出来たと告げられ、ネルのもとにやってきたのだった。
「ネルの下着を脱がせなさい、クレア」
女王がクレアとの約束に交わされた、予定通りの命令をおこなう。
「かしこまりました」
「ちょっ、クレア!?」
「ネル、陛下のご命令よ。素直に聞いて」
クレアがネルのレザーパンツに手をかけ、脱がせてゆく。あまりの出際のよさにネルは
反抗できず、反射的に足を上げて、下着を脱いだ。
「スカートを上に持ち上げなさい、ネル」
「は、はい・・・」
言われたとおりにするとその結果、ネルの薄く生えそろった恥毛が、愛液でべっとりと
濡れた状態となっていることが明らかとなる。
「ふむ、ぐしょ濡れですね・・・」
「恥ずかしいです・・・」
痴態のポーズをとらされ、ネルは顔をうつむけて恥ずかしがった。
「ごらんください、陛下。このバイブを」
クレアはネルから脱がせたバイブ付きのレザーパンツを、女王に献上した。
「これはこれは・・・、ずいぶんと濡らしていますね。湯気まで出ていますよ」
女王は呆れた声で、愛液まみれのバイブをしげしげと見た。そして鼻先を近づけ、
匂いをクンクン嗅ぐ。
「や、やめてください、陛下!」
「ほう、私のすることにケチをつけるつもりですか?」
女王の鋭い眼光が、ネルの瞳を見やる。
「い、いえ、それは・・・」
「まあ、無理もありません。これだけ匂わせているということは、ネルが怒涛の如く
発情しているのが、丸わかりですからね」
女王の目線が、太腿へと移る。下着を脱がされ、障害物の無くなった秘所から、愛液を
止め処なくつたわせていた。
「はい、陛下。先ほどまでネルについていたのですが、ネルの体臭がプンプン匂ってきて、
わたしまで感じてしまいました」
「そ、そんなに匂ってないよクレア!」
「ふふふ・・・」
ネルが慌てて否定するが、クレアは意に返さない。
「なるほど・・・。バイブがこれだけ濡れているということは、ネル自身はどうなって
いるのでしょうね」
女王はネルに対して、次の命令を下した。
「三角座りをして脚を開きなさい、ネル」
「そ、そんな・・・」
つまりネルの大事な部分を女王に丸見えにするようにせよということだ。
「どうしましたか、早くするのです」
「陛下・・・、お慈悲を・・・」
「駄目です、言うことに従いなさい。さもなくば、バイブをいれていたことを街中の、
いえ国中の民衆に報告しますよ」
「わ、わかりました・・・」
ネルは床に座り、脚をガクガク震わせながらM字に開脚した。
「両手は膝の上に乗せるのですよ」
「はい・・・」
これにより、傍目からは自分から積極的に脚を開いているように見える。そうネルは思い、恥辱感が増す。
「これで淫乱なポーズになりましたね。あなたのいやらしいサーモンピンクから、お汁が
トロトロ零れているのが丸見えですよ」
「んんん・・・」
女王に言葉で嬲られ、ネルの身体がますます火照っていった。
「クレア、ネルを愛撫してあげなさい」
「かしこまりました」
クレアがネルの背後に座り、後ろから服越しに美乳をわしづかみにする。そして、
ゆっくりと揉みしだく。ブラジャーをつけていないため、服を先端が擦りあげる刺激も
追加される。
「こんなに乳首を尖らせて・・・、そうとう身体がいやらしくなっているのね」
「んんっ・・・、ああっ・・・!」
柔らかい刺激に、ネルの頭がボーっとし、瞳がトロンとしていった。
「ネル、どうしてこれだけはしたない身体になっているのか、詳しく説明しなさい。
拒否することは許しませんよ」
女王が尋問を始める。ネルは悩ましい呼吸をしながら、ポツリポツリと告白していく。
「はい・・・、まず朝からクレアに・・・、私の裸身を書かれているときに・・・、
いやらしい妄想をしていました・・・。その後、メイド服を着せられ、さらにバイブを
アソコに入れらされ―――」
「アソコを、ではわかりません。具体的な名称を言いなさい」
「そ、それは・・・」
「聞こえなかったのですか?」
「わかりました・・・」
女王に睨まれ、ネルは蛇に睨まれた蛙のようになりながら、さらに言葉を続ける。
「バイブをオ・・・、オマ○コに、んっ・・・入れらされて・・・、ずっと街を歩かされ
ました・・・。途中多くの人々に見られ・・・、頭の中で淫らなことをされていると
思うと・・・、オマ○コがどんどん疼いて・・・、イキたい気持ちでいっぱいでした・・・」
「民衆の前でイキたいと思いましたか?」
「はい、何度も思いました・・・。だけどクリムゾン・ブレイドとして・・・、人前で
醜態を曝すわけにはいかないので・・・、気力で我慢してきました・・・。だけど・・・」
ネルは身体をくねらせながら話している。秘所がヒクヒクとわななき、秘豆はプックリ
充血して膨らんでいる。彼女の興奮ボルテージが限界にたどり着こうとしていた。
「今こうして恥ずかしい格好をされて・・・、陛下にオマ○コを見られて・・・、
クレアに胸を揉まれて・・・、どんどん淫乱な気持ちが強くなってきて・・・!あああっ、
陛下お願いです!もうイキたいんです!クレアと二人きりにさせてください!」
ついに理性のガスタンクが爆発し、ネルは狂うように叫んだ。
「いやらしい告白だったわよ、ネル。わたしも濡れてきたわ・・・」
クレアは顔を赤らめ、股間をネルの背中に押し付けて擦っていた。
「そうですか、正直に話してくれたネルには、これを進呈しましょう」
女王が懐からあるものを取り出す。
「えっ、ダガー・・・?」
「そうです、名称は『バルバード』といい、私が護身用に持っているものです。さあ
クレア、このダガーを持ちなさい・・・」
女王は鞘に収められているダガーを、ネルにではなく、クレアに手渡す。
「そして、ネルの中にこのダガーを入れなさい」
「かしこまりました」
「えっ・・・!?」
女王の言っている意味がわからず、ネルがキョトンとしている隙に、クレアがダガーの
握りの部分を、ネルの膣内に挿入する。
「ふあああぁぁぁっ!?」
入れられた瞬間、ネルは身体を力いっぱい仰け反らせた。
「入れただけで軽くイクとは、そうとう淫乱なのですね」
「その通りです、陛下。ネルはとってもエッチな身体と心を持っているのですよ」
「駄目です陛下、見ないでください!」
ネルが脚を閉じようとした瞬間、女王の手が割り込み、再度開かれる。
「勝手に脚を閉じることは許しません」
「しかし、陛下・・・!?」
「開きなさいと言っているのです」
「うう・・・」
ネルは素直に言うことを聞き、女王の手がどかれても脚を広げたままでいた。
「それじゃ、動かすわよネル」
クレアは挿入したダガーを、あるときは前後に出し入れされ、あるときは膣内で
捻られ、膣内を擦り上げてネルを刺激する。
「やぁっ、陛下に見られてる・・・、エッチなことされてる私を見られてるよぉ・・・・」
ネルの秘所からは、ちゅぷちゅぷと愛液のさえずりを奏でさせていた。
「ねえネル・・・、本当は陛下に命令されて無理やり辱められている今の状態が、
たまらなく好きなんでしょう?」
クレアがネルの耳元に息を吹きかけながら尋ねる。
「えっ、そ、それは・・・」
ネルがドキリと驚き、眼を見開く。
「嘘を言わないで。あなたが被虐的な扱いに興奮することは、抱いてきたわたしが良く
知っているわよ。本当、真性のマゾなのね」
「んはぁっ、そ、その・・・」
「クレアの言うとおりですね。マゾと言われたとたんに、アソコがキュッとしまりました」
「あぁ・・・」
ネルの身体は嘘をつけなかった。もう、本心を言うしかない。
「陛下・・・、もっと見てください・・・。どうかいやらしい眼で、私を蔑んで下さい・・・」
卑屈な眼をして、ネルは女王に懇願した。
「いいでしょう、犬のように見てあげますから、遠慮なく感じなさい」
「さあネル、正直に言ったご褒美よ」
クレアはダガーの動きを徐々に速めていく。
「ひあんっ、はあっ、あ、あ、あ、あっ!」
と同時にネルの声のトーンが高くなる。
「ネル、感じて。いっぱい感じて」
「クレアに、ズボズボッ、攻められてる、よぉっ!気持ちイイッ、気持ちイイよぉっ!」
「まったく、ダガーで感じる人なんて信じられませんね。あさましいものです」
「あああっ、陛下にっ、そんな眼でっ、見られるとっ!」
女王に呆れた口調と冷ややかな眼で見られ、ネルの性質がより淫靡になる。
「狂うっ!狂ってしまうよぉっ!」
そして快楽を貪る雌に変貌した。
「いい声よネル、アソコもジュボジュボ喜んでいるわね」
「お汁が床を水浸しにしていますよ。よくこんなに垂れ流せるものですね」
「それはぁっ、ネルがぁっ、淫乱だからぁぁぁっ!」
口から涎を垂らしながら、ネルは自ら淫らな言葉を言って身体を昂ぶらせる。
「ふぁんっ、はぁんっ、あぁんっ!」
今のネルの心と身体は、性の煩悩で埋め尽くされていた。
「すごいいぃぃっ!も、もうっ、もうらめらよぉっ!」
程なくして、ネルの全身が小刻みに震えてくる。
「そろそろスパートなのね、ネル!」
ダガーの動きが最大限に加速される。
「ひやあぁぁっ!イクうぅぅっ、イッちゃうよぉぉっ!」
まもなく、ネルに極上の頂点に達する瞬間が訪れる。
「イキなさい、ネル!」
「ふああああぁぁぁーーーーーっ!!!!!」
女王の合図とともに、ネルは身体をビクビクさせて、潮を噴いた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・、はあぁぁ・・・」
絶頂をむかえたネルは、力が抜けて放心状態になる。
「素晴らしいヨガリっぷりでしたよ、大変満足しました」
「ありがとうございます、陛下・・・」
女王に頭を撫でられ、ネルが嬉しそうに微笑む。
「しかし、クレアは満足していないようですね」
「え・・・?」
ネルが後ろを振り向くと、クレアが顔を赤らめてもじもじしていた。
「ネル・・・、どうしてくれるのよ・・・」
クレアはネルの手を掴むと、自分のスカートの中へ押し付る。
「あんまり気持ちよさそうに喘ぐものだから、わたしも我慢できなくなったわ・・・」
ネルの手のひらに、びちょりと濡れたショーツの感触が伝わった。
「あ・・・」
「ネル、今度は二人で一緒に感じあいましょう」
「うん、いいよ・・・」
「見てくださいますでしょうか、陛下?」
クレアもまた、見られることに快感を覚えようとしていた。
「もちろんですよ、クレア。部下達のまぐわいを、快く堪能させてもらいましょう」
陛下は微笑を返して、二人の行いを待つ。
「それでは陛下、わたしとネルによる、享楽の二重奏をお聞きください・・・」
「クレア・・・、私をいっぱい愛しておくれ・・・」
この後しばらくの間、二人の艶のある声が女王の部屋を占拠することなる―――。