エヴィアは自室で細工に没頭していた。
決められたノルマはこなしているだがそれでは娘を良い学校には行かせられない、ああ神よ!
何故貴方はこの私に娘を裏口入学しても余裕で暮らせるだけの財産を与えてくれないのだろうか!
「エヴィアさん、起きてらっしゃるかしら・・・?」
ふとドアの方から声が聞こえる、誰だ?こんな時間に、不審に思いながらエヴィアはドアを開ける。
「・・・ああ、ミスティさん、なんでしょうか?こんな時間に・・・」
「いえ、別にたいした用事はないのですが・・・・すこしお時間よろしいでしょうか?」
「まあ・・・すこし位なら時間はありますが、ああ、立ち話もなんですから、どうぞ中へ」
「なら、遠慮なく・・・」
エヴィアはミスティを自室に迎え入れた。
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「よし、第一段階、部屋に入る事成功ですよ、みなさん!」
「よぅし!これでミスティさんがエヴィアを誘惑して万事解決じゃ!!」
「えっ!一体どういう状況なんですか!?ちょっとぉ!みれませんよお!ゴッサムさん!!エリザちゃん!!」
ドアの隙間からその様子をマユとゴッサム達は覗き見をしていたのだ・・・
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「で、お話というのは・・・?」
「いえ、改めてお話する事は無いのですが・・・・すこし寂しくなりましてね・・・・」
エヴィアが差し出したコーヒーを手にミスティはすこし切なそうに語りだす。
「私は・・・夫とは意見の食い違いで別れてしまい・・・愛する子供には先立たれてしまい・・・心にポッカリと穴が空いてしまったんです・・・
貴方はアクアちゃんが居るとは言え、私とよく似た境遇、もしかしたらこの穴を埋めれると思って・・・・」
そう言いながらミスティはおもむろに脱ぎだした。
服を脱いだ彼女は一度出産したとは思えない美しい体をしていた。
「単刀直入に言います・・・私を・・・抱いてくださらないですか・・・・?」
裸になりミスティはエヴィアに抱きつき耳元でそう囁いた、サキュバスというものが実在すると言うのであれば、正に今の彼女みたいな姿
をしていることだろう。
「いや、私は妻と娘以外の女性にはあまり興味がないのだ、すまないが他を当たってくれ」
ミスティの豊満な体を見てもエヴィアは冷静に言い放った。
「そんな事言わないで・・・・抱いてくださいな・・・?」
「しつこいですねえ・・・仕方ない、性能のテストも兼ねてこれでお相手しましょう・・・!」
そう言いながらエヴィアは引き出しの中から棒状の何かを取り出した。
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「あ、アレは一体なんなんでしょうか・・・?」
「ま、まさか!も、もしやアレは・・・・!?」
「な、何?知っているんですかゴッサムさん!!」
その棒状の何かをみて青ざめるゴッサムにマユは聞いた、ゴッサムは青ざめながら説明を始めた。
「ま、まさかだとは思うのじゃが・・・古来シーハーツの女戦士達がどんな性的拷問にも耐えれるようにと修行のため作られたと伝われている大人の施術兵器、『桃色媒武』!
施術を送るスイッチを入れると激しい振動と共に女性の中で伸縮自在に動き出すし女性のGスポットに直撃すると言われる禁断の細工品じゃ!!
使用したものは修行どころでは無く、快楽に身を委ねてしまうが為につくり方自体封印されたと聞いたが、まさか製作できる男がこの世に居ようとは・・・・」
もしこの場にフェイトが居たら、クオッドスキャナーに『シーハーツの封魔師団の黒歴史 民明書房』が出ていた事だろう。
そして突っ込んでくれたであろう、『それって細工じゃなくて機械なんじゃ・・・?』と!!
「そ、そんなもの使われたら、ミスティさんが!!」
「しかしワシらが出てきた所でなんの役にもたたん!ここはミスティさんを信じるんじゃあ!」
そんな会話を繰り広げつつ、マユ達はミスティVSエヴィアの戦い(?)を固唾を飲んで見守っていた────────
「貴方の相手はこれが引き受けますよ・・・」
喋り終える間もなくミスティの秘所にその施術兵器、『桃色媒武』(以下バイブ)をつっこみ、スイッチを入れた、ミスティの秘所はもう在る程度は濡れていた。
「あうっ・・・!!はっ!ああっ!!」
入れた瞬間突然ミスティはよがり始めた、女陰から淫汁があふれだしている。
「すっ!凄い!!ハッ!ああん!!イイ!!ああああっ!!ァ!!」
「ふむ・・・入れた瞬間このよがり方・・・成功みたいだな。」
ヨガリまくるミスティを見ているというのに淡々と話すエヴィア。
「ああっ!中で動く!中で動くのおぉぉぉっ!あぁぁぁぁぁぁんっ!」
「想像以上のこのよがり方、市場に出せば大ヒット間違い無しだな・・・・クックック・・・これでアクアを・・・」
これでアクアをレベルの高い学校へ入学させる事ができる、エヴィアはそう思いながらよがるミスティに語りかけた。
「これはまだ試作品でね、市場に出る前に色々アンケートをとらせて貰おうか?具体的に何処がいい?」
「ぜ、全部がいいのぉ!!私の中で動くのぉ・・・はぁぁぁっ!ああああん!!」
ダメだ、アンケートどころじゃないな、まあ成功みたいだし、手っ取り早くおわらせるか。
そう思い、エヴィアはバイブのスイッチを強に入れなおした。
「はぁぁぁぁっん!!凄い!凄いのぉ!!い、イク!!イク!!ひう!ひあぁあぁぁっ!!あくぅぅっ・・・」
ミスティはめぐるめぐるバイブの快楽に耐えられる筈も無く、絶頂を向かえその場に倒れこんだ。
「貴方のデータ、娘のために役立たてさせて貰いますよ・・・」
恍惚の表情をしているミスティに、エヴィアはそう言葉を投げかけた。