ディプロの船内、ネルはデッキから見える星々を眺めていた。  
その彼女の肩を叩く者、クオークのリーダー、マリアである。  
そして艶めかしい声でネルの耳元に囁く。  
「後で私の私室に来て」  
ネルは黙って頷いた。  
ディプロの船室はどれも同じ仕様になっている。リーダーであろうとそれは変わり無かった。  
「入るよ」  
そつなく声を掛けネルが部屋にはいるとマリアがコンソールをいじりドアをロックした。  
「良く来たわね」  
マリアが嘲笑混じりの声で言う。そして彼女をベッドに座らせると彼女に手錠をかけた。  
「ちょ、ちょっとマリア」  
「黙って。あなたは私のかわいい子猫。ペットがご主人様に逆らって良いと思っているの?」  
そして手錠にひもを通して天上から引っ張るようにする。ベッドの上で立て膝をつく形となったネル。これで彼女は体の動きを封じられてしまった。  
「あなたをかわいがる前に先日のことで色々と聞きたいのよね…」  
先日、ネルはマリアにクオッドスキャナーとシミュレーターの使い方を教わりたいと言ってきた。  
実はそれはフェイトのバーチャルキャラとのセックスをするためだったのだが現場をマリアに見られ、この件を秘密にする代わりにマリアのペットになることをネルは飲まざるを得なくなっていた。  
そして今日初めてマリアの部屋に呼ばれたのである。  
マリアは黙ってネルの下着をはぎ取った。そしてネルが凝視する中マリアはケースから何かを取りだした。金属の部品のようなそれは一点が獣の目のように怪しく光っていた。  
「これ、なんだか判る?」  
そういってマリアがその金属らしきものを液体の入ったビンに入れるとそれは突然変身を始めた。  
それはやがて虫のような姿となりビンの中でうごめき始めた。  
マリアがそれを拾い上げネルの足下に放り出すとそれはネルの膝から上へよじ登り出した。  
「ま、マリアなんなのこれ!?」  
怯えるネルに答えずマリアはフェイズガンを突きつけた。 
 
「『マリア』じゃなくて『ご主人様』でしょ?」  
マリアの声は笑っていたが目には怒りの表情を示していた。  
「安心して、ちょっとした拷問用の機械よ。痛くないから安心して。けど気持ちよすぎて気が変になっちゃうかもね」  
マリアがそういっているうちに不気味な機械はネルのお尻に到達すると彼女のアナルへの侵入を開始した。  
「な、何これ、ひいいぎい!」  
 
「どう、アナルを得体の知れないものがうごめく感覚は。今に癖になるわよ?」  
そう言うマリアの言葉通りネルの花弁からは愛液が滴り初めていた。  
「さて、さっそくだけどあなたなんでシミュレーターでフェイトとあんな事をしていたの?」  
「そ、それは…」  
「答えないつもり?それなら…」  
マリアが部屋のコンソールを叩く。それにあわせてネルの中の異物がネルに刺激を与える。  
「ひぃぃ、そ、それはあたしがフェイトの事が、好きで彼に無茶苦茶にされたいと思っていたから…」  
「それだけじゃないでしょ?」  
「そうです、あたしは男に無茶苦茶にされたいという願望を持ったいやらしい雌猫なんです!」  
「よく言えました」  
そしてマリアがまたコンソールを叩く。  
「ひい、こ、こんなの…!」  
ネルの体に電撃が走り力が抜ける。軽くイッテしまったようだ。そして異物はネルのアナルから這いだしてきてそのまま元の金属の塊に戻ってしまった。  
 
「かわいいネル」  
マリアはぐったりしたネルの顔を持ち上げ舌を絡ませたキスをする。そして手錠を外してやるとネルはベッドの上に崩れ落ちた。  
「あの機械を浸けた液、潤滑剤であると同時に媚薬でもあったのよね。おかげで結構効いたみたい」  
マリアは目の前の獲物を眺めながら恍惚とした顔を見せる。そして服を脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿になる。  
「ねぇネル、これ舐めて」  
マリアの声にネルが視線を上げる。目に映ったものを見てネルは目を丸くした。  
「な、何なのよ!?」  
マリアの股間に本来あるはずのない  
「オ○ンチン」  
があったのだ。  
「驚いた?アルティネイションの力を使えばこれくらい簡単よ」  
軽やかに言うマリアとは対象にネルは信じられない事態に困惑するばかりだった。  
「さっきの機械に媚薬が塗りつけてあったから体が疼いて仕方ないでしょ?鎮めて欲しかったら大人しく言うことを聞きなさい」  
体の疼きに耐えきれずネルは恐る恐るマリアのモノに舌を這わせた。  
 
ネルの口の中で徐々に怒張するマリアの男性器。  
「いいわ、ネル、その調子」  
うっとりとした声を出すマリア。ネルもやがてその気になってマリアのモノをしゃぶり続けた。  
「いいわ、そろそろ出そう。ネルきちんと飲んでね」  
マリアが身震いするとネルの口の中にマリアの性が流し込まれた。  
「うぐ、ごふ、ゲフゲフ…!」  
余りの精液の量に飲み込めずに漏らしてしまうネル。  
「いけない子猫ちゃんね、ご主人様のミルクをこぼしちゃうなんて」  
せせら笑うマリア。そしてそのままネルをベッドの上に放置した。  
一方のネルは体の疼きが収まらず自慰行為にふけようとした。だがその手をマリアに押さえ込まれてしまう。  
「お願い、マリ…ご主人様。体の疼きを鎮めさせてください」  
「ダメよ。ご主人様のミルクをこぼしちゃういけない子猫ちゃんにはお預けが必要よ」  
「そんな…」  
押し寄せる快楽の波にネルは気が狂わんばかりだった。  
「お願いです、ご主人様、これからはご主人様のくれるミルクをこぼしません。いつでも言うことを聞きます。だからこのいやらしい子猫をイかせて下さい」  
プライドをかなぐり捨てて涙目で懇願するネル。  
「いいわ、ネル。これからは言うことをきちんと聞くのよ」 
 
そしてマリアは自分のモノをネルに突き立てた。  
「ああ、いい!ご主人様、嬉しいです!」  
バックで突かれるネル。マリアの腰の動きにあわせて腰を振る。  
「いいわ、ネル。あなたの膣(なか)ぬるぬるして締め付けてきて、最高よ」  
ネルの名器ぶりに感嘆の声を上げるマリア。  
「ネル、そろそろ出そうだわ。今度こそご主人様のミルクをきちんと飲み干すのよ」  
「は、はい、ご主人様」  
そしてマリアがラストスパートに入る。  
「ネル、いくわよ」  
マリアが深く一突きすると中でマリアの性が弾けた。  
「ああ、ご主人様のミルク、あ、熱いぃぃ!!」  
そして二人同時に果てるのであった。  
「ねぇ、ネル」  
「なんです?」  
「あなた本当に良い娘ね」  
「…はい」  
ベッドの中で二人は熱いキスを交わすのであった。  
〜END〜 

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