「アルベルさーん。ちょっといいですか?」  
私がアルベルさんの部屋を訪ねたのは夕食後しばらくしてから。  
ゲームに夢中のフェイトに腹を立てて、キッチンにこもってお菓子を作っていたんだけれど、  
自分で食べると太るので誰かに押し付けることにした、理由はただそれだけ。  
「何だ阿呆。……ソフィアか」  
冬眠中のクマみたいにのっそりと顔を出したアルベルさんは、いつもどおりの  
うっとおしそうな口調だったけど、出会い頭に阿呆とかクソ虫とか言われるのにはもう慣れた。  
ただの挨拶で深い意味はないみたい。  
長い前髪の下から覗き込んで、不機嫌な顔じゃないことを確認して私は続けた。  
「お菓子作ったんですよ。試食をお願いしたいなと思いまして」  
「ほう」  
アルベルさんが少し顔をあげた。興味を持った証拠だ。  
「プリンです。アルベルさんって甘いものをよく食べてるからお好きなんじゃないかなと」  
まさか、プリンと言えば彼を思い出したから一番に訪ねてみたとは口に出せない。  
共食いさせてみたかったから、なんてもっと言えない。  
そんなことをしたらきっと、アルベルさんのガッツが尽きるまで殴られてしまう。  
 
「国じゃこういうのはあんまり食えねぇからなー」  
少し強引に部屋に入ったけれど、アルベルさんはちゃっかりスプーンを握って待っている。  
私が用意をしているところをじっと眺めているようで、ひょっとしたら  
内心は相当嬉しいのかな……なんて。  
ウォルターさんがアルベルさんのことを「小僧」と呼ぶ理由もなんとなくわかった気がして、  
思わず笑ってしまった。  
「何笑ってやがる」  
「いえ、何でもないです。なかなか食べられないって、寒いからサトウキビが育たないとか?  
 学校で習いましたよ」  
「いや、寒い地方では砂糖はサトウキビじゃなくて大根みたいな植物から作るんだ。  
 こっちは寒さにも強い」  
「へぇ、詳しいんですね」  
「部下の話を聞いてたら自然に覚えた。軍隊に入ればメシだけは食えるってんで  
 口減らしに入隊する奴も多いんだよ」  
 
何だか真面目な雰囲気になってしまって、出しづらくなってしまった。  
『冗談でこんなの作っちゃいましたー』と軽く出してみる予定だったのに。  
皿の上のプリンをぼんやりと眺めていると、  
「まだか? 腹減ったぞ」  
催促されたので、もうどうにでもなれ、と渋々お皿を差し出した。  
「お待たせしました。どうぞ」  
「ご苦労。……これは何だ?」  
予想通りアルベルさんは不思議そうな顔をしている。  
それもそのはず。  
多分、アルベルさんが予想したプリンとはかなり違うはずだから。  
「豆乳プリンです。おいしいですよ」  
 
大きさは、アルベルさんの手でもつかみきれるかどうかわからないぐらい。  
普通のプリンとは違って、豆乳の自然で滑らかなクリーム色。  
てっぺんはブドウを埋め込み、ほんのりとピンクに仕上げてみた。  
ソースは透明なガムシロップ。黒砂糖を切らしてたから。  
そして、それが2つ。  
 
「やたら大きいな。2つも食いきれるかどうか……」  
アルベルさんはスプーンを手にしたまま考え込んでいる。  
2つとも自分で食べる気なのがほほえましい。私もそのつもりだけど。  
 
「これはあるものをデザインしてみました。何に見えます?」  
いたずらっぽく聞いて見ると、  
「プリンにしか見えんぞ」  
確かにそうなんだけど……。  
きっとクリフさんなら気づいたに違いないけれど、これは私のおっぱいを  
かたどって作ったプリン。  
色あいも形も感触も、本物そっくりの自信作だ。  
これならゲームに夢中のフェイトも喜んで食べてくれる……といいなぁ。  
 
アルベルさんは手にしたスプーンの背で無造作にプリンを押した。  
透明な液体がかかった白っぽい大きな塊がぶるんと震えて……やだっ……これって……。  
「あ、あの、一気に食べちゃってください」  
一瞬頭に浮かんだ想像を振り払うようにして大きな声で促してみる。  
 
何でフェイトが相手にしてくれないからってこんなもの作っちゃったんだろう。  
よく考えたら、ゲーム中はこっちを見ようともしないんだから意味ないのに……。  
 
「残すのも悪いと思ってな」  
私の考えていることなんて全く知らずに、アルベルさんはスプーンでちょんちょんと  
私のおっぱい……じゃなくてプリンの先をつついている。  
アルベルさんの目の前で、しかもスプーンでいじられていると  
まるで自分がそうされているような気がして恥ずかしくて仕方がない。  
 
ちょっと冷静になろうとして目を閉じた。  
でもまぶたの裏に浮かんだのは、アルベルさんの前に裸で横たわる私。  
無防備なおっぱいに向かって、スプーンじゃなくてガントレットが徐々に近づいてくる。  
 
何とか現実に戻ろうと、目を開けた瞬間に飛び込んできた光景は――。  
まさにプリンを食べようとしたアルベルさんのスプーンに、プリンの乳首にあたる部分が  
ぐいっとねじまげられたところだった。  
目を開けているのにさっきの光景が頭の中に浮かぶ。  
アルベルさんの指が私の乳首を乱暴につまんで、私は痛いのに感じてしまう。  
アソコをべたべたにして、アルベルさんにすがりついて、そして私はこう言うのだ。  
「もっと……」  
 
「もっと?」  
何と口に出していたらしい。  
「あ、えええーえとあのその、もっとありますからどんどん召し上がってくださいねー!」  
 
慌ててごまかすと、不審そうな顔をしながらもアルベルさんは  
プリンを食べる作業に戻ってくれた。  
ほっと安心したけれど、火照った体がうずいて仕方がない。  
胸、触りたいな……。  
ちょっとだけならきっとばれない。アルベルさんはプリンを食べるのに夢中だから。  
腕組みをする振りをして、親指の腹で胸の先端をぎゅっと押してみた。  
 
「……っ!」  
声を押し殺せたのは奇跡に近かった。服の上からなのに、しびれるような快感が体を走った。  
フェイトに触られたときでもこんなに感じたことはなかったのに、  
どうなっちゃったんだろう、私。  
落ち着かないと……こんなので感じちゃったのがバレたら私……。  
でも胸がじんじんとうずいて止まらない。  
 
触りたい……でもバレたら……。  
バレなきゃ大丈夫! さっきだってうまくごまかせたじゃない。  
スカートの中に手を入れて、パンティの上からアソコをなぞってみると、そこはもう  
じっとりと湿って、重い布地が指にまとわり付くようだった。  
「んっ…ふぅ」  
声を押し殺しながらゆっくりと指を縦に動かす。  
やだ……気持ちよすぎる。  
 
「……なぁ」  
「は、はい!?」  
アルベルの声で我に返ると、目の前には不審そうな顔。  
「何でしょう……?」  
「プリン食ってる目の前でオナニーされても困るんだが」  
 
「あ…あはは……ばれちゃいましたか」  
「そんだけ堂々とやってりゃ嫌でも目に付くだろーが」  
それって、嫌でも目に付くぐらい熱中してたってことだよね……。  
恥ずかしさで死にそう……いや、この感じは違う。  
もしかして私、見られて嬉しいの……?  
私がオナニーしてることに気づいてもらって喜んでる……?  
 
「そういうことは一人でやるもんだろーが。大体テメェにはフェイトだっているだろ」  
いつの間にか、アルベルさんは2つのプリンを平らげていた。すごい胃だ。  
これであの体重だなんて心底うらやましい。  
「つーか欲求不満そうなツラしやがって、プリンなんて作ってる場合じゃねぇだろ」  
「わかります?」  
「当然だ」  
「じゃあ、私がこっちのプリンも食べてもらいたがってるってこともわかりますよね」  
そこまでバレてるならもういいや。開き直った私はチョーカーを外して床に落とした。  
さらに上着の前を外し、キャミソールをまくりあげ、ブラのフロントホックを押すと、  
パチンという軽い音と一緒に、中から二つのふくらみが飛び出した。  
自分で言うのもなんだけど自慢のバスト。  
これだけの大きさで形よく維持するのに、毎日努力していることなんて誰も知らない。  
 
「どうぞ召し上がれ」  
胸を突き出すように立つと、片肘を付き、スプーンを咥えたままのアルベルさんは  
一瞬戸惑ったようだけど、すぐにニヤリと笑って私の肩をぐいっと下に向けて押した  
。勢いで私はひざまずく格好になってしまう。  
「まずはソースをかけないとな」  
意味を理解した私はニヤニヤと笑うアルベルさんの下着に手をかけた。大きい……のかな?  
フェイトのに比べて……どうなんだろう。  
フェイトとの時はほとんどフェイトにまかせっきりだからわからない。  
 
飛び出したペニスを、恐る恐る胸に挟んでみる。  
こうするのは知ってるけれど、次はどうするんだっけ?  
戸惑っていると、私の手の上にアルベルさんの手が重ねられて動き方を教えてくれた。  
「何でオナニーなんてしてたんだ?」  
エッチなことをしてるなんて全く感じさせない声でアルベルさんが言う。  
「フェイトがゲームばかりしてて相手してくれないんですよ」  
「その胸使えよ。それで落ちない男なんていねーだろ」  
アルベルさん……世の中には小さい胸が好きだという変わった人もいるんです……。  
 
だんだん動き方がわかってきたので大胆に動いてみると、アルベルさんは目を細めて  
私を見ていた。一見無表情だけど、時折喉を鳴らすので感じているみたい。  
「アルベルさん、さっき言ったこと本当ですか? 落ちない男性はいない、って」  
「ああ」  
「じゃあ、証拠を見せてくださいね」  
ぎゅっと挟んで前後に揺すると、短い唸り声と一緒にペニスの先から勢いよく液が飛び出した。  
白い液体は私の顔と胸を汚して、手にも少しかかった。  
胸の谷間にたまったそれを、指ですくってなめてみる。  
フェイト以外とエッチしたことなんてないのに、私ってばすごいことをしてる……。  
「これで納得したか?」  
「はい!」  
液を自分で胸に塗り広げてみると、ますますエッチな気分が高まってきた。  
ペニスを裏からしごいて残りを余さず舐め取ってもまだ足りない。  
 
もの欲しそうにこっちを見るアルベルさんの手を引いて、私はベッドに横になった。  
「お代わりもどうぞ。スプーンを入れるのはここ……です」  
片足を胸に抱え、濡れそぼったアソコがよく見えるように指で広げた。  
 
「お残しはナシですよ。全部食べてくださいね」  
「ああ」  
 
私のことを見てくれるのがこんなに嬉しいなんて。  
 
夜明け頃になって私はアルベルさんの部屋を出た。  
私より早くアルベルさんのほうがダウンしてしまったので、ありがとうの  
キスだけして出てきた。  
いろいろ教えてもらったから、またプリンぐらい差し入れてあげようかな。  
 
さて、次にするべきことといえば……。  
「フェイト、今から行くよ」  
さっきやったようにおっぱいをいじってみる。  
口の中で舌を動かし、アルベルのものを含んだ時の動きを再現して確認する。  
準備は万端。戦闘開始。  
「ゲームより私のほうがいいってこと、教えてあげるからね……」 

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