各々が別行動で情報を集めている中、素早くやるべきことを終えた  
フェイト、マリア、クリフ、ミラージュの四人は疲れをとるためにペターニの温泉宿へときていた。  
 
一応男女別に2部屋とった四人は、まず温泉へと向かっていた。  
 
「なんで混浴じゃねーんだろな」  
他に客の居ない男湯でクリフがぼやく。  
フェイトとしてはマリアと二人だけで入るなら大歓迎なのだが  
他の客が一緒になる可能性があるのはちょっといやだったので軽く笑って答えた。  
「はは……なんでなんだろうね」  
 
露天風呂で二人がのんびりとしていると女湯の方からも声が聞こえてきた。  
どうやらあちらも露天風呂へとでてきたようだ。  
ゆっくりとクリフが立ち上がりタオルを腰へ巻いた。  
そして、そのまま女湯とのしきりになっている石壁の方へ歩いていく。  
「クリフ……?」  
「しーっ。黙ってろ。混浴じゃねぇんだからのぞくしかねぇだろ?」  
そういって、クリフは石に手をかけ少しずつ壁を上っていく。  
その素早い動きは鍛えられたものだろうか。  
フェイトも少し迷った後、クリフの後を追うように壁を上っていった。  
 
なんとか石を崩さずにのぼりきり、頭だけ少し出す。  
予想通り、そこにはマリアとミラージュがタオル一枚の姿で湯に足をつけていた。  
「なんで二人しかいねぇのにタオルまいてんだよ…」  
小声でクリフのつぶやくのが聞こえた。  
だが、タオル一枚といっても乾いたものではなく少しはぬれているものだ。  
その上からでも体のバランスはわかる。  
ミラージュには負けるかもしれないがマリアもでるところはでてひっこむところはひっこんでいる。  
その状態でも普段SEXの時は電気を消さなければならないフェイトにとっては  
明るい状態で見るマリアの身体は十分魅力的だった。  
しばらくみていると、二人が立ち上がった。  
湯に浸かるつもりなのだろう、さすがにタオルを湯の中に入れないのか前を開き始めた。  
白い光の中で見るマリアの肢体は美しかった。  
崩れずに綺麗な流線をえがき、張りがあり柔らかそうな胸と尻。  
遠目だがはっきりとわかるその身体をよくみようとした瞬間  
「馬鹿野郎っ」  
クリフが小声で文句を言う。  
フェイトの手足に余分な力が入ったのだろう。  
わずかに岩が崩れ、下へと落ちていった。  
その音はわずかでもミラージュが気づくには十分であった。  
素早く手に取った桶が問答無用でクリフの顔へと投げられた。  
ゴンッ  
見事頭に当てられたクリフは満足そうな顔をして湯へとおちていき、水柱をたてる。  
次はフェイトの番だ。  
桶を持ったマリアの腕が振り上げられる。  
少しでもマリアの身体を鮮明に見ようと見つめるフェイトの視界にその桶はまっすぐと飛んできた。  
ゴンッ  
こちらもいい音を立てて桶がぶつかる。  
フェイトもクリフと同じように満足そうな顔のまま湯へとおちていくのだった。  
 
 

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