ピチャ、レロ、ピチャ  
宿の一室、ベッドに座るフェイトの股間にソフィアが顔を埋めている。  
「ソフィア、まずいよ」  
自分のモノをしゃぶられながらフェイトは困惑した様子で声を掛けた。  
「いいもん、誰も来ないし、それにフェイトだって気持ちいいんでしょ?」  
そう言いながらソフィアは更にフェイトのモノをしゃぶり続けた。  
「ソフィア、そろそろ、でそうだ…」  
溜息混じりの声でフェイトがいう。  
と、その時部屋のドアが思いっきり開かれ、一人の女が入ってきた。 
 
「フェイトから離れなさい、この泥棒ネコ!」  
フェイズガンを構えたマリアだ。  
その修羅のごとき怒りの形相にフェイトは青ざめる。  
一方のソフィアは  
「あ〜マリアさんのせいでフェイトのオ○ンチン、萎えちゃったよ〜」  
とこの状況を理解していないのではと思えるようなアッケラカンとした言葉である。  
「ソフィア、人がいない間にフェイトを寝取ろうなんて大胆なものね」  
ドアを閉めると銃を構えたままマリア二人の元に歩み寄った。  
「わたしもフェイトの事が好きなんです、エッチしちゃいけないんですか?」  
返すソフィアの言葉はどことなく冷淡さをにじませていた。  
「フェイトは私のモノよ。だから早く出ていって」  
マリアが更に歩を進めたとき、彼女をめまいが襲った。 
 
「な、どうして!?」  
困惑したままマリアはその場に倒れ込んだ。  
「クス、部屋の中に特別なしびれ薬をまいて置いたんです。わたしとフェイトは解毒剤を飲んでいるから平気ですけど、マリアさんは小一時間は動けなくなるかな?」  
そうソフィアは無邪気に笑ってみせた。  
そしてベッドがよく見える位置にマリアをもたれかけさせるとそのまま放置した。  
「さ、フェイト、続きをしましょ」  
ソフィアの言葉にフェイトは黙ってうなずくしかなかった。  
二人が以前から自分のことで争っていることはフェイトは知っていた。そして二人とも大事に思う余り、双方と肉体関係を持っていたのだ。  
拒めば何をされるか判らない。その恐怖がフェイトにはあった。だから目の前でマリアがいるという状況でもソフィアとの性交を拒否できなかった。  
 
「フェイト、わたしのオッパイ吸って」  
胸をはだけソフィアが懇願する。年齢のわりには均整の取れた大きな胸。それにフェイトはしゃぶりついた。  
「マリアさん、見えますか?フェイトったら美味しそうにわたしのオッパイしゃぶってますよ」  
勝ち誇ったように言い放つソフィア。二人の行為を見まいと目を背けようとしたマリアだったが自然と目がいってしまう。  
そして花弁から甘い蜜が止めどなく流れていた。  
「あ、フェイトのオチン○チン、また大きくなってる」  
ソフィアはフェイトの怒張を確認し嬉々とした声を上げる。  
「もう、我慢できないから本番行っちゃうよ?」  
そう言うとソフィアはパンティーを脱ぎフェイトの男性器を花弁にあてがうとゆっくりと体を沈めた。  
 
「ああ、いい、すごいよフェイト」  
腰を激しく振りながらいつもの純朴さとはかけ離れた嬌声を上げるソフィア。フェイトも無我夢中で腰を振る。  
一人部屋の片隅に置かれたマリアは激しい行為を見せつけられ体が疼く一方で何も出来ないという拷問に苦しんでいた。  
例え自慰行為であっても体の疼きを沈めたいのにそれすらできないのではまさに拷問以外のなにものでもない。  
「ソフィア、まずいよ。もう出ちゃいそうだ」  
「いいの、フェイト、中に出してあの女に見せつけてやりたいの!」  
勝ち誇り、さらに激しく腰を振る。  
「うっ」  
ついにフェイトは果て、熱い精液がソフィアの中に流し込まれていく。  
「熱い、フェイトのせーえき、すごく熱いよ…」  
フェイトの体の上でソフィアは恍惚とした表情をたたえいていた。  
 
行為が終わった後、ソフィアは服を整え、しかしパンティーははかずにマリアの側に歩み寄った。  
マリアのへたり込んだ床がさながらお漏らしでもしたかのように愛液で濡れていた。  
行為を見せつけられ上何も出来ない状態に追い込まれ体を襲う疼きにマリアは苦しんでいた。  
「早く自由になりたいですか?」  
見下すように言い放つソフィア。  
「この解毒剤があればすぐに楽になりますよ?」  
そう言って服のポケットから小さなカプセルを取りだした。  
マリアはそのカプセルを黙ったまま見つめた。  
「あげても良いですが、条件があります、わたしのオマ○コを綺麗にして下さい。舐めることぐらい出来るでしょ?」  
そういってソフィアは自らの花弁を開いてみせた。流し込まれたばかりの精液と彼女の愛液がどろりと流れ出した。  
強情を張れば更に苦しむことになる。マリアは従うしかなかった。  
「マリアさん、どうですか、フェイトのせーえきの味は?」  
マリアの顔にまたがり気持ちよさそうな声を上げるソフィア。フェイトの精液とソフィアの愛液が混ざった味、それはマリアにとって敗北の味以外の何物でもなかった。  
 
ソフィアが出ていくとすぐ解毒剤の効果でマリアは自由の身となった。  
そしてそのままフェイトの元に歩み寄る。  
「マリア…」  
自分を見つめるマリアに何も言えないフェイト。フェイトにとってはソフィアもマリアも大事な仲間であり守りたい女性である。  
そしてどちらか一方をフェイトが選ぶことが出来ないことをソフィアもマリアも理解していた。  
心の満たされない部分を強引とも思える奪い合いで埋め合わせしようとする二人の女。  
その二人を抱いてやることしかフェイトには出来なかった。  
「今度は私の番よ!」  
怒ったように言うとマリアはフェイトの萎えた性器にしゃぶりついた。  
二人の女と一人の男の宴はまだまだ続きそうである。  
終わり 

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