「それ、本当に母さんやおばさん達なのかい?」
「うん、まだはっきりしたわけじゃないけど、その可能性は高いと思うの。だから、希望を持っていいと思うよ。」
ここは銀河連邦最新鋭戦闘艦アクアエリーの、ソフィアに割り当てられた一室。
ムーンベースで父、ロキシの残したデータから驚愕の事実を突きつけられた僕らは、大きなショックを受けながらも、ひとまずこの船に戻ってきた。
一同解散した後、ソフィアの様子が気になった僕は彼女を訪ねたのだった。そこで何かを調べていた彼女に尋ねると、なんと行方不明になっている母リョウコと、ソフィアの両親が無事かもしれないと言うのだ。
「そうか。なら、みんな済んだらクラトスに行かなきゃな」
「うん!」
思ったよりも元気そうだった彼女を見て、少し安心した僕はそのまま、部屋の出口の方に足を進めようとした。その時・・・
ガクン 「わっ!?」
後ろから腰を引っ張られ、僕は危うく倒れそうになった。後ろを振り向くと、ソフィアが左手で僕のベルトを握っていた。
「な、何だよソフィア・・・。そんなトコ握らなくても、用があるなら呼び止めてくれたらいいのに・・・」
しかしソフィアから返事は無く、ベルトも握ったまま放してくれなかった。
「・・・・・・ソフィア?」
ソフィアは俯いていて、垂れ下がった髪で顔は見えなかった。やはり様子がおかしい。さっきまではいつも通りだったのに・・・。
「・・・フェイト・・・私・・・怖い・・・」
「・・・ソフィア・・・?」
弱々しい声でそう呟いたソフィアの肩は、小刻みに震えていた。
「・・・どうして・・・どうして、私達、なのかな・・・どうして私達が、こんな目に遭わなくちゃならないのかな・・・やっぱり・・・解からないよ・・・・・・」
「・・・・・・」
ソフィアは立ち上がって、そのまま僕の胸に顔を埋めた。
「ソ、ソフィア!?」
「・・・私、色々考えたよ・・・ロキシおじさんの話も・・・受け入れようって、思った・・・けど・・・けどやっぱり怖いの。私・・・」
ソフィアは顔を上げて僕を見た。その眼は涙で潤んでいた。
自分の鼓動が速くなったのが分かった。
「・・・フェイト・・・お願いがあるの・・・」
「え、な、何?」
「私を・・・抱いて・・・」
「な、いきなり何言うんだよ!?そんなこと出来るわけ「ダメなの!!」
「・・・・・・」
「・・・ダメなの・・・もう私、自分が、怖くて・・・私の中に、私の知らない力があって、私、自分が自分で無くなってくみたいで、忘れようとしたけど、出来なかった・・・」
「ソフィア」
「分かってる!・・・分かってる、忘れたりしちゃダメだって・・・でももうダメなの耐えられないの!・・・・・・お願いだよフェイトぉ、忘れさせてよぉ、このままじゃ・・・このままじゃ私ダメに・・・」
・・・・・・初めて触れたソフィアの唇は柔らかかった。
「・・・フェイ、ト・・・」
「ソフィア・・・」
「フェイトぉッ!!」
「・・・・・・あっ、フェイト、そこ、あんっ、だめ」
「どう、気持ちいい?」
「うん、気持ち、いい・・・」
「ソフィアってホントにエッチだね・・・まだ胸しか弄ってないのに、ここはもうこんなに濡れてるよ」
「や、そんな事、言わないで・・・・・・ひゃあっ!?」
「へえ、足舐めただけで感じるんだ・・・もうこれじゃあ淫乱、だね」
「やぁ・・・でも、気持ちいいの、フェイトの舐めるトコ、みんな感じちゃうのぉ」
「それじゃぁ、遠慮無く舐めまくってあげるよ」
「え?あっ、ひゃ、あぁん!」
胸、うなじ、耳、指、腿、臍、手、肩・・・・僕はソフィアの体中を舐めた。その度に彼女は、艶かしい喘ぎ声をあげ、そしていつしか彼女の秘部の周りのシーツには、愛液のしみが広がっていた。
「もうそろそろかな・・・」
「フェイトぉ!」
「わっ!?」
ソフィアはいきなり身を起こし、そのまま僕のモノをくわえ込んだ。
「え、うわっ、くっ(な、う、上手い!?)」
「んっ、んむっ、んっんっんっ」
「くっ、う、上手いじゃないかソフィア、はっ、いつ、練習してたん、うっ、だい?」
「ぷはぁっ!毎日してたのぉ、フェイトの事考えて、私、毎日練習してたのぉ」
「(うっ、か、可愛いっ)・・・そう、ソフィアは本当に淫乱なんだね・・・じゃあもっと気持ち良くしてあげるよ」
「え、あ、いやっ、んあぁっ」
僕はソフィアの腰を掴み、そのまま秘部に顔を埋める。
「あぁっ、ふぁっ、はむっ、んっ、んっ」
ソフィアも再び僕のモノを口に含む。
(うわ、ホントに上手いっ、ソフィア実は初めてじゃないんじゃないか?このままじゃ先に出ちゃいそうだっ)
「くっ、なら、これで・・・」
「んっ、んっ、んぱっ!?や、んぁぁああっ!!」
僕は愛液で湿らせた人差し指を、彼女のアヌスに差込み、秘部を弄り続けながら指を前後に動かした。
「んぁんっ、フェイ、ずるひよぉ、ひゃぁあっ!!」
「ソフィア、初めてなのにお尻の穴で感じるんだ?」
「あんっ、だって、いやっ、あっ、イイの、お尻が気持ちいいのぉっ!!」
「もうイきそうかい?じゃぁ、これでイっちゃいなっ!」
僕はソフィアのクリトリスを強く摘まんだ。
「あっ、ダメッ、イクウゥッッ!!」
ソフィアは体を仰け反らせ、絶頂を迎えた。と同時に、彼女の秘部が潮を吹いた。
「うわわっ!」
僕の顔が潮にまみれた。その匂いで、僕のモノが更に大きくなった。
(うっ、い、痛いくらいだ・・・)
「フェイトぉ、もう我慢できないよぉ、フェイトの大きいの頂戴よぉ」
見ると、ソフィアが腰を突き出しながら懇願していた。
(うっ、抑えろ、抑えるんだフェイト!あぁ、でも入れたいっ!!)
「・・・そうだね、でも、お尻で感じるような悪い子には、お仕置きが必要だねっ!」
「え?あっ、そこは違っ、痛あぁっ!!」
僕は堪えきれずに、ソフィアのアヌスに挿入した。
「やっ、痛いよフェイトっ!」
「(く、きついっ)さっき、感じてたん、だから、大丈夫、さ、ほら、もう、締まって、きたぞ」
「あっ、何で、初めてなのにっ、んぁっ、ひゃっ」
「さっきから、言ってる、だろ?ソフィアは、淫乱、なんだよっ」
「あんっ、私、淫乱、あんっ、違う、もん、んはぁっ!」
「ソフィアは、お尻で、感じる、イヤラシイ、娘、なのさ」
「あぁっ、スゴイ、ゾクゾクするぅ、んぁっ」
「うっ、もう、出そうだっ」
「フェイトぉ、そのまま、あんっ、出してぇ!フェイトの熱いの、頂戴ぃっ!!」
「えっ!?だっ、それはっ」
「フェイトを、んはぁっ、感じさせてぇっ!!」
「くっ、もう、出すよっ」
「頂戴ぃっ!私も、イクゥゥッ!!」
「く、ああぁぁっ!!」「んああああぁぁぁっ!!」
「ソフィア・・・大丈夫?」
「うん・・・大丈夫・・・ちょっと、お尻が痛いけど・・・」
「う、ゴ、ゴメン・・・」
「うんん、いいの・・・ありがとう・・・」
「・・・ね、フェイト・・・・・・あの、どうして・・・えと・・・前、に、入れてくれなかったの?」
「え、それはだって、ソフィア、初めてだったんだろ?」
「それは・・・でも私フェイトならよかった・・・あ、えと、よかった、のに・・・」
「・・・ソフィアの初めてを、こんな風に無くしたくなかったから・・・」
「え・・・?」
「あ、いや、えっとその・・・」
「・・・ありがと・・・私、フェイトのそんな優しいところが、好きだよ・・・」
「ソフィア・・・(初めてなのにお尻に入れるのって、優しいって言うのかな・・・)」
「フェイトのおかげで、私、何とか頑張れそう・・・」
「ソフィア・・・」
「さっきもね、何かしてなくちゃ、いられなかったの。忘れたかったから。だから、色々調べてたんだけど・・・安心したら・・・急に、怖くなっちゃって・・・」
「大丈夫、僕が付いてる・・・」
「・・・私・・・フェイトの事が、好き・・・」
「・・・僕もだよ・・・」
「・・・ね、もう一度キス、してもいい?」
「ああ・・・」
そうして僕らは、一夜を過ごした。
後に、ヴィスコム提督の呼びかけで部屋を出た所を、マリアに見つかって白い目で見られたとか、廊下にいた女性兵士に「若いっていいわね」と言われたとか、そんな事が、あったような無かったような。